超お気軽ハイクが終始処女雪のミニラッセルに(籠坂峠−大洞山−三国山−湯船山−不老山)
- GPS
- 07:05
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 966m
- 下り
- 1,855m
コースタイム
天候 | 晴北風強 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・危険箇所皆無。 ・籠坂峠から世附峠間は積雪有り。10cmから深いところは40,50cm。 ・アイゼンは無くても良いが、植林帯の日陰などは凍っている箇所有り。 ・終始展望殆ど無し |
写真
感想
年寄りの単独ではこの時期は余り行けるところがない。一昨日鳥を探して箱根に連れて行って貰った時に、積雪もなくお気軽ハイクが出来そうと確認した(つもり)尾根を辿り、名前が気に入った不老山に出かけて見た。
・昨日少し雪が降ったかもしれないが、たかだか1000m程度の低山で、登山道のなだらかなようなので気楽なハイキングと決め込んで、非常用装備はいつものように詰め込んだが、冬の装備は全てザックから放り出して出かけた。
・しかし、バスで漸く着いた籠坂峠は”約束が違う!”。雪が沢山ある。
・仕方がない、少し歩いて様子を見ることにする。
・バス停から少し登ったお墓参り用の駐車場に、マイクロバス一台と乗用車2台が道を塞いで堂々と駐まり、6,7人がアイゼンを着けたり出発準備に忙しい脇を、何とかすり抜けて登り始める。
・昨夜降ったと思われる雪は、くるぶし程度まで沈むだけなので、兎も角登ることにする。
・しかし、登るにつれて少しずつ雪は多くなり、アザミ平ではトレースも無くなり、膝近くまで入る箇所もある。
・只、雑木林の中の登山道は、20cm位しか沈まないので騙し騙し登る。
・靴に雪が入り始めたので、スパッツを着けようと思ったら、何と何と、スパツが無い(;_;)。雪なんか昨日チラッと薄化粧しただけだ!とタカをくくり、アイゼンとオーバー手袋を放り出したときに一緒に置いてきてしまったらしい。
・無い物はどうしようも無いので、このまま行くことにする。幸い昨日の雪は小さなアラレの様な感じて、しかも乾いた雪なのでそれ程靴の中が濡れるほどにはならない。
・コースタイム通りだと、下降点の山市場のバス17:45発が微妙なので、少し頑張って登る。しかし、一時間半程すると右腰の辺りに違和感が生じ、登りで右足を踏ん張ることが出来なくなった。幸い持病の右膝は今の所大丈夫そうなので、ストックに少し頼りながら登る。
・大洞山を過ぎ、三国山頂上に20m位に成った所で、パノラマ台から来たと言う埼玉の3人パーティが下ってきた。
・三国山着は、山と高原地図のコースタイムより少し短縮出来た。これで棚沢キャンプ場の、17:45のバスに間に合わせることが出来そうな感触が得られたので、腰を下ろして昼食を摂る。
・三国山から湯船山方面は、当然誰も入っていない。
・三国山からの急傾斜の下りは、吹きだまりで膝近くまで沈む箇所もある。下り始めて少ししたら、明神峠からと言う単独男性が登ってきた。
・明神峠の手前の林道には2台の車が止まっていた。先ほどの登山者か?
・明神山近くまで誰か往復したらしい足跡が有ったが、それ以降は又処女雪踏んで・・・。
・尾根筋など、風が吹き抜ける箇所は、北風が強く寒い。
・バスの時刻に余裕を持たせるため、下りは少しピッチを上げる。幸い雪は少しずつ少なくなってくる。
・途中で、”サンショウバラの大木有り”の表示があったので寄ってみようと下り始めたが、どのくらい下ればよいのか判らないので、暫く木だったが諦めて戻ってしまった。
・サンショウバラの丘の手前の古い指導標が判りにくく、暫し思案したがサンショウバラの並木の間を歩くと、直ぐに”丘”に出た。
・ここは、今回のコースの中で唯一と行って良い好展望地で、丹沢の峰々や、富士山、箱根の山々が良く見える。
・正面には不老山が見える。なかなかどっしりした山で、最後に登るには応えそうだ。
・予想以上に不老山への登りはきつかった。あの先が頂上!と思うが何時までたっても頂上に着かない。やっと頂上と思ったら南峰。
・ここで、漸く今日のルートを視認することが出来た。距離では結構歩いたようだ。
・漸くたどり着いた不老山頂上で暫し思案。棚沢キャンプ場発17:45のバスには余裕が有りすぎて、寒いバス停で1時間程も待たなければならない。只、コースタイム2時間5分を半分に短縮出来れば、1時間半前のバスに間に合う。
・コーヒーを飲みながら考えて、早いバスにチャレンジしてみることにする。最悪間に合わないときには、谷峨駅まで30分強歩くことにする。
・不老山ピストンらしい沢山の足跡を見ながら、下りを思い切り飛ばす。
・幸い、大部分が植林林の中の道で、危険箇所はない。
・漸く吊り橋が見え、充分前のバスに間に合うことが判ったが、ペースを落とすと歩けなくなりそうなので、兎も角バス停迄頑張る。バス時刻の15分前に着いた。
・しかし、飛ばしたツケは大きく、右腰の痛みは強くなるし、その後2時間経っても足の痙攣が治まらない
・バスの運転手さんは慣れていないようで、少し遅れたため、新松田で電車が一本後になってしまった。しかし、当初覚悟していたよりも早く帰宅出来、ビールを楽しむことが出来た。
。
今回のコースは、”富士箱根トレイル”と名付けられていて、歩きやすい雑木林の道だが、周囲の景色は殆ど見えないので、植物や花等を楽しみながら森林浴をするコースと思う。
・本日の実歩行時間;6時間15分(山と高原地図コースタイム;8時間55分)
・本日の歩数 ;41,000歩
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
おはようございます。
同じ日に籠坂から大洞山周辺を散策しました。
一歩違いのようでした。
ひとかたのトレースがありましたが
tochanさんでしたね。
サンショウバラの頃はハイカーで賑わいます。
この頃もいいですが、雪の静かな今が好きですね。
山市場までのたっぷりの山行・・・。
楽しめましたね。
お疲れさまでした。
tochanさん こんにちは
三国山から大洞山へ向かう途中お会いした、
埼玉のパーティーの先頭にいたyuuchannです。
ダブルストック、速足で処女雪を勢いよく歩いて来た
我々よりチョット年上かなと思った元気なお方がtochanさんでしたか。
ヤマレコで見させてもらいましたが19キロ、7時間も歩かれたんですね、脱帽です。
我々は大洞山まで辿り着け無く、楢木山で お昼にして引き返しました。
ヤマレコ機能のお会いしたかもしれない人のお陰でtochanさんのレコにたどりつけました。ヤマレコ凄し。
そうだ私も新潟県人で有りましてtochanさんを見習い元気に登山(ユルハイキングですが)を続けたいと思います。
またどこかでお会いするのを楽しみにしております。
お元気で。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する