■有休とってリベンジ【残雪期小遠見山】無風ピーカンで大当たり♪
- GPS
- 03:39
- 距離
- 4.6km
- 登り
- 487m
- 下り
- 482m
コースタイム
8:43アルプス平駅-9:57一ノ背髪-10:35小遠見山11:22-11:55地蔵の頭-12:16アルプス平駅
天候 | 快晴 無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
この時期になるともうノーマルタイヤでも大丈夫でした。 それでも凍結箇所がたまにあるので注意です。 駐車場は無料。 ゴンドラテレキャビンはこの時期は8:15が始発で下り最終16:30。 晴天でも風が強いと運休になるので注意。 大人片道860円 往復1600円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは駅絖腓砲△蠅泙后 危険箇所は、一ノ背髪付近の雪庇ぐらいです。 パトロールの人が巡回してくれているので心強い感じがしました。 私たちはピッケルを使用しましたが、ストックの方が大半でした。 |
写真
感想
3月9日(土)
4時間かけて白馬村にやってきました。
この冬の週末はこの辺りはずーーっとお天気に恵まれ無くて、
やっと訪れた晴れの日。
この日を逃してなるか。
と気合を入れてやってきました。
8時前、ゴンドラテレキャビンに乗るために駅に並びます。
登山者もちらほら。
8時15分運行開始時間なのだけど
「風が強くて運行できないって。」
と並んでいた人たちがみんなゾロゾロ下りてきました。
「え〜っ。」ガガガ━Σ(ll゜д゜(ll゜д゜ll)゜д゜ll)━ン!!!
ど、どうしよう。。。
そんなに風強いの?
まーた、、、門前払い?
登山客の人たちと「残念だねぇ」と言い合う。
うーーむ。。。
いや、残念で終わるレベルじゃないんですが。。。
山は逃げないと言うけど、、、そんなに風強いか??
仕方なく白馬八方池はどうなんだろうとスマホで調べますが、
やはり同じようにゴンドラは止まっている模様。
天気はいいので少しすればもしかしてゴンドラ動くかもと期待を抱きながら車内で待つことに。
9時過ぎ、見るとスキーヤーたちがテレキャビンに並んでるのが見えます。
「え。動くの?マジ?」
慌ててザックを持ってゴンドラ駅へ。
「待ってて良かった〜♪(´∀`)」
と並ぼうとすると
「日帰り登山者はダメだそうです。」
と教えてくれたハイカー。
私たちと同じように日帰りで来られてたカップルでした。
ゴンドラは動くものの、スキーヤー、ボーダー、そして縦走目的あるいはテント泊の登山者なら乗せてくれるという。
なんで?
なんでよ?
明日の方が天気荒れるのに、なんで日帰りラーはだめなの?
意味がわかんない。
それからも時間ギリギリまで駅で待ってみましたが、
乗せてもらえませんでした。
小遠見山ピストンを考えると10時がタイムリミットと決めていたので
もう諦めるしかありませんでした。
どうしよう〜。
もうこれから他のお山に行くという気分でもなく。。。
かと言って何もしないまま帰るのも忍びない。。。
なので、かなり久しぶりだけど「スキー練習するか」ということになりました。
このことは日記に書いてますので飛んでください。
⇒http://www.yamareco.com/modules/diary/5838-detail-48403
スキーを楽しんでその日はとりあえず帰宅。
でも絶対近いうちにリベンジしたい。
天気予報を調べると3/12(火)だけが風も弱く天気もいいとのこと。
残ってる有給休暇を利用してこの日にかけることにしました。
3月12日。
前回と同じように4時間かけてやってきました。
今日はゴンドラ乗せてもらえるよね?
もうそれだけが気になって気になって食事も喉をほとんど通らない。
今日は時間どおりにゴンドラ運行開始。
そして無事、乗せていただけました♪
テンション一気に上がります。
ボーダーのお兄ちゃん2人と同乗。
カモシカちゃんいないかな〜とゴンドラから下を見ていると
一頭発見♪
かわいい〜♪
少し上がったところにも発見♪
カモシカ二頭が寄り添ってました。
親子かな〜?
朝から三頭も見ちゃった♪
7分ほどでアルプス平駅に到着。
トイレを済ませて、まずは駅舎屋上にある大展望台へ行って
景色を堪能します。
8時40分過ぎに駅を出発。
地蔵の頭の下まではリフトでも行けますが、ゲレンデを歩きます。
朝一なのでまだ誰も滑っていないゲレンデ。
空青過ぎ〜♪
雲一つありません。
風も無いです。
前回3日前よりも良いお天気じゃないかーっ♪
リベンジして良かったぁ。。。
右に白馬三山、唐松岳を見ながら歩く。
向かう方向には五竜岳の武田菱もしっかり見えてる。
地蔵の頭の下に到着。
ここからは登山。
アイゼン、ピッケルを装着する。
地蔵の頭は帰りに立ち寄ることにして左に巻く。
緩やかな稜線が見えてくる。
それにしても暑い。
風が無いので余計そう思う。
ハードシェルなんて着てられないくらい。
なので早々と脱いで春山スタイルになる。
もう春なんだなぁ。
先行者たちのトレースを辿って登っていく。
ヒップそりしたら楽しそうな斜面。
(帰りに尻セードしてみましたが、全然ダメでした。)
後ろを振り向くと 妙高山、高妻山たちが見える。
いつもは思わないけど、なかなかどうしてどうして、かなりカッコイイお山たちですよ。
雪化粧なのもそうだけど、いつもと見る方角が違うからかな。
稜線に出ると隣の天狗岳が見える。
尾根筋が素晴らしく見惚れてしまう。
それにしても日差しがすごい。
雪焼け防止にバラクラバしてるけど、暑くて取ってしまいたくなる。
ダメダメ。我慢我慢。
一ノ背髪。
ちょうど半分の地点なのかな?
五竜岳が間近に見えてきた。
にしても時間かけ過ぎ?
だって景色良すぎるんだものw
こないだの分までじっくりゆっくり満喫するのだ。
今回のルートで一番の急登を登り切ると小遠見山頂まであとは広く緩やかな稜線歩き。
左側は雪庇が突出ているので歩かないように注意。
ここまで来ると鹿島槍ヶ岳の姿がようやく見えてくる。
うは〜w
テンション上がる上がる♪
小遠見山の頂はすぐそこなのだけど、辿りつくのがなんだかもったいない気もするぐらいの景色。
じっくり楽しみながら登る。
10:34 小遠見山の頂到着。
3名のおじさんがいらして、そのうちお一人に声を掛けられる。
「どっから来たの?」
「横浜です〜。3日前にも来たけどゴンドラ動いてなくてまた来ましたw」
「今日は最高だ〜。どこまで行くの?」
「ここまでですよ〜。」
おじさんは「槍も見えてるよ。」と教えてくださいました。
ほんとだw
穂先の黒い槍ヶ岳も見えてる。
格好からして地元の人なのかな?
おじさんはう少し先まで行かれるようで歩いて行かれました。
目の前にどーんと構えてる鹿島槍。。。
なんて荘厳な姿なんだろう。。。
あなたに会いに来たんだよ〜。
隣に伸びる爺ヶ岳への稜線も素晴らしい。
見てるだけでヤバぃなぁぁぁw という感じ。
これだから雪山はやめられない。
実際に登ることはできなくても見てるだけで心が満たされる。
来て良かったよ〜。
今季中にリベンジできて良かったぁ〜。
五竜岳への尾根も大遠見山までは今でも行けそう。
西遠見山過ぎるとちょっと大変そうだな〜。
夏季だとどこまで行けるかな。
空は相変わらず真っ青で雲一つなし。
ピーカンだ。
風も驚くほど無し。
頂でゆっくりまったり過ごす。
50分弱休んで帰ることにする。
本当はまだ全然帰りたくないんだけど〜。
途中で外人さん2人連れと会ったので言葉を交わす。
「どこからきましたか〜?」と流暢な日本語で訊かれる。
フランス人のその男性はフィンランドの女性を連れてのBC。
八方尾根スキー場で働いているそうです。
「スキーできますか?」とも訊かれて
「少し滑れるけれど上手じゃないですw」と応えると
「じゃ、スクールあるからどうぞ。」みたいなことを言われました。
こういう外人さんに習うのも楽しいかもしれないっ♪
彼らはこれから佐野坂スキー場まで行くとのこと。
BCか〜。。。
どこにでも行けそうで羨ましいな〜。
外人さんたちとお別れして登ってきた道をゆっくり下る。
帰りは雨飾、焼山、火打、妙高、高妻、戸隠たちを見ながらの下り。
視界を遮るものは何一つないのでなんて贅沢な帰り道だろう。
アルプス並の絶景です。
振返って五竜岳を見る。
夏に登りたいけど、日帰りじゃ絶対無理そうだ〜。
往きにスルーした地蔵の頭に立ち寄る。
大きなケルンと多くの慰霊碑がある。
ここからだとちょうど五竜岳の武田菱だけが見える。
地蔵の頭を下ってゲレンデゾーン。
滑走者たちの邪魔にならないように歩く。
みんな絶景見ながら滑ってる。
気持ちよさそう。
サイコーじゃない?
アルプス平駅のレストランでランチをいただく。
今日って平日なのに結構な人出。
学生はもう春休みか。
外人さんたちもたくさんいました。
帰りのゴンドラ。
またまたカモシカちゃんたちを発見♪
5頭は見かけました。
彼らにはとても住みやすい場所なんだなぁ〜。
ここはカモシカ天国のようです。
■まとめ
ご存知の通り、今回は山と渓谷2013年1月号に掲載されていた絶景ルートを歩きました。
がっつり登山もいいけど、今回のような絶景スノーハイクも最高。
リベンジできて本当に良かったです。
今季は週末ごとに北アルプスは天候が荒れていたので、
ずーーっと長いこと好機を窺ってました。
やっと天気に恵まれたと思ったら風でゴンドラ動かないなんて。
しかも動き出したと思ったら日帰りハイカーは乗せてもらえないなんて。。。
なんという無情な仕打ち。。。orz
往復600卍兇─2。
お金もかかったし、運転も大変疲れました。
でもそれ以上のものが返ってきたかなと思っています。
今回も色んな発見があったし。
大満足の山行でした。
やっぱりスキーももっと上手くなりたいな。
ボクもこの時期を逃すと雪が腐り始めて五竜の武田菱が綺麗に見えなくなっちゃうので遠見山とか唐松岳を登りたいなぁと思っていたところでした。
鹿島鑓も五竜も美しい
行きたいなぁ・・・。
mizutamari さんご夫妻なら五竜も鹿島鑓も一座ずつなら少し大変だけど夏なら充分日帰り圏内じゃないですか?すぐに稜線に出れて絶景が楽しめるいい山だと思います。是非。
ありがとうございます♪^^
ここに行きたくても天気が良くないし、その代わりに登ろうとしたお山にも振られっぱなしで。。。
やっぱり本命じゃないってお山にバレちゃったんでしょうかw
やっとやっと行きたいお山に会いに行けて良かったです。
写真でもわかるように五竜の武田菱、もうだいぶ融けてきてますよね。
お天気安定してきたのでmamepyonさんも行けるといいな〜。
五竜、鹿島槍、日帰りで行けるかな〜?
この冬はちょっとヘタレ登山が多かったので体力脚力がどーんと落ち込み中。
夏に向けてまた回復させなきゃですね。
いろいろ行けて・・ええなぁ・・
いま近畿圏内でうろうろしてます。
岐阜・長野遠征は・・末か四月のあたまですかなぁ
また、どこかでお会いできればいいですね
四月でも大きな手袋してるはず
でわでわ
お久しぶり(?)ですっ♪
コメントありがとうございます。
もうすっかり春ですよねぇ。
登れるお山が増えてくるのでこれからの季節もまた楽しみですね♪
またどこかのお山で偶然お会いできるといいですね。
大きな手袋目印にして探してみますw
私としては木曽駒の時の帽子があればわかりやすいんですがw
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