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Yamareco

記録ID: 2644748
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無雪期ピークハント/縦走
東海

(岐阜) 秋の能郷白山(温見峠ルート)

2020年10月13日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:12
距離
5.6km
登り
629m
下り
624m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:15
休憩
0:54
合計
4:09
10:43
84
12:07
12:21
37
12:58
13:15
2
13:17
13:39
3
13:42
13:42
27
14:09
14:10
41
14:51
14:51
1
14:52
ゴール地点
天候 曇り ときどき晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
岐阜市内から国道157号で温見峠(ぬくみとうげ)まで。国道157号は、最後の集落(峠まで約15km付近)から先は、一車線で離合場所が少ない。また、ガードレールが無いところが多く、運転には充分注意。
なお、ガイドブックでは悪路と書いてある、温見峠手前5km付近から温見峠までは、近年、道路改良工事がされたらしく、道幅はやや広くなり、ガードレールも多い。

なお温見峠は、路肩に10台ほど停められる。簡易WCあり。
コース状況/
危険箇所等
良く整備されている。急登部には補助ロープあり。道標も所々にある。
国道157号を温見峠へと向かう。途中、目指す能郷白山の山頂部が望めた。
2020年10月13日 10:08撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
10/13 10:08
国道157号を温見峠へと向かう。途中、目指す能郷白山の山頂部が望めた。
国道157号は、最終集落から後は道幅が狭く、かつガードレールも無くてポールだけのところが多く、慎重に進む。
2020年10月13日 10:09撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/13 10:09
国道157号は、最終集落から後は道幅が狭く、かつガードレールも無くてポールだけのところが多く、慎重に進む。
温見峠(ぬくみとうげ)にようやく到着。やや道幅が広くなっており、すでに10台ほどの車が路肩に停まっていた。
2020年10月13日 10:39撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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10/13 10:39
温見峠(ぬくみとうげ)にようやく到着。やや道幅が広くなっており、すでに10台ほどの車が路肩に停まっていた。
温見峠からの登山道は、標識もしっかりついていた。
2020年10月13日 10:40撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/13 10:40
温見峠からの登山道は、標識もしっかりついていた。
登り始めると、ブナの森が続く。ブナの並木道。
2020年10月13日 10:45撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/13 10:45
登り始めると、ブナの森が続く。ブナの並木道。
根元が曲がったブナやダケカンバを見ると、この一帯の冬場の豪雪が良くわかる。
2020年10月13日 10:45撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/13 10:45
根元が曲がったブナやダケカンバを見ると、この一帯の冬場の豪雪が良くわかる。
(最近、岩石や地質に興味があるので)石ころを写してみた。「シームレス地質図」で確認すると、能郷白山は、花崗岩の仲間の「花崗閃緑岩、トーナライト」で出来ているようだ。花崗岩類にしては白っぽい感じ。
2020年10月13日 10:55撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/13 10:55
(最近、岩石や地質に興味があるので)石ころを写してみた。「シームレス地質図」で確認すると、能郷白山は、花崗岩の仲間の「花崗閃緑岩、トーナライト」で出来ているようだ。花崗岩類にしては白っぽい感じ。
所々、ブナの巨木も生えている。樹齢はいくらくらいだろうか?
2020年10月13日 11:20撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/13 11:20
所々、ブナの巨木も生えている。樹齢はいくらくらいだろうか?
この温見峠からのルートはかなりの急登が続く。急な部分(計3か所)には写真のように、ロープが設置してあった。
2020年10月13日 11:21撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/13 11:21
この温見峠からのルートはかなりの急登が続く。急な部分(計3か所)には写真のように、ロープが設置してあった。
この日は雲が多くてパッとしない天気だったが、時折り晴れ間が見えた。登山道周辺の紅葉は、まだ始まったばかりのようだ。
2020年10月13日 11:45撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/13 11:45
この日は雲が多くてパッとしない天気だったが、時折り晴れ間が見えた。登山道周辺の紅葉は、まだ始まったばかりのようだ。
雲間から青空と日差しが出てくると、途端に景色が生気を帯びてくる。
2020年10月13日 11:43撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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10/13 11:43
雲間から青空と日差しが出てくると、途端に景色が生気を帯びてくる。
標高1942mの丸いピークにようやく到着。表示には「コロンブスピーク」と書いてある。
2020年10月13日 12:19撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/13 12:19
標高1942mの丸いピークにようやく到着。表示には「コロンブスピーク」と書いてある。
「コロンブスピーク」からは、笹原が続く緩やかな尾根になっている。稜線はどんよりした雲が垂れ込めている。先を急ごう。
2020年10月13日 12:05撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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10/13 12:05
「コロンブスピーク」からは、笹原が続く緩やかな尾根になっている。稜線はどんよりした雲が垂れ込めている。先を急ごう。
パラパラと見かける紅葉の木々を写す。上空は曇っていて日差しが無いので、紅葉も鮮やかさに欠けるのは残念。
2020年10月13日 12:26撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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10/13 12:26
パラパラと見かける紅葉の木々を写す。上空は曇っていて日差しが無いので、紅葉も鮮やかさに欠けるのは残念。
途中、地元の人たち(森林組合)が、登山道の笹刈りをやってくれていた。ありがたし。
2020年10月13日 12:35撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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10/13 12:35
途中、地元の人たち(森林組合)が、登山道の笹刈りをやってくれていた。ありがたし。
紅葉し始めた山の斜面を写してみる
2020年10月13日 12:45撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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10/13 12:45
紅葉し始めた山の斜面を写してみる
日差しがあると、鮮やかなオレンジ色のはずなんだけど、、
2020年10月13日 12:54撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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10/13 12:54
日差しがあると、鮮やかなオレンジ色のはずなんだけど、、
紅葉の木々を前景に、コロンブスピークを振り返る。
2020年10月13日 12:58撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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10/13 12:58
紅葉の木々を前景に、コロンブスピークを振り返る。
登山口から2時間強で、能郷白山の三角点ピークに到着。小広くなっていて標識あり。天気が良ければ展望が楽しめるはずだけど、この日は展望なし。
2020年10月13日 12:59撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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10/13 12:59
登山口から2時間強で、能郷白山の三角点ピークに到着。小広くなっていて標識あり。天気が良ければ展望が楽しめるはずだけど、この日は展望なし。
三角点ピークから西へ約10分ほど歩くと、白山神社の祠があるピークに到着。ここには地元の登山者がいた。ちょうど雲が切れて展望も良くなってきた。
2020年10月13日 13:17撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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10/13 13:17
三角点ピークから西へ約10分ほど歩くと、白山神社の祠があるピークに到着。ここには地元の登山者がいた。ちょうど雲が切れて展望も良くなってきた。
白山神社ピークからの展望。北側(福井県側)は雲に覆われているが、南側はこのように、展望が開けていた。
2020年10月13日 13:17撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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10/13 13:17
白山神社ピークからの展望。北側(福井県側)は雲に覆われているが、南側はこのように、展望が開けていた。
山頂から眼下の谷を望む。山腹の紅葉はまだこれからといったところかな。
2020年10月13日 13:38撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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10/13 13:38
山頂から眼下の谷を望む。山腹の紅葉はまだこれからといったところかな。
ちょっと、もやっているが、南側の能郷谷を望む。
2020年10月13日 13:17撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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10/13 13:17
ちょっと、もやっているが、南側の能郷谷を望む。
山頂から西へと続く笹原の稜線。見た目は気持ちの良い稜線だが、山頂にいたパーティによると、背丈ほどの笹やぶで、ふみ跡もなく、途中で引き返してきたとのこと。
2020年10月13日 13:19撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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10/13 13:19
山頂から西へと続く笹原の稜線。見た目は気持ちの良い稜線だが、山頂にいたパーティによると、背丈ほどの笹やぶで、ふみ跡もなく、途中で引き返してきたとのこと。
帰路、登山道のまんなかに、ケモノの糞が転がっていた。一見、木の実かと思った。熊でもうさぎでもない、カモシカだろうか?
2020年10月13日 13:51撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/13 13:51
帰路、登山道のまんなかに、ケモノの糞が転がっていた。一見、木の実かと思った。熊でもうさぎでもない、カモシカだろうか?
これは、ガイドブックには「断層跡」と書いてある谷。
2020年10月13日 13:56撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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10/13 13:56
これは、ガイドブックには「断層跡」と書いてある谷。
往路と同じ道をたどる。ダケカンバやブナの森は気持ちが良い。道もよく整備されていて歩きやすい。
2020年10月13日 14:42撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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10/13 14:42
往路と同じ道をたどる。ダケカンバやブナの森は気持ちが良い。道もよく整備されていて歩きやすい。
温見峠登山口に到着後、車で157号を下る。途中、サルの群れを数回、見かけた(写真ではガードレールの下に2匹)。
2020年10月13日 15:28撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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10/13 15:28
温見峠登山口に到着後、車で157号を下る。途中、サルの群れを数回、見かけた(写真ではガードレールの下に2匹)。
(おまけ)帰路、有名な「根尾谷断層」跡に立ち寄った。標高差5m程度の断層崖が残されていた。
2020年10月13日 16:08撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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10/13 16:08
(おまけ)帰路、有名な「根尾谷断層」跡に立ち寄った。標高差5m程度の断層崖が残されていた。
撮影機器:

感想

※ 今年も早や10月か。紅葉が始まっているであろう、信州や新潟辺りの山へと遠征してみたい、と想う。 
 ・・が、この週の天気予報は、東日本はほとんどぐずつき模様。ただ東海地方はまずまずの天気のようだ。
 ・・ということで、前から少し気になっていた奥美濃の山などを登ってみようと思い、岐阜市を起点にした山旅を計画した。

・前日は四国から岐阜市までの移動日。岐阜市内のビジネスホテル泊。

・この日は、当日朝の天気予報では東海地方全般、まずまずの天気と言っていたが、弱い冬型になっているらしく、ホテルの窓から望むと奥美濃の山並みは雲がありそう。だが、まずは能郷白山に行くことにした。

・ガイドブック(文県登山ガイド・岐阜県の山)によると、古くからの能郷谷からのルートは結構な難路らしいので、温見峠(ぬくみとうげ)ルートを選び、国道157号を温見峠へと向かう。最終集落から先は、これが100番台の国道か?と思うほどの狭い道で、かつ谷側にガードレールが無いところが多くて、慎重に車を走らせた。数回、対向車と離合したが、なかなか大変。

・温見峠は、思ったより整備されていた。路肩も広くなっていて、既に10台ほどの車が止まっている。さてと、上空は雲が多いが、出発しよう。

・ここからのルート、思いのほかよく整備されていた。標識もあるし、急坂には太いロープも垂らしてあり、急登ではあるが歩きやすい。また登山道の周りはブナを中心とした自然林で、まだ紅葉には早いが、気持ちの良い山道だ。

・標高差 約500mの急登を登りきると、通称「コロンブスピーク」と呼ばれる、丸っこいピークに到着。残念ながらこの時は雲が多くて、展望はなかった。

・ここからは緩やかな稜線で、かつ高木は少なくなり笹原が広がっている。
所々の紅葉した木々の写真を撮りながら進む。日差しがあると鮮やかな紅葉だろうになぁ..と思うが仕方ない。
笹が多い稜線だが、途中で笹刈りをしている2人と出会った。地元の森林組合の人たち。ありがたいことです。

・なだらかな稜線を行くと、ひょっこりと能郷白山の頂上(三角点ピーク)に到着した。ここは小広くなっており、天気が良ければ展望も良さそうだが、この時はあいにく、雲が低くて展望なし。

・さらに西へと進み、白山神社の祠があるピークへ。ここにはちょうど、地元の登山パーティがいて、いろいろと話しを交わした。そうこうしているうちに視界も開けてきて、岐阜県側はまずまずの展望。福井県側は冬型で雲が湧いており、本来なら見えるはずの(昔に登った)荒島岳は見えなかった。

・帰路は同じ道を戻る。途中、ケモノの糞が道に落ちていたが、熊とも思えないし、ウサギでもない。笹刈りしていた人達に聞いても知らないな、とのこと。カモシカかも知れない。
まあ最近は、どの山にも生き物が増えているようで、それはそれで良いが、熊対策をしてこなかったことに今頃になって気づいたのは、ちょっと抜けていた。


ーーーー
・今回の能郷白山は、ちょっと天気がイマイチではあったが、気持ちの良いブナの森を歩き、頂上からの展望もあり、まずまず良い山歩きができた。

(帰りは道すがら、有名な「根尾谷断層」跡を見学してから、岐阜市へ戻った)


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