京都の山を歩く〜比叡山から大原三千院


- GPS
- 09:00
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,102m
- 下り
- 939m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
きらら坂への入口はわかりにくいですが、川を遡っていけば大丈夫です |
写真
感想
今日は比叡山に登る。昨日歩いた宝ヶ池からスタート。
先ずは雲母坂の登山口に向かうのだが、全く道標がない。地図とにらめっこしながら、なんとか登山口にたどり着く。
登山口からは東海自然歩道と京都一週トレイルの道標で迷うことはない。
唯、雲母坂は古くからの道のようだが、道が完全にえぐれている。雨が降ったら川と化しそうだ。最初の頃は雪も全くなかったが、それでも途中から雪が出てきた。
唯、昨日とは違い踏み後がしっかりだし、天気はいい。
途中で道の真ん中に猿がいた!人慣れしているのか、退いてくれない。それでも、ゆっくり近づくとやっと退いてくれた。ところが、周りにも猿が群れてる。襲ってくる気配はないが、恐々通過。
雲母坂の最後の急登を終えるとケーブル山頂駅に着いた。冬の間はケーブル、ロープウェイともに休止で寂しい。さすがに此処まで来ると雪が多い。しかし、踏み後はしっかりついている。さて、山頂迄は後少しのはずだか、肝心の道標がない。比叡山は四明岳と大比叡の双耳峰だが、東海自然歩道も京都一週トレイルも山頂は経由していない。というのも、四明岳は園地となっているようだし、大比叡は展望皆無のようだ。
唯、幸いなことにそれらしい方向に踏み後が続いているので、忠実にそれを辿る。先ずはロープウェイ山頂駅に到着。この先に四明岳の山頂があると思うが、園地となっていて冬期閉鎖中の為入れない。ぐるっと回った反対側に園地内への足跡があってこっそり入ったがやはり山頂標識はなかった。
一方、最高点は大比叡なのでこれはなんとしても登る。大比叡には園地の駐車場から細い道路を入って行く。相変わらず、道標はないが足跡がしっかりついているので、助かる。
山頂近くで道路より右手に外れて登って行く。変な四角の建物が見えて来たと思ったら、その手前が大比叡山頂だった。やはり展望は皆無。山頂付近はテレビの電波塔に占拠されているつまらないところであったが、それでも最高点に登ったことで満足し、下山を開始する。
ここからは大原方面に向かいたい。山頂より尾根筋に行けるのではと思ったが、道がわからず断念。とりあえず、延暦寺方面を下る。唯、延暦寺の根本中堂迄は下りたくなく、途中で横にそれる道を探して、それらしい道を進んだ。やがて、お堂が見えて来た。阿弥陀堂らしい。此処まで来ると何故か下からの登山者がちらほら。皆がこの先は大比叡かと聞く。道標がなくて困ってるのは皆らしい。
さて、自分はこのまま、延暦寺を下る訳には行かない。ケーブル比叡と書かれた方面に進む。すぐに比叡山ドライブウェイを跨ぐ橋に着く。その橋を越えると、釈迦堂の道標が!
これこそが大原への道だった。ここからは、東海自然歩道と京都一週トレイルの道標がいっぱい出てきて迷うことはない。
途中で静けさに包まれた浄土院、にない堂、そして、釈迦堂、どれも素晴らしかった。延暦寺を見学する積もりはなかったが、雪の中の延暦寺はなかなかいい。
釈迦堂を過ぎると山道となる。横高山や水井山と越え行くが展望があったのはその手前の玉本杉。後は雪の中を黙々と歩く。唯、トレースはしっかり。また、トレイルランの人と何回かすれ違った。
比叡の山々を越え、仰木峠に到着。少し早いが此処で下山。
大原三千院に行く為だ。此処まで来たら是非行きたい。
昔のCM、京都〜大原三千院〜恋に破れた女が一人〜♪、が頭の中でぐるぐる。
大原の里に降りたら、さすがに観光客でいっぱい。観光客に紛れて大原三千院に向かう。
大原三千院は思ったより、小さかったが、それでも庭はきれいだった。その綺麗な庭にわらべ地蔵が可愛くいる。
また、大根の炊き出しをしていて、思わず買って食べようとしたが、なんと無料とのこと。
美味しかった。お代わりしたいぐらいだが、さすがにそれは自制した。
今日は天気も良くまだ3時だが、冬の京都はもう寒くなって来た。
京の冬山の2日間、すっかり満足して帰路に着いた。
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