燕岳 ☆初めての山小屋泊まりは燕山荘
- GPS
- 16:07
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,667m
- 下り
- 1,578m
コースタイム
06:50有明荘
07:12中房温泉燕岳登山口
07:59第1ベンチ
08:31第2ベンチ
09:23第3ベンチ
10:31富士見ベンチ
11:07合戦小屋11:25
12:15合戦沢の頭
13:13燕山荘(チェックイン)14:05
14:57燕岳山頂15:05
16:00燕山荘
【23日】
08:30燕山荘
09:25合戦沢の頭
09:48合戦小屋
10:52富士見ベンチ
11:31第3ベンチ
12:09第2ベンチ
12:42第1ベンチ
13:30中房温泉燕岳登山口
14:00有明荘
天候 | 22日:曇り時々晴れ 23日:雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
23日:有明荘ー穂高神社前ー(さわやか信州号)ー京都駅前 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】中房温泉燕岳登山口 【トイレ】有明荘、中房温泉燕岳登山口、合戦小屋、燕山荘 【危険箇所】特になし |
写真
感想
【燕岳 ☆初めての山小屋泊は燕山荘】
北アルプスの入門コース、燕岳に遠征してきました!
しかも、初めての山小屋泊まり!
2ヶ月ほど前から仕事の休みを調整しながら、北アルプスの初心者ルートを探していました。
関西からの遠征になるので、山小屋泊の行程を考えていたところ、ある雑誌で見た燕岳と燕山荘の写真が忘れられず、コース決定となりました。
【21日】
夜行バスも考えましたが「体力温存」のため、JRを利用して夕方に現地入り。有明荘に前泊しました。食事も露天風呂もとても良かったです。ツアー登山客の方々と一緒でした。
【22日】
翌朝、お弁当に替えてもらった朝食を食べてから出発。まずは中房温泉の登山口を目指して、舗装された道路を歩きます。
ほどなく、登山口に到着。すでにたくさんの登山者で賑わっていました。身支度を整え、いよいよスタート。燕山荘を目指します。
第1ベンチ、第2ベンチ、第3ベンチと時間をかけてゆっくり登ります。もちろんベンチ毎に休憩します。富士見ベンチを越えて、やっとの思いで合戦小屋に到着。
ここでゆっくり腰をおろして休憩に入ろうとしましたが、小屋の横から、スイカの声?が!残りわずかと聞いて、慌てて1切買い求めました。
合戦小屋で一休みしてから、再び登りはじめます。合戦沢の頭を過ぎて、一部鎖場を越えて、やっとの思いで燕山荘の稜線まで辿り着きました。
その途端、一気に視界が開け、槍ヶ岳がはっきりと!この景色が見たくて見たくて…
夢中でカメラのシャッターをきりました。
興奮がさめないまま、燕山荘にチェックイン。ここも楽しみにしていたところ。初めての山小屋泊まりです。スタッフに案内された部屋は、正面玄関からかなり奥で、上下段の下段で壁よりの場所。すでにお二人がおられ、挨拶をかわして、入室。結局、6畳ほどの部屋に6名入りました。
朝から歩き続けてきてちょっと疲れたので、部屋で少しの間、横になって休憩(後で考えると、生あくびと軽い頭痛は高山病の症状?)そのまま寝入ってしまうのは身体に悪いので、起き上がり、時間もあったので、燕岳頂上に向かうことにしました。
この時間でも燕岳へ向かう人々はたくさんいて、自分たちを含めて、みんなハイテンション!!槍を見ながら、イルカやメガネを越えて、いつの間にか山頂に到着!あまり広くはない山頂で皆代わる代わる写真をとって、山頂をあとにしました。
燕山荘への戻り道、先を歩く人々が東の方向に向かって変な動きを繰り返していて、不思議に思っていると、なんとブロッケン現象を体験することができました。
無事に燕山荘に戻り、夕食までかなり時間があるので、喫茶店でケーキセットをいただきました。その後も部屋には戻らず、売店でお土産探し。山バッジをはじめたくさん買ってしまいました。
そしていよいよ夕食の時間、この日は3回転した様子でしたが、皆さんと楽しくいただきました。その時間の終盤、オーナーが登場して、楽しいお話と名物のアルプホルン演奏を聞かせていただきました。
夕食後、玄関前の天気予報掲示板を確認に行くと、明日の予報は雨!ヘッドライトを持って小屋の外に出ても、残念ながら星空は見られませんでした。
【23日】
翌朝、僅かな期待を持って御来光に備えましたが、やはり雨。しかも本降りでした。
体調がすぐれなかったこともあり、遅めの朝食をとり、さらに食後も部屋に戻り少し休みました。
その後も天気の回復は望めず、雨具を着て本降りの雨の中下山しました。
下りも登り同様にゆっくりゆっくり、休憩をはさみながら中房温泉まで無事に戻りました。
下山後は有明荘まで戻り、露天風呂で汗を流してから、タクシーで穂高神社前まで戻りました。その頃には雨もあがり、山々が見えるようになりました。バスの時刻まで時間があったので付近を歩いていたところ、アトリエのような案内センターに招かれ、コーヒーをいただきながら、もう一人のハイカーさんとともに、ここ安曇野のお話を聞かせていただきました。
バスの時間まで楽しく過ごし、定刻に『さわやか信州号』が到着、乗車して京都に戻りました。
初めての北アルプス山小屋泊まり。たいへんでしたが、とても思い出に残る山行となりました。
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