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Yamareco

記録ID: 265492
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大台ケ原・大杉谷・高見山

晩秋の大台ケ原から大杉谷へ

1985年11月02日(土) ~ 1985年11月04日(月)
 - 拍手
GPS
49:10
距離
22.9km
登り
544m
下り
1,826m

コースタイム

11/2;12:50大台ケ原駐車場−(大台ケ原散策、大蛇瑤覆鼻法14:40大台ケ原(小屋泊)
11/3;9:40大台ケ原発−10:10-50日出が岳山頂−12:10-13:30堂小屋−14:10堂滝−16:20桃の木山の家(泊)
11/4;(時刻の記録なく、通過時刻不明)桃の木山の家発−ニコニコ滝、千尋滝、−林道出合−(午後)船着き場着
天候 11/2 霧、ときどき小雪
11/3 晴れ
11/4 曇り時々晴れ
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
[行き]四国(新居浜)−(夜行フェリー)−大阪ー(近鉄電車)−大和上市ー(バス)−大台ケ原
[帰り]大杉谷船着き場ー(小型ボート)−(バス)−松坂ー(近鉄電車)−大阪ー(夜行フェリー)−四国(新居浜)
コース状況/
危険箇所等
(この当時は)大杉谷のハイキングルートはよく整備されており、歩きやすかった。
11/2 大台ケ原に着くと、霧に覆われていた。とりあえず大台ケ原の中を散策する。すでに木々は葉を落としており、初冬の雰囲気だった
2012年12月09日 14:59撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
12/9 14:59
11/2 大台ケ原に着くと、霧に覆われていた。とりあえず大台ケ原の中を散策する。すでに木々は葉を落としており、初冬の雰囲気だった
今回、初日に泊った「大台山の家」は、なんだか崩れかけのバラックのようで、さすがにそのぼろさにびっくりした
2012年12月09日 15:00撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
12/9 15:00
今回、初日に泊った「大台山の家」は、なんだか崩れかけのバラックのようで、さすがにそのぼろさにびっくりした
「大台山の家」の中にて、寒い室内だが、トランプなどをして楽しんだ
2012年12月09日 15:00撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
12/9 15:00
「大台山の家」の中にて、寒い室内だが、トランプなどをして楽しんだ
宿泊した「大台山の家」から望む、朝の大峰山脈。今日は上天気で大峰山脈もモルゲンロートに薄く染まっていた
2012年12月09日 14:59撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
12/9 14:59
宿泊した「大台山の家」から望む、朝の大峰山脈。今日は上天気で大峰山脈もモルゲンロートに薄く染まっていた
11/3 日の出岳山頂から望む、太平洋から登る朝日(早起きして朝日を見に行ったメンバーの写真)
2012年12月09日 15:00撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
12/9 15:00
11/3 日の出岳山頂から望む、太平洋から登る朝日(早起きして朝日を見に行ったメンバーの写真)
日の出岳へと向かう冬枯れの道
2012年12月09日 14:59撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
12/9 14:59
日の出岳へと向かう冬枯れの道
大台ケ原での一コマ、青空をバックに枯れ木がポツリと立っていた
2012年12月09日 14:59撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
12/9 14:59
大台ケ原での一コマ、青空をバックに枯れ木がポツリと立っていた
日の出岳の頂上からは、まじかに太平洋が望めた
2012年12月09日 14:59撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
12/9 14:59
日の出岳の頂上からは、まじかに太平洋が望めた
日の出岳の山頂から望む、大峰山脈方面、今日は秋らしい青空が広がり、いい気分だ
2012年12月09日 14:59撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
12/9 14:59
日の出岳の山頂から望む、大峰山脈方面、今日は秋らしい青空が広がり、いい気分だ
(日の出岳山頂か?)、今回のメンバー全員で記念撮影
2012年12月09日 15:00撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
12/9 15:00
(日の出岳山頂か?)、今回のメンバー全員で記念撮影
日の出岳から大杉谷へと一気に下降する。途中にはちらほらと黄葉も見られた。(堂倉坂付近にて)
2012年12月09日 15:00撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
12/9 15:00
日の出岳から大杉谷へと一気に下降する。途中にはちらほらと黄葉も見られた。(堂倉坂付近にて)
堂倉坂を下るにつれ、黄葉が増えて秋山らしくなってきた
2012年12月09日 14:59撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
12/9 14:59
堂倉坂を下るにつれ、黄葉が増えて秋山らしくなってきた
堂倉坂付近でみる滝(無名滝?)と、日差しを浴びて美しい黄葉の風景
2012年12月09日 14:59撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
12/9 14:59
堂倉坂付近でみる滝(無名滝?)と、日差しを浴びて美しい黄葉の風景
(同じく)滝と黄葉のコントラストを構図を変えて写してみる
2012年12月09日 14:59撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
12/9 14:59
(同じく)滝と黄葉のコントラストを構図を変えて写してみる
最初の滝、堂倉滝にて一休みをする
2012年12月09日 14:59撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
12/9 14:59
最初の滝、堂倉滝にて一休みをする
大杉谷も上流部は、黒部渓谷のように岩を削ったトラバース道が続く。連休なので人が多く、行列状態
2012年12月09日 14:59撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
1
12/9 14:59
大杉谷も上流部は、黒部渓谷のように岩を削ったトラバース道が続く。連休なので人が多く、行列状態
紅葉もちらほらとあり、まずまずの眺めの大杉谷
2012年12月09日 14:59撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
12/9 14:59
紅葉もちらほらとあり、まずまずの眺めの大杉谷
七ツ釜の滝
2012年12月09日 14:59撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
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七ツ釜の滝
光滝、流量が多い
2012年12月09日 14:59撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
12/9 14:59
光滝、流量が多い
大杉谷のV字渓谷を行く。標高が低い割に谷は険しい
2012年12月09日 15:00撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
12/9 15:00
大杉谷のV字渓谷を行く。標高が低い割に谷は険しい
2日目に留まった、「桃の木山の家」の全景
2012年12月09日 15:00撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
12/9 15:00
2日目に留まった、「桃の木山の家」の全景
夕方にようやく、今日の宿泊地、桃の木山の家に到着。宿は大混雑で中に入るのも難しく、夕食の時間まで外で待っていた
2012年12月09日 14:59撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
12/9 14:59
夕方にようやく、今日の宿泊地、桃の木山の家に到着。宿は大混雑で中に入るのも難しく、夕食の時間まで外で待っていた
11/4 さらに大杉谷を下ってゆく。後半の目玉はニコニコ滝。名前と違って勇壮な滝だった。
2012年12月09日 15:00撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
12/9 15:00
11/4 さらに大杉谷を下ってゆく。後半の目玉はニコニコ滝。名前と違って勇壮な滝だった。
(名前不明)大杉谷の両側はこのように切り立った岩壁も多い。
2012年12月09日 15:00撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
12/9 15:00
(名前不明)大杉谷の両側はこのように切り立った岩壁も多い。
シシ淵の狭い谷筋
2012年12月09日 15:00撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
12/9 15:00
シシ淵の狭い谷筋
(同じく)シシ淵のトロ、水が蒼い
2012年12月09日 15:00撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
12/9 15:00
(同じく)シシ淵のトロ、水が蒼い
(滝の名前不明)
2012年12月09日 15:00撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
12/9 15:00
(滝の名前不明)
大日瑤隆笋反紊領れ
2012年12月09日 15:00撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
12/9 15:00
大日瑤隆笋反紊領れ
谷の流れはエメラルドグリーンで美しい
2012年12月09日 15:00撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
12/9 15:00
谷の流れはエメラルドグリーンで美しい

装備

備考 大阪(高槻)メンバー;hirose,ishii,senoo(f),tanaka(f),obata(f),matsuda,arai,iguti,shimizu

感想

【山行No 86】

※ 自分の会社には、大阪近辺にも事業所があり、そこの山好きな人たちと合同で、
  大台ケ原、大杉谷へと合同登山することになった。
 愛媛からは、4名、大阪地区から9名、合計13名での登山。

11月1日(金)
 ・愛媛の東予港を、夜行フェリーで出発する。

11月2日(土)
 ・大阪南港から天王寺へと移動し、大阪組と待ち合わせ。
  初対面の人も多く、自己紹介をしあうが、名前を覚えきれないまま、電車へと乗った。
 ・近鉄電車を大和上市駅で下車し、ちょっと贅沢ではあるが、
  バス乗り場に並ぶ行列を横目で見ながら、タクシーで大台ケ原へと向かう。
  山道はカーブも多いため、だんだんと車に酔ってきて気分も悪くなり、我慢のしどころだ。

10:50-12:50 大台ケ原(車道終点)
 ・車酔いの苦しさから解放され、外に出てみると、外は早くも冬枯れの風景が広がっていた。
 ・すでにお昼時なので、まずは大台山荘に入り、ストーブに当たりながら昼食をとる。
  山荘の中は温かくて快適だったが、車酔いのせいで、食欲はあまりなかった。

 ・さて、昼食もとったし、後は特にすることもないので、軽装で大台ケ原の散策に出た。
  時折り小雪もちらつくような寒々しい空模様で、霧に覆われて視界もあまり良くないなかを、だらだらと歩く。
  有名な「大蛇?」も、展望はなく、アラレの洗礼を受けるだけだった。

14:40 大台ケ原(山の家)
 ・今日はてっきり、さきほどの温かい大台山荘のほうに泊まるのとばかり思っていたが、
  大阪組が予約していたのは、もう一つの宿、「大台が原 山の家」だ。
  まるで旧式の小学校の木造校舎のような建物で、まずは外観だけでびっくり。
  中に入ると、壁はベニヤ板張りで、床はゴザが敷いてあるばかりで、
  暖房らしきものもなく、これでは身も心も寒々しい。
 ・夕食は、この「山の家」では出ず、隣の大台山荘に食べに行った。
  夕食の内容がまずまずだったのだけは救いだ。

 ・夕食後はすることもないので、寒い部屋にみんな集まって、トランプなどをして過ごした。
  寒い中にも、若いメンバーが多いので、まずまずの盛り上がり。
 ・寝る前に外に出てみると、夜空は降るような星空になっていた。
  大阪組の中には、星が好きな人もいて、星座の話などして盛り上がった。
  速くも冬の天の川も見えていて、この夜空はなかなかの見ものだった。

11月3日(日)
6:30起床
 ・大阪組は、日出が岳でご来光を仰ぐ、と言って夜明け前に出て行ったが、
  愛媛組は怠慢で、日の出後にのんびりと起きた。
  今日の行程は、大杉谷の途中までということもあり、のんびりしすぎて出発が少し遅くなった。

9:40 大台ケ原発
10:10-50 日出が岳山頂
 ・今日は昨日とは天気は大違いで、秋晴れの良い天気だ。
  展望も絶好調とまではいかないが、360度の展望で、西にはまだ登ったことのない大峰山脈、
  南東には意外と近くに太平洋の眺めを見ることができた。
 
 ・さて、ここからいよいよ、今回のハイライト、大杉谷へと下ってゆく。
  下りは結構急な山道だが、足の調子もよく、どんどんと下ってゆく。
12:10-13:30 堂倉小屋前
 ・まだ大杉谷の川の流れにはたどり着いてないが、出発が遅かったせいで、早くもお昼を過ぎた。
  昼食を兼ねて長い休憩タイムとなった。
14:10 大杉谷出合(堂倉滝)
 ・午後も遅くなったが、ようやく肝心の大杉谷へと入ることができた。
  ここからは、遊歩道のようなよく整備された道で、期待の滝も次々と現れ、
  標高の低い谷ではあるが、良い景色を眺めることができた。
  光滝などを経由して、進む。滝は秋にしては水量も豊富で見ごたえあり。

16:20 桃の木山の家(泊)
 ・夕方遅くなったが、今日の宿に到着。
  しかし、連休の混雑期なので、今日の山小屋はいっぱいらしい。
  小屋の前もラッシュアワーの駅のように人があふれており、宿泊の手続きを取るのも大変だった。
  予約をしてたら少しはましだったろうが、夕食も最後の方に回されて、
  だいぶ長い時間、小屋の前で待たされたし、肝心の泊まる部屋もなかなか決まらなかった。
 ・だいぶ待たされてようやく出された夕食は、1600円のカツカレーのみ。ちょっと暴利では?と思うが、しょうがないナ。
 ・夕食後も部屋が決まらず、しょうがないので屋外で、星空を肴にした酒盛りとなった。
  今日も夜空には星がきらきら瞬いていて、それはそれでいい一時ではあった。
 ・ようやく8時過ぎに部屋が割り当てられたが、布団は2人に1枚だし、
  その布団がかび臭いため、ちょっと息苦しい夜を過ごした。

11月4日(月)
 ・昨晩は、暑苦しくて寝苦しい夜だった。あまり寝た感じがせず朝を迎えた。
 ・さて、今日は大杉谷の後半、標高は低くなってゆくが、
  ニコニコ滝、千尋滝など、次々と滝が現れ、退屈はしない。
 ・途中から登山道は終わり、林道歩きとなった。
 ・林道の終点はダム湖の湖畔で、船着き場となっており、ようやく今回の山歩きは終了。
  船が来るまで時間があったので、紅茶を沸かしてみんなでのんびりとした。

 ・あとは、バスで松坂駅まで出て、近鉄電車で大阪へと戻る。
  大阪市内で、今回の山行が無事終わったことを祝して、軽く宴会を行い、
  愛媛組のみ、夜行フェリーで四国への帰路についた。

   
   

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大杉谷・大台ケ原
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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