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Yamareco

記録ID: 270524
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雪山ハイキング
八ヶ岳・蓼科

北横岳・三ツ岳・雨池山・縞枯山(-21℃で眺望なし・・でも)

2013年02月16日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:59
距離
8.6km
登り
536m
下り
1,004m

コースタイム

ロープウェイ山頂駅11:25-12:30三ツ岳分岐-12:40北横岳ヒュッテ-12:55北横岳南峰−13:00北峰-13:05南峰-13:25北横岳ヒュッテ13:50-13:55三ツ岳分岐-14:15三ツ岳景-14:20曲-14:40喫-15:25雨池山-15:30雨池峠1-16:00縞枯山-16:15雨池峠-16:40山頂駅-17:30山麓駅駐車場
天候 くもり
ロープウェイ山頂駅 -10℃
北横岳ヒュッテ -17℃
北横岳山頂 -21℃
縞枯山山頂 -20℃
山麓駐車場 -12℃
過去天気図(気象庁) 2013年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
■北八ヶ岳ロープウェー関連情報
[繕
 片道1000円 往復1800円
営業時間
 9:00-16:00(特に終了時間ご注意ください)
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 20分ごととなっていましたが、スキーヤー・登山者が多数のため次々と運行していました。
コース状況/
危険箇所等
■道路の状況
 諏訪インターから北八ヶ岳ロープウェーまでは凍結箇所があります。スタッドレス必須です。

■コースの状況
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 トレースははっきりしていますし、危険箇所もありません。アイゼン派50%、スノーシュー派50%といった感じでした。

∋哀蝶拱岐〜三ツ岳〜雨池峠(要注意)
 ミストレースがあり、迷う可能性があります。この日は、トレースも途中からなくなっていまいました。また岩場もあります。このルートに明るくない場合は、決して無理をしないほうがいいでしょう。縞枯山へは坪庭まで帰ってから雨池峠を経由していくのがいいと思います。

1池峠〜縞枯山〜雨池峠〜ロープウェイ山頂駅
 危険箇所ありません。ルートもはっきりしています。

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 ロープウェイの終了時刻は16時です。山頂駅からはスキーコースではなく、登山道で下ります。この登山道は、往来が少なく、ところどころで雪を踏み抜きます。腰までの踏み抜き跡もありました(脱出大変だったと思います)。ここではスノーシューが必要です。また、ミストレースもありますが、本道にもどってくることができますし、上のロープウェイも見えるので、安心感はあります。

■温泉
 蓼科グランドホテル「滝の湯」を利用。入浴料は大人1500円でちょっと高い気もしますが、それに匹敵する温泉とサービスです。
http://www.takinoyu.co.jp/hotspa.html
中央道からガスがかかっているのを確認できたのですが、天候の急転を願って北横岳に来ました。坪庭からみた北横岳。
2013年02月16日 11:57撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/16 11:57
中央道からガスがかかっているのを確認できたのですが、天候の急転を願って北横岳に来ました。坪庭からみた北横岳。
途中、下山してくる荷物運びのおじさん(ポーター?)に出会いました。写真は後姿です。安全に登山できるように、登山道にせり出した雪庇を削りながら歩いていらっしゃいました。ありがたいです。拍手をお願いします。
2013年02月16日 12:12撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/16 12:12
途中、下山してくる荷物運びのおじさん(ポーター?)に出会いました。写真は後姿です。安全に登山できるように、登山道にせり出した雪庇を削りながら歩いていらっしゃいました。ありがたいです。拍手をお願いします。
北横岳の登山道からみた坪庭と縞枯山。曇ってきましたね。
2013年02月16日 12:26撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/16 12:26
北横岳の登山道からみた坪庭と縞枯山。曇ってきましたね。
北横岳ヒュッテに到着しました。たくさんの登山者の方が昼食中でした。酒のケースがおいてあって、椅子替わりにできます。ありがたいです。ちなみに、ここはマイナス17度ですが、風がないのでまだ過ごしやすい感じです。
2013年02月16日 12:38撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/16 12:38
北横岳ヒュッテに到着しました。たくさんの登山者の方が昼食中でした。酒のケースがおいてあって、椅子替わりにできます。ありがたいです。ちなみに、ここはマイナス17度ですが、風がないのでまだ過ごしやすい感じです。
北横岳の山頂手前の長い急坂。たくさんの雪が積もっていました。ここを登れば山頂です。
2013年02月16日 12:41撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/16 12:41
北横岳の山頂手前の長い急坂。たくさんの雪が積もっていました。ここを登れば山頂です。
北横岳の南峰に到着です。風がきつくて寒いです。な、なんとマイナス21度。ひえ〜。
2013年02月16日 12:56撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/16 12:56
北横岳の南峰に到着です。風がきつくて寒いです。な、なんとマイナス21度。ひえ〜。
エビのしっぽがこんなにできあがっています。
2013年02月16日 12:58撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/16 12:58
エビのしっぽがこんなにできあがっています。
北横岳(北峰)に到着です。標高は南峰より低いらしいのですが、こちらが正式な山頂のようです。景色はなにもみえません。ただただ、寒いだけです。すぐに引き返します。
2013年02月16日 13:01撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/16 13:01
北横岳(北峰)に到着です。標高は南峰より低いらしいのですが、こちらが正式な山頂のようです。景色はなにもみえません。ただただ、寒いだけです。すぐに引き返します。
北横岳ヒュッテで、昼食をとったあと、下っていきます。三ツ岳分岐の手前あたりです。
2013年02月16日 13:51撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/16 13:51
北横岳ヒュッテで、昼食をとったあと、下っていきます。三ツ岳分岐の手前あたりです。
三ツ岳の第景が見えてきました。三ツ岳分岐からもトレースがついていますが、登山者はほとんどいません。このころから、少し晴れ間も見えるようになってきました。
2013年02月16日 14:00撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/16 14:00
三ツ岳の第景が見えてきました。三ツ岳分岐からもトレースがついていますが、登山者はほとんどいません。このころから、少し晴れ間も見えるようになってきました。
途中、何か所か、岩場があります。
2013年02月16日 14:03撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/16 14:03
途中、何か所か、岩場があります。
第景の頂上からみた北横岳。相変わらず、くもっています。
2013年02月16日 14:14撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/16 14:14
第景の頂上からみた北横岳。相変わらず、くもっています。
第曲を振り返ります。
2013年02月16日 14:20撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/16 14:20
第曲を振り返ります。
目指すは、あの第喫だけ。しかしここで、トレースがなくなります。その場で合流した、男性3人組の方がラッセルで道を切り開いていきます。
2013年02月16日 14:34撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/16 14:34
目指すは、あの第喫だけ。しかしここで、トレースがなくなります。その場で合流した、男性3人組の方がラッセルで道を切り開いていきます。
雲の割れ目から青空が。振り返って三ツ岳の三つの峰を撮影しました。。
2013年02月16日 14:38撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/16 14:38
雲の割れ目から青空が。振り返って三ツ岳の三つの峰を撮影しました。。
なんとか雨池峠までたどり着きました。ラッセルしていただいた3人組の方の後姿です。あの先導がなければ苦労していたと思います。助かりました。ありがとうございました。
2013年02月16日 15:29撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/16 15:29
なんとか雨池峠までたどり着きました。ラッセルしていただいた3人組の方の後姿です。あの先導がなければ苦労していたと思います。助かりました。ありがとうございました。
下りのロープウェイを諦めて、縞枯山の山頂を目指します。山頂直前、晴れ間が見えました。縞枯山では眺望のご褒美なのか! と突然、「ピ〜〜〜」カメラの電池切れの音(涙)。マイナス20度だから仕方ないか・・・まあここまでよくもった。
2013年02月16日 15:57撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/16 15:57
下りのロープウェイを諦めて、縞枯山の山頂を目指します。山頂直前、晴れ間が見えました。縞枯山では眺望のご褒美なのか! と突然、「ピ〜〜〜」カメラの電池切れの音(涙)。マイナス20度だから仕方ないか・・・まあここまでよくもった。
ロープウェイ山頂駅からひとり登山道を下っていきます。夕日がきれいです。まさかとおもってカメラのスイッチををいれたら奇跡的に起動しました(標高が下がって温度が上がったからでしょうか)。
2013年02月16日 17:17撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/16 17:17
ロープウェイ山頂駅からひとり登山道を下っていきます。夕日がきれいです。まさかとおもってカメラのスイッチををいれたら奇跡的に起動しました(標高が下がって温度が上がったからでしょうか)。
すかさずシャッターをきります。左手には八ケ岳。すこし雲がかかっていますがきれいです。北横岳か縞枯山の山頂でこの風景を写したかった・・・
2013年02月16日 17:17撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/16 17:17
すかさずシャッターをきります。左手には八ケ岳。すこし雲がかかっていますがきれいです。北横岳か縞枯山の山頂でこの風景を写したかった・・・
ふと振り返ると北横岳と縞枯山が夕映えではっきり見えました。最後の最後に山が笑顔をみせてくれました。また来ます。
2013年02月16日 17:18撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/16 17:18
ふと振り返ると北横岳と縞枯山が夕映えではっきり見えました。最後の最後に山が笑顔をみせてくれました。また来ます。

感想

 中央道が小淵沢からチェーン規制を行った関係で、検問大渋滞が発生。予定より2時間遅れの登山開始になってしまいました。
 スタートが遅れましたが、かなり日が長くなってきたので、縞枯山に向かいました。ロープウェイの終了時間の16時に間に合わなくても、スノーシューで山頂駅から登山道を下ることができる考えていたからです。実際には、日暮れとの競争になりすこしタフな下りになりました。しかし、そのおかげで、極寒で眺望なしのスノーハイクで終わることなく、最後の最後に夕映えの八ヶ岳や南アルプスに出会うことができました。今度は9時始発のロープウェイにのって、北横岳をまたリベンジしたいです。

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コメント

下山してくる荷物運びのおじさん
こういう親切な方には心底感服しますね。
本当に山が好きな方なんでしょうね〜。
2013/2/18 19:37
ほんとありがたいですね
かなりご年配の方でした。上から見ていると、まったく問題なさそうな坪庭のわずかなデコボコも、スコップで整地しながら歩いていました。北横岳ヒュッテの方かもしれません。こうした山を支える人がいるからこそ、私たちは登山を楽しむことができるんですね。ありがたいです。
2013/2/18 19:58
二・三教えてください。
はじめまして、yama-ari様

このレコ参考に北横岳へ行った来ました。
結構この辺りを歩いているのですが、
今回喫から雨池山へ行く道を見失いました。
というより、赤布のある方へ進んだらかなりの積雪で動けませんでした。
喫を100m程降りた後、樹林帯へはどう進まれましたか?
直下のコースだったのでしょうか?
右か左に巻いたのでしょうか?
私は古い赤布のある直下を狙ったのですが
胸元まである雪にはまり断念しました。
その先にはぽっかり空いた感じがしていたのです が・・・?
2013/2/24 18:35
直下で正解だと思います
aonuma1000さん 。はじめまして。
私のレコを参考にしてくださりありがとうございます。でも、雨池山までたどり着けず残念でしたね。レコでもう少し情報提供できていれば良かったですね。すみませんでした。
aonuma1000さんのチャレンジした直下のコースで間違いないと思います。私のログを見ていただいて分かると思いますが、三ツ岳と雨池山は、巻道はありません。稜線を意識して行くことです。開けている箇所で正解だと思います。
2メートル近くの積雪で、かつリボンが少ない場所です。50センチ、トレースを外すだけで踏み外すと思います。第喫から雨池山までのところの森林ゾーンが長く不安になりますね。
あと少しのところですが、撤退を決断されたことは正解だったと思います。私もこのコースを選択した時は、トレースで迷った時には引き返すつもりでした。雪山入門の北横岳と言われますが、それはメインルートの話で、少しルートを外れれば、事情は違います。いつでも、引き返す勇気をもっておられたaonuma1000さんに拍手を送ります。
またお互いリベンジしたいですね。
2013/2/24 19:40
ご丁寧にありがとうございます。
こんばんは、yama-ari様

やはりそうでしたか!!!!
赤布らしきものはそこしかありませんでした。
夏場通ったこともあるのですが、
今回突き進む勇気が起こりませんでした。

まぁ、山は逃げませんので次の機会へ回します。
ご教授ありがとうございました。

こちらのアドレス、私たちのレコに貼らせていただきますね。
2013/2/25 21:23
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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