【入道が岳】天孫降臨伝説の山に
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 804m
- 下り
- 793m
コースタイム
天候 | 雪と時々曇り 山頂付近の稜線は地吹雪 気温-3℃ 風速20m以上 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山客は南の駐車場に止めてくださいとの貼紙が。 「ごめんなさい」今後は気をつけます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【北尾根ルート】 愛宕神社の鳥居からいきなりの急な石段登りが始まる。登山ポストもこの鳥居の横にある。今日は昨夜来の雨の影響かややぬかるんだ所が多かったが、整備されているので危険な場所はない。 避難小屋からは雪の量も増えてくる。馬酔木の森からはアイゼンを着用した。 北の頭からの稜線は風速20m以上の強風が吹き荒れておりとても長居できる状況ではない。 【二本松ルート】 山頂から20分位急な下りが続くがこちらのコースも危険な場所はない。 山頂直下を除き、アイゼンの必要もないようだ。今日のような風の強い日は避難小屋がありがたい。小屋からは木の根や滑りやすい下りが続くので転倒注意。 沢の音が聞こえると登山口も近い。 【温泉】 鈴鹿からは少し遠回りになるが、菰野のアクアイグニス(旧片岡温泉)がお薦め。今日は駐車場もストレスなく停めれた。天然温泉で@600円 |
写真
感想
今週は雪がなくなる前にもう一度伊吹山に行こうかと計画していたが、どうも寒波の影響で伊吹山辺りの天候がよくない。それならば鈴鹿南部まで行けばなんとかなるだろうと40年振りの「入道が岳」に。
猿田彦大神を主神とする鈴鹿の椿大神社は、本殿背後の入道が岳を自然の社に見立て、山頂に奥の宮の祠を祀っている。山頂から少し足を延ばして、「仏岩」と呼ばれている磐座(イワクラ)も見てみたい。磐座は、神々の降臨する岩のことで御神体とされる場合が多い。
駐車所に着くと天気予報とは大違いで雪がちらつき始めた。何人かの登山者も出発しているので小生も準備してスタート。
登りはオーソドックスに北尾根コースを選択。このコースは愛宕神社の鳥居をくぐり、いきなりの急な石段登りから始まる。途中何度もアップダウンを繰り返し1時間もすると避難小屋に到着。お世辞にもきれいな小屋とは言えないが、今日のような天気にはありがたい。ここから、あと1.3kmで頂上だそうだ。小屋からの急登を越えるとアセビの森に出る。このあたりから急に風も強くなり、また積雪も多くなる。下が凍っているようなので念の為アイゼンを装着する。
吹雪の中しばらく登ると、「北の頭」に到着する。右前方に大好きな鎌ヶ岳が大きく見えるが強風と地吹雪のためカメラを出すことが出来ない。頂上直下の樹林帯に入り風が弱まるのを待つが全く無駄な行為のようだ。山頂に着くと気温-3℃、風速は20m以上。ボーとしていると吹き飛ばされる。(本当に吹き飛び、膝を怪我してしまった。)こうなると「仏岩」どころではなく、即撤退。
周回したかったので、下りは二本松コースで。こちらのコースも途中に避難小屋がある。風と雪を避けて暖かい飲み物と昼食をとることが出来た。
杉の樹林帯をひたすら下り、沢の音が聞こえてくると登山口に到着。
さて、「天孫降臨伝説」の続きだが、古事記によると神代の昔アマテラスは、孫のヒコホノニニギ達に天降りして、地上を治めることを命じた。猿田彦は神々を天地の境で出迎え、地上ヘ案内したと伝えられている。この天孫降臨伝説から猿田彦は古くは「ミチヒラキの神」今では交通安全の神として崇められ、椿大神社や猿田彦神社など多くの神社に祀られるようになったとさ。
今日も荒天の山行だったが、パワースポットを周回し今年も何かいい事がありそうな気分になった。
麓の椿大神社は何度もお参りいったパワースポットなので親しみを感じます。
その頃は山には興味もなくなにも思わなかったのですが今では登ってみたい山の1つです。
早く登りたーい!
今日は40年ぶり入道ヶ岳だったですね〜
平野部でも、すごい風だったので、
山もさらに風が強いだろうと思っていたのですが、
なんと、山頂は吹き飛ばされるほどだったのですね、、、
膝は、だ、だいじょうぶでしたか!?
アセビの花が咲く頃に、椿大神社経由で
入道ヶ岳に登りたいと思っています
まだまだ冬だと思っていましたが、春もすぐそこですね。
足元の雪は、だいぶ解けてますね。
でも風が半端ないみたいで、お疲れ様でした。
ひざの痛み、早く直りますように!!
「入道が岳」なかなか面白い山ですよ。
今度こそ「仏岩」を見たいと思っています。
次は春先に宮妻峡から登ろうかな。
40年のブランクは全ての記憶を失くしてくれていました。全く初めて登る山でした。
それだけに新鮮な気持ちで楽しめました。
それにしても、山頂の風はハンパなく強く、あっという間に吹き飛ばされました。瞬間何が起こったかわかりませんでした。膝は下山時は「痛いなぁ」と感じる位でしたが、自宅に着く頃は腫れあがっていました。まぁ捻挫だと思うのですが・・・
早く治さないと伊吹山の雪が無くなっちゃいます・・
天気予報ですと「天気晴朗なれど、風強し」で、ある程度の覚悟はしていきましたが、雪が余分でした。
それでも、結構楽しみましたけど・・
積雪の方はだいぶ解けてアイゼンなしでも歩けそうでしたが、北尾根の頂上直下はアイスバーン状態でしたのであの風の中で氷の上をノーアイゼンで進むのは少し怖いものがあり念の為装着しました。
次回は仏岩の方まで行きたいと思っています。
sugi-chanさん、今晩は。
普段でも、風のため雪が飛ばされる山頂で強風に逢ったらたまりませんね。晴れていれば素晴らしい展望が得られるんですが・・・。痛めた脚で、二本松尾根の急降下は大丈夫でしたか?
ちなみに私の登山再開は春先の同じコースでした。
馬酔木の森を抜けて、鎌ヶ岳〜釈迦ヶ岳を眺めた時は、又、ここに帰ってこれたと感慨に浸ったものでした。
その時は奥の駐車場を更に入った登山ポストの前に停めました。
sugi-chanさんも40年ぶりであれば、コースの印象も残っていなかったのではないですか?
仰るとおり、40年前の記憶は一切ありませんでした。
登り口も先行する人がいなければ迷うところでした。
膝の方ですが、転倒した時はなんてことなかったのですが帰宅してから腫れあがって絶対安静状態です。
どうも古傷を痛めたようで、完治には時間がかかりそうです。
次は先日のonetotaniさんのコースで周回したいと思います。
sugiちゃん、こんばんは。
仏さんにならなくてよかったです
ご無事で?よかったです。お疲れ様でした。
膝のお怪我はしばらく安静にしてて下さいよ
ところで・・・
18枚目の写真はアルマゲドンみたいで素敵ですよ。
「え???アルマゲドン? 」 by sugiちゃん
ps・わからなかったらMちゃんに聞いてみて下さい。
彼女ならきっと・・わかってくれると思います。
miyaさん こんばんは
本日病院に行ってきました。診断は左膝靭帯損傷で全治2週間。要は軽い捻挫ですね。
それでも医者にほめられたことが一つ、「あなたの膝の骨はきれいだ。ちゃんと直したらあと20年は大丈夫」だって。
ところで、残念ながらアルマゲドンのブルースウイルスほどワイルドじゃないぜぃ。ただ、山頂で風に吹かれていただけさ。
sugi-chanさん こんばんは
早速ですが、膝大丈夫ですか?
風速20m以上ですか?もうビックリですね。
40年ぶりの入道が岳だったのに...。
大変な思い出になっちゃいましたね。
これも自然相手なので、いたしかた無いですかね。
でも自分が行く時は天気で...。
と思ってしまいますよね。
次回は是非晴天の時にリベンジして下さいね。
akiさん いつもコメントありがとうございます。
転倒した瞬間、何が起こったかわかりませんでした。
自然とはいえやはり山は何が起きても不思議じゃないことを実感しました。
幸い捻挫で済みましたが、転倒した場所によっては谷底まで転げ落ちることもあり、運がよかったと思っています。
次は風のない好天に登ってみたい山でした。
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