入笠山[ゆきだOle!]
- GPS
- 04:21
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,073m
- 下り
- 1,063m
コースタイム
8:38ゴンドラ乗車
8:52ゴンドラ山頂駅下車
10:42山頂11:01
12:11ゴンドラ乗車
12:40駐車場
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
スノーシューかアイゼンか悩みどころですが山頂直下は急登だったのでやっぱアイゼンがいいか?入笠湿原越えたマナスル山荘手前でスノーシュー使用者のトレースをたどったらツボ足で何度も転倒しながら登る羽目になる。 |
写真
感想
久しぶりの週末休みを手に入れた私は、これまた久しぶりに友人たちと3人でハイキングの予定を立て、初めての本格的なスノーハイクに繰り出した。
手持ちのギアが軽アイゼンしかないので登山口までの道の状況、技術度、歩行距離など考慮してお手軽に行けるであろう入笠山に焦点を当てる。もちろんゴンドラ使用で極力お手軽に。
時間はゴンドラ営業時間に合わせて8:30には歩き出し、まだボーダー等が少ないスキー場を横切りながらゴンドラに乗車。思いのほか距離が長いゴンドラに揺れらながら高度とともに徐々にテンションが上がり出す。雪だ、雪山だ、雪山ハイクだ。
山頂駅に着くなりゲイターやら軽アイゼンやら装着したがなにぶん不慣れなもので手間取る。そのうちボーダーの若者グループに頼まれ写真撮る。そんなこんなで他のハイカーから遅れをとる( ̄◇ ̄;)
入笠湿原を超え暖房の効いたトイレで用を済ませその先のマナスル山荘チョイ手前まではよく踏まれている道で大して難なく雪踏みを楽しみながら歩いていけた。
マナスル山荘の手前、コース案内図がある正面にトレースが沢山有りそこを辿っていったのだが実はこれが曲者だった。
我々はスノーシューでもワカンでもなく軽アイゼン装備である。他のハイカーが95%はスノーシューなので我々はハイカーの中でも異端児らしい。そしてツボ足で何度も足を取られ倒れてんだか這ってるんだかよくわからない状態で登っていく。
山頂直下では正規ルートではなく先行者が直登するトレースに足を踏み入れたためそれに続く形で直登ルートに入ってしまう。
しかし先行者が雪に足を取られながら進む道で登山渋滞が起きてしまった(^_^;)
とはいえ先行者の方がトレースを作ってくれたので滑り、倒れながらもどうにか山頂へ到達できた。
山頂は360度の大展望、見えすぎちゃって困るの〜と古いCMよろしく強い風にあおられながら写真撮影がやめられない、止まらない。
今日は百名山が22座も見られるという山頂に望遠レンズを用意してきたので色々と撮影するもとにかく寒い。風が冷たい。鼻水も出てんだかなんだかわからない。そんな最中に友人は職場から電話かかってきてすっかり業務モード。
気がついたら周りにいた10数人のハイカーは私たちとあとひと組だけになってしまったので下山を開始する。テンションがあさっての方向に上がってしまった友人はこのご時勢に「ヤッホー!」と雄叫びをあげるハイカーズ・ハイに。
前を見ると先行者のほとんどが滑ってる。受験生には見せたくない姿で揃いも揃って滑ってる。なるほどソリを持参しているハイカーがたくさんいたのはこれなのかと悔しい思いをしていたら・・
「俺も滑っていいかな?」友人が参戦表明。ぽかんと見ていると器用にソリなしで滑り降りていく友人の姿。行き倒れでもなく雪倒れでもなく雪すべりを大いに楽しんでいた。私はコツがつかめず滑ってる風でなんとか続くが友人のそれとは違いなんだか無様だった。
傾斜がキツそうなところを見つけては滑り降り、かまくらを見つけては何故か入り込み、ツボ足で踏み抜いては大笑いをし、うちら3人中年フェスティバル状態。ひとしきり遊んではしゃいでゴンドラ乗り場へ到着。ハイクで、というより遊び疲れて下山する。
ゴンドラを降りてからふと気づく。「俺らなんにも飲まず、ほぼ食わずだ(食べたのはパンひとかけら)」危うく遊びに夢中で行き倒れするところだった。ひとまずクレープ屋で糖分補給。
温泉後に食事をし、八ヶ岳アウトレットでアメリカンな揚げパン?を食べ、帰りのSAで唐揚げを食べ、次の休憩でもチゲラーメンを食べ、帰宅して自分土産のバームクーヘンを平らげた。
結果、食い倒れたわけだ。
初めてのコメントにて、失礼します。
いやー、楽しいレコですね
「見えすぎちゃって困るの〜」・・・最高です
「帰りはハイカーがみな行き倒れ、ではなく雪すべり」・・・とても楽しそうな雰囲気が、手に取るように伝わって来ます
一方で、「我々はハイカーの中でも異端児らしい」・・・bo-tyu-zaiさんご自身はいろいろと困難に直面されながらも・・・
もう日付が変わろうという深夜に、楽しくお腹を抱えさせて頂きました
おつかれさまでした
「見えすぎちゃって困るの〜」(爆)
わかる年代で困るの〜(泣)
行き倒れ〜
この言葉、わかる人も少ないかも。
ン十年前に某劇場の某芝居に女剣劇で有名なA香M代さん(当時は丸々としていた)が出演していて、戦後すぐの話で、
「行き倒れだ!」の声でフラフラになったA香M代さんを男性が肩を貸して登場して長椅子に座らせるのですが、その長いすがA香M代さんが座った途端にバキバキバキっと折れてしまって、悲しい場面なのに、も、笑いを堪えるの必死。
行き倒れ、と聞くと思い出します
→長くなってゴメンナサイ!
雪すべり〜。
こども達が段ボールやお米のビニール袋で近所の雪が積った坂をきゃあきゃあ言いながら滑っていました。
雪山遊び満喫されてますね〜
傾斜がキツそうなところを見つけては滑り降り、かまくらを見つけては何故か入り込み、ツボ足で踏み抜いては大笑いをし…
すっごく楽しそうレコ読んでるだけで楽しんじゃいました
しかも、入笠山の山頂からは、百名山が22座も見られるんですね スゴイ
温泉、食事、八ヶ岳アウトレットで揚げパン、SAで唐揚げ、休憩でチゲラーメン、帰宅バームクーヘン…
楽しめるものは全部やりきったんじゃないですか
天候も良くて良かったですね
yamahiroさん、コメントありがとうございます☆
雪山登山、なんてハードな山行ではないので「スノーハイク」なんて軽薄な?表現をしてますが、実際はやっぱりライトなトレッキングでした
スノーシューというものがこんなにも世間に広まっているとは露も知らず、ましてやそりすべりで下山できるなんて思ってもみず、「俺らは軽アイゼンで余裕でしょう」なんて見栄張って登ったら踏み抜くこと、踏み抜くこと あまりにも無様な姿でおっさん3人、ゲラゲラ笑いながらのハイクだったのでそれが伝われば幸いです
見えすぎちゃう山頂では遮るものが何もないのでマスプロアンテナも舌を巻く、電波バリバリ入ります。だって友人が山頂で業務電話がかかってきたくらいですから
miketamaさん、(。・ω・)ノ゙ コンバンゎ♪
現代の日本で行き倒れなんぞまず見ることがなく、そんなことより孤独死が増える昨今、人ごとではない独り身の私です
どうでもいい話はさておき、短いような長いような私の人生の中で、スキーやスノボをやったことがないので雪山を歩く、という行為がとても新鮮でそれだけで楽しいハイクでした。
おまけに天気にも恵まれ山頂では360度なんだか720度なんだかよくわからないくらいの大展望。しかし写真のとおりサングラスなしのハイクだったので雪目にならなくて幸いでした。
A香M代さんばりのサングラスをしておけば良かったと思います。
neko-tamaさん、(。・ω・)ノ゙ コンバンゎ♪
そうです、楽しんできました、雪山ハイク。
最初は装備不十分なため手の指がちぎれてしまうほどに寒く、凍傷になっちゃわないか心配だったのですが、しばらく歩いて血行がよくなったのかある時を境に寒さがなくなりそこからはもうテンション爆アゲ、ゲラゲラ笑いながらのハイクでした
私は残念ながら百名山を全て知っているわけではないので一体どれだけ見えたのか不明ですが、山頂はすごい眺めでした、そしてすごい寒さでしたヽ〔゚Д゚〕丿
下山はまさかの尻滑りを楽しみ、ゴンドラで八ヶ岳を正面に見ながら呆然としたり、温泉では露天風呂もあったりとレコ以外でも楽しいことたくさん、食事もたくさん、結果体重プラスで翌朝を迎えたのであります
bo-tyu-zaiさん、こんばんは。
いや〜雪遊び、埋まって転んで潜って滑ってすごく
楽しんでますね。
天気も最高じゃないですか!入笠山に行ったことは
ありませんが八ヶ岳や南アルプスがドーンと見えるのは
いいですね。
私、学生ワンゲル時代に雪目になった事がありますが
わずかな光でも猛烈に痛くて涙が止まらず一晩中
大変でした。よくぞご無事で。
レコが楽し過ぎて騙された気分です(笑)。
yuzupapaさん、(。・ω・)ノ゙ コンバンゎ♪
今回はスキー場からゴンドラに乗って山頂駅からのスタート。当然スタート地点では若いボーダーたちがワイワイやっていて「へん!チャラチャラしやがって・・・」と悪態をつきながらスタートしたのですが ハイカーの中では我々が一番ワイワイやっていたことでしょう。なにせ異端児ですから。
雪目にはならずに済みましたが流石に下山後30分くらいは目がまぶしさに負けて視界がぼやけた感じでした。
レコで見る限り、歩行距離は5キロあるかないないかくらい。で行き帰りゴンドラ、下山はところどころ滑り降りたりと楽しさと楽さを併せ持ったまさかのチャラいハイクになっていたことは露知らずでした
雪目は回復しましたかー?
まさかのミーヤキャット、そして尻セードを満喫してる自分が全国展開され、驚いています(笑)
「生協の白石さん」が発売された時の白石さんくらいに驚きました。知ってる?
来月の山の日程は、また連絡しますね~
本日、あまりに乗り継ぎが悪く、どうやら終電帰宅。そして手袋忘れ、昨日のbo-tyu-zaiさんの指の寒さを体感する予感…。
garnet0823さん、お疲れさまです。
ミーアキャットも尻セードも実は載せて欲しかったでしょ?期待に応えたまでですがね
スノーシューの購入をマジで考えましょう。まあ、来年になっちゃいますね。
さあ、来月は百名山でしょうか、雪山でしょうか?いずれにしても楽しい山登りを是非また
bo-tyu-zaiさん、こんばんは〜!
雪山ですねぇ!
天気良し、展望良し、雪遊び良しの実に楽しそうなハイクだったようで
いいなぁ〜、これは楽しいだろうなぁ〜!
それほど歩かずにこんな景色が望めるとは、入笠山、良いですねぇ〜
いずれ行ってみたいと思います
mizcreidさん、(。・ω・)ノ゙ コンバンゎ♪
そうですよ〜超絶楽しいですよ〜、雪山。
いや、多分この短距離で、踏み跡明瞭で、途中に暖房完備の!トイレがあったりするからこその楽しめるスノーハイクだったんですけど(;´∀`)
是非行ってみて下さい、入笠山。
職場の長野出身の人に聞いたんですが地元では小学校だか中学校で遠足で登った山だそうなので、それだけ聞いてもライトなトレッキングと想像出来ると思います。
今密かに人気のスノーシューを始めるにももってこいの山だそうなので、ヒップそり・百名山最大22座の大展望も含めてこの山の虜になってください
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