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記録ID: 2747566
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ハイキング
東海

古城山(金鶏山・大桑城山)岐阜県山県市

2020年11月21日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:32
距離
6.4km
登り
409m
下り
392m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:04
休憩
0:22
合計
2:26
9:52
10
古城山登山口(健脚コース)
10:02
23
旧古城山登山口
10:25
4
岩門跡
10:29
3
旧馬場分岐
10:32
8
旧馬場
10:40
6
切井戸分岐
10:46
8
切井戸
10:54
2
はじかみ林道分岐
10:56
4
台所跡
11:00
11:21
11
11:49
11:50
22
12:12
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2020年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
登山道はよく整備されており、危険なところはありません。
登山道から切井戸(霧井戸)への分岐道はかなり急で滑りますが、ロープが張ってあるため、それを頼れば大丈夫です。
「麒麟がくる」で登場した美濃国守護大名土岐氏(土岐頼芸)の居城、大桑城(「おおがじょう」と読むようです)が築かれた山です。ふもとから登る「古城山登山口」からスタート。左側の家型のモノは登山届用ポストではなく、「大桑城登山マップ」と「大桑城跡石垣見学マップ」が置いてありました。早速、頂戴して、土岐氏の居城跡見学開始です
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「麒麟がくる」で登場した美濃国守護大名土岐氏(土岐頼芸)の居城、大桑城(「おおがじょう」と読むようです)が築かれた山です。ふもとから登る「古城山登山口」からスタート。左側の家型のモノは登山届用ポストではなく、「大桑城登山マップ」と「大桑城跡石垣見学マップ」が置いてありました。早速、頂戴して、土岐氏の居城跡見学開始です
登山口からしばらくは林道を歩いてきましたが、ここが旧来の「大桑古城跡登山口」。ここからが山道です
登山口からしばらくは林道を歩いてきましたが、ここが旧来の「大桑古城跡登山口」。ここからが山道です
しばらくは斜面をジグザグに登っていきます。よく整備された登山道なので、危険はありません。ただ、かなりの急登なので、ここで随分と汗をかきました
しばらくは斜面をジグザグに登っていきます。よく整備された登山道なので、危険はありません。ただ、かなりの急登なので、ここで随分と汗をかきました
岩門跡。発掘調査をしているため、全体にブルーシートが被せられており、名残はわかりません
岩門跡。発掘調査をしているため、全体にブルーシートが被せられており、名残はわかりません
古城山登山道から旧馬場への分岐に着きました。「大桑城跡石垣見学マップ」に従って、旧馬場まで行ってみます
古城山登山道から旧馬場への分岐に着きました。「大桑城跡石垣見学マップ」に従って、旧馬場まで行ってみます
「旧馬場」です。確かにここは少し開けています。この先に「杉坂峠」への道があるようです
「旧馬場」です。確かにここは少し開けています。この先に「杉坂峠」への道があるようです
「切井戸(霧井戸)」への分岐に着きました。せっかくですから行ってみます
「切井戸(霧井戸)」への分岐に着きました。せっかくですから行ってみます
古い看板。「麒麟がくる」の前に、「国盗り物語」でも、大桑城は舞台になったんですね。国盗り物語の方が、より多く登場していたことでしょう
古い看板。「麒麟がくる」の前に、「国盗り物語」でも、大桑城は舞台になったんですね。国盗り物語の方が、より多く登場していたことでしょう
「切井戸」への道。写真ではわかりにくいですが、35°くらいはあると思います。急坂のうえに落ち葉が積もっているため、相当滑りやすいです。ただ、両端にロープを張っていただいているので、それを頼りに慎重に下りていきました
「切井戸」への道。写真ではわかりにくいですが、35°くらいはあると思います。急坂のうえに落ち葉が積もっているため、相当滑りやすいです。ただ、両端にロープを張っていただいているので、それを頼りに慎重に下りていきました
切井戸(霧井戸)です。底にはうっすらと水を湛えています。
登山道に戻り、山頂を目指します
切井戸(霧井戸)です。底にはうっすらと水を湛えています。
登山道に戻り、山頂を目指します
山頂手前の広い空間。「台所」跡のようです。ここに台所等、いろいろな建物を設置していたようです。宅地造成補強のため、端の斜面には石積み(石垣)がされていました
山頂手前の広い空間。「台所」跡のようです。ここに台所等、いろいろな建物を設置していたようです。宅地造成補強のため、端の斜面には石積み(石垣)がされていました
「天守台」に着きました。石碑と小さな祠があります
天守台は小さな広場になっており、腰かけることができる丸木も3か所に設置されていました。石碑の奥が古城山山頂です
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「天守台」に着きました。石碑と小さな祠があります
天守台は小さな広場になっており、腰かけることができる丸木も3か所に設置されていました。石碑の奥が古城山山頂です
天守台にある石碑。紀元2600年仲秋(昭和15年)に建立されたとあります。碑文には「土岐家は清和源氏の苗胤」「土岐頼芸は天文10年8月奸臣斎藤道三の謀に陥り、7騎で岐礼の里に逃れ〜」「嫡流土岐頼高は慶長17年に徳川家康に仕え〜」などと書かれてありました
天守台にある石碑。紀元2600年仲秋(昭和15年)に建立されたとあります。碑文には「土岐家は清和源氏の苗胤」「土岐頼芸は天文10年8月奸臣斎藤道三の謀に陥り、7騎で岐礼の里に逃れ〜」「嫡流土岐頼高は慶長17年に徳川家康に仕え〜」などと書かれてありました
天守台右手上部には、ミニ天守閣が。3mくらいです
ミニ天守のところからは、恵那山から伊吹山にかけて、濃尾平野を一望する展望が得られます。今日は快晴でしたので、四日市方面のコンビナート煙突まではっきりと見えました
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天守台右手上部には、ミニ天守閣が。3mくらいです
ミニ天守のところからは、恵那山から伊吹山にかけて、濃尾平野を一望する展望が得られます。今日は快晴でしたので、四日市方面のコンビナート煙突まではっきりと見えました
古城山(金鶏山)山頂標識。407.5m
山頂からは高賀山方面の眺望がありました。(写真撮るのを忘れました)
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古城山(金鶏山)山頂標識。407.5m
山頂からは高賀山方面の眺望がありました。(写真撮るのを忘れました)
二等三角点
天守台からの眺望
目の前に百々ヶ峰(岐阜市最高峰)と金華山。斎藤道三に圧迫された土岐頼芸が鷺山城からここに移った意味がわかるような気がします
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天守台からの眺望
目の前に百々ヶ峰(岐阜市最高峰)と金華山。斎藤道三に圧迫された土岐頼芸が鷺山城からここに移った意味がわかるような気がします
つつじが咲いていました
つつじが咲いていました
下山は「はじかみ林道登山口」へ
下山は「はじかみ林道登山口」へ
はじかみ林道登山口に到着しました。こちらは距離も短く、古城山登山道よりも階段やロープが整備され、勾配もなだらかなため、誰でも気軽に登れる道だと思います
はじかみ林道登山口に到着しました。こちらは距離も短く、古城山登山道よりも階段やロープが整備され、勾配もなだらかなため、誰でも気軽に登れる道だと思います

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 非常食 飲料 レジャーシート コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ

感想

「麒麟がくる」の放映で、一度は訪れてみたい場所でした。至る所に「竪堀」や「石垣」がみられ、中世の山城の縄張りを十分に感じさせてくれるよい遺跡だと感じました。
また、山としても、標高は400m余しかないですが、山頂での眺望は十分満足感を得られるものでした。登山道もよく整備していただいており、家族連れでも気軽に来れる山だと思います。

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