【いつ撤退?】鳳凰 テント泊 〜快晴のち荒天〜【今でしょ!】
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- GPS
- 30:30
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,277m
- 下り
- 1,277m
コースタイム
07:00 夜叉神峠駐車場(登山口)
08:26 夜叉神峠 9:00
11:09 杖立峠 11:20
12:23 焼け跡 13:00
14:55 南御室小屋(テント泊)
★2日目
09:23 南御室小屋
10:09 苺平 10:20
10:45 焼け跡
11:26 杖立峠 11:50
12:30 夜叉神峠 13:00
13:20 夜叉神峠駐車場(登山口)
天候 | 3/9 快晴 3/10 未明より超暴風、朝から霰のち雨(前線通過) 気温は氷点下にならず |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中央道双葉JCT〜中部横断道白根IC、南アルプス街道で夜叉神峠駐車場 道路に積雪なし。ノーマルタイヤでOK. ▼駐車場 夜叉神峠駐車場・・・無料/90台/トイレあり(汚い・男女共同1基)/水場凍結 |
コース状況/ 危険箇所等 |
▼コース状況 【登山口〜夜叉神峠】 凍結箇所あり。 気になる方はアイゼン使用。 【夜叉神峠〜杖立峠】 凍結箇所多い。 アイゼン装着が無難。 ※昼間の気温で氷が解けて、夜にまた凍結.。表面ツルツル。 【杖立峠〜焼け跡】 トレース明瞭、特に問題なし。 【焼け跡〜苺平】 雪深く、グズグズ。踏み抜き注意。 【苺平〜南御室小屋】 雪深いが、やや絞まっている。 トレース外すと踏み抜く。 ▼温泉 ★天恵泉白根桃源郷天笑閣 料金:500円 時間:10:00〜20:00 南アルプス街道沿い 夜叉神駐車場のところは冬季休業。 芦安温泉郷日帰り施設もすべて冬季休業。 ▼登山届 登山口にあります。 |
写真
感想
hihiさんの雪山デビュー第3弾!雪上テント泊。
鳳凰は、昨年2月のときは、まさかのラッセルだった。
今回は、登山口に雪は見えない。気温も日の出前なのに4℃ある。
もう、春山なのかなと思いつつ、12本アイゼン、ワカンも準備。
駐車場から夜叉神峠の登りは意外にきつい。
雪が出てきたと思ったら、氷。サイドの白いところを選んで歩く。
いつもながらの大荷物、なかなかペースが上がらない。
やっとの思いで夜叉神峠に到着。
ド快晴の青空で、白根三山がクッキリ!
疲れも吹っ飛ぶ大パノラマに、しばし見入る。
ここでアイゼンを装着。
ここから杖立峠までの区間、アイスな道が多い。
脇などに避けて、ツボで歩けないことはないが、アイゼン装着していれば、ガシガシ行けて安心。
登りがきついが、左に見える尾根が近づいてくると、もうすぐ峠。
目印があると、少しは気が楽になる。
杖立峠でしばし、休憩。
ケルンの全貌が見える。昨年より積雪はすくないのかな。
ここから焼け跡に向かって、段々と積雪量が増えてきた。
気温も高いので、雪を踏み抜く回数も増えてきた。
踏み抜きで体力削られるも、なんとか焼け跡に到着。
焼け跡はいつ来ても、素晴らしい景色。
白根山三山の迫力が凄い!
南御室小屋は展望がないので、ここでしばし時間を潰す。
今日のテント場の南御室小屋は、もうすぐだから。
しかし、考えが甘かった。
ここから苺平までの踏み抜きが大変。
踏み跡を辿っても、踏み抜く。
どうやら、この雪道の耐荷重量は、
0.1トン
らしい(汗
私は、体重+荷物=0.12トン・・・
後続の方々に道を譲って、その踏み跡を辿るも、
踏み抜く!
体力が削られ、縮こまっているので、強打しても苦にはならない(謎
脱出しようと手を突くも、手までがもぐる。
気温も高く、脱水気味になる。
しかたなく、ワカンを装着。
なんとか歩けるようにはなったが、体力の限界が・・・
やっと苺平に登ってきた。
ここで水分補給・・・いや、小屋まで我慢してビールでしょ!
フラフラになりながら、南御室小屋に到着。
テントサイトを選定し、早速ビール。
そして、ビール。
テント設営しながら、さらにビール。
テント設営後、食事。
hihiさんが本格サムゲタンを用意してくれたので、頂く。
すごく美味しいのだが、体調が崩壊していく。
疲労困憊+脱水症状+アルコール+満腹=強烈な睡魔
もう、なにもやる気が起きない。
暴風になるかもしれないが、雪壁作る気がしない。
そもそも腐れ雪ではブロックにならないし。
とりあえず、雪ペグを深く埋め込み、水をかける。
ピッケルとシャベルを刺して補強。
そして、寝る。
とんでもない暴風が吹き荒れるも、熟睡。
夜中1時過ぎに一度目を覚まし、赤提灯をテント内に取り込んで、再び熟睡。
前線通過なので、稜線など行く気がしない。
しかし、凄い風。
ジェット気流がすぐ上を通っているのではないかと思うような音。
吹き荒れる、というよりも流れている感じ。
日が昇り、まわりのテントを見ると、どうやら山頂に向けて出発しているらしい。
この気象で撤退しないって・・・
小屋内で朝食の準備。
食事をしていると、霰が降ってきた。
元々鳳凰は、甲府盆地の暖かい気流と、南アルプス側の冷たい気流がぶつかるので、大気不安定でいつでも風は強いのだが、この横殴りの霰は、ちょっとした散弾銃のようで、痛い。
雨が懸念されるので、すぐに撤収、撤退。
雨の雪山ほど、いやなものはないので。
氷点下にはなっていないのだが、雪はまだ絞まっているので歩きやすい。
しかし、固まった前日の深い踏み抜きが至る所にあり、ちょっとしたアトラクションのようになっている。
いいペースで夜叉神峠まで降りてきた。
ここで小休止。
そしたら土砂降りの雨になり、しばし雨宿り。
雨脚が弱まった頃合いを見て、出発。
でも、すぐにまた土砂降りになり、急いで降りる。
そして、車に飛び乗り、今回の山行終了。
anbyさん
それにしても、あの暴風で熟睡とはご立派ですd(^0^)b
若者の、スコップで水場を掘り起こす作業は、”さすが、若さ
私達は、夜叉神峠駐車場に到着後、雨がパラパラ降ってきました。
金山沢温泉、お休みでしたので、私達も天笑閣に寄りました
暴風でも、体重があるので、飛ばされる心配はなかったですので・・・
hihiさんが、小屋入口でお話されてましたね。
素泊まり小屋の毛布2枚、借りていたような。
小屋で朝食摂っていたとき、素泊まり小屋入口にストックがなかったので、山頂目指して出発したのかなと思ってました。
天笑閣、地元ご老人の会話がすごくて、ゆっくりできませんでした
”雪上のテント泊は初めてなので、もし寒かったら冬季小屋に泊まっていいですか?”と、声をかけた女性ですね('-'*)
毛布2枚を大事そうに抱えてらした姿、はっきり覚えていますよ(*^-^)ニコ
午前2時過ぎに暴風で目が覚めて、周りをみてもいらっしゃらなかったので、主人と”今夜は暖かったから、大丈夫だったのね”と話しておりました
天笑閣の入浴客の平均年齢がすごっく高かったです、私が一番若かった
焦げ茶色の毛糸の帽子をかぶって、湯船につかっていた地元のおばあ様に、目が点になりました(;゜゜)
お疲れさまです
0.12トンもあるの?
霰でテントに穴が開かなくて良かったですね
私も気付いていて、会話に混じろうかなと思ったのですが、ダルさには勝てなかったデス
気温も高く、シュラフも−15℃対応だから大丈夫なはずだったのですが、冷え性とかで、一応毛布借りたらしいです。
でも、寒かったらしいです。
私は、Tシャツ・レギンス、裸足で寝袋のジッパー閉めずに寝てました
あるらしいのデス
テントに穴
それは怖いッス
お二人だったのですか!! お二人のそれぞれの
担当が食事ですか!! (笑い)
一度、夜叉神から登ってみたいのですが。もちろん
安全な(ってあるの)雪山、あるいは夏にですが。
2年前の9月に、ドンドコ沢から鳳凰三山(テント泊)
は登っているんですが、夜叉神からは登っていないので。
苺平=苺ケーキ ですか? なら、燕山荘では燕の巣の
デザートでしょうか?
はい、二人とも食事です。
ホントは、hihiさんが食材を持ってくると言ってたのですが、我慢できずに私も持っていってしまいました
夜叉神は、山深くて南アルプスっぽいところがいいですね。
このコース、危険箇所ないですので、いつでも行けるのではないですか
つ、燕の巣ですか?ハードル高いですねぇ
掘り起こしてくれたのは、カモの会の方々みたいですね。
ありがとうございました!
今回も、ありがとうございました!
体力不足と寒がり体質を改善して、
次回こそ、足を引っ張らないようにしたいと思います。
山料理、初めて誉められました(笑)
stefanoさん こんにちは。
初の雪テントは寒いながらも
なんとか眠れました。
朝、毛布を返す時に、
ケーキをおすそ分けしようと思っていたのですが
すでに出発されていたので、残念でした。
いるんですねぇ、、、あの強風のなかテント張ってる人ってwしかも爆睡できるとはw
ちょっとした散弾銃って、、、当たったことあんのかよ!!って突っ込んじゃいましたw
山は、普段の寝不足解消にもってこいですからね!
爆風が吹くくらいじゃ起きません。女性の吐息が吹きかけられれば別ですが
散弾銃・・・当たったことないですし、当たりたくもないです
でも、いろんな流れ弾にやられることはあります(謎
anbyさん、hihiさん、こんにちは。
いつも山とは思えぬ料理を、興味津々で拝見させていただいています。
本当に美味しそうで、きっとこの方はプロの山岳料理人なんだと勝手に想像しております
いつか山で出会って、どさくさまぎれにお裾分けしていただくのが密かな野望です
これからも素敵な料理・・・山行たのしみにしております!
いつもご覧頂ありがとうございます
でもでも、プロではないですよ。
インパクト勝負のネタですから
ってか、山岳料理人てカテゴリー・・・
いつでも突撃大歓迎ですよ
これからもよろしくデス
居間でしょ!
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