白山
- GPS
- 05:37
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,607m
- 下り
- 1,594m
コースタイム
- 山行
- 4:33
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 5:35
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
放射冷却で冷え込んだ朝でした。朝活白山、完全装備でスタート。
甚之助まではハイペースで登りました。雪がチラホラ出てきてカチコチなので、ここでアイゼン装着。安全第一、アイゼンは早めに越したことはないけれど、結果的にもう少し先でもよかった。雪があったりなかったりして時間がかかってしまう。南竜分岐くらいで付ければよかったです。
それにしても月が綺麗な夜でした。誰かがヘッドライトでこちらを見ているのか?と思うほど眩い月明かり。満月でした(正確には翌日が満月)。夜の主役はお月様だな、と思っていたら、明け方には主役を太陽に譲るかのように西の空に落ちてゆき、黄色く控えめに輝き、とても優しい感じに。ううう、美しい!月をカメラに収めたく試行錯誤するもダメ、うまく映らない。はぁー。諦めて歩き出す。気付けばご来光の時間が迫っていました、、、
室堂到着。噂のトイレがきになりますがもう入れない。
というかご来光まであと15分しかない。行けるか?いや無理でしょ。空身でも多分15分は無理だけれど、まあ本気で登れば手前まではいけるだろう。ギアを一段上げてペースアップ。肺に冷たい空気が入ってくる。どれだけ空気を吸い込んでも身体が動かない感じ。久しぶりにこの感覚、気持ちいい。高天原を超えたあたりでご来光、間に合わなかったー。御嶽の左肩から光が溢れ出しました。素晴らしい朝です。
もうアイゼンいらないのでデポ。本気モードで走って行きます。室堂から20分で山頂。まずは奥社で念入りに祈願しました。
雲ひとつない、風もない、天国か。こんな日に山頂を独り占めしていいんでしょうか。
絶景を十分味わったら、帰路に着きます。今日は南竜で静かに朝ごはんを食べよう。トンビ岩コースで南竜まで、と思っていたけれどトレースが濃くて気が引けるので、久々に展望道にします。新雪が固まったモナカ雪ですが、硬いトレースの上を歩くより、ザクザク踏み締めて歩く方が楽しい。思ったより長い道のりでしたが、静かな白山を楽しめました。南竜で朝ごはん。〆のコーヒーで幸せ。
ポカポカ陽気になって、厳冬期のジャケットから夏のカッパに衣替えして下山開始。砂防新道は大賑わい。女子トップクラスのトレイルランナーのE元さんと、ご家族が白山登山をしていました。すごい家族です。
何人とすれ違ったでしょうか。30人を超えたあたりで数えるのをやめました。気付いたのは、自分の厳冬期装備は完全に周りから浮いていました。ヘルメット被っていた人なんて1人もいなかった、、、いいんです。安全第一ですから。
もうしばらくで吊り橋の板が外され、市ノ瀬、風嵐のゲートが順番に締められる。そうなると簡単にアプローチもできなくなり、一気に登山者は淘汰される。もう少し雪が積もれば今年中にもう一回登りたいけれど、どうかな。
yamanohaさん,初めまして。
同じ日に,同じような時間に,別当出合をスタートとして白山に登って来た者です。
4時近くにスタートして,ご来光を目指されたのですね。
もう少しでしたが,その時間で山頂近くまで行けるのはすごいです。
私は最初から諦めてしまってゆっくりと登って来ました。日の出の時刻は,黒ボコ岩より随分と下あたりを登っていました。
この日は最高のお天気で,登山に来て本当に良かったですよね。
私にとってはこんなに晴れ渡った白山山頂は何年ぶりだろうか。
年に4〜5回白山に登っているので,どこかでお会いすることがあるかもしれませんね。
同じ景色を共有できたというご縁で,メッセージさせていただきました。
sosu2011さん、はじめまして。コメントありがとうございます。
確かに雲ひとつない最高の天気でしたね。
私は久々の白山で、懐かしい気持ちに浸っておりました。
どこかでお会いしましたらよろしくお願いします。
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