農鳥岳
- GPS
- 13:58
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 2,632m
- 下り
- 2,614m
コースタイム
- 山行
- 10:35
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 11:35
- 山行
- 2:35
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:35
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
gotoトラベルの今、北海道の主要な山が雪で閉ざされ始めた今だからこそ、はるばる農鳥岳へ。
南アルプスはもちろん、本州の山は初めてだし、2000m連続で登るのも初めて。だから火曜日に気候や登山口からの標高差、東向きの登山道など、仮想農鳥岳として、芦別岳に登っていくつかの収穫を得てきた。
最大の収穫は、この気候だと水はほとんど消費しない、ということがわかったこと。
これで荷物の軽量化として、水を500mlに削減。これにより、25lのいつもの日帰り用ザックにシュラフ、スリーピングマット、食料といった小屋泊装備をコンプレッションバッグを用いて収納可能となった。大門沢小屋で小屋泊装備をデポし、空のハイドレーションに水を1.5l用意して頂上へ。
本州登山道初心者なだけなのかもしれないが、下半分の道は凄くわかりにくい。登りはヘッドランプなので迷うこともあるのか、と思っていたら下りでも2度も道迷いした。
上部の道は明瞭だが、2500mを超えてなお続く樹林帯にアルプスの洗礼を受けた気分となる。
2700mが森林限界、と自分に言い聞かせてようやく辿り着いた2700mで待っていたのは、ズボズボ、部分的にラッセルor四つん這いの二択を迫られるグズグズの雪道だった。
ここを時間をかけて耐え凌ぎ、稜線まで出れば、青い空と遙かな展望の軽快な道歩きが待っていた。農鳥岳頂上まではさほど遠くはない。
頂上の達成感も束の間、風と寒さは強まりハイドレーションの飲み口も凍ってしまった。長居はできそうにない。
硬く締まった稜線の雪と、更にズボズボが進行した上部の雪道帯を抜け、大門沢小屋に到着したのは16時少し前。ここまで全く気づかなかったが、富士山がよく見えるのが印象的だ。
小屋には先客が2名。それぞれ翌日に西農鳥岳と白根南嶺に行くのだという。更なる山の深みに挑めるのがアルプスの魅力か。今日の私の登山は体験版のようなものなのだろう。
夜はアマノフーズの牛とじ丼2杯とココア。18時には就寝態勢に入った。
2日目は既に先客は旅立ち、飯支度の温もりが小屋に残る後の6時に起床。お世話になった小屋を掃除し、下山の途についた。
しなしながら、下山は始まったばかり。この後、奈良田温泉に入り、ほうとうを食べ、レンタカーで府中まで返却し、更に羽田空港、新千歳空港を経て自宅に戻るのは21時だ。
コメント
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makkun35さん、こんにちは。
あの日、農鳥岳の山頂でご一緒し、大門沢小屋の避難小屋で少しお話させていただいた者です。
makkun35さんもヤマレコユーザだったのですね。
マイページの「最近の登山で会ったかも?」にレコが挙がっていて、拝見してびっくりしました。
あの日は最高でしたね。
午後からはガス&強風、おまけに霰まで降りだしてしまい、大変でしたけど。
何と、北海道から遠征してらしたのですね。
北海道は、自分が山を始めるキッカケとなった想い出深い地です。
4年前の7月に旅行で立ち寄った札幌で、郊外の藻岩山に気まぐれで登ったのが自分の登山人生の始まりでした。
まだ書きかけの状態ですが、もしよろしければ、自分のレコもご覧いただけると嬉しいです。
↓
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2670255.html
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