ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 270181
全員に公開
雪山ハイキング
奥武蔵

芦ヶ久保から丸山、なぜが白石峠往復〜芦ヶ久保

2013年02月17日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:50
距離
16.3km
登り
1,064m
下り
1,054m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

道の駅あしがくぼ(6:15)−登山道入り口(6:40)−日向山分岐(7:15)−丸山山頂・展望広場(8:00〜8:20)−白石峠分岐(8:35)−高篠峠(8:55)−川木沢ノ頭(9:25)−白石峠(9:35〜50)−高篠峠(10:15)−大野峠(10:40〜45)−赤谷登山口(11:35)−道の駅あしがくぼ(12:00)
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2013年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央道〜圏央道狭山日高IC下車
国道299号で芦ヶ久保へ
道の駅『果樹公園あしがくぼ』第2駐車場に駐車
登山者は第2駐車場へ駐車、かなりの台数が止められる。
道の駅なのでトイレ、自動販売機等は完備している
コース状況/
危険箇所等
コースの多くが関東ふれあいの道と重なり道標は整備されている。
但し、北面や西面は雪が多く残り、白石峠までのコースでは一部で膝程度までの雪が残る部分もあった。

川木沢の頭南側は私有地で立ち入り禁止。
同ルートに赤線を引いているのは明らかに山と高原の地図の間違い。
朝日に赤く染まる武甲
24
朝日に赤く染まる武甲
登山道入口
イノシシ除けネットを抜ける
2
イノシシ除けネットを抜ける
彼方に浅間山
やがて雪道となる
やがて雪道となる
クマの立場で言えば
『年中人間出没注意!!』
1
クマの立場で言えば
『年中人間出没注意!!』
県民の森周辺はかなりの積雪
1
県民の森周辺はかなりの積雪
雪の坂を登り切れば
1
雪の坂を登り切れば
丸山山頂
展望台からの眺めは素晴らしい
丹沢から奥多摩方面
大山と大岳山は特徴的ですぐにわかる
展望台からの眺めは素晴らしい
丹沢から奥多摩方面
大山と大岳山は特徴的ですぐにわかる
奥武蔵から奥多摩方面
6
奥武蔵から奥多摩方面
武甲 確かに傷は痛々しい。
でもここで産出される石灰岩が日本の成長と繁栄を支えてきた。
セメントやコンクリートによって受けてきた恩恵を棚に上げて、ただ環境破壊と騒ぐのは筋が違う。
11
武甲 確かに傷は痛々しい。
でもここで産出される石灰岩が日本の成長と繁栄を支えてきた。
セメントやコンクリートによって受けてきた恩恵を棚に上げて、ただ環境破壊と騒ぐのは筋が違う。
武甲から甲武信・金峰方面
そして両神山
5
武甲から甲武信・金峰方面
そして両神山
両神の背後には八ツ
9
両神の背後には八ツ
西上州の山の彼方に浅間山
5
西上州の山の彼方に浅間山
大霧山の先に上州一望
榛名山や小野子山
子持山、そして赤城
3
大霧山の先に上州一望
榛名山や小野子山
子持山、そして赤城
日光男体山
左奥が奥白根、右は女峰
3
日光男体山
左奥が奥白根、右は女峰
笠山と堂平山
堂平山の右奥には筑波も
笠山と堂平山
堂平山の右奥には筑波も
気持ちのいい雑木林を下る
気持ちのいい雑木林を下る
白石峠分岐
今回は白石峠まで往復
1
白石峠分岐
今回は白石峠まで往復
北面は雪が多い!!
2
北面は雪が多い!!
道路も積雪
でも歩く分にはアスファルトよりも楽
4
道路も積雪
でも歩く分にはアスファルトよりも楽
裏側から見る丸山
1
裏側から見る丸山
川木沢の頭はアンテナ群
1
川木沢の頭はアンテナ群
ここも大霧山から上州方面の眺めがいい
2
ここも大霧山から上州方面の眺めがいい
雪の急降下
ここは膝くらいまで雪が残る
3
雪の急降下
ここは膝くらいまで雪が残る
定峰峠からの関東ふれあいの道に合流後も急降下
4
定峰峠からの関東ふれあいの道に合流後も急降下
ようやく白石峠
踵を返して大野峠
2
踵を返して大野峠
寄居からスタートして飯能までゆくそうだ。
お気をつけて!!
7
寄居からスタートして飯能までゆくそうだ。
お気をつけて!!
最後はスギの植林のしょーもない下り
1
最後はスギの植林のしょーもない下り
途中に巨大つらら
6
途中に巨大つらら
ドアップ!
赤谷の集落が見えたらゴールは近い
1
赤谷の集落が見えたらゴールは近い

感想

16日土曜日に房総の高宕山に登った後三鷹の自宅にいったん帰宅。
洗濯や買い物を済ませた後、翌17日にどこに登るか嫁と算段。
候補は三つ、奥多摩の高水三山から棒ノ嶺、大月の百蔵山から扇山、最後が奥武蔵の丸山。
奥多摩は青梅マラソンのため交通規制が入ることがわかり没、結局嫁さんの意向で奥武蔵の丸山に決定。

夜の9時過ぎに就寝して例のごとく朝の3時起床4時出発。
中央道から圏央道経由で狭山日高ICへ。飯能から国道299号線で登山口の『道の駅果樹公園あしがくぼ』に5時半ごろに到着。
登山者用の第2駐車場に車を止めて空が白んできた6時過ぎに出発。

放射冷却のため冷え込みは厳しい。
国道を渡り、標識に沿って集落を上がる。周辺は果樹園が多くあしがくぼ果樹公園村になっている。
高度をぐんぐんあげると朝日に赤く染まる武甲山が現れる。
山の傷は日本の経済成長を支えた名誉の勲章だ!!
車道歩きに飽きたころに、ようやく登山道入り口。
道の駅からここまでで既に高度200メートル近くを稼いでいる。

害獣除けのネットを抜けると、杉の植林と雑木林が混在する登り。
すぐに雪が現れるがアイゼンをつけるほどではない。
この先で下山する若い兄ちゃんとすれ違う。暗いうちに出て上で日の出を拝んできたらしい。
西側が開けた場所に出ると西上州の山の彼方に真っ白な浅間山。
ここからは防火帯の登りになり直登部分は結構きつい。
林道を交差すると一登りで県民の森の展望デッキ。
ここからは雪かさが増し風が強くなる。
当然前日の土曜日にも登山者がいたはずだがトレースは先程の男性のものしかない。風で消されたのか??

道の駅から2時間弱であっさり山頂に到着。
山頂にはまるで203高地の要塞のような無骨な展望台がある。
登ってみると風が強烈。しかし眺めはサイコー!!
丹沢から奥多摩、奥武蔵、奥秩父の山並みが余すことなく並び、両神山の背後に八ツが頭を出す。西上州の山並みの後ろに浅間山が王者の如く鎮座している。
比企三山の先には榛名、赤城、そして日光連山もきれいに見える。
そしてとどめの筑波山。
素晴らしい眺めをいつまでも堪能したいが、とにかく風が強くて寒い。
20分ほどで退散して、大野峠方面へと下る。

東面は雪がなく、霜柱の上の落ち葉をザクザク踏みしめながら楽しい下り。
すぐに白石峠への分岐となる。
ここは大野峠から芦ヶ久保に戻るか正丸方面に向かうのが王道だが、ヤマレコの線をつなぐことを考えてあえて白石峠へ。
雪の多い坂を下るとすぐに車道。でも雪の残る車道歩きはそれほど苦にならない。
高篠峠から関東ふれあいの道の道標は車道を指しているが、道路に並行して山道があるのでそちらに入る。
ところがこれがとんでもない急登、最後は手足総動員でよじ登る。正直ここがこの日一番きつかった。
ピークを抜けると再び車道に合流。左手に丸山を眺めながら進むとフェンスの中にアンテナ群が立ち並ぶ。たぶんこれが川木沢ノ頭。
ここも上州側の眺めはいい。
ここからの下りがまたえぐい。雪が膝くらいまで残る斜度40度くらいの坂を急下降。定峰峠からの道に合流したらもう一度急降下。下りたところが目的地の白石峠。

定峰峠からの車道は通行可能なようでそこそこ車が通る。
道路脇にちょうど良い東屋があるのでここで休憩。
温かい飲み物を飲んでほっと一息。

20分ほど休んで、再び大野峠へと戻るが、今度はおとなしく車道に沿って歩く。
途中で先ほど川木沢ノ頭へと向かう道路が分岐するが、入口はフェンスで閉じられ立入禁止。
山と高原の地図では大野峠と白石峠を結ぶルートはこの立入禁止の車道に赤線が引かれている。どうなんだろうね??

白石峠から車道を歩くこと50分で大野峠に到着。
ここで後ろから自転車を押して登ってくる男性が・・・
話を伺うと、寄居から走ってきて飯能まで向かうらしい。
予想以上の雪に苦戦されてるとのこと。
お宅は調布だということで三鷹のお隣、ご近所さんだ。
『お気をつけて!!』

大野峠からは杉の植林の薄暗い道。
雪は残るがこれまたアイゼンをつけるほどでもない。
この時間に登ってくる人とずいぶんすれ違う。
皆さんのんびりなのか?うちが早すぎるのか??
下りに飽きたころに国道の車の音が聞こえ赤谷の集落。
あとは国道沿いに30分ほど歩き芦ヶ久保へ。
登山者と思われる車はそれほど止まっていない。皆さん電車を使うようだ。

これまで、奥武蔵というエリアは武甲山から大持山、武川岳を歩いたのみだった。
今回は雪も楽しめ、眺望も楽しめ、白石峠往復というおまけまでついたけど楽しい山歩きとなった。
いまの年齢や体力を考えたらこのあたりの山が一番合うのかな?
しばらくは奥武蔵にこだわって歩いてみよう。
ということで次の週末は天気が許せば今回丸山から見えた比企三山(笠山〜堂平山〜定峰峠〜大霧山)を歩く予定。

下山後調べたら、川木沢の頭南側は私有地で部外者立ち入り禁止。
アンテナから延びる作業道も同様。
そんなルートに赤線を引いているのは明らかに山と高原の地図の間違い。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2116人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 奥武蔵 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら