記録ID: 2710090
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ハイキング
奥秩父
毛木平〜甲武信岳周回
2020年11月06日(金) ~
2020年11月07日(土)
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 10:39
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,310m
- 下り
- 1,497m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:45
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 5:14
天候 | 初日、雲はあるものの、晴れていました。 山頂付近は風が強く寒かったですが、富士山もバッチリで、冠雪した南アルプスや中央アルプス、北アルプスも見えました。 甲武信小屋では夜になったら比較的暖かくて、満天とはいかないまでも、キレイな星空を見ることができました。 次の日はうす曇り、早朝は富士山もなんとか見えたましたが、すぐに雲に隠れてしまいました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
平日の金曜日とあって、停まっている車も数台、土曜日の昼過ぎに下山した時でも6割くらいでした。 この駐車場、トイレや休憩舎まであってよく整備されていますが、docomo携帯は圏外で繋がりません。 駐車場の手前は距離は短いですがデコボコだらけのダート路でディズニーリゾートの某アトラクションに乗った気分を味わえます笑 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◎毛木平から千曲川源流コースで甲武信岳 ピンクテープや赤テープが数十mおきにあります。よく整備されていて迷うようなとこはありません。 甲武信岳の稜線に上がるまで静寂とした樹林帯を歩きます。北面のルートになるので日当たりも少なくヒンヤリとしているので、夏場は気持ち良さそうです。千曲川源流票の付近は多少凍結してたり、つららや薄い氷が張っているところもありました。甲武信岳の山頂付近はゴロゴロとした岩のガレ場になっています。 ◎甲武信岳から三宝山コースで毛木平 アップダウンを繰り返しながら樹林帯を歩きます。 白岩山の頂上付近は痩せた岩尾根になっていて、片側が切れ落ちているとこもありますが、ここからの眺望は抜群です。 大山も降りに連続して3本ほど鎖があります。高さはそれなりにありますが、足場がしっかりとあるので難しくないです。この鎖場の上からの眺望が素晴らしいです。 十文字小屋から毛木平へはただひたすら下ります。結構な下りで長いです。逆コースだとここを登るのかと思うとちょっと考えちゃいます。 |
その他周辺情報 | 毛木平周辺にはホント何もないです…畑と大型トラクターばかり…コンビニさえありません。 なんですが、この辺の紅葉は今までに見たことない景色で素晴らしかったです…なんだろ、まるで北欧の映画を見ているような景色で…いつも見ている紅葉の景色とは違っていました。 この紅葉を見にドライブだけでも来る価値があるかなと… |
写真
撮影機器:
感想
まだ2日溜まってる代休を消化すべく、天気良さげな金曜日に休みをとって、毛木平から甲武信小屋泊で甲武信岳へ行ってみました。
初日は千曲川源流コースを辿り、すでに冬枯れの静寂な森の中、渓谷の水音に耳を傾けながら、ノンビリと…静かな山行を楽しめました。
他の登山者はほとんどいなくて、3名ほどすれ違ったり、抜かれたり…途中、小屋から降りてきた甲武信小屋の主人、徳さんともお会いしました。
源流の水は今夜のウィスキー余市のお供に…
山頂からの風景は雲の切れ間から差し込む光と山々の上に蜃気楼のように浮かぶ富士山が幻想的で仙人になった気分でした。
甲武信小屋はお世辞にも立派と言えない小屋ですが、なんかホッとするというか、薪ストーブもあってレトロな感じで趣があります。小屋番さんも気さくな方たちでした。繁華街の裏通りにひっそり佇む居心地のよい老舗の居酒屋で過ごしている感じかな笑
泊まりの人は私の他にもう1人、西沢渓谷から上がってきた方と2人だけで贅沢に過ごせました。
翌日は三宝山、武州白岩山、大山、十文字峠を辿って毛木平に戻りました。昨日とは違いアップダウンの連続に岩歩きや鎖場もあります。全体的に苔むした倒木がイッパイの森の中を歩きますが、風が吹くと木々が揺れてギーギーと擦れる音が船を漕いでる櫂の音のようで印象的でした。
今回は全体的に静かな山行を楽しめましたが、今度は石楠花が咲き誇る華やかな時期に来たいと思います。
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