初冬の奥多摩三山
- GPS
- 09:02
- 距離
- 24.0km
- 登り
- 2,375m
- 下り
- 1,746m
コースタイム
- 山行
- 8:32
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 9:01
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路)都民の森→武蔵五日市駅(西東京バス:960円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
霜柱がまだ発生していないので、ぬかるみや泥濘地はありません。 霜柱が立つようになると、御前山山頂周辺や月夜見⇔小河内峠の防火帯はぬかるんで歩きにくくなります。 |
その他周辺情報 | 都民の森へのバスは12月~2月末まで運休のはず。 |
写真
感想
いよいよ冬支度。都民の森に来るバスも12月~2月末までは運休です。その前に奥多摩三山を歩こうということで、御岳山から出発です。
引っ越しを予定しているので、引っ越し先から始発で御岳に向かうと、現在の居住地から1本早い電車に乗れます。それでも奥多摩駅には7:12着なので、雲取へのバス便連絡には遅いんですけどね。
御岳山へのケーブルカーの始発には間に合います。ケーブル下で降りて、始発のケーブルカーを待とうかとも思ったのですが、都民の最終バスに乗るためには歩いても十分間に合いそうなので、歩いて登ることにしました。久しぶりです。
ちょっと待てばケーブルカーでらくちんなのに、結構歩いてる人もいます。途中にはいくつか見どころもあるので、余裕のある人はここを歩いてみるのも一興かと思います。神社までは足を使わないように、ゆっくりめに歩いて1時間。ただし先が長いことと、体力低下を自覚している昨今ですので、神社へのお参りはパス。お参りをパスすると10分弱は短縮できる感じでした。
大岳山への道は、芥場峠の手前に木製のステップが設置され、滑落注意とされる岩場に鉄製のてすりがもうけられていました。このコロナ禍の状況でも、登山道を整備していただき、頭が下がります。
快晴の大岳山からは富士山の姿がバッチリ。そういえば、ここ5回ほど連続して、山歩きの日が快晴に恵まれ、眺望を楽しめています。ことしはコロナ禍に加えて、梅雨が長く、夏は暑くて、本当に山歩きには恵まれない半年でしたが、秋になり天候が安定してからは見違えるように好天に恵まれています。
大岳山から大ダルまでは下り基調。富士山を左後方に従えながら、軽快に下ります。途中では鋸尾根から登ってこられる方とすれ違います。大ダルにあるトイレも11月なので、まだ夏トイレが使えます。ネポンの泡トイレも奇麗にですが、来週からは冬期間ですのでこれも使えません。
このコースで一番の難所が御前山への登り。アップダウンが激しく、いくつもの偽ピークの落胆させられるコースですが、なんとここをMTBを担ぎながら登る3人に。避難小屋あたりまでは登るとのことでしたが、ただ歩くだけでもきついこのコース。とても、自分にはできない芸当です。
午前山はほぼ正午ということで、ベンチはほぼ満席。とはいってもソーシャルディスタンスと撮った状態ですけどね(笑)。本来は西側に富士山が見えるはずでしたが、この日は雲がかかっていました。ここから見るラスボス「三頭山」まだまだ遠い。この時点ですでに足取り重く、三頭山を断念して鞘口峠から下るか、あるいは奥多摩湖に降りるか?なんて考えが頭をよぎる状態でした。
惣岳山では折からの強い北風でかなり冷え込んだため、本当に奥多摩湖へ降りようかと悩みましたが、来週には都民の森行きのバスがなくなることも考えて、プランどおり、小河内峠へ。防火帯を下るのはとても楽ちんなのですが、月夜見第2駐車場までの500mの登り返しで、いつも激しく消耗します。ここは自分では2つの「グレート・ウォール」と呼んでいる壁があり、とくに春先に軽んでいるときはスリップと泥でなかなか前に進めない難所です。ところが今回は地面が乾いていたことと、体を前傾させステップを小さくすることで、ほとんど足を使わずに攻略。スピードを犠牲にすることで足を貯めることができ、その後の三頭山への登り返しがかなり楽になりました。
月夜見山から風張峠、鞘口峠といつもなら脂汗をかきながら痛んだ足で踏破するのですが、今回はかなり余裕で歩くことができました。鞘口峠からの急斜面も一気にこなし、気温が低かったことも幸いしてか、御前山から三頭山まで休憩なしで歩き続けられました。3時間ですから、自分でも頑張れたと思います。
三頭山東峰の展望台から、歩いてきた大岳山、御前山を眺めしばし休息。三頭山西峰からは再び富士山を眺め、反対側の石尾根、雲取山をカメラに収めて下山。いつもは終バスの数分前に都民の森に到着するのですが、この日はゆっくるめに下って30分ほど終バス時刻には余裕がありました。売店でビールとおでんで締めて、来週には乗れなくなるバスで帰りました。
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