快晴!紅葉!暖かった!秩父関東ふれあいの道を行くトレイルラン
- GPS
- 06:52
- 距離
- 30.0km
- 登り
- 1,492m
- 下り
- 1,386m
コースタイム
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 7:06
天候 | 雲なしの快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
日向山から横瀬駅までの山道は一部泥濘んでおり、滑りやすい。 |
その他周辺情報 | 西武秩父駅周辺の入浴施設 |
写真
感想
(Trekking Story)
今回はトレRUN愛好会!? GLIDINGのトレイルラン企画で集まりました。
本日、初参加の方男女合わせて2名を含めて合計5名の方が参加してくれました。
実はもうひとかた女性1名参加予定でしたが、微熱があるということで大事をとって欠席されました。
また副代表のしゅうさんも都合が悪く不参加でした。
先週ご一緒してくれたまもるさんが、また参加してくれ、初参加のサポートをしてくれました。
他メンバーは、今回で3回目のトレイルランとなった、ながさん、そしてながさんと同じ職場の若手の篤(あつ)くんが参加してくれました。ながさんは、レースではハーフマラソンが最長です。最近、ほとんど走れていないということで体重も大幅増に! ご本人から足を引っ張るのではないかと?と不安をかかえながらのご参加でした。
新人の篤くんは、ながさんに誘われて、是非、トレイルランニングを体験してみたいということからの参加希望でした。
篤くんは25歳。最長はハーフマラソンで、タイムも1時間30分くらいで完走できる走力を持っているということでした。
篤くん今回、初参加ということでしたが、私は面識はなく、ながさんからLINEで「今回一緒にいく篤が下記の靴を購入する予定ですが、トレイルランにあっていますか?という質問がありました。
画像を見ると「モントレイルのトレッキングシューズ」でしたので、危ない!危ない! 間違って購入するところで私からは「コロンビアモントレイルのバハダやカルドラド」を推奨しました。
当日、篤くん、ちゃんとすすめたコロンビアモントレイルのトレイルランシューズを履いてきていました。
実は今回、篤くん どうやら、トレッキングシューズの前に間違って登山靴を購入していたらしく?
それで後から、返品して買いなおしたという話を聞いて、びっくりしました。(私の聞き違いかもしれませんが)とりあえず、よかったよかった。
11月も半ばとなり、地方の高山は雪をまとい、氷点下にもなります。また初参加の方もいるので、今回は比較的アップダウンの少なめのエリアを選択。960mの丸山をピークにいくつかの峠を超えていく関東ふれあいの道にしました。
当初は、紅葉も見頃の雲取山を踏んで、そこから三峯神社まで縦走しようと考えていましたが、初参加の方もいらっしゃるし、参加者の登山口集合時間がまちまちなので下山できる時刻が予想がつかないので急遽、今回のコースにしました。
初心者の参加ということで、せいぜい長くても距離にして20〜25kmくらいで、累積標高差も少し抑え気味で検討しました。
ヤマプラでいろんなスタート地点から、様々なルートをいくつも確かめて、今回のコースに決めました。状況を踏まえながら、いつでも、迂回・下山ルートが取れるコースにしました。
今回、女性で一人参加してくれたRayさんは、トレイルランレースに何度か出場され、最長70kmの大会にも参加完走されている方です。スキーなどで、十字靭帯を断裂とか、半月板を取り除いちゃった!など、プロスポーツ選手が経験されるような、重い怪我を経験されていて、古傷が痛まなければよいなと思いつつ、その際は下山の選択肢も必要だなあと考えていました。
守さんは、数々のウルトラトレイルランレースにも出場し、中でも信越五岳のレース で100マイルを完走しているランナーなので、まったく心配いらずです。
今日のスタート地点は、西武秩父線 東吾野駅
スタート時間は8時なので、それに間に合うようにと連絡してあります。
私は東飯能駅で西武線に乗り換え、1両目の車両に乗り込み、空いている席に座りました。Rayさんとは初面識で私はRayさんのお顔を知りません。逆にRayさんはLINE等でチェックしてくれていればわかるかな?と思っていました。
通路挟んで、隣に、Rayさんらしき女性が座っている?と直感で思いました。まず足元の靴を見ます。トレランシューズだ!
格好も、初心者っぽくない! 間違いないだろうな!と数多くの登山客が乗っていてもだいたいだいたい察しがつきます。
ですが、まったく私には視線を移されません。違うのかな?と思っていたら、その女性が東吾野で降りられました。
でも違うかな?と思いつつ、私は改札方向に向かいつつ、いや、そうかな?とまた戻って、声をかけようとしたら東吾野駅のホームにある案内表示板を撮影していました。
私から「Rayさんですか?」と話しかけると、「はい! そうです。宜しくお願い致します!」と言ったかは忘れちゃいましたが、無事に待ち合わせすることが出来ました。改札を降りると、まもるさんは先に待っていてくれました。
あと2名 待ち合わせ予定だったのですが、いない? 今の電車に乗っていなければ間に合わないはずだなと思いつつ、Rayさんとまもるさんをお互いに紹介しながら挨拶をしていました。
あと二人参加予定なのですが、まだ来ないなあ?と思っていたら、駅の前からながさんと篤くんが歩いてきました。
あとから聞いた話によれば、乗り継ぎ時間を勘違いしていて飯能駅で電車に乗れず、飯能からタクシーで来たということでした。もったいないけど、とりあえず、間に合ってよかった。
計画時間通り、8時にスタートしました。
秩父方面に向かって、線路右側を歩きながら、東吾野駅入口の橋を渡り、車道に出て秩父方面に少しあるきます。そこから、右に折れて車道を歩いていきます。10分くらい歩くと福徳寺を通過、山あいののどかな風景になっていきます。
その先に柿がたわわに実った木を見つけ、甘いのかな?渋いのかな?と思いながら1枚写真におさめました。
しばらくは、ずうーっとロードを進んでいきます。歩いたり、ちょっとジョグしたりしながら、ちょと暑くなってきたのでみんな足を止めて、羽織っているものを1枚脱ぎました。
40分くらい歩いたところで登山口にたどり着きます。登山口から入って数分で、大きな岩場が見えてきました。
阿寺の岩場というところらしく、大きな一枚岩のようで、そこで2名がクライミング練習していました。
この先に進むルートがわかりづらく、まさか! ここを超えていくじゃないだろうな?(笑)とは思いませんが、クライミングの男性が、岩場の右脇から登るか? さらに右側から回り込み登っていくかだと思いますよ!と教えていただきました。
右の斜面から一段上がり、回り込むようにして道が続いており、そこから登っていきました。
しばらく上がっていくと、車道に出て、阿寺という道路標識が見えました。そこから諏訪神社・顔振峠の道標があり、真上には高い鉄塔が聳え立っています。そこを登り、諏訪神社が見えてきました。境内を歩き、鳥居の方向に進んでいき、ここで参加者みんなで、代わるがわるで集合写真を撮りました。今日の安全祈願をみんなお祈りしたかは、わかりませんが、さー出発です!って気分でスタートできる良いコースです。
だんだん高度をあげていくにつれて視界が開けてきて、真っ青な空が開けてきて、本日の眺望も大きな期待が持てました。
しばらくすると、平九郎茶屋(へいくろう)に到着しました。平九郎茶屋とも書いてあるし、顔振茶屋(かあぶりとうげ)とも書いてあります。
この茶屋がgoogle map上の顔振峠の目印表示になります。
私の記憶では、ここに来るのは2回目か3回目だったかと思います。いずれにしても、初めてじゃないです。
とても素晴らしい眺めなので、茶屋にしたくなるのがとてもわかる気がします。それもここが150年以上も続く茶屋とは家に帰って感想レポートを書くまで全く知りませんでしたが。
朝の9時過ぎで、ちょうど、女将さんがお店の外に出てきました。
この茶屋からの眺めですが、ちょうど富士山が真ん中にあって、それも上半身1/3くらい雪の帽子をまとっていて、とても可愛い富士山の
眺めに感動しているタイミングで、女将さんが声をかけてきてくれました。
今日はよく見えるよ、富士山の左隣に大岳山、その真下に御岳山と日の出山があって、夜になると御岳山の明かりが見えるんだよ!って
一番左にあるのが、大山、その右が丹沢山で、富士山のずーっと右に目を移して、蕎麦粒山も見えるよ!という感じで山座同定してくれました。
顔振峠の名前の由来もお聞きしました。越生町が「かあぶりとうげ」と名付けちゃったが、本当は「かおぶりとうげ」が正しんだと
話していたような気がしますが、Wikipediaでここを調べてみると、面白いことが書いてありました。
「峠にある案内板によると、平安時代、源義経が京落ちで奥州へ逃れる際、あまりの絶景に何度も振り返ったため、また、その際のお供の武蔵坊弁慶があまりの急坂に顔を振りながら登った等が名前の由来になったと」わかるような! そんな言い伝えがあったとは面白いですね。
先ほどから、親切に教えてくれていたこの方、この茶屋の4代目の女将さんらしく、加藤ツチ子さんという方でした。
この場にいた時にまったく気づきませんでしたが、家に帰って感想を纏めている時に気づいたのですが、この平九郎茶屋が来年の2月からスタートする大河ドラマで脚光を浴びる場所になるかもしれないとふと思いました。茶屋の前にある顔振峠を示す碑は女将さんの加藤ツチ子さんが自費で建てたものですが、何が記されていたか?
来年、2021年大河ドラマは「青天を衝け」です。主演は吉沢亮さん。主人公は日本資本主義の父と称された渋沢栄一です。2024年に新一万円札の顔になる方です。
その渋沢栄一の妻千代の弟で、その後、栄一の養子となり渋沢姓も名乗っていたので、渋沢平九郎とも言われている幕末の志士がいました。
上野で官軍と戦った彰義隊から袂を分かち、振武軍の参謀になったのが渋沢平九郎で、その平九郎が、慶応4年1868年 今から152年前の5月23日
当時、飯能戦争というのがあり、一日で勝敗が決するほど、官軍側の圧倒的勝利でした。
平九郎はそこから落ち延び、黒山に逃げる途中にこの茶屋に立ち寄ったそうです。草履の代りに、太刀を置いていき、茶屋の女主人に秩父方面に逃れたほうが良いとアドバイスされても、戻るように黒山方面に向かったそうです。その後、官軍の兵士と遭遇してしまい、短刀で官軍兵士2名を相手に戦い、相手の腕を切り落とすなどして防戦したが、自分の足に銃弾、肩も負傷して、さらにたくさんの追手が迫り、最後だとさとって、自決してこの世を去ったそうです。
自決直前に茶屋に立ち寄り、その後、自決した者が渋沢平九郎だとわかったのは、それから10年後のことで、その後、渋沢栄一の命により、平九郎の首と亡骸は渋沢家の墓に改装されました。茶屋に預けられた太刀は渋沢栄一に戻されたそうです。
その渋沢平九郎は、幕末の志士の中でもイケメン中のイケメン志士として、歴女に大人気のようです。写真が残されていますが、確かに端正な顔立ちをしていると思います。
大河では平九郎の配役まで決まっているので人物像も当然のことながら紹介されると思いますし、その最後も演出されるんだろうと思われるので、この茶屋も再び歴史の表舞台に登場して、茶屋が賑わいを見せるような気がします。
今回のコースはスタートして間もなく平九郎茶屋になってしまい、ここで名物のそばをいただくわけにはいかないので、次回は秩父側から下り基調で降りてきて、ここでそばを食いながら、女将に詳しくお話を伺いたいと思っています。
平九郎茶屋をあとにして、ヤマレコのマップを眺め計画したルート通りに進んでいきます。
ココらへんはほとんどロードを走る形になります。
傘杉峠の道標が出てきたりしますが、山道に入ってもすぐに車道に出ることになるので、ロードを走るのが良いと思います。
関八州見晴台につながる道標だけ、見逃さないようにして山道を登れば、関八州見晴台に到着します。
ここも何度も来ているところですが、今日ほど視界の良い日はないくらい遠くまで見通せました。
新宿副都心の高層ビル群やスカイツリーまで、見ることが出来ました。肉眼で充分に確認できますが
スマホのカメラ性能を確かめるために広角ズームで
撮影しましたが、Galaxy S20プラス5Gは優秀で
手ブレ補正も効いてしっかりと撮ることが出来ました。本当に雲一つ無い澄んだ空気だと、遥かかなたまで見通せるんだなあと実感した次第です。
ここで行動食(ゼリー飲料)を摂取して先へ進みます。計画は標準タイムで作りましたが、ここですでに45分のアドバンテージが出来ていました。
関八州見晴台から、少し下りながら落ち葉が堆積した山道を気持ちよく走ります。それでもしばらく走ると、やはり林道というか、ほとんどロードを走ることになります。ここらへんを走るトレイルランレースは山道があれば、そこに導かれれますが、大会じゃないので厳密にトレイル道を走る必要はありません。
また、このへんは小刻みなアップダウンも続くので、ランにはいい練習になります。お仲間も下りから、しばらく登り斜面になっても、しばらくは走りをやめずランで登ったりしていましたが、若手の篤くんも、先輩達のゲキでイケイケ囃し立てられるので勢いよく、登っていく姿を見て、若いっていいなあと思いながら、おじさん達は苦笑いをしていました。
飯盛峠から苅場坂峠までの区間は、がけ崩れで
重機が入って道路工事している状況で、苅場坂峠手前で、柵が設けられていましたが、そこを乗り越えて苅場坂峠でトイレ休憩しながら行動食を口に入れました。ここもレースやトレランで何度も来たことがありますが、ここからの眺めもなかなかです。
そしてこのあと、急登を登って大野峠のパラグライダー滑走路に出るのですが、ここで篤くんのガッツに期待して、一気に行けるところまで登りつめろ!
ってゲキを飛ばしたら、彼はのせられるように一気に登って行きました。
途中、疲れ果てたのか動きがスローモーションを見ているかのようでしたが(笑)、くたばることなく、上まで一気に上がる頑張りをみせてくれました。お疲れ様! 上ではやはり、こたえたみたいで、ぐったり座っていましたが。
ここでも、またまた、思い思いの休憩をしながら座って休んじゃいました。
そこから、しばらく走って丸山の展望台に差しかかろうとしているところで、木の根か、何かでつまづいて前から転んでしまいました。
ペットスライディングのようです。
すぐに起き上がりましたが、左手の甲と、左胸と脇の間を強打していたみたいで、左手の甲は、骨が浮き上がるように腫れてしまいました。
左胸は黒ずみ、息を吸うと痛くなり苦しくなるので、もしかしたら肋骨やっちゃったかなあと思いつつ、先を急ぎました。
丸山展望台に到着しました。展望台は下から階段を登ります。今日の最高地点はここです。
武甲山の眺めも迫力あるし、秩父市街もよく見えました。展望台にはNikonの無料の望遠鏡が備えつけられており、かなり遠くまで見ることが出来ました。
みんな、この望遠鏡を何回も覗き込んでは、周囲の山々を、地図とにらめっこしながら山の名前を確かめていました。
ここから、八ヶ岳の赤岳、そして横岳の稜線から硫黄岳まで確かめることが出来ました。
あとはギザギザした稜線の両神山や、赤城山、谷川岳、白根山、男体山まで確認することが出来ました。最初に展望台に来たときはたくさんの人がいましたが、知らないうちに、我々だけになっていました。最後にみんなで集合写真を撮ろうということになり、とっさに、Nikonの望遠鏡にスマホを置いて、セルフタイマーを使って撮りました。
これがなかなかの、いい記念写真になりました。
ながさんがしきりに武甲山がゴールですよね?
違うことをわかってて、あえて聞いて来たのですが、走り足らなかったのでしょうか?
まるでムーミンの家みたいな建物がある県民の森を通過して、そこからは横瀬駅まで下ります。
出会いのテラス付近を通過して、ここから一気に下って行きます。下山道には先程丸山にいた方達が先を歩いていて、その方たちを追い抜く感じで
下ります。
篤がスピードを緩められずに、後ろでジタバタと音を立てながら後ろを走っていましたので、危険を感じて注意を促しました。スピードをころすようにジグザク走りながら、転ばないように進んでいきました。下りは、長いので、トレイルランの醍醐味を味わいながら、できる限りノンストップで下って行きます。
しばらく気持ちよく山道を下っていくと、車道に出て、歩いていくと、きのこ茶屋が見えてきて、
右手の方から、日向山の登山口があるのに気が付かず、通り過ぎてから、駐車場に入りました。
トイレ脇から、日向山に通ずる山道と合流する階段から登ると、正面の山の斜面の紅葉に目を奪われて
右手に進んで山の斜面の紅葉を何枚か撮影しました。
そこから日向山は目と鼻の先にあります。
元々、コースではなかったですが、時間的に余裕があったので行くことにしました。
以前、イチゴ狩りを楽しむトレランイベントをしたときに、芦ヶ久保駅から、駅員さんと上を眺めたことがあったことを思い出しましたが、駅からも日向山の展望デッキ(畳一畳分の台みたいなもの)が
確認できます。また、展望デッキから眺めると
ちょうどホームに電車が止まっていると、ミニレールの模型みたいに見えるところも面白いなあと思って、みんなに紹介しました。
ちょうど新幹線型の電車が止まっていたのでタイミング良かったです。
そこから、横瀬駅に向かってさらに下って行きます。あまり人が通らないのでしょうか。
少し道も荒れていて、泥濘んだところもありました。道路に出るところの手前に、獣害ネットが張られ、登山者が出入りする扉もあります。
そこからさらに下に下ると、鳥居があってトレイル道はここで終わりになります。
そこから、ロードを歩きながら、みんなの顔色を伺って、横瀬駅まで歩き、お花畑駅まで行くのか?
それともお花畑駅近くの入浴施設まで走るのか?
確認すると、みんな走れる! 大丈夫なようなアイコンタクトだったので、秩父市街地に向かう歩道をみんなでランして向かいました。
ながさんが途中、膝が笑ってる?と聞こえましたが、大丈夫です!という苦笑い顔を見せていました。篤くんに煽られているようにも見えましたが(笑)
ここまで27kmほど走ってきていましたが
私の見立てでは、篤くんはもっともっと走りたい!感じ。まもるさん、Rayさんは聞くまでもなく余裕の表情でまったく問題ない様子。
予定よりも距離が伸びましたので、疲れてないわけはないのですが、Rayさんからは、走ったり、休んだりだったので大丈夫でした。とも言ってくれたので安心しました。
だいたい、残り距離が2.4kmくらいで歩いて32分
500m走っては500m歩くインターバル走行で入浴施設に到着しました。
いつも立ち寄るクラブ湯
普通の住宅街の並びにあるので、一見するとわかりづらいです。入口から、男湯と女湯が分かれています。ここの銭湯は知る人ぞ知る銭湯だと思います。
まあ、地元住民の憩いの場とも言えるのではないでしょうか。たまに山関係の人も見かけるので、知っている人は立ち寄るのでしょう。
入浴料金は380円です。西武秩父駅隣接の祭りの湯は大人1100円です。サービスを取るか、安さとふれあいを取るか?になりますが、勿論、我々メンバーは後者を取ります。ここは75歳になられるおかあさんが一人で切り盛りして45年間営業されているそうです。以前はご主人もいらしたようですが、
私がTrekking後に利用するようになったときには
おかあさんお一人でした。昭和の良き時代の銭湯
レトロ感漂う番台タイプの銭湯です。
我々が砂まみれであがって風呂に入ったあとに
わからないように床を掃き掃除、拭き掃除をしてくれていました。
特にレトロ感を感じるのは、下駄箱です。
私の靴のサイズは27.5cmで入れても蓋が閉まりません。(笑)その時代の人は、足が小さい人が多かったのかなあと。
脱衣の籠と椅子があって、ヘルスメーターとドライヤーも完備しています。
シャンプーリンス等は備え付けられていないので
持参するか、ミニボトルで各30円で販売しているので最悪忘れても大丈夫です。
お湯の温度は日によってバラツキがありますが
基本的に熱めです。先日は45度ありましたから、
若手の篤くんには長湯は出来なかったようです。
Rayさんの話によると、女湯には、マッサージ機があると聞きましました。
おかあさんと、いつも楽しくおしゃべりさせていただくのですが、おかあさんも話すのはまんざらでもない様子で、たくさん喋ってくれます。
また、ここのお客さんたちも、何回か来ると、考えてみると以前にも見たことがあるなあと。
ということは常連さんたちでこの銭湯の経営は支えられてるんだなあと実感しました。
お客さんに、ちょっと話しかけると、気を良くして
ペラペラと色んなことを話してくれます。
人と人とのふれあいの湯、クラブ湯最高ですね。
また、来たいと思います。
走ってきた足に何度も水をかけてアイシングしたり、脱衣場で話に夢中になってて、Rayさんとの
待ち合わせ時間がせまっていたのでおかあさんの話もそっちのけにして、荷物を纏めて、クラブ湯をあとにしました。
さあ、今日このために走ってきたと言っても過言ではない『珍達そば』を食べに行きます。
と、その前に行きがけにRayさんが、主婦の目線で目ざとく、小さな八百屋さんに立ち寄りたいと
話されていて、立ち寄りました。
Rayさんはちゃんとエコバッグを持参しており、主婦の目線でこれは安い!と言っていたのを聞いて、買うつもりのなかった私まで、Rayさんにつられて、真剣に買おうかなあと思っちゃいました。
Rayさんがいなかったら買おうなんて絶対思っていません。ついつい安い!の一言に重たいけど
いつも家におみやげを買って帰るのですが、
おみやげで野菜もたまにはいいだろうと買っていくことにしました。(笑)
秩父産とシールが貼られたでかいキャベツ150円
、同じく120円のでかい白菜、柿5個200円とブロッコリー130円で締めて600円で袋いっぱいの買い物をしちゃいました。またここに来たときには安かったら買おうかなあと。
さて、この、八百屋から歩いてすぐに、珍達そばがあります。クラブ湯のおかあさんや、お客さんに聞いたところ、創業者のあと、珍達そばの営業権を買った方があとを継いで営業しているそうです。
まあ、そんなことはどうでもよく、早く食べたいと立ち寄ると、すでに6〜7人並んでいます。
行きがけに立ち寄ったときにも行列が出来ていたので本当に大人気なんだなあと思いました。
並んでいるときに、スタッフの方が店先に出てきて
大盛りの方はいますか?と聞いてまわっていました。我々は、最初皆、普通でしたが、再度、呼び止めて、篤くんだけが大盛りにしました。
その直後に、本日の営業は終了の札が出され
麺が、売り切れ状態になりました。
お〜、ギリギリセーフ!
このために走ってきたと言っても過言じゃななかった人も多く、安心して肩をなでおろしました。
お店も混雑しており、座敷は一つしかないので
バラバラの席でもいいですよと話していましたが、
スタッフの方が、座敷をあてがってくれて、みんなで一緒に食べられることになりました。
あとは、餃子が食べられるか?です。
オーダー!
餃子5人前! お願いします。
お店のスタッフが、あっ?足りるかなあ?
ちょっと待ってくださいと言われて
フリーザーの中を指差し確認しながら、数を勘定しています。
『ギリギリありました!』と言われ、みんな良かった!とまたまた、肩をなでおろし、私的にはなんて今日はついているんだ!と幸運な日に感謝しました。
みんなに最後の走りの時に、珍達そば食べたいよね?
と聞いたら、ながさんは、私のヤマレコを見てくれているから、2つ返事で食べたいです!
Rayさんも、食べたいです!と
行かないわけには行かないなあと思いました。
瓶ビールで乾杯! 篤くんは禁酒令が出ているようで、お水で乾杯!(今度会ったときに理由を聞いてみよう!)餃子も旨かった。
私とまもるさんは味噌珍達普通盛り
ながさんと、Rayさんと、篤くんは珍達そば
篤くんだけ大盛りでしたが、食い切れず
最後ネギ残すくらい、いっぱいいっぱいだったみたい。
ながさんは、+ライスもつけましたが
もう、みんな満足したようで、良かったです。
初めて味噌珍達そば食べましたが、こってり味噌味かと思いきや、以外とあっさり味の味噌でした。
でも、美味しかったです。
また、食べたいです。
最後に珍達をあとにして、西武秩父駅からの時刻を確認すると、あと、5〜6分ほどで、特急ラビューが発車するところでした。時間もなかったので、その次の電車も考えましまが、速攻で窓口に行き、特急所沢までと依頼しました。あと、残り30席くらいしか空いていないので、急がなければと言われ、5人纏めて
一括支払いとさせてもらうと言われ、全員分、モバイルSuicaで精算しました。
ホームは?向こう側ですか?と聞くと、改札入って
こちら側と言われて、すぐに駆け上がり、とにかく乗り込もうと言うことでみんな乗り込んで前の方に席を移動しました。
ここでも幸運にも、ギリギリ間に合いました。
幸運に次ぐ幸運で良かったし、みんなあとからLineでは、楽しかったし、美味しかった!
また、参加したいとおっしゃってくれました。
是非、お誘いするので、次回も参加お願いします。
ちなみに今日の幸運なこととは?
1,天気は快晴!
2,みんな走り切って達成感を味わい!
3,麺が売り切れなかった!
4,餃子人数分ギリギリあった!
5,野菜がRayさんのおかげてリーズナブルに買えた!
以上です。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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