茂倉岳 中腹の紅葉と霧氷に凍えた山頂

2020年10月25日(日) ~ 2020年10月26日(月)

• GPS: 12:54
• 距離: 16.6km
• 登り: 1,635m
• 下り: 1,596m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:49
• 休憩: 0:06
• 合計: 5:55

距離 5.7km 登り 1,297m 下り 56m

8:36 水場／高波吾策像
8:53 8:54 茂倉新道登山口
12:25 12:30 矢場ノ頭
14:31 茂倉岳避難小屋

2日目

• 山行: 6:43
• 休憩: 0:12
• 合計: 6:55

距離 10.8km 登り 338m 下り 1,558m

7:34 茂倉岳避難小屋
7:52 茂倉岳
9:08 笹平
9:49 9:58 武能岳
10:36 蓬峠
11:25 蓬ヒュッテ
11:34 蓬ヒュッテの水場
12:30 12:33 中の休場
13:04 東俣沢出合
13:52 蓬新道登山口
14:29 水場／高波吾策像

ルート図とコースタイムはGPSログからだが休憩時間がきちんと拾われていないようです(当然JJIのBOKUはもっと長く休憩をとっています）

天候

【第一日目】
出発からしばらくは青空が出ていたがその後雲が多い空模様に
茂倉岳避難小屋到着前からガスが広がる　猛烈な風が吹いていた
山頂付近の気温は恐らく2〜3℃だったと思われ避難小屋内でも凍える寒さだった
(ノД`)・゜・。サムイヨ~~~!

【第二日目】
出発時から一面のガスの中　冷たく猛烈な風にあおられた　
　※自然界の中では「あおり禁止」のルールなどまるで存在しない(´Д⊂ヽ
武能岳を超えたあたりから小雨や時にみぞれ模様で極寒
以後、樹林帯では大半がガスに包まれた霧雨の中の下山となった

アクセス

利用交通機関：

自家用車

土樽駅を通過して最初の登山者用駐車場を利用(トイレ無し）

コース状況／危険箇所等

ルートははっきりしていて道迷いの危険性は無いでしょう
　※とか言いながら過去に降雪の中道迷いしたア・ブ・ナ・イ体験を
　　BOKUはした事があります(我が登山歴で一番遭難に近づいた瞬間でした）
茂倉岳山頂で谷川岳方面と武能岳方面の分岐がやや曖昧です

両日とも路面が雨に濡れていたため滑りやすく歩行に気を使った
　※特に茂倉新道は大部分が急な登山道で粘土質なのでズルズル滑る
　　BOKUのJJI（ジジイ）ギャグ並みによ〜く滑ります(;´∀｀)

その他周辺情報

駐車場から越後湯沢ICに向かう道筋にあった「岩の湯」を利用しました
　※マスク着用条件です　500円/人
　※浴槽も一つだけの何の変哲もない風呂
（地元の共同浴場にもなってるらしい）
　※かけ流しでややぬるめだが良いお湯でした

写真

10/25 8:43

土樽駅から少し進んだ地点の
駐車場からスタート
いつものパートナーt君と

10/25 8:52

あれ〜！！
目的地の茂倉岳の山頂が白い

10/25 8:53

谷川岳主脈縦走のTOPスター万太郎山の山頂も真っ白
凛々しく険しい山容が素敵♡

10/25 9:13

茂倉新道は「いきなりステーキ」じゃないいきなりスッテン状態で歩きにくい

10/25 9:51

登り始めのブナ林はまだ緑

10/25 10:01

標高が上がると共に色づき
(∩´∀｀)∩ワーイ

10/25 10:07

青空もまだあって綺麗！
色に溺れるBOKUであった
(実生活は聖人君子です）

10/25 10:11

切り絵細工のような色彩美
ス・テ・キ♡♡♡

10/25 10:12

赤いシャワーを浴びて・・・
燃える秋♪~♪
(By ハイ・ファイ・セット）

10/25 10:14

多彩な色合いの中の山旅
その��

10/25 10:15

多彩な色合いの中の山旅
その��

10/25 10:15

多彩な色合いの中の山旅
その��
ブナのイナバウアー

10/25 10:16

多彩な色合いの中の山旅
その��
風は秋色♪~♪
（By 松田聖子）

10/25 10:17

多彩な色合いの中の山旅
その��
恋人達のペイブメント♪~♪
(BY THE ALFEE)

10/25 10:18

多彩な色合いの中の山旅
その��
ブナの打ち上げ花火

10/25 10:19

多彩な色合いの中の山旅
その��
巨木たちの縄張り争い

10/25 10:23

red&blue

10/25 10:27

red&blue2
燃える秋♪~♪
(By ハイ・ファイ・セット）
アンコール(^^♪

10/25 10:28

オレンジ色の憎いやつ
(提供　夕刊フジ）

10/25 10:43

里の秋♪~♪
(By 文部省唱歌）

10/25 10:53

キノコのタワマン
(^_-)-☆

10/25 11:12

谷川主脈の山々中央に仙の倉
左・エビス大黒と右・平標山
紅葉とのコラボが素敵♡♡♡

10/25 11:56

万太郎山から右へ主脈の山々
二度の縦走の思いでが蘇える
(*´▽｀*)ナツカシイナァ~

10/25 11:59

今回のターゲット茂倉岳
山頂部に怪しい雲が・・・
段々と空がガス模様に

10/25 12:26

雪と紅葉のコラボが最高です
(⋈◍＞◡＜◍)。✧♡

10/25 12:26

矢場ノ頭にて一休みt君
背後の茂倉に雲が・・・

10/25 12:34

ご挨拶が遅れました！
万太郎山を背景に・・・
(筆者近影　BOKU)

10/25 12:40

眼下の斜面の紅葉
その��

10/25 12:54

眼下の斜面の紅葉
その��

10/25 12:42

さぁ〜頑張って茂倉岳へ

10/25 14:12

避難小屋が近づくと足元に雪
烈風と低温でまるで冬山だ！
( ゜Д゜)サムイヨ~~~!

10/25 14:35

着く頃には落ちてると思った
霧氷が一帯を飾っていた

10/25 14:37

ガスの中に佇む今宵の宿
茂倉岳避難小屋
無人と思ったがこの日は
我等を含めて4名が宿泊

10/25 15:02

寒さに震えながら遅めの昼食
野菜たっぷりの「ラ王」で
少し温まった

10/25 16:41

ガスの中の夕景
その��
寒さに震えながら小屋前で

10/25 16:44

ガスの中の夕景
その��
寒くて外にいるのが限界
冬が来る前に♪~♪
(By 紙ふうせん）

10/25 16:55

夕飯時にビール
寒くてTPOには合ってないかもつまみはセブンブランド
【これにて初日が完了】

10/26 7:58

【これより第二日目開始】
茂倉岳山頂にてt君
一面のガスと烈風の中で

10/26 8:52

BOKUの墓参りに行くt君
ではないから出念の為
(;´∀｀)

10/26 8:57

左端にBOKUを置き去りt君
景色が見えるとス・テ・キな
稜線にいるのが良くわかる
正面谷川対面の馬蹄形の山々

10/26 9:18

眼下にも美しい光景が
ガスが抜けるかと期待したが
その後天気が回復する事無し

10/26 9:56

強烈な登り返しの末に
武能岳山頂に着いた！

10/26 10:44

武能岳から下って蓬ヒュッテ

10/26 12:14

蓬新道を緩やかに下って行く
一応「幻想的」と言っておく

10/26 12:16

ブナの打ち上げ花火2
君がいた夏は遠い夢の中　空に消えてった打ち上げ花火♪~♪(By Whiteberry)

10/26 12:30

ガスの中の紅葉風景
その��
ガスでレンズが曇ってるのに気が付かず以後ソフトフォーカス調になってしまった

10/26 12:36

その��
青空があればネェ~!(泣）

10/26 12:40

その��
ソフトフォーカスと言えば聞こえがいいがピンボケかも

10/26 12:41

その��

10/26 12:45

その��
BOKUはピンボケがお似合い
ってか(~_~メ)t君やめて

10/26 12:49

その��

10/26 12:50

その��
ガスってるし仕方ないか！
いい訳ばかりのBOKU

10/26 13:18

増水時の迂回ルートを行く
t君　以後渡渉箇所多発

10/26 13:36

真由美ちゃん

10/26 14:03

里山も秋の風情

10/26 14:19

エメグリの川の瀬
瀬音ゆかしき杜の都 あの人はいない　青葉城恋歌♪
（By さとう宗幸）

10/26 14:32

茂倉&蓬新道の分岐点無事に戻ってきました(*^^)v

10/26 14:56

共同浴場「岩の湯」で汗を流して今回の山行も終わり

撮影機器：

DMC-GX7 Panasonic

iPhone 8 Apple

感想

BOKUTYANN

スカッとした秋晴れに恵まれなかったこの秋の紅葉シーズン
しかしながら25日以降の数日間は
比較的安定した晴れ間が期待できそうとの予報

そこでいつもの登山パートナーt君に声をかけて
谷川岳エリアの山を歩こうと誘った
紅葉も遅れ気味の今シーズンなのでまだ1000〜1200m付近では
十分に紅葉を楽しめるのではないかとの思惑です

茂倉岳をメインに茂倉新道から蓬新道への縦走計画
足の遅いBOKUは避難小屋に一泊して宴会を楽しみながらゆっくり山行
多分、泊まる人など居ないだろうと思ったが
我等の他に東京からの男性一名とうら若き「謎の女性」一名が小屋泊まり

ノンビリの思いに反して山頂付近は気温が低下して冬山の様相
ビールを飲んで宴会気分って感じではありませんでした(ノД`)・゜・。
事実、寒がりのt君は持参のビールをお持ち帰りしました
　※神○川県ののん兵衛の某おじさんには想像も出来ないだろうね！

天気も予想に反して良くならず、二日目は雨とガス
秋山と言うよりは冬山に近い雰囲気の山行になりました
上越国境の天気の気まぐれさには何度も翻弄されてしまうBOKUでしたが
目にできた中腹の紅葉風景は素晴らしかったし
どんな条件であれ山の空気の中に身を置くのは楽しいです
冷えた体を温泉で「解凍して」
気持ちよく帰路に就いたBOKUでした（●＾o＾●）

コメント

yugoro

ご無事でなにより、ホッ！
BOKU様、こんばんは

あいにくの天気でも、紅葉時期としてはジャスト
見逃しませんね
写真30、40は如何にも谷川岳界隈の紅葉風景でイイなぁ
写真50の黄葉の森に身を置けるなんて羨ましい

日曜日の朝まで只見駅にいましたが、
一晩中雨が降っていて、寒いのなんの
朝も西から雨雲が急速に流れていました
その時に群馬と新潟の境界辺りにいたとは
ご無事でなによりでした

BOKUTYANN

Re: ご無事でなにより、ホッ！
yugoroさん　こんばんは

コメントを有難うございます
↑の理由によりコメントの順番がズレた事はご了解下さい
思惑通り紅葉時期のタイミングはジャストだったと思います
このエリアの1000〜1200ｍの紅葉は素晴らしいものがあります
とりわけブナ黄葉大好き人間にはたまりませんネ！

天気予報は残念ながら外れてしまいました
でも上越国境の天気の気まぐれさにはもう慣れっこになっていますので
青空があるに越した事はないですがそれ程落胆はしませんでした
何しろ天気の急変で遭難一歩手前の経験がありますからネ！（変な自慢だね ）

因みにそのレコのリンクがこれです
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1008767.html
お粗末なBOKUの遭難未遂レコ　
反面教師に暇なときにでも覗いてくれると嬉しいです（●＾o＾●）

nyagi

そうそう！！
ピーカンだって言ってましたよね！？
私も天気予報にだまされたクチですが・・
くすくす・・なんか前のレコと顛末がちょっと似てるー

一週間でブナ黄葉がずいぶん進みましたね〜
思い出深く拝見させていただきました
それに、あんな真っ赤なカエデなんてあったっけ！？ていう
多分、私の時は空がどんよりすぎて気付かなかったのかなぁ？

寒がりの私にはビールをお持ち帰りした相方さんのお気持ち分かります
ボクさんはお身体細いのに寒さに強いですねぇ
カメラが随分結露してますけどレンズの内側は大丈夫でしたか？

BOKUTYANN

Re: そうそう！！
nyagiさん　こんばんは

コメントを有難うございます
↑の理由によりコメントの順番がズレた事はご了解下さい（コピペもご勘弁を）

nyagiさんのレコみて、まだ間に合うと思い後追いしました
結果的にクスクス笑われたように何やらデジャブなレコになりました
事この上越国境の天気予報に関しては信用しないのが吉ですね
キャバ嬢の言葉のように何度も騙されています（あくまで妄想上です・・ ）

晴れていれば非の打ち所がないタイミングだったと思います
ブナの黄葉が思惑通りの出来具合でした
朝の内の短時間限定の青空を逃がすまいと目を皿のようにしていたので
真っ赤なモミジも見逃さずに済んだのかも知れません
もしかしてnyagiさんはまだまだ先があるなんて油断していたのでは？
山で出会う花・景色・紅葉などなどは「一期一会」
BOKUの後ろ髪のように捕まえにくいものだと肝に銘じて下さい(^_-)-☆
　※JJIなので後ろ髪は極めて少なくなっています

でも頭が薄いくらいでBOKUの耐寒性能は揺るぎませんよ
北国生まれの北国育ちは伊達じゃありません
不感症じゃないかと疑われるほど寒さ知らずのDNAを保持しています（●＾o＾●）

【追記】
の取り扱いが雑過ぎて顰蹙者のBOKUなので が可哀そう
但し購入時に11年保証を付けているので通常のメンテナンスは無料です
なので時々カメラ店に持ち込んで定期的にクリーニングして貰ってます

taco123

茂倉岳避難小屋
山行おつかれさまでした。紅葉がきれいでしたね。
よろしければ教えていただきたいのですが、この時期の茂倉岳避難小屋の水場の水は出ていたでしょうか？

BOKUTYANN

Re: 茂倉岳避難小屋
taco123さん　初めまして

コメントの順番が違いますが・・・
水の情報は最も大事で、お急ぎかもしれないと思い
順番を変えて最優先でお答えいたします
結論から言えば潤沢に出ていたです
BOKUは持参の水で間に合ったのですが小屋で同宿のお二人が
何度も汲みに行ってあっという間に戻ってきました
全く問題なく安心の水量だと言っていました
水場も小屋から徒歩一分で便利な事この上ないです
3度目の宿泊（通過を合わせると4度目）ですが
リピートする一番の理由がこの水場の便利さなんです
勿論小屋も快適そのものですヨ！（清潔で備え付けの幾組かの寝具もあります）

蛇足ながら蓬ヒュッテから徒歩5分くらいの水場の水もジャバジャバ出ています

taco123

Re[2]: 茂倉岳避難小屋
BOKUTYANNさま、
早々にご回答くださりありがとうございます！
水場は大丈夫そうなんですね。次の週末に茂倉岳避難小屋に泊まる山行を検討していたので水場の情報をいただけてとてもたすかりました。

BOKUTYANN

Re[3]: 茂倉岳避難小屋
taco123さん ご丁寧にありがとうございます

お役に立てたなら嬉しいです
これがヤマレコの一番良いところですヨネ❗
週末は一段と気温が下がるようなので気をつけてお楽しみ下さい

wakasato

季節先取りの寒さ
こんばんは、BOKUTYANNさん。

中腹までは綺麗な紅葉ですね。
ただその上になると季節が違う・・・
薄っすら白くなって冬山の雰囲気。
目的の「宴会気分」で過ごせなかったのは残念ですね。
以前にもこんなことがあったような
この時期の谷川山系とは相性が良くない？
次こそは最高の天候になることを願ってます

BOKUTYANN

Re: 季節先取りの寒さ
wakasatoさん　おはようございます

コメントをありがとうございました
中腹の木々の色づきは思惑通り の素晴らしさでしたが
宴会は思惑通りにはなりませんでした
スタート時点で見えた霧氷の白い山頂部
到着予定の昼過ぎには落ちているんだろうと予想しながら歩き始めましたが
この日は気温が低く、だんだんとガスも出始めたので
頂上直下の小屋に着いたときは「過去レコ」に似た状態になってました

本当にこのエリアの気象条件は気難しいですネ！
展望があれば景色も最高の稜線歩きになるんですが
期待した二日目は大半がガスで見えなかったのが残念です
でもこのエリアの山は大好きなので多分また出かけると思います