熊野古道小辺路のクライマックス十津川温泉〜果無峠〜熊野本宮大社
- GPS
- 08:12
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 1,396m
- 下り
- 1,473m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰路:熊野本宮大社から明光バスで田辺駅下車 紀伊田辺から特急くろしお乗車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道標もしっかりあり迷うことはありません。 |
その他周辺情報 | 今回のお宿:十津川温泉行者民宿太陽の湯(素泊まりで4600円でした) 昭和な建物ですが、ええ温泉です。気さくなおかみさんで心地よかったです。 紀伊田辺駅にはコンビニあり。 |
写真
感想
奈良県の山39座目は熊野古道小辺路の果無峠。十津川温泉に前泊しての日帰りで歩いてきました。
前日は大和八木駅から奈良交通の八木新宮線の特急乗車。バスに揺られ4時間余り。途中谷瀬のつり橋で休憩。吊橋の郷で串こんゃくとめはり寿司を買う。
十津川温泉バス停からこの日の宿、行者民宿太陽の湯へ。日没までに到着した。
素泊まりだったので、部屋で山飯。カニクリームリゾットにコーンスープ。
ここの温泉は貸切で、男女は別れてない。空いてたら好きに24時間入浴できます。もちろん中からロックできますのでご安心を。ぬるぬるのいいお湯でした。
4時半起床。朝はスキムミルクのホットシリアル。お腹に優しく食べやすい。水分も取れるので寒い朝のお気に入り。
5時半を少し過ぎて宿を出発。まだ暗い。。相変わらずうろうろしながらも真っ暗な中、無事果無峠登山口到着。そろそろ東の空が白んできた。
最初からなかなかの急登。それでも果無集落に着く頃にはすっかり明るくなっていた。早朝だったのか集落に村人はおらず、写真撮影のおっちゃんが一人。
観音堂まできて一休み。トイレもあり。小屋は施錠されていた。
果無峠まで標高差900m以上あり、整備されてるとはいえ登りごたえあり。今でこそしっかりした登山靴だけど、昔は地下足袋か草鞋でここ登ったんだな〜。大変だ。
しかし果無峠は展望なく、あっけない感じでしたが、またここからひたすらの下りが待っていた。古道は基本樹林帯を行く。快晴になった秋の空、木漏れ日が美しい。こんな穏やかな日の古道歩きは最高だ。しかも人が少ない〜。所々で展望も開け、山並みも楽しめた。
峠から下りてくる途中で、地下足袋履いた地元の老夫婦に出会う。お父さんは鍬みたいな道具もって古道整備してくれているよう。本宮町が見渡せると所までくると碧い熊野川が見えてテンションが上がる。
八木尾まで下りて来て一息。バス停までの道を間違えたりして。。。村のおばあちゃんが道を教えてくれた。嬉しい一時だった。
しかしなんで熊野川は碧いんだろ〜。綺麗だな〜。なんども振り返りながら熊野本宮大社へ進む。ここからは舗装道路になる。
ほんぐう道の駅に到着。ここでお昼にする。ええ天気。熊野川沿いのベンチでボロネーゼを作る。いや〜フライパン大活躍!すっかりくつろいでしまった。ついでにほうじ茶ソフトクリームも食べた。モンベルカードで50円引きの300円なり。ここのトイレにも熊出没って買いてあった。
しばらく国道を歩いて平岩口から三軒茶屋跡へ向かい中辺路へ合流する。ちょっと寄り道展望台からわ〜〜お!見えた〜熊野本宮大社の鳥居!ええ景色!
石畳の下りが結構膝に来たけど、親切な道標に導かれて無事熊野本宮大社へ到着。さすがにここでは観光客で賑わっていました。八咫烏のポストで記念撮影してバス停に向かいました。ここから明光バスに乗車し紀伊田辺駅へ。紀伊田辺駅からは贅沢に特急くろしおにのってゆったりと帰路につきました。
あー、やっとmanateeさん行ってきたんやーって思いと、自分が歩いた時のことが重なって、ちょっと目がウルんでしまったよー。
季節もお天気も素晴らしかったですね。
宿はすぐにとれましたか? 十津川温泉やし金曜やから、とれないこともないのかな。
うちら、ほら、年頃のおばちゃんやから、暗い中歩き出すのは不安やし、熊も怖い。
でも、だんだん空が白んでいく中ひとりで歩いてると、少しは古の旅人に倣えてる気がしません? 古道歩きって、普通の登山と違って、まさに『旅』って感じがたまらないです。
いつか那智の黒飴ソフトも食べてください!
ありがとうございます。30日金曜日に宿がとれたので、行って来ました!
一人ぼっちの日ノ出前の出発はドキドキだけど、どんどん空が白んできて朝日が昇ってくる時間がいいですよね!
熊は宿の剥製だけで良かったです(^-^;
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