締めの西別岳(改二)〜成長する一條君〜
- GPS
- 05:02
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 586m
- 下り
- 584m
コースタイム
- 山行
- 4:08
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 5:02
この2人が登るとあっては、私が参加しないワケには行きません。そして今回は直前になってsu-sunも参加を表明します。
天候 | 晴れ♪ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
とても歩きやすいルートです。 特にがまん坂は、ただでさえ幅を占める我々3人が並んで歩いても楽勝です!ジグザグ切りやすいです! |
その他周辺情報 | 今日は標茶のホテルテレーノ気仙に寄りました♪ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
サングラス
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|
感想
実は今日の私は更新期限が迫っている運転免許証の切り替えに行く予定でした。超優良ドライバーの私はもちろんゴールド免許ですが、このまま流してしまわないか不安になってきました。(笑
10月25日の西別岳登山で「今年の締め登山」を表明していた一條君ですが、彼と小林大輔君(仮名)の体重増の事情で「11月8日、もう1回西別岳に登りましょう!」と言う話になります。この2人が登るとあっては、私が参加しないワケには行きません。運転免許の更新は、10日(持病の検査があるので、間に合えば試験場に向かう)か17日に延期しよう!
そして直前になってsu-sunも参加を表明します。
とは言え、私には今日も「朝の仕事」があるため、仕事が終わる6時半まで待ってもらいます。私を迎えに来てくれた車には今日の運転手の小林大輔君(仮名)と一條秀吉君が乗っていましたが、車の窓がやけに白く曇っています。
「小林君(仮名)!いつもこんなに窓が曇るの?」
「いえ、いつもはこんなに曇りません」
「私もだよ」
犯人が特定されました。(笑
私を拾った車は、そのままsu-sunを拾いに行きますが、乗り込んだsu-sunも驚きます。「なんでこんなに窓が曇っているの?」
さすが一條君です。出発する前から話題を提供してくれるとは!
行きの車内で、前回の一條君のペース配分の拙さを改めて指摘しておきます。
「一條君!登山の歩き方は有酸素運動になるんだよ。平坦な所でも、緩い坂でも、急坂に入っても、同じくらいの息遣いになるように歩く。だから前回のように平坦な所でペースを落とし、急登でペースを上げるのは全く逆で、平坦な所では少し速めに歩いて負担を増やし、急登に入るとペースダウンして歩きながら息を整える。普通と言えば普通のことを実行するだけ。ソコを考えて自分でペースを作ろう!」
さて、いよいよ登山開始です。
一條君は、自分なりに考えることでもあるのか、黙々と歩き始めます。と言うか、がまん坂に入ってからは一言も喋りません。いくら話しかけても反応がありません。
「がまん坂終わり」地点で小休止してからやっと口を開きます。
「今日は話している余裕がありませんでした」
極端な男です。(笑
一條君は辛そうな表情をアピールしますが、明らかに前回よりもペースは速いし、何より四つん這いになって大休止することがありませんでした。スローペースとは言え、一條君ががまん坂をほぼノンストップで登り切ったのは初めてのことです。
「一條君!成長の跡が見えるよ!」
「いえいえ、今日の私は一杯一杯ですよ。」
リスケ山分岐まで来て小林君(仮名)が一條君に問いかけます。
「一條さん!リスケ山に登りますか?」
「う〜ん・・・」
実はこのやり取り、事前に打ち合わせが出来ていました。
「一條さん、リスケ山分岐に着いたら、僕が登りますか?って聞きますので、もちろん先にリスケ山と北西別岳に行く!って答えて下さい!」
事前打ち合わせ通りに話が進んでいないのですが。(笑
「一條君!今日はいつもより余裕が見えるもの、もちろん北西別岳まで行くよね?」
「リスケで勘弁して下さい…」
私達は一條君の返答が聞こえなかったフリをします。(笑
と言うか、一條君の足取りは多少ふらつくものの、リスケ山に登頂を果たしても、北西別岳に登頂してもほとんど「大休止」することなく、有酸素運動が身についてきたのではないか?と思われます。
「一條君!余裕だね!」
「いえ、一杯一杯です」
他に言葉を知らないのか!(笑
と言うか、本人は山の歩き方が身についてきたことを実感していないようです。
小休止が大休止にならないうちにリスケ山を後にし、西別岳に向かいます。
「リスケ山まで登り返してしまえば、もう急登はないからね!」
リスケ山分岐からごくらく平を経由し西別岳に続く稜線は、左に牧草地とその向こうに見える海と水平線、右に見える摩周湖と、絶景が広がる天国のような眺望です。夏場はこれに加えて高山植物までが楽しめるのですから、低山ながらも人気の山であるのは当然のことでしょう。
ごくらく平に差し掛かる辺りから風が強くなり、一條君以外のメンバーはダウンを羽織ります。
「やっぱり風が強いと寒いね!」
そして登頂!
今日も一條君が吠えますが、恒例の小林君(仮名)とのがっぷり四つはなぜか遠慮します。もしや、2人の間に深刻な溝が?(笑
やはり風が冷たいと休憩時間も短くなります。
そそくさと昼食を摂った私たちは、すぐに下山することになります。
そして、さすが「下りの一條」です!
登りでは10組以上の登山者に先を譲りましたが、下りでは3組だけ。
そして登りではあんなに無口だった一條君の口が、実に滑らかです!
AV談義を始めたからかもしれませんが・・・
えっ?誰と??
小林大輔君(仮名)の名誉にかけて、それは秘密です♪
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