592 雨の伯耆大山(夏山登山道ピストン)
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- GPS
- --:--
- 距離
- 5.5km
- 登り
- 919m
- 下り
- 911m
コースタイム
- 山行
- 3:34
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 4:30
天候 | 雨とガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
11月7日 米子駅9:03到着。9:30(駅レンタカー)10:00南光河原駐車場(無料) 南光河原駐車場15:00(駅レンタカー)15:50皆生温泉 |
コース状況/ 危険箇所等 |
階段が続くが、整備良好。迷うところなし。階段は丹沢よりは歩きやすい。 |
その他周辺情報 | サンライズ出雲号・・・寝台券の発売は1か月前の午前10時から。ネットでの予約はできない。(ノビノビシートはネットでも予約できます。) 車内ではアルコールやおつまみ、弁当の販売がないので、飲み物、食料を準備して乗車する必要あり。(コーラ、お茶、水などの清涼飲料水の自販機はあり。) 朝の駅弁は岡山駅のホームで買える(5号車付近)が、停車時間が短い(現時点で7分)ので注意が必要。特に、あわてて、サンライズ出雲号とサンライズ瀬戸号の乗り間違いが危険。両列車は、ここで別れるので間違えてしまうととんでもない方向に行ってしまう。したがって、朝ご飯も、あらかじめ何か用意しておいた方が無難。 寝台はすべて個室。コンセントあり。一方、のびのびシートは雑魚寝、仕切り無し、コンセント無しでカーペットは堅い。値段が安いから仕方ないか。 シャワーもあるものの、金曜日の下りはシャワーカードがすぐに売り切れになる。お家でお風呂と夕飯を済ませてきた方が無難である。 サンライズ号は大山や四国登山に便利な列車であるが、活用のヒントとして、岡山駅から新幹線に乗り換えると広島、山口へも使うことができる。しまなみ海道や宮島、秋芳洞や秋吉台なども便利だ。 但馬や鳥取方面は姫路下車で播但線や智頭急行を使うと早い。氷ノ山や那岐山などにも使える。 KOKUDOは過去、兵庫、岡山県境の後山登山や鳥取、岡山県境の那岐山登山の際もサンライズを利用した。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
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感想
サンライズ出雲号で行く中国地方の山旅:大山と蒜山三山縦走。
こんな触れこみで、はじまったこの企画。当初はgotoのパックツアー利用予定だったが、寝台を使ったパックツアーがなく、結局宿のみgotoの企画となった。
まず第一関門は、寝台券の入手。今回のメンバー8人分の寝台を抑えなければならない。一か月前の10月6日に朝から窓口に並んで、何とか寝台券をget! あとは天気だけと思ったら、やはり天気がよろしくない。
1週間前の天気予報では、金曜日午後から土曜日朝にかけて雨の予報だったのが、だんだんと変わって、前日には土曜日日中雨予報に・・・。
メンバーの希望を聞くと、皆、大山にはぜひ登りたいと言う。中には、前回GWに雪で8合目で撤退したので、今回はぜひ登頂したいと訴える方もいる。
では、土曜日観光で、日曜日大山にして、蒜山は諦めるべきかなと思いつつ、とりあえず寝台に潜り込んだ。
なお、寝台列車が初めてのメンバーもいて、なかなか寝付けなかったり、土曜日は観光だと高をくくって、けっこう遅くまで飲んでしまったメンバーもいたようだが、KOKUDOはそんなことも知らずに夢の中へ。
ちなみに、サンライズ出雲号の寝台券の発売は1か月前の午前10時から。ネットでの予約はできない。(ノビノビシートはネットでも予約できます。)
車内ではアルコールやおつまみ、弁当の販売がないので、飲み物、食料を準備して乗車する必要あり。(コーラ、お茶、水などの清涼飲料水の自販機はあり。)
朝の駅弁は岡山駅のホームで買える(5号車付近)が、停車時間が短い(現時点で7分)ので注意が必要。特に、あわてて、サンライズ出雲号とサンライズ瀬戸号の乗り間違いが危険。両列車は、ここで別れるので間違えてしまうととんでもない方向に行ってしまう。したがって、朝ご飯も、あらかじめ何か用意しておいた方が無難。
寝台はすべて個室。コンセントあり。一方、のびのびシートは雑魚寝、仕切り無し、コンセント無しでカーペットは堅い。値段が安いから仕方ないか。
シャワーもあるものの、金曜日の下りはシャワーカードがすぐに売り切れになる。お家でお風呂と夕飯を済ませてきた方が無難である。
仕事の疲れもあり、途中、米原停車中に起きただけで、姫路到着とともに起床。早速、天気予報を見ると、雨の予報はそれほどでもない。しかも土曜日は気温が高いが、日曜日は低くなり風も土曜日より日曜日が強いとのこと。
日曜日は、低気圧が抜けて西高東低の冬型の気圧配置になり、寒気が南下し、前日から10℃近く下がり、上空1500mで0℃。つまり、標高1700mを超える大山の山頂は氷点下になる。そして、日曜日の大山の山頂は、麓の晴天予報にもかかわらず、霧と雨の予報。(冬型で寒気が入るため)
悩んだが、結局雨に濡れるなら二座制覇したいし、何より日曜日、強風の中で、みぞれや雪でも降られたら大変だということで、土曜日の気温が高いうちに雨でも大山、日曜日は標高が低い蒜山なら、風も気温も天気も大山よりはマシだろうと、予定通り決行することにした。
メンバーの中には、今日は観光と高をくくって、呑みすぎシールを貼られている奴がいるがしょうがない。せっかく遠くまで山登りに来たのだから、登れるなら登る!
米子駅で11時間お世話になったサンライズ出雲号を下車。ポツポツと雨が降っている。うーん、行くとは自分で行ったものの、雨の山はやっぱり嫌だな〜と思いながらも、顔には出さず、レンタカー2台に分乗し、登山口の山寺へ向かう。
30分程で登山口に近い、南光河原駐車場に到着。普段はいつも満車だが、雨のせいか、10時という遅い時間にも関わらず、混んではいるが、多少スペースに空きがあった。
夏山登山道を合羽をつけて登り始める。傘をさしている者もいる。
始めから広葉樹主体の綺麗な森を歩く。紅葉もきれいだ。ただ、雨が弱いながらも降り続く。
だんだんと尾根が痩せてきて、樹高も低くなってくると5合目。簡易トイレ(閉鎖中)も過ぎ、行者谷別れも通過して、急勾配の階段を登り続けて6合目避難小屋へ。
建て替えされて綺麗になっているが、やはり狭い。定員2,3人くらいだろうか。
さらに急になった登山道を雨にさらされながら進む。今日は雨のせいか、登山者は少なく、すれ違いや追い抜きも殆ど無い。だが、たまに行き会う登山者の雨具のポンチョ率が高い。ちょっとあれはまずいんじゃないのと思った。
8合目あたりからは、勾配が緩むが、冷え込みも感じるようになってきた。横から時折吹く強風と雨で、眼鏡が濡れる曇るで前が見えない。そして、滑りやすい木道。注意していかねば。
ようやく頂上・・・だが、予想通り何も見えない。寒いので、さっさと記念写真を撮って山頂避難小屋で休憩。温かい飲み物も売っていてほっと一息。
下りは早い。8合目を過ぎると風もおさまり、寒さもさほどでもなくなる。だが、雨は時折、止むことはあるものの、しとしとと降り続く・・・
15時前には駐車場に戻った。結局、雨は弱いながらも降り続いた。同行の皆さま、お疲れさまでした。
雨具を外して、今日の宿、皆生温泉へと下って行った。
皆生温泉では待ちに待ったあったかいお風呂。雨具を完璧に着込んでいたにもかかわらず下着まで濡れていた。弱い雨でも長い時間歩いていると結構濡れる。
夕方には雨も上がったが、日本海に沈む夕日は見られなかった。残念。
明日の蒜山は晴れるかな? 大山と同じようにガスがかからないことを祈りながら登頂の祝杯を挙げた。
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