剱岳(早月尾根〜岩と雪の殿堂へ)
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- GPS
- 10:20
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 2,388m
- 下り
- 2,388m
コースタイム
- 山行
- 9:25
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 10:21
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
この時期になると駐車場は空いているが、今日はハイカーや観光客でにぎわっていた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆馬場島〜1300m地点 ・完全夏道。危険個所なし。 ◆1300m地点〜早月小屋 ・徐々に雪が増え始めたがノーアイゼンで歩き通した。 ◆早月小屋〜剱岳 ・早月小屋でアイゼン装着。 ・それなりにガッツリ積もっていたがグラニュー糖のような雪で結合は弱かった。 ・2600m以降はアイゼン、ピッケルがないと歩行不可能。 ・別山尾根分岐直下の鎖場は登り、下りともにはルンゼを使った。 ・山頂はこの時期にしては珍しく快晴無風だった。 |
写真
感想
日曜日は晴天予報なのでまた雪が積もった劔岳へ行きたいなーなんて思っていたら木曜日に先生からオジサンと劔岳行くけど一緒に行く?とお誘いLINE
有り難うございます。御一緒させて下さいと即返事。土曜日に🐼オジサンことスズケン氏と買い出しして馬場島でプチBBQ
いつもなかなか眠れないが酔いが回り19時頃には就寝
1時に起床して準備2時に先生とがんちゃんにご挨拶して出発
1500辺りから雪が繋がり寒くなる
早月小屋前でアイゼンを履いて先生先頭で出発
雪質はサラサラでアイゼンが効きにくく、2年前に御一緒させてもらったときよりも難しく感じた
所々際どいトラバースや急なルンゼの登りを慎重にこなして山頂へ
この時期にしては天気にも恵まれ風も穏やかで
文句無しの劔岳山行となりました
同行していただいた皆さま
有り難うございました
今日は毎年恒例の雪剱。
山スキーに行きたいが白山にも立山にもそれほど雪はないのでお茶濁しで剱岳に行ってきた。
久しぶりの地獄山行だ!じゃなくて今回は待望の?ojisansとのコラボ。
スズケンさんとは何度かスライドしていたが一緒に登ったことはなかったので楽しみだ。
カリスマ君とは2年前にも剱岳に登っている。
朝2時スタート、フライングなしとのことだったが全く信用していない。
絶対フライングになるに違いない。
1時15分に起きて1時半には準備完了。いつセンセーが到着してもいける状態にしておいた。
1時40分にセンセー到着、案の定フライングスタートとなった。
全員こうなることを予期していたのはさすがである。
自分はこの時期4年連続で剱岳に登っているが、というかむしろ11月にしか登っていないが、11月15日というのは最も遅い時期にあたる。
その分雪も多いだろうと踏んでいたが、やはり1200mを超えたあたりからボチボチ雪が現れて1600mを超えるとがっつり雪道になった。
前日も天気が良かったせいかトレースもバッチリ。嬉しいような悲しいような。
早月小屋でアイゼンを装着して登っていく。
やはり前日テン泊した方もそれなりにいて、登っていく途中でお会いした。
早月小屋の時点で先行者は4名、トップの2名はかなり上の方にヘッデンが見えるのでテン泊で早目に出発したのだろう。
途中で最初の2名とお会いして少し談笑。ガチクライマーな感じな方々でした。
核心部のルンゼでトップの2名がロープで降りてきた。こちらの方々もガチクライマーな感じで例年ではあまり見ないジャンルの方が多かった。
やはり前日の土曜日が晴れると入山者が多い。下山時にも数名の登山者が登ってきていた。
山頂は快晴でほぼ無風。
手袋はフリースでいけたしフードもかぶる必要がなかった。
こんなコンディションはそうそうない。
逆に帰りが暑そうで不安。
写真を撮って景色を楽しんだら下山開始。
核心部のルンゼとかはバックステップとダブルウィペットで慎重に。
早月小屋の上部2400mくらいでアイゼンを外してサクサク下る。
早月小屋からも積雪が豊富だったので足スキーで気持ちよく下山できた。
パンダおじさんことスズケンさんも気さくな方で楽しくコラボできました。
次は大脱走ルンゼ行きましょう!
今日はOJISANS4名(YSHR スズケン カリスマ ガン)で早月尾根から恒例の剱岳を目指した。深夜2時馬場島発と約束、自宅を深夜0時に出て2時前に馬場島に着くと皆の衆の車があった。さあOJISANS頑張るぞ!
満天の星の下ガシガシ早月尾根を登る。振り返ると富山の夜景が綺麗だった。1400m辺りから雪がチラホラ1600mから雪は繋がった。やっぱこの辺り雪多いです。昨日も快晴だったから入山者はいたでしょう。トレースはあった。早月小屋に着くとテントは一張、前泊先行者2パーティのライトが見えた。
早月小屋周辺でアイゼンを履いて完全防寒態勢、さあここからは一瞬の油断も出来ない、アイゼンをガシガシ効かせてダブルウィペットを握りしめて慎重に高度を上げる。池ノ谷側は下まで雪が付いていて滑落したら地獄のボブスレーとなる。2400m辺りで先行していた男女のパーティをスルー、2600mにテント一張このパーティがトップで先行していた。
6時を過ぎて白んで来て周辺はマンダムな光景が広がった。もうここは完璧な冬の世界である。雪はサラサラで凍結していなかった。際どいトラバースや直登が続くアイゼンをガンガン蹴り込んで高度を上げて行く。2900mでピクッた先行パーティがロープで降りてきた。しばし待ってクロスした後最後の雪壁をダブルピックで登り上げる。凍結しているとマジ怖い場所だが今日は大丈夫だった。
雪壁を抜けると別山尾根合流点がすぐで快晴の山頂に到着。素晴らしい展望で富士山から槍ヶ岳、富山湾から能登半島まで見渡せた。やっぱこの時期の剱岳は最高です。別山尾根からのトレースは皆無だった。さあ集合写真を撮ったらきかーん、帰りはより慎重に降りなければならない。スズケン(パンダおじさん)は重いお腹をゆさゆささせて何度か踏み抜き転けて落ちそうになった。もっと痩せなきゃダメでやんす。
帰りは早い、ガンガン転けないように行くでヤンス、逃げ足は早い、雪はサラサラで最高でした。2400mまで下りてアイゼン解除、暑いのでウェアーやパンツも脱いで身軽になってガンガン下りた。早月小屋から下もダッシュと駆け足で正午過ぎには馬場島の人となった。
12月になると条例期間になりおいそれと入山できないのでこの時期は毎年外せない、剱岳は最高です。
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