笹子雁ヶ腹摺山・お坊山〜雑木林から白い山を眺めて…、自分をイジめたい人向き?!
- GPS
- 05:52
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,047m
- 下り
- 1,140m
コースタイム
天候 | 小春日和 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
今回は錦糸町7:08発(新宿は7:30)の特急あずさを利用しました。これだと大月8:30着。乗り換えて笹子まで行くとうまく接続できます。もっとも、このバス、大月発が8:35なので、大月から乗車することもできます。 特急を利用したワケは、平日の朝にザック背負って、山手線だの中央線快速だのを利用したくなかったからです。「勝負の3週間の最中に山なんて!、自粛しろよ!」なんて目で見られるのがイヤ!、小心者のジジイです。 コロコロで外出を控えて、認知症が悪化する人が増えているんだそうです。その予防なんです…って…。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登り下りはともかく、尾根道は急坂の連続です。クサリ場もあります(米沢山の登り3カ所)。このクサリ場下るのがイヤなので笹子からのコースにしました。行ってみると特に難しいとか危険とかってワケじゃ〜ないけれど、そろそろ段差の気になるジジイにとって、正解でした。笹子雁ヶ腹摺山の登りも急坂なので、逆に下りだったらイヤでしょうね。 |
その他周辺情報 | 登山道を下ったところにある景徳院付近、特に何もありません。甲斐大和駅の近く、コンビニあります。 |
写真
感想
【自分にムチ打ちたい人…】
最近、「自分にご褒美」ばっかり与えているみなさん!。たまーにはどうですか。こんな山に登って、自分にムチ打ってみたら…、思わぬ快感にウットリ…ってなるかもしれません。
とにかく、最初の笹子雁ヶ腹摺山の登り、ほぼ妥協ナシ、一直線の登り!、ただ、この時期救われるのは、木立の間からの眺めがあること。1時間もガマンすれば、背後の山の上から富士山が顔を出します。
それで、笹子雁ヶ腹摺山、葉の落ちたこの時期だからこその山ですね。富士山の眺めもほとんど枯れ枝越しなのですから…。
ここで、自分にムチ打つ快感に目覚めなかった人、ここで引き返すか、笹子峠の方に下山して周回コースをとるかにしましょう。
【山頂の先は…】
…なぜなら、この笹子雁ヶ腹摺山からお坊山にかけてが、このコースの核心、まさに自分にムチ打ちたい人向けのコースなんですから…。
山頂からの劇下りのあと、お坊山まではピークを6つ越えます。7つ目がお坊山です。その中でも、一番エゲツナイのが米沢山の登り、4つ目のピークです。3連続のクサリ場があります。クサリなくっても登れないことはないんですが、3つ目のクサリなんか、その長さと言ったら…。
【お坊山、平和です】
やっとたどり着いたお坊山、この日はだれもいません。風もなくまさに小春日和でした。ここは、360°とはいいませんが、奥秩父から甲府盆地方面の眺めが素晴らしいです。さらに山頂からほんのちょっと戻ったところからは、富士山から南アルプス南部にかけてが…。
ぼーっとしていると、甲府盆地の方から微かに町の雑踏が聞こえてきます。そんなのを聞いていると、「もうすぐ師走、今年も終わってしまう、ジジイもまたひとつ老いていく…」なんて、ちょっと諦観というか…。
ここから先は、打って変わって穏やかな道になりました。急坂は少なくなります(大鹿峠の先のちょっとだけ急坂)。この時期、落ち葉が積もっているので、黒いプラスチックみたいなのでできた階段が、落ち葉でで埋まっています。落ち葉かき分けて…なんて、ぼけっと歩いてると、「段差トラップ」に引っかかるので、それなりに注意は必要ですけど、前半と比べりゃ〜ずっと穏やかな道でした。
それにしても、誰とも会いませんでした。平日だってこともあるのでしょうが、笹子駅で降りたのも、地元のオバサン風の人一人、登山口へ向かうバスにも誰もいません。山中では、誰に会わなかったし、帰りの甲斐大和から乗ったのも、他に一人だけでした。
勝負の3週間だか、ガマンのなんとかだか知りませんが、その影響なのでしょうか。なんだか、コロコロよりも、そっちの方がコワいんですよね。…そういえば、ここんとこ、レコのアップの数も少なくなっているように感じるんですが…。
tsu-pmさん、おはようございます。
昨年、自分をいじめようと思って、滝子山〜お坊山〜笹子雁ヶ腹摺山と歩きましたが、鎖場でえらい難儀しました。あの鎖場を下るのは、私にはちょっと難しいかなと思いました。
山行お疲れ様でした。それではまた😊
fgacktyさん、コメントありがとうございます。
滝子山からの周回レコ拝見しました。
滝子を登ってからのあの尾根、かなり厳しそうです。
健脚ぶりにビックリ!
あのクサリ場、一番上の長いヤツ、行く前はちょっと気になっていたんですが、
いざ取りつこうとしているうち、どんどん巻き道に引き込まれて…、
結局、クサリ場の一番上に出てしまったんです。
そんな道あるなんて知らなかったので、狐につままれるような感じでした。
いつもfgacktyさんのレコ拝見して、花の名前とか参考にさせていただいてます。
今後ともよろしくお願いいたします。
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