The SUZUKA Trial(鈴鹿峠-四方草山-臼杵ヶ岳-石水渓)
- GPS
- 07:06
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,482m
- 下り
- 1,608m
コースタイム
- 山行
- 5:38
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 7:02
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ベースはさほど危険箇所がありませんが、部分的にキレットを登ったり降りたりする箇所、急な下り、などがあるので、気をつけて下さい。長坂の頭への下りは、テープが少ないです。 |
写真
感想
まじめでスピリチュアルな山行きをなさっているpetit-princeさんは、実はプライベートでつながりのあった方なのですが、これまでご一緒する機会はありませんでした。しかし、彼のレポートを参考にして山に行ったこともあり、一度は同じ道を歩きたいと願っていました。今回、私が鈴鹿繋ぎをしたいと伝えたところ、是非一緒に行きましょうという流れになり、あきさんも含めて3人で歩いてきました。
私は軌跡つなぎを「修行」と称していますが、修行をする上で大事なのはルートで、最も効率がいいのは縦走。周回はそれに準じ、ピストンはあまりよくありません。ただし、縦走は自動車登山とは親和性が良くないのが困りもの。今回は、下山地点に自動車をデポする試みを初めてやってみました。石水渓キャンプ場に7時集合。一応、キャンプ場使用者以外は停めるなと書いてありますが、キャンプ場営業は10/31までだったので許されるか、と思って行ったところ、なぜかテントを張っている方々が複数おられました。3人揃った後、私の自動車を臼杵ヶ岳登山口近くに停め、あきさんの車で鈴鹿峠まで移動しました。petit-princeさんの車はキャンプ場にそのまま残してきました。
鈴鹿峠でお手洗いなどを済ませ、前に歩いた関から柘植までの軌跡と連結してから、おもむろに三子山へ。ピークが3つあって、通過するたびに結構登り返ししないといけないので、それなりに嫌らしいですが、しかし鈴鹿らしくない歩きやすい山でした。その後、四方草山(しおそやま)にかかる頃から、鈴鹿らしいザレた痩せ尾根が登場するようになります。petit-princeさんが「歩ける人」であることは最初からわかっていたのですが、あきさんがどうかはわかっておらず、最初はおそるおそる先頭を勤めていたら、全く問題なく着いてこられていたので、途中からは委細構わず自分の歩けるペースで歩き続けました。基本的にソロとほとんど変わらないペースで歩くことになりました(休憩は普段より長めに取りました)。
四方草山(双耳峰です)を過ぎ、霧ヶ岳で北に曲がると、安楽峠に向けて結構な下りが始まります。注意力を欠くと滑ってしまうので気が抜けませんが、その一方でそれなりの登り返しもあり、距離の割には疲れます。なんとか安楽峠まで到達して昼食休憩。目の前でオートバイの集団が山道に入っていったので、なんだかなあという気分になりました。
休憩後は、臼杵ヶ岳に向かいます。ここの部分は概ね登っているだけなので、あまり気になる箇所はありません。臼杵ヶ岳山頂からは、石水渓から登ってくる稜線を見ることができ、「あれがウス岩、キネ岩かなあ」という話をしながら、次はその道を登ってこようと決めました。その後は比較的穏やかな稜線を歩いて、最後ひと登りすると船石。ここで、せっかくだからベンケイまで寄り道。結果的にベンケイが今日の最高点になりました。
船石まで戻って、さらに若干進むと、ここから長坂の頭に向かう下山路が始まります。今日はこの道を石水渓まで降ります。ただ、破線ルートだけあって、激下りやら登り返しやら細尾根やらある上に、これまでに比べてテープの数が減って迷いやすいです。贅沢を言うなら、20mおきくらいにテープがあったらなあと感じました。脚の力が落ちてきているところへなかなか堪える下りをこなして、長坂の頭を経て鬼が牙へ。さらにここから石水渓への下りがまた激下り。うーん、いつまで経っても下山前の長い下りは苦手のままです。
さて、登山口まで降りて、デポしておいた私の車に同乗して、鈴鹿峠まで向かう・・・はずだったのですが、石水渓キャンプ場まで戻ってきて、petit-princeさんが「車のキーをあきさんの車に置いてきた」と。ありゃりゃ。結局、おふたりは鈴鹿峠から石水渓までよけいに一往復なさいました。最後は水口温泉に入って、とりあえず私だけ先に京都に戻りました。入浴後は、おふたりからウルトラライトについての情報も頂きました。あれ、ひょっとしてまた出費がかさむのかも?
実を言うと、今回は先週のことがあるだけに、ちょっと恐怖感も感じていたのです。おまけに破線ルートが多くて、きちんとこなせるだろうかと不安。しかし、petit-princeさんが過剰に自己主張せずに、いつもにこにこと私をサポートして下さり、あきさんもかなり飛ばしたにもかかわらず、よく着いてきて下さいました(途中、脚を停めて待つことはほとんどありませんでした)。結果的になんとか15時までに下山することができました。ちょっと自信を取り戻せたかも知れません。
最後に事務連絡です。一昨年、昨年に続いて、今年も私の写真を使ってカレンダーを作ろうと思っています。現在Facebookで候補を絞り込んでいるところですが、来週のレポートで少しアンケートを取ろうかと思っています。また、そんなカレンダーが欲しいなあという方は、コメントまたはメッセージを頂ければご用意します(一部1000円と、配送希望の方は500円追加になります。来週末に11月分の写真が固まれば印刷に回しますので、締切はその頃になると思います)。
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