錦秋を愛でる山旅2日目 月光・星空・朝焼けと紅葉に感動の社山

2020年10月29日(木) [日帰り]

• GPS: 06:11
• 距離: 14.0km
• 登り: 671m
• 下り: 664m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:54
• 休憩: 1:16
• 合計: 6:10

距離 14.0km 登り 682m 下り 672m

7:07 歌ヶ浜第一駐車場
7:46 7:47 狸窪
8:17 8:22 阿世潟
8:38 8:40 阿世潟峠
10:01 10:44 社山
11:35 11:43 阿世潟峠
11:53 11:55 阿世潟
12:33 12:48 狸窪
13:17 ゴール地点

天候

晴天

アクセス

利用交通機関：

自家用車

歌ヶ浜第1駐車場（無料）綺麗な水洗トイレと自動販売機あり

写真

10/28 15:51

玉原高原から金精峠を移動中に撮影した男体山とチョコンと見える中禅寺湖。

10/28 16:21

茶店のテラスから竜頭の滝。

10/28 16:27

竜頭の滝

10/29 2:41

月明かりで明るい夜空と男体山。

10/29 2:48

男体山の上空には、満天の星。中禅寺湖の湖面には、常夜灯の明かりが映りこみました。

10/29 2:49

天気予報で深夜から晴れの予報だったので、星空撮影のため車外に出ると、社山の上から月光が中禅寺湖の水面を射していました。

10/29 2:51

男体山の上空に満天の星。

10/29 2:54

日没のように社山に沈むお月様と月光。

10/29 2:59

男体山と満天の星。

10/29 3:04

月が社山に沈み隠れたタイミングで撮影した社山と満天の星。

10/29 3:13

より月が社山に沈んだところで撮影した星空と社山。

10/29 3:15

社山と満天の星空。

10/29 6:11

車外が騒がしくなってきたので外に出ると朝でした。社山の上空の雲が朝焼けで茜色になっていました。

10/29 6:12

モルゲンロートの社山。

10/29 6:12

モルゲンロートに染まる社山。

10/29 6:13

モルゲンロートで茜色の雲の上は青空が広がっていました。

10/29 6:17

男体山もモルゲンロートに焼けていました。

10/29 6:19

男体山の山裾のカラマツ黄葉がモルゲンロートでより黄金色に見えてキレイでした。

10/29 6:20

モルゲンロートの社山。

10/29 7:05

さあ、エネルギーのチャージと準備体操をしてから、晴天のもと社山に向けて登山開始。

10/29 7:07

歌ヶ浜から男体山におはようございます。

10/29 7:09

歌ヶ浜第一駐車場からスタート。

10/29 7:12

遊歩道を阿世潟を目指し歩いていきます。

10/29 7:13

コハウチワカエデの紅葉がキレイ。

10/29 7:22

電柱に付けられた道標です。こういう控えめな案内の良いですね。

10/29 7:22

戦場ヶ原周辺は、落葉している木々が目立ちましたが中禅寺湖の周りの紅葉は良い感じです。

10/29 7:25

湖畔から社山。山頂上空の雲が大分流れて青空が目立ち始めました。社山の麓は紅葉が見られそうですが、上の方は落葉しているようです。

10/29 7:27

良い天気で社山の全容が見られて良かった。

10/29 7:29

オレンジ色に紅葉した散歩道。

10/29 7:32

黄色や黄緑色に黄葉した散歩道。

10/29 7:36

少しのアップダウンを繰り返します。

10/29 7:40

八丁出島の紅葉も良い感じ。社山が引き立ちます。

10/29 7:43

イタヤカエデの黄葉が綺麗でした。

10/29 7:44

彩り豊かな紅葉が目立つ八丁出島。

10/29 7:46

コミネカエデの紅葉。

10/29 7:50

半月峠への分岐。下山はここに下りてくる予定。行きは、阿世潟を目指すので、千手ヶ浜方面に向かいます。

10/29 7:50

分岐の手前から舗装路から落葉敷きの道となりました。

10/29 7:51

鹿が行く先を横断していきました。

10/29 7:52

日射しが当たって、紅葉が輝いていました。

10/29 7:59

昨日は、玉原高原のブナ平で紅葉するブナのトンネルを歩きましたが、今日は、日光で紅葉するカエデやケヤキなどのトンネルを歩きます。

10/29 8:03

歌ヶ浜から見た男体山よりも皿にあけたプッチンプリンみたいでやさしい山容に見えます。

10/29 8:05

水色の空に紅葉が映えます。

10/29 8:07

男体山

10/29 8:08

輝くコメント湖畔林の紅葉。

10/29 8:12

黄葉のトンネル。

10/29 8:12

紅葉する遊歩道を踏みしめて進みます。

10/29 8:24

阿世潟に到着。

10/29 8:26

阿世潟から最初は、緩やかな道幅が広い坂道を登って行きます。

10/29 8:30

分岐から少し行くと落葉する木が目立ち始めました。

10/29 8:34

坂道の勾配が徐々にきつくなってきました。

10/29 8:36

阿世潟峠へ九十九折れの道を登って行きます。先には、木段が見えてきました。

10/29 8:41

木段を登りきると阿世潟峠に到着です。

10/29 8:43

峠から山頂までは、一気登りのようなので気合を入れなおしです。

10/29 8:46

峠から、足尾方面。カラマツ黄葉が良い感じでした。

10/29 8:47

まずは社山手前のピークを目指します。

10/29 8:53

尾根上に付けられた狭い登山道を進みます。

10/29 8:58

風は冷たいですが、強い日差しで汗が吹き出します。

10/29 9:03

社山山頂が見えてきました。青い空に山肌のカラマツ黄葉が綺麗です。

10/29 9:03

カラマツ林を登って行きます。

10/29 9:05

男体山と太郎山、山王帽子山。

10/29 9:06

太郎山と山王帽子山。光徳沼も見えました。

10/29 9:06

男体山山頂をズーム。

10/29 9:06

社山をズーム。社山山頂周辺は、落葉してしまった木の幹とカラマツ黄葉が目立ちます。

10/29 9:10

山頂に向けヤセ尾根に付けられた登山道が見えます。

10/29 9:17

ヤセ尾根を慎重に歩いていきます。

10/29 9:19

小ピークの手前で登山道が尾根に沿っての道とトラバースの道に分かれていました。往復するので、行きはトラバースを選択しました。

10/29 9:22

ダケカンバの白い幹とカラマツ黄葉のコントラストがキレイでした。

10/29 9:23

カラマツ黄葉を前景に配置して中禅寺湖と男体山。

10/29 9:28

男体山と中禅寺湖。八丁出島も良く見えます。

10/29 9:30

中禅寺湖側は落葉した白樺で、足尾側は黄葉するカラマツ。

10/29 9:34

男体山と太郎山。

10/29 9:35

中禅寺湖と戦場ヶ原。

10/29 9:38

奥白根山の山頂には雲が湧き見えません。

10/29 9:42

尾根上の登山道からカラマツが無くなってきました。青い空に向かい緩やかに登って行きます。

10/29 9:43

霞んだ先に見えるのは筑波山でしょうか。

10/29 9:44

逆三角に見える中禅寺湖と戦場ヶ原。

10/29 9:46

もう少しで奥白根山の山頂が見えそうな感じになってきました。

10/29 9:47

振り替えって、中禅寺湖と登ってきた登山道の先に半月山。

10/29 9:49

谷間には、パッチ模様の紅葉が見られました。

10/29 9:50

もうひと踏ん張りで山頂でしょうか。想像していたよりも急登が続いていました。

10/29 9:57

もう少しで山頂なので、休まずに進みます。

10/29 10:02

社山山頂に到着です。

10/29 10:03

山頂には、ウロウロと餌をねだる悪戯好きな狐がいました。食事中の自分に接近してきます。

10/29 10:03

野生動物には、餌をやらないポリシーなので、無視して食事し、ちょっと、撮影でバックパックから離れていたら、何と今治マフラータオルが無くなっていました。餌が貰えない腹いせなのか、オレンジ色が大好きなのか狐にマフラーを持っていかれてしまいました。

10/29 10:17

皇海山と庚申山。

10/29 10:18

皇海山・庚申山・袈裟丸山。

10/29 10:19

足尾方面の山並みがクッキリ見える最高の天気です。

10/29 10:20

山頂から男体山と太郎山。

10/29 10:21

戦場ヶ原と山王帽子山・三岳。

10/29 10:39

誰もいなくなった山頂から、山頂標と男体山。

10/29 10:48

登りと違い、下りは、男体山と中禅寺湖を眺めながら、ゆったりとした時間を感じながら下っていきます。

10/29 10:49

八丁出島と半月山。

10/29 10:49

本当に時間が許せばのんびりと景色を眺めていたいのですが、いろは坂の渋滞にはまりたくないので下山します。

10/29 10:51

奥白根山にかかっていた雲がなくなり、ハッキリと見えてきました。

10/29 10:51

奥白根山

10/29 10:52

ハート型にも見える中禅寺湖と竜頭の滝・戦場ヶ原と太郎山・山王帽子山・三岳。

10/29 10:52

湯滝も小さく見えます。

10/29 10:54

奥白根山

10/29 10:56

帰りは、八丁出島の近くで紅葉を堪能しようかな。

10/29 10:57

霞んで見えるのは、那須岳かなあ。

10/29 10:59

潰れたハート型の中禅寺湖と竜頭の滝・戦場ヶ原と太郎山・山王帽子山・三岳そして湯滝も加えてみました。

10/29 11:01

パッチ模様の紅葉。

10/29 11:02

男体山・太郎山・山王帽子山。

10/29 11:10

八丁出島

10/29 11:17

黄金色のカラマツ林に突入し阿世潟峠へ下ります。

10/29 11:17

来年は、ロープウエイに頼らずに奥白根山を登ろうかと思います。

10/29 11:17

ブルーな湖面と秋色の八丁出島。

10/29 11:20

下る先に登山者なし。焦らづに足元に注意しながら下っていきます。

10/29 11:35

阿世潟峠まで下りてきました。

10/29 11:50

計画では、半月山まで足を延ばすつもりでしたが、十分に景色を堪能しお腹いっぱいなのと、少しでも早い時間にいろは坂を通過したいため、向かわずに阿世潟へ下りました。

10/29 11:55

黄葉するコハウチワカエデが日射しで透けて見え綺麗でした。

10/29 11:55

阿世潟に到着。ここからは、紅葉狩りをしながら帰ります。

10/29 11:56

コハウチワカエデの黄葉グラデーション。

10/29 11:58

スカイブルーのキャンバスに黄葉するブナ。

10/29 11:59

スカイブルーのキャンバスにケヤキの黄葉グラデーション。

10/29 12:03

八丁出島

10/29 12:08

朝は曇り空でしたが、やっぱ、紅葉は青空でないと、急ぎたいのですが、ツイツイ足を止めてしまいます。

10/29 12:09

ブナの黄葉グラデーション。

10/29 12:11

ウリハダカエデとブナが共演する紅葉グラデーション。

10/29 12:13

2日連続で錦秋の道を歩けて幸せです。

10/29 12:13

黄葉に青空も映えます。

10/29 12:14

黄葉するイタヤカエデ。

10/29 12:15

ハウチワカエデの黄葉グラデーション。

10/29 12:16

ブナの黄葉グラデーション。

10/29 12:16

青空にブナ黄葉が輝きを増して見え最高です。

10/29 12:18

イタヤカエデの紅葉。

10/29 12:21

ハウチワカエデの黄葉。

10/29 12:23

紅葉に塗りつくされた散策路の落葉をサクサクとした音も楽しみながら帰ります。

10/29 12:25

紅葉狩りの収穫でそろそろ手に持てなくなってきたので、そろそろ収穫の成果を見てみます。

10/29 12:29

今日の収穫です。

10/29 12:30

八丁出島周辺のハウチワカエデは、まだまだ赤くなる手前のオレンジ色でキレイです。

10/29 12:34

湖畔に下りて八丁出島と男体山を眺めながら一服タイムにしました。

10/29 12:44

八丁出島をズーム。

10/29 12:46

男体山を眺めながら、歌ヶ浜第一駐車場方面を確認します。まだまだ、結構歩かなければなりません。遠いです。

10/29 12:55

晴天が黄葉でより明るく感じます。

10/29 13:01

奥白根山が良く見えます。今日は、朝から風もありましたが、朝よりも風が強くなり湖面に白波が立っていました。

10/29 13:01

社山

10/29 13:05

行きは、イタリア大使館別荘記念公園の外周を歩いたので、帰りは公園内の遊歩道を歩きました。

10/29 13:09

公園内の紅葉も最高潮でした。

10/29 13:09

多くの観光客が見学されていました。

10/29 13:18

歌ヶ浜第一駐車場まで戻ってきました。白波立つ中禅寺湖と奥白根山。

10/29 13:19

遊覧船が浮かぶ中禅寺湖と社山。今日は、深夜の星空に始まり、モルゲンロート、錦秋の散策路、社山からの眺めと見たかった景色を全て堪能した最高の1日でした。ありがとう日光。

撮影機器：

DMC-TX1 Panasonic

X-T20 FUJIFILM

X-T3 FUJIFILM

装備

個人装備

長袖シャツ ウインドシェル ズボン フリースジャケット ウールグローブ 雨具 サポートタイツ 靴 ザック ザックカバー 帽子 ニット帽 昼食 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 スマホ 時計 タオル ツェルト ストック カメラ 熊除け鈴

感想

ねたにしくん

錦秋の山旅2日間の最終日は、日光の社山です。前日の尼ヶ禿山から金精峠を越えて移動し、夕方に竜頭の滝を観光して、歌ヶ浜第一駐車場で車中泊しました。天気予報では、日付が変わる深夜から晴れの予報だったため、月明かりが収まりそうな深夜2時に起床して、まずは、星空撮影をしました。おおよその予想で2時起床としましたが、これが正解で月が社山に沈む手前のタイミングで、感動的な星空を堪能。今度は、モルゲンロートを狙うため再び車内に戻り仮眠してから、モルゲンロートに染まる社山と男体山を撮影することが出来ました。昨日は、曇り空でしたが、今日は、深夜から晴天で、社山山頂からの眺望に期待が膨らみます。朝食を取り社山に向けてのスタートは、何組かが出かけた後になりましたが、社山に向かった方は少なく、静かな散策路で紅葉を楽しみつつ阿世潟へ向かいます。阿世潟から阿世潟峠までの道は、急登かなと思っていたら、途中から、少しの木段を上がりながら九十九折れとなりたちまち峠に到着。峠からは、休まず社山へと向かいました。峠から社山は見えませんが、一気登りなのは十分にわかりましたので、ここからは、大汗を掻かないようペース配分を気にしながら、手前のピークへ向かいます。ピークでからは、目的地の社山が目の前にみえ、男体山と中禅寺湖、足尾方面まで快晴のもと良く見え、久々に良い天気の日の登山にあたりました。ピークから社山山頂までは、ヤセ尾根や道幅が狭くステップが高い場所もある厳しい登山道となりましたが、最高の景色と黄金色のカラマツを眺めながらなので、苦しく感じず社山の山頂に辿り付きました。山頂には、先行した1グループがいましたが、眺めの良い場所でのランチタイムは、至福の喜びでした。ランチの最中は、餌をねだるキツネに狙われ、タオルを奪われるハプニングもありましたが、これも、記憶に残る想い出となり怒る気にもなれません。帰りの阿世潟からの道は、青空の下、ブナや各種のカエデ、ケヤキの黄葉を眺めながら、今年の紅葉狩り山行は、今日でおしまいにしても良いかなと思えるほど最高の1日となりました。今度は、スノーシーズンに戦場ヶ原でスノーシューハイキングに来れたらいいなと思います。