八甲田山【酸ヶ湯-大岳-毛無岱-酸ヶ湯】
- GPS
- 03:01
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 708m
- 下り
- 708m
コースタイム
- 山行
- 2:56
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 3:01
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
AKUクレスタ
|
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感想
東北山行2日目の2座目(トータルでは4座目)は八甲田山です。
酸ヶ湯の駐車場に車を停めて、酸ヶ湯温泉に浸かって、温泉を堪能してから登山という贅沢です。(温泉の日帰り入浴が15時までだったので、先に温泉をいただきました。)
駐車場からすぐのところに登山口があり、そこからまずは仙人岱を目指します。
岱とは、もともと「大きな山」という意味だそうです。
仙人岱までは沢沿いの道を登って行きますが、地面がぬかるんでいて、ところどころに水たまりがあったりと、歩きにくいルートになっています。
途中で、硫化水素の噴気帯を横切り、仙人岱に到着しました。
仙人岱から大岳へは、ほぼ直登で、成層火山の典型の登山になります。
溶岩の固まった石が多くあるざらざらした登山道をジグザクさせながら、登山道は頂上を目指します。
途中から雲の中に入ったため、視界はほとんどなく、淡々と歩を進め、高度を稼ぐことになりました。
勾配がどんどん強くなっていき、頑張って登っている感じがよく出てきました(笑)。
大岳の頂上は火口の西側に平らな部分が広がっているところでしたが、火口はもちろん、火口壁もまったく見ることができませんでした。
頂上でしばらく待っていると、雲が薄くなって、岩木山や弘前や青森の市街地も見え、一瞬ですが、陸奥湾も見ることができました。
大岳の頂上を後にして大岳鞍部避難小屋に向けて下って行きました。
避難小屋まで下り、毛無岱に向かいます。
すぐに上毛無岱に入り、湿原の中の木道歩きが始まります。
尾瀬とは異なり、傾斜した湿地帯で、典型的な溶断台地の形状をしていました。
圧巻だったので、上毛無岱から下毛無岱に向かう、段差の上部からの下毛無岱の景色でした。
いきなり台地が下がり、眼下に湿地が広がった地形はとてもダイナミックで、紅葉でところどころに赤や黄色の木々があるのも、感動を後押ししてくれました。
上毛無岱から下毛無岱の高低差は直登の木段がつないでいて、大岳方面からは下りだからよかったのですが、反対から来た場合は、これを登るのはかなり心が折れそうでした。
下毛無岱に下りてから振り返って見ると、上毛無岱の端の斜面地がまるでパッチワークのように、赤、黄、緑と彩りを見せていました。
下毛無岱では周辺の紅葉を楽しみながら歩を進め、酸ヶ湯に下山しました。
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