表妙義 鷹戻しの後にはキレッキレの稜線が待っていた

2020年10月26日(月) [日帰り]

• GPS: 09:11
• 距離: 10.6km
• 登り: 1,379m
• 下り: 1,371m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:51
• 休憩: 2:16
• 合計: 9:07

6:11 道の駅みょうぎ
6:20 6:20 妙義神社
6:59 7:07 大の字
7:44 8:10 見晴
8:32 8:46 大のぞき
9:03 9:10 天狗岳
9:34 9:40 妙義山
10:35 10:35 バラ尾根のピーク
10:42 10:43 堀切
11:20 11:43 鷹戻し
12:33 12:37 東岳
12:43 12:43 こぶ岩
12:53 13:13 中ノ岳
13:23 13:23 第三石門
13:26 13:26 第二石門
13:35 13:39 轟岩
13:42 14:05 中之嶽神社
14:15 14:15 第一石門
14:25 14:25 一本杉
14:43 14:43 大人場
15:18 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・横川SAにコンビニはありません
・松井田妙義ICから車で5分ほどで登山口Pに到着。この間にもコンビニありません

コース状況／危険箇所等

・奥の院〜中ノ岳までは基本的にずっと危険です。それなりの岩登り経験と装備を万全に準備してからトライしましょう。経験者でもワンミスが命取りになる箇所の連続です。
・この日の気温は朝方・日陰で12〜15℃、日中の稜線で20℃〜22℃、下山後は25℃。長Tの上にTシャツを着て汗ばむ程度でした。
・水は2人で5.3L持って行き、飲んだのは2.7L。もっと軽量化できそうです。

その他周辺情報

「下仁田館」　http://shimonitakan.com
実家に帰ってきたような気分になれます。気さくで温かい女将さんが一人で切り盛りされていてサービス良し。一泊二食8,000円（税別）

写真

10/26 6:07

横川SAにて仮眠、道の駅みょうぎPに到着。準備して出発！

10/26 6:08

途中でしもさんがまさかの「登山靴に履き替え忘れる」で引き返すw

10/26 6:13

今日も白く輝く大の字がお出迎えしてくれます

10/26 6:23

今回は奥の院でギアをつける事にしました

10/26 6:57

大の字でウォーミングアップ（鎖2段15m）

10/26 7:01

ででーん！今日も天気が良さそうだ♪

10/26 7:31

奥の院に到着。ギアを装着してお参りに

10/26 7:27

安全登山をガチ目に祈願します

10/26 7:36

いよいよ始まる。今日1日の長い鎖場との闘い（4連30m鎖場）

10/26 7:46

お次は7m外傾鎖。2回目なので「そうそうこんなんやった」と言いながら進みます

10/26 7:55

ほっと一息。いやここも切れ落ちてるからドキドキ

10/26 7:58

高度感抜群の絶景が眼下に広がる

10/26 8:00

ここは真っ直ぐ行くと岩に挟まれるので途中で左に乗っ越します

10/26 8:03

何と、前屈みになった際に私のザックのポケットから水筒が落ちました。途中で止まったからしもさんが取りに行ってくれました。危なかった〜

10/26 8:06

ビビリ岩（鎖直立2m三連）

10/26 8:06

ホールドは豊富だけどポロっと取れそうなので押して確かめながら慎重に進みます

10/26 8:05

最後はトラバース。念のためデイジーで確保しながら登りました

10/26 8:14

足元は200mほどスパーンと切れ落ちている崖。稜線縦走の半分はこんな感じの高度感と隣り合わせです

10/26 8:17

去年はガチガチに緊張してかなり疲れたので今回はなるべくリラックスして歩く様に努めました。行く手に進入禁止の立て札が見えたのでしもさんが確かめに行きました

10/26 8:12

玉石。この先は行き止まりぽいです

10/26 8:19

少し進んで振り返って見た玉石。そのまま進んでたら落ちてたね笑

10/26 8:26

背ビレ岩

10/26 8:21

短いけどここが1番むき出しで両側がスパーンと切れ落ちてる気がする

10/26 8:29

大のぞき、ちょっと一息ポイント。浅間山から煙が吹き出していました

10/26 8:32

行く先の天狗岳。立っとるな〜

10/26 8:35

大のぞきは50mの長い下りの鎖場です（滑り台状10m2本と30m）

10/26 8:59

しばらく歩くと天狗岳（1084m）。紅葉と青空が綺麗

10/26 9:16

タルワキ沢のコル。依然としてここからのエスケープルートは崩落により通行止めでした

10/26 9:30

相馬岳（1104m）に到着。良いペースじゃないでしょうか

10/26 9:31

ちょっと調べた星穴岳も近くなってきた。あれ本当に行けるのかなぁと不安になるくらいギザギザしてる

10/26 9:46

国民宿舎分岐

10/26 9:47

ここから「危険・引き返せ看板」が何回も出てくるけど、いやいやここから引き返すのもかなり危険よ、と心の中で突っ込む

10/26 9:52

この急な下りも中々（鎖30m）

10/26 10:15

嫌らしかった箇所。上部の壁がせり出しているので登りにくそう。しもさんは上手く突破

10/26 10:11

私は落ちないように慎重に下段から巻く。こういう鎖がない場所の方がよっぽど怖い

10/26 10:31

次はプチ源次郎のような木の根っこと岩の急登が始まる

10/26 10:43

堀切。中間道へ下りるエスケープルートがあるのか

10/26 10:47

鷹戻しの表示が見えた。8m外傾鎖

10/26 11:02

女坂分岐

10/26 11:23

この鉄梯子が現れたらいよいよ鷹戻しの始まり（数段の鎖と梯子計60m）

10/26 11:30

ここも確保しながら登ります。手と足を使って落ち着いて登れば大丈夫

10/26 11:31

前回は渋滞もあったけど今日は貸切！

10/26 11:40

本日のハイライトの一つである鷹戻しを無事通過。歩いてきた縦走路を振り返る

10/26 11:40

いく先のあれは…星穴？今日はあそこまでは行かない（ほっ）

10/26 12:05

ルンゼ内二段25mの鎖を懸垂で下りる。垂直なのでこの方が安全で早いです

10/26 12:09

50mロープ×1本でこれくらいの余裕がありました

10/26 12:22

ここ！前回間違えた箇所です。このトラバース鎖場を進むともれなく第四石門へ下山してしまいます

10/26 12:22

このエスケープルート分岐は本当に分かりにくい！私たちが行きたいのはこっち！金洞山です。いきなり直登が始まっているから分からんかったわw

10/26 12:28

ふと横を見るとお向かいの裏妙義が見えた

10/26 12:28

よーく見るとあれは…丁須の頭！こんな遠くからでも一目でわかるシンボリックな姿。なんか笑えるw

10/26 12:29

進行方向には…待って鎖が見える。今からあそこ行くの⁉ あれが中ノ岳？（手前がそうで奥が西岳かな）

10/26 12:31

東岳（1094m）通過。なんか鷹戻しよりこっちの縦走路の方がキレッキレで怖いんですけど…

10/26 12:32

三段30m鎖のちこぶ岩？立ってるのがやっと。安全確保して写真をパチリ。今日1の眺めだけど早く通過しようよ〜

10/26 12:33

ああ中ノ岳Pが見える。早くあそこに行きたい

10/26 12:37

後ろは東岳

10/26 12:37

例えるなら高さ1000m幅50cmの平均台を歩いているような感覚。二段15m鎖を登って

10/26 12:48

中ノ岳を経て最後の鎖場50mを下る

10/26 12:45

個人的には鷹戻しよりこっちの50m鎖場の方が立ってて難しい気がする

10/26 12:55

激下りにはトラロープが垂れていました

10/26 12:56

トラバースにはこんな感じで比較的新しいロープ張ってあり安心

10/26 12:59

ここから先登山禁止。ここが星穴への入り口？こわっ

10/26 13:00

私たちはこっち、中ノ岳神社へ。ほっとします

10/26 13:00

生きた心地がする

10/26 13:04

もうルンルンです

10/26 13:10

こんなトラバースも上に比べたら安全

10/26 13:18

なんかホッとする立派な標識

10/26 13:20

こっちから縦走する人向けの注意喚起看板が出てきた

10/26 13:22

はいもう完全に一般縦走路に合流ですね

10/26 13:23

第四石門で大規模な落石があったため通行止めになっていました

10/26 13:34

もうヘルメットは要らない。のんびり下山〜♪

10/26 13:35

中ノ嶽神社に到着

10/26 13:38

妙義山の一部である轟岩をご神体とする神社です

10/26 13:43

一見の価値あり

10/26 13:46

直ぐ横には日本一のだいこく様がどーん

10/26 13:57

シュールです

10/26 13:58

ギアを外してちょっと休憩しましょ

10/26 14:10

さて今から駐車場までテクテク車道歩き。1時間くらいかな？

10/26 14:14

すごいなー。車道からでもこの景色がみれるってやっぱり妙義いい

10/26 14:16

前回はここから下りてきた

10/26 14:16

今は通行止め

10/26 14:22

この辺りは頭文字Dの舞台なので、時折それ系の車がブーンと通り過ぎる。珍しい車種なので見ていて楽しい

10/26 14:23

一旦中に入る

10/26 14:29

今日は月曜なので人が少ない。稜線歩きも私達の他に見たのはソロの男性が2名、スライドしたソロの男性が1名の合計3名だけだった

10/26 14:37

あれは…どこだろう

10/26 14:43

大人場。あと半分くらい

10/26 14:44

この地図めっちゃ分かりやすい

10/26 14:50

再び車道に出る

10/26 14:51

幸い熊はいなかったな

10/26 15:16

見えた！

10/26 15:18

無事下山。お疲れまさでした！

10/26 15:36

道の駅でご褒美ソフト。和栗ミックス旨し

10/26 17:29

本日のお宿「下仁田館」。ナビったけど迷ったので女将さんに電話ナビしてもらいました。商店街から路地を少し入った所にあります

10/26 17:49

腹ペコだったので着いたら直ぐ食事にしてもらいました。群馬の郷土料理「お切り込み」も炊き立ての新米も刺身こんにゃくも全部美味しい。女将さんの手料理は最高です

10/26 18:01

天然鮎の塩焼きに生牡蛎のフライも堪らんばい。ちなみに楽しみにしていた下仁田葱は11月下旬の霜が降りた後が旬だとか。甘みが増して美味しいんだそうです。お預け食らったのでまた来ねば笑

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

装備

個人装備

ヘルメット ハーネス ATC デイジー 手袋（鎖場・懸垂用） ヌンチャク×1 スリング×1 熊鈴

共同装備

50mロープ×1本

感想

climb4478

去年のリベンジにやって来ました。今回はルートを間違える事なく無事金洞山を通過できたので大満足です。鷹戻しまでの稜線は2回目なので少しは落ち着いて歩けましたが、新たに歩いた東岳〜中ノ岳区間は更にキレキレで緊張しました。どんな北アルプスより難しい、コンパクトだけどテクニカル、怖いけどまた来ちゃうお山それが妙義！