新雪の谷川岳は大絶景と引き換えに激しいラッセル

2020年11月12日(木) [日帰り]

• GPS: 06:06
• 距離: 7.3km
• 登り: 833m
• 下り: 834m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:41
• 休憩: 1:22
• 合計: 6:03

距離 7.3km 登り 835m 下り 838m

8:32 天神平
8:47 8:50 天神尾根・田尻尾根分岐点
9:04 天神平・天神峠分岐点
9:39 9:48 熊穴沢避難小屋
11:03 11:09 天狗の留まり場
11:56 12:10 天神ザンゲ岩
12:23 12:28 谷川岳・肩の小屋
12:38 13:00 トマノ耳
13:04 13:17 谷川岳・肩の小屋
13:24 天神ザンゲ岩
13:36 天狗の留まり場
13:52 14:01 熊穴沢避難小屋
14:21 天神平・天神峠分岐点
14:29 14:30 天神尾根・田尻尾根分岐点
14:35 天神平

天候

晴れ→曇り→快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

前日に湯檜曾温泉のホテルに宿泊。
当日はホテルから徒歩で谷川岳ロープウェイ駅へ向かいました。

帰りは谷川岳ロープウェイから水上駅までバスを利用。
水上駅からは電車を利用。

コース状況／危険箇所等

天神平から熊穴沢避難小屋までは膝くらいまでの積雪でトレース有り。
熊穴沢避難小屋以降は深い所で太ももや腰まで埋まるくらいの積雪でトレース無し。

新雪が大量という状態だったのでアイゼンは不要だったように感じました。
装着はしてましたが邪魔に感じる事がありました。
アイゼンよりもスノーシューが必要な状態だったと思います。

下山時には十分に道として出来上がってました。
次に雪が降るまではアイスバーンになったりして滑りやすくなると思うのでアイゼンが必要になると思います。

写真

11/12 6:53

湯檜曽の宿から谷川岳ロープウェイへ向かう途中、谷川岳が見えました。

11/12 8:13

ロープウェイで天神平に到着。青空と真っ白な谷川岳が出迎えてくれました。

11/12 8:14

朝日岳も雪化粧をしていて美しい。

11/12 8:52

天神尾根から見た谷川岳。あまりの白さに少しビビる。

11/12 9:49

熊穴沢避難小屋に到着。到着時は新潟側から雲が押し寄せていていました。

11/12 9:49

熊穴沢避難小屋の先はトレース無し。覚悟を決めて進みました。

11/12 11:00

しばらく山頂方面が雲の中でしたが、突如として晴れ始めました。ラッセルの苦労が報われる。

11/12 11:50

更に時間が経つと快晴に。

11/12 11:50

ラッセルがキツくて何度か先頭を交代して休憩。先頭の青い方と頑張りました。

11/12 11:50

天神ザンゲ岩手前で登ってきた道を振り返る。

11/12 12:05

天神ザンゲ岩で再び先頭。小屋まで一気に進みます。

11/12 12:05

天神ザンゲ岩から見た谷川連峰の縦走路。

11/12 12:23

肩の小屋に到着。ここから見る谷川連峰の山々が素晴らしい。

11/12 12:24

苗場山までくっきりです。

11/12 12:24

10月に歩いた道。雪化粧をしていて最高です。

11/12 12:41

谷川岳山頂（トマの耳）に到着。

雪の谷川岳は初めてなので記念撮影。

11/12 12:47

トマの耳から見たオキの耳。今回はオキの耳には行かない。

11/12 12:47

オキの耳の先には一ノ倉岳と茂倉岳。

11/12 12:47

トマの耳から見た朝日岳方面。

11/12 12:47

巻機山、越後駒ヶ岳、中ノ岳、下津川山、荒沢岳方面。こちらも白い。

11/12 12:48

トマの耳から見る谷川連峰の主稜線。最高です。

11/12 12:49

苗場山方面を入れて谷川連峰の主稜線を撮影。

11/12 12:49

少しズームして撮影。

11/12 12:49

少し南側。この辺が天神尾根から見える。

11/12 12:51

オキの耳と巻機山、越後駒ヶ岳、中ノ岳方面。

11/12 12:51

トマの耳から見た燧ヶ岳、至仏山。

11/12 12:51

トマの耳から見た奥白根山、武尊山。

11/12 12:52

再び主稜線を眺める。ずっとここに居たかった。

11/12 12:53

トマの耳から見た苗場山。

11/12 12:53

平標山まで綺麗に見えてました。そして白かった。

11/12 12:54

雪の朝日岳にも登ってみたくなりました。向こう側から谷川岳を眺めたい。

11/12 12:54

巻機山、越後駒ヶ岳、中ノ岳。巻機山は来年登りたい。

11/12 12:57

天神尾根。西黒尾根はこの状態と今の自分の経験では避けたい。

11/12 12:58

オキの耳と巻機山、越後駒ヶ岳、中ノ岳。

11/12 12:58

谷川連峰の主稜線と苗場山。

11/12 13:12

オジカ沢ノ頭、万太郎山、仙ノ倉山、平標山。

11/12 13:12

万太郎山、仙ノ倉山、平標山。

11/12 13:13

オジカ沢ノ頭の南側。一般登山道が無いけど、この山も美しい姿。

11/12 13:13

肩の小屋に戻ってきて、この景色を見ながら昼食。

11/12 13:14

ずっと眺めていたかった...

11/12 14:03

下山時に見た谷川岳。登りの時より行きがけ減ったように見える。

11/12 14:24

時間帯が変わると光の当たり方が変わってまた異なる姿を見れる。

11/12 14:25

トマの耳とオキの耳をアップで。

11/12 14:36

天神平まで戻ってきて再び見た朝日岳方面。朝より雪が減っていた。

11/12 14:37

谷川岳も朝の写真と比べると雪が減っていた。

11/12 14:37

美しい景色を見せてくれた谷川岳に感謝してロープウェイで下りました。

撮影機器：

E-M5MarkIII OLYMPUS CORPORATION

装備

MYアイテム

sola

重量：-kg

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター 毛帽子 靴 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ ピッケル ザックカバー

感想

sola

雪化粧をした谷川連峰の景色を見たいと思い、大雪直後の晴れ予報の日を狙って谷川岳に登りました。

天神平で積雪15cmだとロープウェイの方が投稿していたので上はもっとあると思い、西黒尾根から登る計画を変更して天神尾根から登る事にしました。

この判断は結果的に正しく、予想していた以上に積雪量がありました。
しかも熊穴沢避難小屋の先はトレース無し。雪山経験に乏しい自分には良い経験になりました。
場所によっては太ももや腰辺りまで雪深く、何度もはまっては雪を掻き分け踏みしめて進みました。
幸い同じ時間帯に登っていた登山者の内の一人が先頭を代わってくれる方だったので、二人で頑張ってラッセルを続けました。
この方が居なかったらあと1時間はかかってた気がします。
10月に1日で平標山まで歩いた時より疲れました...

天候は天神平に到着した時は青空が見えていました。
しかし熊穴沢避難小屋から天狗の留まり場辺りまで山頂方面は雲に覆われていたので途中で撤退しようかと思いましたが、急に雲が晴れて快晴に。
苦労が報われて山頂からは期待以上の大絶景を楽しめました。満足し過ぎてオキの耳へは行かず、トマの耳で大絶景を堪能してました。

今後は更に経験を摘むと共にもっと鍛えて快適に雪山も登れるようにしたいところです。