鶴ヶ鳥屋山(笹子・角研山〜唐沢橋・初狩)
- GPS
- 05:13
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 1,038m
- 下り
- 1,223m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鶴ヶ鳥屋山前後の急坂で、落ち葉に覆われた個所は、滑るので慎重に歩く必要あり。ストックか、木の棒を拾って使うのがおすすめ。 |
その他周辺情報 | ・JR笹子駅:近くにコンビニ等なし。 ・JR初狩駅:駅正面の道路が20号線に突き当たった右角にローソンあり。徒歩2分。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック20L
軽登山靴
雨具(上下)
ツエルト
ヘッドランプ
地図
スマートフォン
行動食
昼食
ガスコンロ
コップ
カメラ(ミラーレス)
望遠レンズ13-200mm
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感想
天気も良さげで、良く登る高川山と本社ヶ丸の間にある未踏の鶴ヶ鳥屋山(つるがとややま、今回ようやく読み方を覚えた)を登ることにした。登山者少なく、道標の少ない、あまり整備されていない登山道が好ましい。
角研山(つのとぎやま、今回正しく読み方を知った)への尾根道、白く輝く南アルプスが見え、おそらく富士山〜南アルプスを一望できる本社ヶ丸に心動かされた。しかし角研山山頂で、南アルプスを見ると未練もなくなり、鶴ヶ鳥屋山へ向かう。落ち葉に滑るのに閉口しながらも、小さなアップダウンを楽しんで、鶴ヶ鳥屋山山頂に到着。富士山は雲に隠れ裾野しか見えないが、暖かい日差しを浴びながら、カップラーメン、みかん、コーヒーの昼食を堪能。
今は破線ルートになっているが、道標に「唐沢橋・初狩駅」と書かれている、かつては初狩からの本道であったろうルートを下山。やがて踏み跡が不明瞭になるが、分岐する尾根に注意しながら唐沢橋方面の尾根をたどり、迷うことなく林道に到着できた。
地味な山ながら、素朴な登山道、破線ルートを、思いのほか楽しむことができた。
◆鶴ケ鳥屋山の山名由来は?!
鶴ヶ鳥屋山(つるがとややま)の山名は読み方も変わっており、山名由来が気になった。
検索すると「鳥屋(とや)」は、猟のために囮の鳥が飼われていた小屋を指す言葉であり、「鳥屋場(とやば)」、「鳥屋猟(とやりょう)」という言葉もある。「鳥屋」がつく山も各地にたくさんあることがわかった。「我國の山の名の分布」(中野弘,1940,『地理學評論』第10号)には、「トヤ」とつく山名が52例、「鳥屋」の漢字に限定しても、鳥屋山、高鳥屋山、烏鳥屋山など25例記載されている。漢字・読みから、鶴ヶ鳥屋山の「鳥屋」は、かみみ網に関連するものと思われる。
「鳥屋」がおおよそ見当がついたが、「鶴」が問題だ。昭和22年に禁止されたかすみ網猟では、鳥屋を使ってツグミ、アトリなどが捕られていたらしい。今でも囮小屋を使って鴨を銃や網で捕る鳥屋猟が行われているようだ。鳥屋で鶴を捕ったのか、それとも「都留」の地名に由来するのか、知っている方がいれば教えてほしい。
soranoiroさん、こんにちは。
ご紹介して下さっていた宝鉱山に関するブログを読みました〜
確かに面白いですね^^
私が鶴ヶ鳥屋山を歩いた時、初狩駅までの林道歩きが長かったのがいただけなかったなぁ〜と思いましたが。唐沢橋ルートというのがあったのですね。
破線ルートだったので除外してましたが…機会があれば歩いてみたいです。
リンク、読んでいただいてうれしいです。
山は、自然だけでなく、人の足跡もまた興味深い出会いがありますね。
Yoshi_O の山行記録は、興味深いものばかりです。
ルートやアクセス、参考にさせていただきます。
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