【過去レコ】ニッコウキスゲ咲き乱れる霧ヶ峰
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 401m
- 下り
- 388m
コースタイム
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2005年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 上諏訪温泉 すわっこランド https://suwakko-land.com/spa/ |
写真
感想
霧ヶ峰は諏訪湖の北東部に位置し,車山を主峰とする溶岩台地.初夏にはニッコウキスゲが咲き乱れることで有名だ.また,八島・車山・踊り場と3つの高層湿原があり,涼やかな水の流れとともに,高原の魅力を増している.
計画では2連休を利用して,美ヶ原・霧ヶ峰と初夏の高原2つを闊歩する予定であったが,仕事が入ったため,日帰りで霧ヶ峰のみとなった.
海の日の3連休は,ちょうどニッコウキスゲの花期と重なるため,毎年大変混雑するらしい.混雑覚悟で8時に岐阜を出発.今回はレガシィなのでナビがあり,楽チンドライブ.高速道路は車の数こそは多いものの,渋滞するほどではなく,11時過ぎに目的地のビーナスラインに到着.ビーナスラインの脇にも,ものすごい数のニッコウキスゲが咲いており,最初から圧倒されてしまう.車山肩の駐車場はさすがに満車であったが,しばらくウロウロしているうちに停めることができた.
今回は高度差もほとんどない高原歩きなので,カリマーのウェストポーチにスニーカーの軽装でスタート.まずは,霧ヶ峰の主峰である車山を目指す.良く整備された登山道にはやはり軽装のハイカーが多い.少し歩いたところで雨が降り出したので, ベンチに座ってランチ.雨はこの後も降ったり止んだりを何度か繰り返した.
それにしても見事なニッコウキスゲの群落.無数の花がこれでもかというほど咲き乱れ,山肌を黄色に染めている.はるばる来た甲斐があった.30分あまりのんびりと歩くと,車山の山頂に着く.ここには気象観測用の大きなドームが建てられている.山頂直下まで観光リフトが伸びており,リフトで上がってくる観光客も多い.白樺湖の方向に目をやると,ガスに包まれてはいるが,蓼科山が湖の向こうにそびえているのが見える.
車山山頂からは階段状の斜面を下り,もう見飽きてしまうほどのニッコウキスゲに囲まれながら再び登り返して蝶々深山へ.緩やかな山容のピークである.ニッコウキスゲの他にはハクサンフウロやイブキトラノオが良く咲いている.小休憩の後,湿って滑りやすくなっている地面に注意しながらゆっくりと下り,物見岩の横を通過.この辺りから植生が変わったようで,ニッコウキスゲの数が減り,種々の花が顔を出す.
キャンプ場と売店がある地点に出ると,八島湿原を巡る木道の散策コースとなる.八島湿原の駐車場から来たであろう観光客は,車山付近の観光客よりもさらに軽装だ.ちなみにこの3連休は八島湿原駐車場が駐車禁止となり,和田峠からシャトルバスが運行されている.鎌ヶ池,八島ヶ池などを左に見ながら歩く.親切にも花には名前が書かれた札が付けられており,写真整理のために札もカメラに納めていく.
八島湿原を過ぎると,ヒュッテ御射山の前に出る.オンシーズンにもかかわらず営業していない.ここから道は登りとなり,再びニッコウキスゲの大群落に囲まれながら駐車場のある車山肩へと戻る.最後は太陽も顔を出し,わずかだが息も上がった.
駐車場の前にある霧ヶ峰ロイヤルインでソフトクリームを食べてから,ビーナスラインを下る.4時を過ぎてもまだ駐車場に入ってくる車がかなりいた.もう遊覧船の営業は終了かなと思いつつ,諏訪湖へと向かう.幸い,最終便の出航10分前で何とか間に合い,諏訪湖クルージング(?)へ.乗客はわずかに7人で貸し切り状態であった.
船を降りた後は,近くの高島城をさらっと観光し,上諏訪温泉「すわっこらんど」で汗を流した.今年できたばかりの新しい施設で,気持ちが良かった.
今回の日帰りツアーは,混雑を覚悟していたが,霧ヶ峰・諏訪湖・温泉・高速道路のどれも混雑,渋滞が大したことなく,諏訪を満喫することができた.
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