高落場山・草沼山（お薦めできない変則ルートです）

2020年11月22日(日) [日帰り]

• GPS: 06:42
• 距離: 12.4km
• 登り: 965m
• 下り: 954m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:15
• 休憩: 2:24
• 合計: 6:39

距離 12.4km 登り 965m 下り 966m

8:20 高落場山登山口
8:45 唐木峠
9:11 10:35 人喰谷
11:19 11:21 朴峠
12:18 12:22 高落場山
12:26 三差路（草沼山・高落場山分岐）
12:34 12:38 兜ブナ
12:59 13:41 草沼山
14:40 14:48 夫婦滝
14:59 高落場山登山口

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

高落葉山 若草集落跡登山口の駐車場を利用しました。

コース状況／危険箇所等

人喰谷の通過は、本当に通行不能。危ないと思いました。

写真

11/22 8:21

若杉集落跡地の登り口からスタートです。

11/22 8:22

熊と崩壊の看板。本日の2大恐怖です。

11/22 8:30

石畳の道。
表面がざらざらしている凝灰岩を敷き詰め、冬期にも容易に荷物を運ぶことができたそうです。

11/22 8:32

今は、石畳に苔が生えて、滑りました。
さて、この辺りで今日、最初の恐怖です。大きな音がして木が揺れました。姿は見えなかったけど、クマ？

11/22 8:45

今年買ったクマ除けスプレーを握りながら歩き、無事に唐木峠に到着しました。

11/22 8:46

唐木峠の分岐を右に、朴峠を目指します。
崩壊の程度が心配です。

11/22 8:46

中部北陸自然歩道だった所なので、なんとか歩いてみたい。

11/22 8:49

道は、そんなに荒れていない。

11/22 9:00

小さい谷をいくつか越えます。

11/22 9:04

見えているのは、刀利ダムの西側にある山のようです。
真ん中の岩肌の山が目立ちます。

11/22 9:08

この先から水音がしてくる。
人喰谷が近いようです。

11/22 9:09

ちょっと行くと人喰谷の案内看板があった。

11/22 9:13

ここを越えると急に道が不明瞭になった。

11/22 9:11

藪の先の道が分からないし、岩壁で歩けそうにない。

11/22 9:20

下に下ってルートを探索中です。上を見ると、小さい沢の先に道があるようだ。

11/22 9:26

沢を越えて進んでみましたが、岩壁に少しのスペースしかないので、怖くて戻りました。

11/22 9:30

岩壁のわずかなスペースが道なのか？
他にルートを探したが見つからない。

11/22 9:33

上から岩壁を越す作戦で、ここから登ってみました。
しかし、そんなに単純に行かなかった。敗退です。

11/22 10:17

おまけに、登った所が分からなくなった。分かりやすい杉林の尾根に移動して自然歩道に下りました。もう、ぐったりです。

11/22 10:21

唐木峠に帰ろうかと思ったけど、再びチャレンジ。人喰谷に戻って来ました。

11/22 10:25

今度は、谷に下り、対岸に渡った後に自然歩道に登り返す作戦です。
対岸に道は見えていたし、登る斜面は急でなく、薮も少ない感じです。

11/22 10:28

慎重に谷まで下り、ここで人喰谷を渡りました。

11/22 10:29

谷の上流を見ると小さな滝。
この2筋の水の流れが人喰谷の牙のように見える。

11/22 10:30

登りは、思ったとおり歩きやすい。

11/22 10:33

無事に自然歩道に出た。
人喰谷を越えるのに1時間半もかかりました。恐怖の時間終わりです。

11/22 10:36

正規ルートの確認のため、谷に戻ってみます。
草に覆われてルートが分からない。
やはり岩壁に沿って歩くのだろうか？

11/22 10:46

この後、難所がありませんように祈りながら朴峠を目指します。
古い看板。シロギとあります。

11/22 10:49

自然歩道は草が茂っている所もありますが、今は枯れているので歩きやすい。

11/22 10:54

少し大きめの谷。
でも、ここは簡単に通過できます。

11/22 10:57

大量の物資の運搬は牛を利用とのこと。
大きな牛がこの山道をよく歩いたもんだ。

11/22 11:00

笹の茂った所もありますが、ルートはわかります(通過後振り返り撮影)。

11/22 11:06

また、険しそうな谷が見えてきた。嫌だなぁ。

11/22 11:08

渡渉地点は、これだけ。
まったく問題なしでした。

11/22 11:12

朴峠が近づいてきたかな。

11/22 11:22

無事に朴峠に到着しました。

11/22 11:22

高落場山の登山道は右ですが、今日は左の林道を登ってみます。

11/22 11:40

林道からの眺め。
刀利ダム西側の山。

11/22 11:43

猿ケ山。手前に台形の袴腰山。

11/22 11:43

大笠山と笈ケ岳。

11/22 11:45

林道終点に近づくと切り株が現れる。

11/22 11:46

林道終点に来ました。

11/22 11:51

終点からは、作業車の跡を辿ります。

11/22 11:52

伐採地からの医王山。

11/22 11:53

上の方に作業道のラインが見える。
どこからでも登れるけど、とりあえず作業車の跡を進みます。

11/22 12:01

上に見えてた作業道に出た。
このまま進みます。

11/22 12:01

作業道から見た医王山と宝達山。

11/22 12:04

医王山。

11/22 12:05

医王山と刀刀利ダム西側の山。

11/22 12:07

猿ケ山、袴腰山と刀利ダム西側の山方面。
左端に大笠山。

11/22 12:08

大笠山。

11/22 12:12

作業道の終点に近づいた。

11/22 12:14

ここから登山道になります。

11/22 12:21

山頂直下の道宗道の標柱の所で朴峠からの登山道と合流。

11/22 12:22

右が登って来た道、左が朴峠からの登山道です。

11/22 12:23

1分もたたず高落場山に到着。
ここで、お昼の予定でしたが、混んでいたので草沼山まで行くことにしました。

11/22 12:23

山頂からの展望を少し楽しんでから出発です。
白木峰と金剛堂山。

11/22 12:24

笈ケ岳。

11/22 12:36

兜ブナの雄姿が見えてきた。
この姿、何度見ても感動します。

11/22 12:36

株元のコブが芸術的です。

11/22 12:39

うさぎブナ。
ウサギは、いなくなっていた。逃げたのかな？

10/10 12:05

以前は、怖い顔をしたウサギがいたはずです (2015年撮影)。

11/22 12:42

ブナコブ君。

11/22 12:46

ぞうさんブナ。
これは、本当にぞうさんにしか見えません。ブナは、芸術家ですね。

11/22 12:50

「かたつむり？」との案内。自信なさそうです。

11/22 12:50

私は、カタツムリに見えます。

11/22 13:01

草沼山頂上です。
予想どおり誰もいない。のんびりと昼食にします。

11/22 13:02

三等三角点。

11/22 13:07

高清水山。

11/22 13:07

大笠山と笈ケ岳。

11/22 13:07

白木峰。

11/22 13:09

金剛堂山。

11/22 13:25

人形山と大滝山。

11/22 13:26

奥三方岳。

11/22 13:26

宝達山。

11/22 13:38

北ア方面は、雲が出てる。
朝日岳、越中駒ケ岳、雪倉岳。

11/22 13:34

毛勝三山。
後ろに白馬岳、杓子岳、白馬鑓ケ岳。

11/22 13:33

赤谷山。

11/22 13:50

下りです。大笠山と笈ケ岳に光のカーテン。

11/22 13:58

砺波平野の展望。雲の影が模様を描いてます。

11/22 14:17

つくばね森林公園登山口に下りて来ました。
後は林道を歩き、高落場山登山口まで戻ります。

11/22 14:43

夫婦滝。
今日は11月22日。いい夫婦の日ですね。

撮影機器：

CX3 RICOH

E-PM2 OLYMPUS IMAGING CORP.

Canon PowerShot SX720 HS Canon

感想

makomo

高落場山の林道ルートと唐木峠から朴峠までの中部北陸自然歩道を歩いて来ました。
中部北陸自然歩道は、前に訪れた時は草がひどかったので、晩秋の雪が降る前に再度来てみたいと思っていました。先週のヤマレコに記録がアップされていたので参考にして出かけました。
自然歩道は、崩壊のため通行不能です。特に人喰谷の通過は、大変危険です。先週のレコにも「唐木峠から来ても人喰谷から先は進まない方がいい」と書いてありましたが、そのとおりでした。本当に怖かった。
朴峠からは林道を使って高落場山に登るルートを歩いてみました。山頂の近くまで林道歩きとなるので、やはり登山道を歩いた方が楽しいですね。