三上山(近江富士)と北尾根縦走路
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 1,036m
- 下り
- 1,017m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
11月3日までの期間、入山初穂料500円が必要。 登山口までの道沿いにあった商店で払ったが、とてもいい地図をもらった。 |
写真
装備
個人装備 |
雨具
日よけ帽子
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
天気のいい秋の一日。
どこか見晴らしのいい山頂でのんびりコーヒーでも、なんて気分で出かけてきたのが三上山。
御神神社の駐車場にはこの期間(〜11月3日)だけ入山料「初穂料」がいるとの表示。
間が悪いなんて不謹慎なことも頭を過りながら、山の管理にも使われる金だと思って途中のお店で支払うと地図をくれた。
いつも持ち歩いている地形図よりも情報量が多く、ピークやポイントの名称や細かいルートも表示されている。
等高線もちゃんとあって非常に役に立った。
山頂の展望岩に立って下界を眺め、さて腰を下ろして落ち着こうと思うのだが、一旦エンジンがかかった足は動きたくてムズムズしている。
以前に歩けなかった北尾根をちゃんと歩きたくもあり、結局岩に腰を下ろすこともなく山頂を後にした。
反対側の近江富士花緑公園側に下っていく。
三上山の中腹をぐるりと一周できる「中段の道」というのがあって、表示に従って北尾根縦走路に向かう。
三上山登山道からは外れ、平日というのもあってほとんど人とは出会わない静かな尾根道を歩く。
山頂で腰を下ろすよりもやはり歩いている方が心にはいい気がする。
近江の山の特徴で、山頂部には巨岩、奇岩の類が顔を出している。
三上山以外のピークはせいぜい200m台の標高だが、これがなかなかどうしていっぱしの縦走路なのだ。
所々で琵琶湖方面など視界が開けるが、ピークを辿る尾根道は低山を忘れるほど楽しく歩ける。
妙光寺山、田中山と尾根北部のピークを回り、三上山に再び向かう。
一つ一つは短いアップダウンがどれも急勾配で、繰り返すうちに足に乳酸が溜まってきた。
最後に登り返す432mの三上山がこちらの疲労に比例して大きく見えだす。
それでも数秒立ち止まる以外の休憩を取らないのはまだ余力があるのか無理をしてしまっているのか・・・
このあたりのケアをできるようにしておきたい。
再び三上山の山頂に立つと、さっきとは陽の光がまるで違う。
西に傾き始めた日差しはまぶしいが、木漏れ日や山肌に反射する光はずいぶん柔らかくなっている。
歩き出しのイメージとはすっかり違ってしまった一日だったが、足はつっても心はゆったり、自分には合った山の時間の過ごし方なんだと思う。
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