記録ID: 2661915
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無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖
富士山の大展望と大崩壊地 七面山 【ダブルヘッダー!その1】
2020年10月20日(火) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 05:17
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,597m
- 下り
- 1,581m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:53
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 5:14
6:25
3分
駐車場
8:30
8:32
38分
随身門(49丁)
11:39
駐車場
天候 | 朝のうちは靄が立ちこめていましたが、時間の経過に従って、曇りから晴れになりました。風はほぼ無風。気温は朝のうちは8〜9℃くらいでしたが、日中は18℃くらいまで上がりました。なお、当日の日の出(甲府)は0556でした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場は登山口周辺に複数あり、合計で約30台程度と思いますが、参詣者や近隣旅館の宿泊者も多いようで、平日の630時点でしたが空きは10台強程度でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆七面山表参道登山口〜敬慎院 参道は非常に良く整備されており、危険なところは全くありません。トレイルも階段状で、そこそこの幅がありすれ違い等も容易です。ただし、樹林の中なので展望はほとんどなく、ひたすら高度を上げていくのみです。 なお、登山口から敬慎院までの道のりは、元丁目(1丁目)から50丁目に分割されて、各丁目には石灯籠型の道標が設置され、現在位置が分かるようになっています。 途中には休憩所が4カ所(神力坊/2丁目、肝心坊/13丁目、中適坊/23丁目、晴雲坊/36丁目)があり、参籠の他、飲料等の購入や水の補給ができます。なお、当然ながら参道は、参詣者の方も多く通ります。 最後に鐘楼脇までたどり着くと、山門があり、門を潜っての直進は敬慎院への近道、山門手前を左折してさらに高度を上げていくと、随身門(49丁目)前に到着します。なお、鐘楼脇に手水もありますが、飲めるか(および飲んで良いか)は分かりませんでした。 随身門前は広場になっており、富士山や奥秩父の山々、駿河湾と伊豆半島の山々などが一望できる大展望が得られます。 ◆敬慎院〜七面山(山頂標柱場所) 随身門脇から進んでいきます。しばらくは、明るい疎林の中にある、広々とした緩傾斜のトレイルを進みますが、ルートがナナイタガレ(大崩壊地)脇にさしかかると、傾斜がキツくなり、ルートが細くなるところが出てきます。 トレイルは大崩壊地に直面していない(最も近いところでも数m程度は離れていて、危険箇所にはロープが張ってある)樹林の中なので、自分から崩壊地近くへいかない限り安全(何カ所かナナイタガレを間近に望めるポイントあり)ですが、九十九折りで高度を上げていくところでは、細くて急なところもあり、ルート下への転滑落リスクがあるので注意が必要です。しばらく進むと、再び傾斜が緩くなり、急に明るいところに出ると、そこが山頂となりますが、展望はありません。 なお、ルートはさらに、八紘嶺・山伏方面にも続いていますが、台風被害のため倒木等でかなり荒れている旨、表示が出ていました。 ◇七面山(山頂標柱場所)〜七面山(最高標高点) 短いですがバリルートです。途中からトレイルを外れて原生林の中を進みます。 山頂から八紘嶺方面へトレイルを100mくらい下り気味に進むと、右奥に高い部分が見えてくるので、トレイルを外れて高いところを目指して上がっていきます。 ただし、各所に倒木やブッシュがあり、まっすぐ進むのは難しいです。また、最高標高点を特定するのも容易ではありません。 一度樹林に入ってしまうと、正確な自身の位置の把握が難しくなる(GPS利用推奨)ので、自信がない方は進むのは控えてください。 |
その他周辺情報 | コンビニは国道52号線(富士川沿い)沿道にあるようですが、南アルプス街道に入ってからはありませんでした。ガソリンスタンドは沿道にありましたが営業時間等は要確認です。なお、登山口脇に公衆トイレおよび公衆電話があり、携帯電話(DOCOMO)はつながりました。 宿泊は、登山口および赤沢地区に複数の旅館があります。また、敬慎院では宿泊も可能です(ただしホテルではないので、お勤めなどが必要なようです)。 https://www.kuonji.jp/shichimenzan/shichi-tokei.htm |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ(半袖)(1)
Tシャツ(長袖)(1)
ソフトシェル(1)
サポートタイツ(1)
ハーフパンツ(1)
シューズ(1)
ザック(1)
キャップ(1)
靴下
グローブ
防寒着
雨具
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
サングラス
ツェルト
カメラ
|
---|
感想
ブツ切りの休みが取れたなか、制約条件(日帰りまたは一泊、公共交通回避/コロナ、未登、できるだけキツいヤツ、良い景色、積雪地周辺は避けたい/タイヤがノーマル、単独行・・・)を見つつ、出発時期を天気予報とにらめっこしてました。
ずっと足許イマイチの天気が続いていましたが、ようやく晴天予報がでたので、計画していたいくつかのプランから、七面山をチョイス。当日は2時起きで、車を3時間ぶっ飛ばして、行ってきました。
気候も暑からず、寒からずで、気合いも十分。トレーニングの成果も出たようで、予定より早く昼前には下山できました。非常に歩きやすいルートで、随身門前からの展望も素晴らしく良く、噂に違わず良い山でした。特に富士山と駿河湾、奥秩父の山々が一望できたのは、来て良かったの一言に尽きます。機会があれば、八紘嶺まで通しで静岡側に抜けてみたいところです。
それにしても参詣者の方々の中には、南無妙法蓮華経を唱和しながら登っていく方々もおられ、森の中に朗朗と響き渡るその声は、数丁離れていても聞こえてきて、普通の山とは違った独特のものを感じました。
コロナのせいで、今年はなかなか遠出もできなかったので、早く下山できたこともあり、ダブルヘッダーにすることにして、予備プランで用意していた日向山にも行くことにしました。こちらの方は別レコで立てます。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2661916.html
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alchemyさん
遠征おめでとうございます(笑)
しかも!!あたしの行きたい場所じゃないですかーー!にしても速いですねぇ。あたしも朝6時にスタートすれば1時か2時には下山できるかなぁ。あ、ヒルいませんでした??身延山、七面山は出るらしいので雪が降る前に登ろうと考えてるんですよ🤗
富士山も白根三山も綺麗に見れて良かったですね!あたしは見慣れすぎててなんとも思わないけど(笑)
お疲れ様でした❗😊
sakuさん
久方ぶりに甲州にお邪魔しました。やっぱ、2000m級以上はいいですね。
今年はコロナに加えて、何やらいろいろあって、あまり出張るチャンスがなかったので、晴れて良かったです。富士山も見えて言うことなしでした。やっぱ、山梨サイコー!(笑)
久しぶりで、思いっきり気合いを入れて行ったので、ついつい欲張って2つも行っちゃいました(笑)ただ、車の運転が疲れましたが(苦笑)
七面山のヒルについては、登山口にも注意書きがでていましたが、実際には見なかったです。sakuさんも、なにげに結構登高スピードは速いようなので、結構いい感じでいけるのではないかと思いますヨ。
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