恵那山 恵那神社から前宮ルート
- GPS
- 08:47
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,617m
- 下り
- 1,614m
コースタイム
- 山行
- 7:31
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 8:45
天候 | 雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中村交差点から国道363号線を恵那神社まで7,7km程15分で到着。 恵那山山頂の恵那神社の奥社に登拝するための登山ですから、駐車場は恵那神社をお借りしました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
5合目付近の斜面崩落の為、う回路が造ってある。結構歩きにくい斜面だった。 日の出過ぎまで降った雨に濡れた登山道に露出した松などの、樹木の根っこが超滑った。落葉で根っこが隠れており見えないので、知らずに足を着いて、下りで5回ほど転びました。 登山口の脇の渡渉で、設置された木を3本束ねた橋が流されて、流れの半分に橋が無い状態だった。 濡れた橋も、水から顔を出した石もぬるぬるで良く滑る。往路で右足復路で左足を没した。 |
写真
感想
本格的に山登りを始めたいと言う、9歳年下の従兄弟と以前から山行を計画していた。
なかなか予定が合わなかったが、やっと一緒に山に行けました。
午前5時半には中津川市のコンビニへ到着したのだが、空からはまさかの雨で、それもしっかり降って居る。
夜明けからは晴れるという予報を信じて弁当を買い、朝ごはんをコンビニの駐車場の車の中で食べて時間をつぶす。
コンビニから恵那神社の駐車場までは15分ほどかかったが、恵那神社に着いてみると、他に車がいなくて何処へ車を置いたら良いのか分からない。
駐車地については、land-raiderさんからLINEで指示を受けて居たので、だだっ広い駐車場に戸惑いながらも適当に車を停めて出発。
6時10分過ぎに歩き始めたが、まだ少し雨が降って居る。
頭上に樹が覆いかぶさるこのルートでは、風が吹くたびに樹々についた雨粒が落ちて来て冷たい。
天気予報から、登山口での今朝の気温を5度前後と見込んでいたが、12度も有って戸惑う。
夜明けの時間でこの気温なら、山頂迄には暑くてたまらないだろう。
駐車地からすぐの林道封鎖ゲートの左脇を通り抜け、舗装した林道を本来の登山口まで20分程、右手に渓流を見ながら上って行く。
途中右手の渓流へそれる様に登山道が続き、そこが本来の登山口であり、登山届提出用のポストも設置されている。
直ぐの渡渉で、右足が滑って没(泣)
従兄弟は私の失敗を見て、違う所へ足を置いて濡れるのを回避した。
2回目の渡渉地点は少し道に迷い、沢沿いに上がり過ぎてしまった。
見当たらない行き先に戸惑って、GPSを確認するとルートをミスして居る。
少し沢沿いに下って、落ち葉に隠れた登山道を見つけ渡渉した。この時期は落ち葉が登山道を覆い隠すと言ういたずらに案外悩まされる。
2回目の渡渉を過ぎてからは、樹の根っこがむき出しに成った急登が続く、上りはまだ良いが、濡れたままの樹の根っこの下りは厄介だろう。
初の2000m越え登山に挑戦の従兄弟が「足がつって来た。」と言う、彼はずっとスポーツをやって来ていて、筋肉質の体格が羨ましい程なので、登れない心配は無かったが、足がつってしまうとは。
充分な水分補給をして、そこからはぐっとペースを落としてユックリユックリ頂上を目指す。
「すこし休ませて。」という従兄弟の声に、所々休憩を入れながら1時間に一度の目安で水分補給。
神坂峠からの登山道が合流する手前の物見の松からは、少しのアップダウンが有りながらもなだらかな稜線歩きに成る。
背の高い樹木のお陰で視界も悪いが、風もさえぎられて寒さは無い。
山頂へ着いた頃にはすっかり晴れ間が広がり良い天気になり、日差しが温かい。
頂上をとおりすぎて東へ向かい、避難小屋の中で昼ご飯を食べながら従兄弟と談笑。
直ぐ後に同郷の方が入って来られて、大きなメティスンで炊飯を始められた。エスビットの固形燃料を使って1合を炊き上げるそうだ、おひとりで昼に1合飯とは恐れ入る。
ご飯が炊けているのを見ながら避難小屋を出た。
避難小屋裏の展望岩に登ってみると、南アルプスが良く見える、北岳をはじめとする南アルプスの山々が雪を冠して白く見える。
雲が邪魔をして居るが、隙間から富士山も見えた、久しぶりの富士山に満足しながら下山開始。
濡れた木の根っこはまだまだ乾いておらず、滑って転んだ。
それを見ていた従兄弟はいっそう慎重に足を運んだが、私以上に派手に滑って、豪快に滑落・・・笑わしてもらえました。
2時半には下山できるかと思って居たが、濡れた木の根は手ごわくて30分近くも余分に時間を食われた。
怪我無く無事に下山出来て良かったが、濡れた木の根はもういらない。
帰路、「川上屋」で名物栗きんとんを妻と息子の嫁用に買って、妻にLINEで「楽しみに!」と送っておいた。
ふだん土産なんて買わないのに、今日はどうしたん?って言われた。
恵那山前宮の三大あるある。
その1 登山口渡渉でドボン
その2 対東沢通り過ぎ
その3 木の根急登で滑落
フルコンプご苦労様でした!
従兄弟さん、登山経験浅い?との事ですが前宮を9時間切ってるって速いですね。
身体の下地が出来てるのでしょうね。
これからも山の素晴らしさを多く経験出来るといいですね。
期待に応える男、graveltrekですから(笑)
ランドレさんが沢ホチャしたのを笑ってて、自分は絶対落ちないぞって意気込んだのですが、なんで往復で水没したのか訳わかりません(泣)
ルート間違いと、根っこで滑るのでグランドスラム達成ですか?やりましたね俺!(笑)
従兄弟は少年時代に野球で築いた体躯と、青年時代に競技スキーで培った見るからに強そうな身体です。
もうじき山スキーはじめそうな勢いなので楽しみです。
国体選手と一緒に練習してた彼なので、板を履いたら遊んでもらえない心配が先に立ちます。
当方のレコにコメントありがとうございます。
滑りまくりなのは同じでしたね、お互いに怪我しなくてよかった。
でも、日中は穏やかな登山日和で中央アルプスの絶景を楽しみました。
前宮ルートはずいぶん前にウェストン祭の時に登ったことがあります。最近は恵那山にはご無沙汰しているので、また行きたくなりました。でも、雨の後はやめておきます。
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