伊勢辻山 帰路にとびきりの温泉
- GPS
- 06:10
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 832m
- 下り
- 835m
コースタイム
天候 | 曇時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
一時、林道が崩壊のため通行止めでしたが工事が終わり通行可能です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険個所はありません。 トイレは大峠にある1ヶ所のみ。 下山後はたかすみ温泉か高見温泉みのやで一汗流すのが定番ですが、 今回は秘湯というか奇湯というか、さくら咲く温泉に立ち寄りました。 素晴らしい温泉なのですが、個人宅なので事前に連絡が必要。 それから、源泉は他の場所にあって入浴前に汲んでこられるのですが、連絡するときに言って、 必ず源泉まで同行させてもらいましょう。 印象が全く違うものになります。 |
写真
感想
高見山麓の大峠から台高縦走路を伊勢辻山までピストン。
前に明神平から伊勢辻山まで来たことがあるので、
高見山から明神岳まで、主稜線それると桧塚奥峰までつながったことになる。
曇り空に加え全体に靄っていたので展望は今一で残念だったが、
台高らしい広葉樹の稜線歩きをたっぷり楽しんだ。
ブナ、イタヤカエデ、リョウブ、シロヤシオ、緑が目に美味しい。
ヒメシャラの赤い幹もアクセント。
でも今日のメインは下山後にあった。
以前から一度入浴したかったさくら咲く温泉。
大峠の駐車場から電話すると、
先ほど前の客が帰ったばかりだからと受けてもらえる。
何しろ個人宅なので一度に二組の客はうけいれないのだ。
高見山登山口のたこ焼きも食べたかったのだがパスして車を飛ばす。
ようやくオーナーのO谷邸に着くが誰も出てこない。
電話すると源泉に湯を汲みに行く途中だと言う。
あ〜!いかん!!ダメ!!!源泉に連れて行ってくれ!
木津峠まで引き返し合流。めでたく源泉に連れて行ってもらう。
凄い。ナニこれ。
源泉は二つあり一つは炭酸ガスで吹き上げる間歇泉。
そんなの聞いたことないよ。と言いながらこの目で見る。
もう一つは自噴泉に鉄パイプを差し蛇口を着けたら、
数十年で付いた析出物が背よりも高く体よりも太くなってしまったとか。
呑むと強烈な苦渋さ。加えて口の中で炭酸が破裂する。
ここで入浴したいがご婦人連れではムリなのでポリタンに汲んで持ち帰る。
吉野の元山林王という豪邸は、広い泉水の庭あり、古い日本建築あり、豪奢な洋館ありと凄いのだが、
中でも、広く開放的で清流を見下ろす大広間のある離れが素晴らしい。
入浴後、庭で流し素麺をいただき、洋館の暖炉の前でコーヒーをいただきながら歓談が弾む。
そうするうちに日が暮れ離れに戻ると、吉野川の清流から湧き立つホテルの群。
今日ばかりは、山以上に素晴らしいアフターを堪能しました。
O谷さん、素晴らしいひと時をありがとうございました。
さくら咲く温泉。万歳!!
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