海別岳 〜流氷の見える山 スノーシューで〜
- GPS
- 05:47
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,251m
- 下り
- 1,231m
コースタイム
8:05 鹿避けゲート
9:10 Cot.518
9:55 森林限界
11:25 ニセピーク
11:30~12:00 海別岳山頂
13:30 林道
13:45 林道駐車スペース
天候 | 晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
関係者の方に確認したところ、自分が駐車したところは、駐車しても問題ないそうです。(2台は可能) また、自分が駐車したところから500mくらい戻った付近にも、2台くらい駐められそうでした。こちらは、造林関係者の方には未確認です。 自己の判断でお願い致します。 |
写真
感想
水曜にお休みを取ったので、どこか登ろうと計画。
大雪山方面が久しぶりに天気が良いなと思い、黒岳ロープウェイの時刻をチェックする。
すると、2/27だけ整備のため、ロープウェイを運休するとのこと。ツイテない。。。
気を取り直して、登りたかった海別岳と錐山の情報を仕入れる。
ヤマレコをみてると、h2013mさんが2/26に海別にいったという記録がアップされてる。ロープウェイの運休を帳消しにする運のツキ。
これはラッセルしなくていいんじゃない?なんて思い、海別に行くことに決める。
朝6時過ぎ、自宅を出発。
斜里、海別と晴れていて、登る前からテンションが上がる。
斜里のコンビニでお腹を膨らませ、海別へ向けて車を走らせる。
h2013mさんの記録に載っていた除雪された造林道の入り口に到着する。
車はパジェロミニなので、行ける所まで行ってみようと思い、突入する。
h2013mさんの滑降を邪魔してしまった造林道だが、自分にとっては救い。
想像していたより、綺麗に除雪されている(土が出ちゃってますが)。
調子に乗って、奥へ進むと、急に路面が荒れだす。
キャタピラ跡がガッチリと固まり、雪も多い。これが融けてしまったら、帰りはスタックするか?と思い、バックで安全圏まで引き返す。
通行の邪魔にならなさそうな場所があったので、そこに駐車。
準備を整え、8時に出発。
除雪された林道を歩く。
出発から5分で、壊れた鹿柵ゲートへ。かなり奥に駐車できたものだ。
出発から20分でc300のライン。ここから林道を外れ、樹林帯へ。尾根にのる。
樹林帯の中は、雪が深く、常に脛ラッセル。最初楽した分、ちょうどバランスが取れてよいか。
C550ラインで、スノーモービルのトレースが。これがh2013mさんの記録にあったモービルトレース。
楽できるものは拝借させていただきます。
ここからは、まったく沈むことなし。快調にスピードを上げ、上を目指す。
出発から2時間ほどで樹林帯を抜ける。
正面に目指す海別岳、右に小海別岳、振り返るとオホーツクに浮かぶ流氷。テンション上がります。
写真をこれでもかっていうほど撮りながら、前へ進む。
標高を上げてくると、小海別の左手から斜里岳が姿を現し、感動。
モービルトレースを追う。(ちなみに、モービルトレース外しても、森林限界超えると踝ラッセル程度でした)
モービルは、ニセピーク直下までで、上には登っていない。
お腹が空いてきたので、ここでコロッケパンを頂く。
ちょっと寒くなってきたので、フリースを着込み、ニセピークを目指す。
雪質は、始め、柔らかかったのだが、どんどん固くなっていった。
スノーシューの歯で十分グリップあったので、そのままニセピークへ。
ニセピークからは、今まで見えなかった知床方面の山々や、根室海峡が見えた。
4、5年前に海別を登ったときはここまでだった。これからが未知の部分。
稜線歩いて、海別の山頂を目指す。
意外とあっけなく、ニセピークから5分で山頂に。
山頂は風が強かったが、360度の大展望に大興奮。
知床方面を見れば、知床の山々を挟んで、オホーツクの流氷、根室海峡の流氷。
また、斜里側を見れば、斜里岳の左隣に標津の山々。右隣に屈斜路湖。遠く雄阿寒まで見える。
この前、登った尖峰も見える。
今度、登ろうとしている錐山を探すもよく分からない。上から見下ろすと、意外と分からないものだ。
写真を一通り撮って、風下斜面で休憩。
いつもの通り、カレーパンと白湯で体温を上げ、下山へ。
下山は西ピーク西側を巻き、適当に下りる。
樹林帯に入ってから、山スキーヤーの方と出会う。
林道へどこから入るか分からなくて、あの遠い場所から来たそうだ。
途中から自分のトレースを追ってきたとのことで、申し訳なかった(ブッシュの中など変なところを歩いていた)。
挨拶を済ませて、再び歩く。
自分のトレースとモービルトレースの分岐まで来て、どっちを下りるか迷うが、自分の方は登り返しがあるので、モービルトレースを追った。
ここから30分程度で林道へ。除雪された箇所がさらに広がっていた。
朝は雪深かった部分も、土が見えるまで除雪されていた。
これなら、普通車でも入ってこれるだろうと思って歩いていると、前から車(業務用のバン(多分4wd))が。
造林関係者の方で、これから材木の切り出しが行われるとのこと。
自分の車が邪魔にならないか心配だったので聞いてみると、あの場所だったら問題ないとのこと。
もし、そこに停めれなくて、手前から歩くようだったら、造林事業の方に頼めば奥まで乗せていってくれるとのこと。
と笑って、助言してくださった。今度来たときは、本当に頼んでみようかな。
頂上から1時間45分、無事、下山。
お疲れ様でした。
photosynthによる360度パノラマは以下から。
ニセピーク直下から
海別岳山頂から
コメント
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お久しぶりです。
積雪シーズンも精力的に行ってらっしゃるんですね〜
残り少ない積雪シーズンのいい時をお互い楽しみましょう!
予告があったので、今日の海別レコは楽しみにしていました
お天気に恵まれてよかったですね〜
平日なのに入山者っているんですね
道東は熱い人が多いようで。。。
黒岳も呼んでますよっ
ロープウエイ下の「インディジョーンズ」コースが
結構好きだったりします。凹むけど。
ご無沙汰しております。
冬山、大好きですから、行きまくっております。
来月は、休暇消化月間なので、更に登りまくりますよ!
aoyamaさん達の記録、いつも拝見させていただいております。バックカントリースキー、いつも楽しげで、羨ましいです。
海別、風もあまりなく、見晴らしも利いて、
本当に良い山行となりました。
天気が良いと、こんなに満足度が違うとは。。。
黒岳、先週、職場の後輩がすべりに行ってきたそうです。
ロープウェイ下ばかり回したそうなのですが、
今年からか、コースから外されていて(ホームページ上は残っているのに)、注意受けたらどうしようとひやひやしたそうです。結局、注意はなかったそうですが。
自分は滑りは苦手なので、近いうち、頂上台地を歩きに出かけたいと思います。
ロープウェイ下だけ回すなんて!!!
あんなとこまで行って、勿体無い
お金があったらロープウェイで降りてますよっ
去年、ナッキィと山頂でツーショットを撮り損ねたので、
悔しい思い出のある黒岳です
眺望はサイコ~ですよね
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