北アルプス 西穂高岳

2013年02月25日(月) ~ 2013年02月26日(火)

• GPS: 32:00
• 距離: 7.4km
• 登り: 790m
• 下り: 800m

コースタイム

新穂高ロープウェイ(西穂高口)13:55〜14:56西穂高山荘
西穂高山荘05:29〜05:55丸山〜06:55独標07:20〜07:37ピラミッドピーク〜
08:07西穂高岳09:00〜10:07西穂高山荘10:16〜10:53新穂高ロープウェイ(西穂高口)

天候

25日:雪 26日:晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

新宿BT〜平湯温泉BT〜新穂高ロープウェイ
http://www.nouhibus.co.jp/new/exp_bus_shinjyuku.html
http://www.okuhi.jp/Rop/FRTop.html

コース状況／危険箇所等

ロープウェイ西穂高口〜西穂高岳荘迄の雪道は明確なのですが、幅が狭いので登山者とのすれ違いに注意。
独標迄は最後の登りの岩に注意。
西穂高岳までは岩の○印と→印通りに進めばコースミスは無いと思います。
着雪の少ない所もありますが、岩にアイゼンを噛ませば大丈夫だと思います。
しかし、急斜面なので滑落すると大怪我、或いはもっと大変な事態になると思います。くれぐれも慎重に。
気温は昼間でも-20度と低く、おまけに風も強いので防寒、特に手袋は厳冬期対応のものが良いと思います。

写真

2/25 7:18

西穂高までは、新宿から濃飛バスにて、平湯温泉まで乗車し、乗り換えで新穂高ロープウェイまで行きます。このクッキーは新宿から乗車して頂いたものです。

2/25 12:35

新穂高ロープウェイ到着。

2/25 12:35

第一ロープウェイ

2/26 19:33

バスの時刻表。

2/25 12:48

切符売り場。往復で2800円でした。

2/26 19:33

マスコットのオコ丸君。タヌキ？キツネ？　付近に生息するオコジョですね。

2/25 13:52

西穂高への登山口

2/25 13:55

いきなり背丈以上ある雪の回廊

2/26 19:33

森林を下りそして登ります。

2/25 14:15

雪のおばけ。
ピッケルでちょっと遊んでみました。

2/25 14:53

約1時間ほどで西穂高山荘に到着。

2/25 14:54

この時、外の気温はマイナス20度。風もあります。

2/25 15:35

山荘内部です。夜中もストーブが燃えていて暖かです。

2/25 15:11

今夜の寝床。毛布が2枚と掛け布団1枚。

2/25 18:06

夕食は自炊しました。コンビニのおかずとアルファ米。

2/26 4:45

4時半から朝食。セブンイレブンの肉じゃがはちょっと甘めの味付けで、僕のお気に入りです。

2/26 5:40

星と月を眺めながら5時半にアタック開始。マイナス30度。寒い・・・

2/26 5:51

西の空にぽっかりと浮かんだ月が綺麗。良い天気になりそうです。

2/26 19:34

いざ、まずは西穂独標を目指します。

2/26 5:55

5時55分。丸山へ到着。

2/26 5:59

そろそろ陽が昇ってくる時刻です。

2/26 6:03

それにしても月が綺麗だなぁ。こんな山の上で見る月は格別です。

2/26 6:27

八ヶ岳方面から陽が昇ってきました。

2/26 6:28

北アルプスの夜明け。

2/26 6:30

晴天の予感・・・

2/26 6:33

乗鞍岳、焼岳にもうっすらと陽が・・・

2/26 6:33

あれが西穂高岳の頂上か・・

2/26 6:34

遠くに富士山も見えます。

2/26 19:34

雪面にもオレンジの陽が当ってきました。

2/26 6:40

西穂の頂上にも陽が・・・

2/26 6:40

上高地に朝がやってきました。

2/26 6:43

何時も日の出に見入ってしまいます。

2/26 19:35

ここにも陽が射してきました。

2/26 6:44

僅かですが、笠ヶ岳のモルゲンロート

2/26 6:47

笠ケ岳の山脈に穂高の山影が写っています。

2/26 19:35

西穂独標に近づく

2/26 19:35

この上を登りきれば

2/26 19:35

6時55分。西穂高岳独標に到着。

2/26 6:56

独標からの景色をご覧下さい。
まずは笠ヶ岳。

2/26 6:56

その先の西穂高岳

2/26 6:58

登ってきた尾根。その向こうは焼岳と乗鞍岳

2/26 19:36

一番奥が恐らくジャンダルム。美しい山容と雪景色。

2/26 7:02

上高地、霞沢岳

2/26 7:07

独標に立つ

2/26 19:36

先を目指します。この先は岩場が続き斜度がきついので要注意です。

2/26 19:36

岩と雪を登る・・・

2/26 19:36

独標を振り向く。第二登山者が立っていました。

2/26 19:36

手前がピラミッドピーク。奥が西穂高岳山頂。
もう少しだ。

2/26 19:36

ここから見るとまさしくピラミッド・・

2/26 19:36

7時47分。ピラミッドピーク到着。

2/26 7:38

前穂高岳

2/26 7:39

西は岩稜、対する東は雪化粧

2/26 7:41

西穂高岳山頂が見えてきました。

2/26 19:36

4峰を通過。この近辺は岩場です。

2/26 19:36

真っ白な雪で覆われた北アルプス

2/26 19:36

8時8分。西穂高岳山頂到着。日本百名山北アルプス西穂高岳を独り占めとは感極まります。

2/26 8:09

素晴らしい景色です。正面に槍ヶ岳が見えます。北アルプスが一望です。

2/26 8:09

ジャンダルム、奥穂高岳、涸沢岳・・穂高のメインストリート。

2/26 8:10

吊尾根と前穂高岳・・

2/26 19:36

乗鞍岳、焼岳、そして独標〜ピラミッドピーク〜西穂高岳までの尾根・・ここから見る美しい山と尾根に感動です。

2/26 8:10

笠ヶ岳・・今日はずっと存在感を醸し出していました。

2/26 8:11

西鎌尾根〜三俣蓮華〜立山方面・・冬のあの山々はどうなっているのか気になります。

2/26 8:11

北アルプスのシンボル 槍ケ岳・・

2/26 8:12

白山・・こんなにはっきりと綺麗に見えるとは幸運です。

2/26 8:12

そして八ケ岳と富士山・・

2/26 8:15

西穂高岳に立つ

2/26 8:39

ジャンダルム迄にも行きたくなるような青空です。

2/26 19:37

だれだ神聖なる山に落書きしたのは。
はい！僕です。今回もやってしまいました。明日はきっと消えている事でしょう。

2/26 19:37

山頂での景色を十分に堪能しました。これにて下山します。

2/26 8:54

目の前に広がる白銀の山々

2/26 8:54

あのロープウェイ乗り場へ向かいます。

2/26 8:54

当然、下りも結構ピークが続きます。

2/26 9:09

雪山。

2/26 19:38

雪景色

2/26 19:38

雪化粧

2/26 9:20

雪岩

2/26 19:38

危なっかしいこの雪山に何故引かれてしまうのでしょうね。

2/26 19:38

さよなら西穂高岳

2/26 19:38

一度下った独標を登り返します。

2/26 9:37

名残惜しいが、さよなら西穂・・・・

2/26 9:45

そして下ります。

2/26 9:53

この付近は良いゲレンデになりそうです。

2/26 19:38

マイトレース。

2/26 10:04

西穂山荘が見えて来ました。

2/26 10:08

山荘前で10分程休憩しました。

2/26 10:12

巨大雪だるま君ともお別れです。

2/26 10:17

ロープウェイ乗り場まで更に下ります。

2/26 12:34

今日のお昼は平湯温泉で頂きました。登山者にしては少々ボリュームに欠けていましたね。今度は飛騨牛で・・・

撮影機器：

Canon PowerShot S100 Canon

感想

SinNakaji

厳冬期初の北アルプスでした。
この季節は八ケ岳を中心に登っていますが、北九州小倉への転勤が決まり、
暫くは北アルプスへも簡単には行けそうにもないので、引っ越し準備も放り出し、
冬山装備で念願の西穂高岳へ出発しました。
テント泊にしようか迷ったのですが、流石に3シーズンの寝袋では厳しいし、
風も強そうだし、転勤前に山で風邪を引いては格好が付かないと思い断念しました。
初日の天気は雪。夜、小屋周辺の気温はマイナス30度。おまけに強風。
案の定テント泊のお兄さん方がテント泊を断念して小屋泊に切り換えてきました。
八ヶ岳の鉱泉前のテント場とは大違いのようです。
翌朝は星空とお月さんが光っていました。月明かりの中、西穂高独標を目指しました。
昨夜の強風のためトレースは跡形も無く消えていました。
白山方面にオレンジ色に光る満月がぽっかり。丸山を通過した辺りでゆっくりと沈んでいきました。
朝焼けと共に西穂高岳、周辺の雪山が輝き出しました。雲はありません。真冬の青空です。
強かった風もいつの間にか治まっていました。
西穂高独標には早く到着したので、西穂高岳を目指すことにしました。
岩場の急な下りと登りですが、夏に数回通った経験もあり、特に危険を感じませんでしたが、雪庇を踏み抜かない、
ルートミスをしないように心掛けながら登りました。
この厳冬期に曇一つ無い快晴の北アルプス。360度、一級の雪山が広がっていました。
西鎌尾根の向こうに水晶岳、野口五郎岳。槍ヶ岳、奥穂高岳、ジャンダルム、釣尾根、前穂高岳、上高地、霞沢岳、
乗鞍、焼岳、笠ヶ岳。八ケ岳、富士山。どれも素晴らしい景色で、時がたつのを忘れそうでした。
九州に行ったら暫くはこんな冬山の絶景は見られないでしょう。
北アルプスへの登山は遠退くでしょうが、九州への転勤前の善き思い出登山となりました。
またいつの日か北アルプスへ・・・

コメント

yokowv

はじめまして
こんばんは。
写真に心奪われコメントさせて頂きます。

独標までは行ったことがあるのですが、ガスってしまいこのような素晴らしい展望には恵まれませんでした。
山頂まで行くとまた一段と見応えのある景色になるのですね。
この目で確かめたい、とまた憧れの思いを強くした次第です。
大きな月やご来光も、幻想的で見とれてしまいました。素敵な写真をありがとうございました。

転勤なさるそうですが、良い思い出になりましたね。
九州のお山も開拓して、ぜひまたヤマレコで紹介してください！

SinNakaji

ありがとうございます
yokowv様
初めまして。
素敵な写真等とお褒めの言葉頂きましてありがとうございます。
ご経験の通りこの時期の北アルプスはほとんどが雪とガスに覆われていますね。今回数少ない晴天に恵まれ、幸運な一日でした。
最近の山行は陽の登る前に出発し、星空と月明かり、そして朝焼けを見ながらの登山スタイルとなりました。とても寒いのですが、大自然を満喫出来るので自然とこうなってきました。
yokowvさんのプロフィール拝見しましたが、毎週山行のご様子ですね。僕以上に山を愛する方なのでしょうね。
九州では北アルプス程のスケールには劣ると思いますが、yokowvさんのおっしゃる通り山を開拓しレコにアップしたいと思います。
yokowvさんも素敵な山行を続けて下さいね。
有難うございました。

Maie

SinNakajiさん、おはようございます
丸山からの御来光最高ですね

去年自分も西穂山荘から 見ましたが、ここは笠ヶ岳に日が当たる頃には太陽は結構登ってしまってピンク色のモルゲンロートとにはならないんですよね

この日（26日）は西穂高岳に登頂したのは自分だけかと思っていましたが、
しかも西穂高山荘〜西穂高口の樹林帯の中でお会いしていますね

ニコチャンマークもたくさん見ましたよ
犯人はSinNakajiさんだったんですね
雪ダルマを作ったり、ちょっとした遊び心がまたを楽しくさせてくれますよね

快晴の西穂高岳最高でしたね
九州に転勤という事ですが、また北アに帰って来て下さいね

SinNakaji

Maieさん こんにちは。
覚えていますよ。
確かに林道ですれ違いましたね。
ザックに雪だるまの透明ケースが下がっていた方が、Ｍａｉｅさんだったのですね。
ほんと西穂最高でしたね。
西穂へは休日と天気がなかなか噛み合わなかったのですが、最後の最後にやっと訪れた幸運の一日でした。
Ｍａｉｅさんのレコ見ましたよ。
写真の写りいいですね。ＳＯＮＹのＮＥＸ Ｆ-３なんでしょうか。
僕のＣＡＮＯＮのコンデジより数段写りが良いですね。
そうそう、僕がニコチャンマークの犯人です。
綺麗な雪を見ると落書きしたくなるのですが、あの程度です。
九州の山にも雪があればきっとやっているかもしれません。
Ｍａｉｅさん　これからも良い登山を・・・

yazuminnn

こんばんわ〜。
西穂行かれたんですね！

僕も一昨日行って来ました。
２週間違うだけで、こんなにも景色が変わるのかと驚きました。朝の写真はやっぱり綺麗ですね〜♪

九州への転勤、驚きました。
北アは遠くなりますが、屋久島は近くなりますね！