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記録ID: 273403
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雪山ハイキング
御在所・鎌ヶ岳

【入道が岳】天孫降臨伝説の山に

2013年03月02日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
6.2km
登り
804m
下り
793m

コースタイム

椿大社駐車場8:00-8:05北尾根登山口-9:10北尾根避難小屋9:20-10:20北の頭-10:40山頂-11:20二本松避難小屋12:00-12:35椿大社駐車場
天候 雪と時々曇り
山頂付近の稜線は地吹雪 気温-3℃ 風速20m以上
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
麓の椿大社には駐車場があるが、奥の駐車場は神社関係者の専用駐車場のようだ。
登山客は南の駐車場に止めてくださいとの貼紙が。
「ごめんなさい」今後は気をつけます。
コース状況/
危険箇所等
【北尾根ルート】
愛宕神社の鳥居からいきなりの急な石段登りが始まる。登山ポストもこの鳥居の横にある。今日は昨夜来の雨の影響かややぬかるんだ所が多かったが、整備されているので危険な場所はない。
避難小屋からは雪の量も増えてくる。馬酔木の森からはアイゼンを着用した。
北の頭からの稜線は風速20m以上の強風が吹き荒れておりとても長居できる状況ではない。
【二本松ルート】
山頂から20分位急な下りが続くがこちらのコースも危険な場所はない。
山頂直下を除き、アイゼンの必要もないようだ。今日のような風の強い日は避難小屋がありがたい。小屋からは木の根や滑りやすい下りが続くので転倒注意。
沢の音が聞こえると登山口も近い。
【温泉】
鈴鹿からは少し遠回りになるが、菰野のアクアイグニス(旧片岡温泉)がお薦め。今日は駐車場もストレスなく停めれた。天然温泉で@600円
伊勢一宮「椿大神社」の入り口。
今日も多くの参拝者と登山者で賑わっていました。
2013年03月02日 12:50撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
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3/2 12:50
伊勢一宮「椿大神社」の入り口。
今日も多くの参拝者と登山者で賑わっていました。
北尾根コースの登山口。
ここから永遠に続きそうな石段登りが始まります。
2013年03月02日 12:33撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
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3/2 12:33
北尾根コースの登山口。
ここから永遠に続きそうな石段登りが始まります。
鳥居の横の地図と登山ポスト。
2013年03月02日 12:32撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
3/2 12:32
鳥居の横の地図と登山ポスト。
石段を登りつめるとお社が。
2013年03月02日 08:11撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
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石段を登りつめるとお社が。
鉄塔が現れます。
2013年03月02日 08:34撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
3/2 8:34
鉄塔が現れます。
こんな感じで發良玄韻出てきます。
登山道は非常に整備されています。
2013年03月02日 08:41撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
3/2 8:41
こんな感じで發良玄韻出てきます。
登山道は非常に整備されています。
こんな急坂も時々出てきますが危険な箇所はありません。
2013年03月02日 08:50撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
3/2 8:50
こんな急坂も時々出てきますが危険な箇所はありません。
天気がいいとよく見えるのでしょが・・・
2013年03月02日 09:00撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
3/2 9:00
天気がいいとよく見えるのでしょが・・・
避難小屋まで来ました。あと1.3km。
2013年03月02日 09:10撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
3/2 9:10
避難小屋まで来ました。あと1.3km。
ここまで登ってきた道です。
2013年03月02日 09:13撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
3/2 9:13
ここまで登ってきた道です。
避難小屋からの道です。
2013年03月02日 09:13撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
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避難小屋からの道です。
アセビの森に入ってきました。
雪の量も増えてきました。
2013年03月02日 09:48撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
3/2 9:48
アセビの森に入ってきました。
雪の量も増えてきました。
吹雪で遠くの山が見えません。
2013年03月02日 10:10撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
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吹雪で遠くの山が見えません。
やっと山頂が見えてきました。
2013年03月02日 10:16撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
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3/2 10:16
やっと山頂が見えてきました。
北の頭方面です。寒そうです。
2013年03月02日 10:17撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
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北の頭方面です。寒そうです。
凄い風です。
2013年03月02日 10:29撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
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凄い風です。
頂上まで着ました。
寒いというより痛いです。
2013年03月02日 10:38撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
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3/2 10:38
頂上まで着ました。
寒いというより痛いです。
吹き飛ばされました。
今日はここでおしまい。下山します。
2013年03月02日 10:39撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
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吹き飛ばされました。
今日はここでおしまい。下山します。
若者も鳥居につかまって耐えています。
2013年03月02日 10:41撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
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若者も鳥居につかまって耐えています。
帰りは二本松ルートで。
2013年03月02日 10:41撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
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帰りは二本松ルートで。
二本松避難小屋です。
お湯を沸かして暖まりました。
2013年03月02日 11:21撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
3/2 11:21
二本松避難小屋です。
お湯を沸かして暖まりました。
こんな杉の森を降りてきます。
スギ花粉症の人はこのコースNGでしょう。
2013年03月02日 12:12撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
3/2 12:12
こんな杉の森を降りてきます。
スギ花粉症の人はこのコースNGでしょう。
井戸谷コースとの分岐です。
2013年03月02日 12:19撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
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井戸谷コースとの分岐です。
北尾根登山道の石段の周りは椿の木がいっぱいでした。その謂れが書いてあります。
2013年03月02日 12:33撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
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3/2 12:33
北尾根登山道の石段の周りは椿の木がいっぱいでした。その謂れが書いてあります。
御在所の新名所アクアイグニス。
オシャレな温泉です。
2013年03月02日 13:14撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
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御在所の新名所アクアイグニス。
オシャレな温泉です。
今日もケーキ屋さんは長蛇の列でした。
2013年03月02日 14:06撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
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今日もケーキ屋さんは長蛇の列でした。
寒いから外で食事をしている人は誰もいません。
2013年03月02日 14:08撮影 by  PENTAX Q , PENTAX
3/2 14:08
寒いから外で食事をしている人は誰もいません。
撮影機器:

感想

今週は雪がなくなる前にもう一度伊吹山に行こうかと計画していたが、どうも寒波の影響で伊吹山辺りの天候がよくない。それならば鈴鹿南部まで行けばなんとかなるだろうと40年振りの「入道が岳」に。
猿田彦大神を主神とする鈴鹿の椿大神社は、本殿背後の入道が岳を自然の社に見立て、山頂に奥の宮の祠を祀っている。山頂から少し足を延ばして、「仏岩」と呼ばれている磐座(イワクラ)も見てみたい。磐座は、神々の降臨する岩のことで御神体とされる場合が多い。
駐車所に着くと天気予報とは大違いで雪がちらつき始めた。何人かの登山者も出発しているので小生も準備してスタート。
登りはオーソドックスに北尾根コースを選択。このコースは愛宕神社の鳥居をくぐり、いきなりの急な石段登りから始まる。途中何度もアップダウンを繰り返し1時間もすると避難小屋に到着。お世辞にもきれいな小屋とは言えないが、今日のような天気にはありがたい。ここから、あと1.3kmで頂上だそうだ。小屋からの急登を越えるとアセビの森に出る。このあたりから急に風も強くなり、また積雪も多くなる。下が凍っているようなので念の為アイゼンを装着する。
吹雪の中しばらく登ると、「北の頭」に到着する。右前方に大好きな鎌ヶ岳が大きく見えるが強風と地吹雪のためカメラを出すことが出来ない。頂上直下の樹林帯に入り風が弱まるのを待つが全く無駄な行為のようだ。山頂に着くと気温-3℃、風速は20m以上。ボーとしていると吹き飛ばされる。(本当に吹き飛び、膝を怪我してしまった。)こうなると「仏岩」どころではなく、即撤退。
周回したかったので、下りは二本松コースで。こちらのコースも途中に避難小屋がある。風と雪を避けて暖かい飲み物と昼食をとることが出来た。
杉の樹林帯をひたすら下り、沢の音が聞こえてくると登山口に到着。

さて、「天孫降臨伝説」の続きだが、古事記によると神代の昔アマテラスは、孫のヒコホノニニギ達に天降りして、地上を治めることを命じた。猿田彦は神々を天地の境で出迎え、地上ヘ案内したと伝えられている。この天孫降臨伝説から猿田彦は古くは「ミチヒラキの神」今では交通安全の神として崇められ、椿大神社や猿田彦神社など多くの神社に祀られるようになったとさ。

今日も荒天の山行だったが、パワースポットを周回し今年も何かいい事がありそうな気分になった。

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コメント

寒そう
麓の椿大神社は何度もお参りいったパワースポットなので親しみを感じます。
その頃は山には興味もなくなにも思わなかったのですが今では登ってみたい山の1つです。
早く登りたーい!
2013/3/2 22:37
sugi-chanさん、こんばんは!
今日は40年ぶり入道ヶ岳だったですね〜

平野部でも、すごい風だったので、
山もさらに風が強いだろうと思っていたのですが、
なんと、山頂は吹き飛ばされるほどだったのですね、、、
膝は、だ、だいじょうぶでしたか!?

アセビの花が咲く頃に、椿大神社経由で
入道ヶ岳に登りたいと思っています
まだまだ冬だと思っていましたが、春もすぐそこですね。
2013/3/2 23:18
吹雪、お気の毒です。
足元の雪は、だいぶ解けてますね。
でも風が半端ないみたいで、お疲れ様でした。

ひざの痛み、早く直りますように!!
2013/3/3 7:37
kazu97さん おはようございます
「入道が岳」なかなか面白い山ですよ。
今度こそ「仏岩」を見たいと思っています。
次は春先に宮妻峡から登ろうかな。
2013/3/3 9:54
slowlifeさん コメントありがとうございます。
40年のブランクは全ての記憶を失くしてくれていました。全く初めて登る山でした。
それだけに新鮮な気持ちで楽しめました。
それにしても、山頂の風はハンパなく強く、あっという間に吹き飛ばされました。瞬間何が起こったかわかりませんでした。膝は下山時は「痛いなぁ」と感じる位でしたが、自宅に着く頃は腫れあがっていました。まぁ捻挫だと思うのですが・・・
早く治さないと伊吹山の雪が無くなっちゃいます・・
2013/3/3 10:07
komakiさん こんにちは
天気予報ですと「天気晴朗なれど、風強し」で、ある程度の覚悟はしていきましたが、雪が余分でした。
それでも、結構楽しみましたけど・・

積雪の方はだいぶ解けてアイゼンなしでも歩けそうでしたが、北尾根の頂上直下はアイスバーン状態でしたのであの風の中で氷の上をノーアイゼンで進むのは少し怖いものがあり念の為装着しました。

次回は仏岩の方まで行きたいと思っています。
2013/3/3 12:05
山頂は風の通り道ですね。
sugi-chanさん、今晩は。

普段でも、風のため雪が飛ばされる山頂で強風に逢ったらたまりませんね。晴れていれば素晴らしい展望が得られるんですが・・・。痛めた脚で、二本松尾根の急降下は大丈夫でしたか?

ちなみに私の登山再開は春先の同じコースでした。
馬酔木の森を抜けて、鎌ヶ岳〜釈迦ヶ岳を眺めた時は、又、ここに帰ってこれたと感慨に浸ったものでした。
その時は奥の駐車場を更に入った登山ポストの前に停めました。

sugi-chanさんも40年ぶりであれば、コースの印象も残っていなかったのではないですか?
2013/3/3 18:08
onetotaniさん こんばんは
仰るとおり、40年前の記憶は一切ありませんでした。
登り口も先行する人がいなければ迷うところでした。

膝の方ですが、転倒した時はなんてことなかったのですが帰宅してから腫れあがって絶対安静状態です。
どうも古傷を痛めたようで、完治には時間がかかりそうです。

次は先日のonetotaniさんのコースで周回したいと思います。
2013/3/3 21:24
山頂でボーっとしていた
sugiちゃん、こんばんは。

仏さんにならなくてよかったです
ご無事で?よかったです。お疲れ様でした。
膝のお怪我はしばらく安静にしてて下さいよ

ところで・・・
18枚目の写真はアルマゲドンみたいで素敵ですよ。

 「え???アルマゲドン? 」 by sugiちゃん

 ps・わからなかったらMちゃんに聞いてみて下さい。
    彼女ならきっと・・わかってくれると思います。
2013/3/4 20:00
しばらく安静にしています。
miyaさん こんばんは

本日病院に行ってきました。診断は左膝靭帯損傷で全治2週間。要は軽い捻挫ですね。
それでも医者にほめられたことが一つ、「あなたの膝の骨はきれいだ。ちゃんと直したらあと20年は大丈夫」だって。

ところで、残念ながらアルマゲドンのブルースウイルスほどワイルドじゃないぜぃ。ただ、山頂で風に吹かれていただけさ。
2013/3/4 22:09
sugi-chanさん 20mですか?
sugi-chanさん こんばんは
早速ですが、膝大丈夫ですか?
風速20m以上ですか?もうビックリですね。
40年ぶりの入道が岳だったのに...。
大変な思い出になっちゃいましたね。
これも自然相手なので、いたしかた無いですかね。
でも自分が行く時は天気で...。
と思ってしまいますよね。
次回は是非晴天の時にリベンジして下さいね。
2013/3/4 22:51
リベンジするとも!
akiさん いつもコメントありがとうございます。

転倒した瞬間、何が起こったかわかりませんでした。
自然とはいえやはり山は何が起きても不思議じゃないことを実感しました。
幸い捻挫で済みましたが、転倒した場所によっては谷底まで転げ落ちることもあり、運がよかったと思っています。
次は風のない好天に登ってみたい山でした。
2013/3/5 22:08
プロフィール画像
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