平標山
- GPS
- 04:57
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,071m
- 下り
- 1,038m
コースタイム
天候 | 快晴 山頂付近は弱風、それ以外は微風〜無風 気温高し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・関越道月夜野ICからR17を利用したが、朝のうちはところどころに凍結あり。スタッドレス等の利用が無難。帰り(12時頃)はほとんどが乾燥路。 ・駐車場到着時(6:20頃)の気温約-3℃。帰り(12:00頃)の気温約10℃。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・別荘地の林道以外は全て雪の上を歩く。雪は全般的にしまっていて足を取られるようなことはまれ。つぼ足でも問題なく歩けると思う。 ・別荘地内の林道は、朝のうちは昨夜の降雪が残っていて、スキー+シールで歩けたが、帰りの時点では融けていて、アスファルトが見えていた。 ・積雪は多く、スキーをするには十分。雪質は全般的に固い。その上に昨夜の雪が多いところで10cm程度積もっていた。 ・ヤカイ沢を詰めて稜線に上がる場合、稜線直下が急傾斜。登りも下りも滑落などしないよう注意。特に朝の早い時間帯は斜面が氷に近いため、アイゼンやクトーを利用すると登りやすい。 ・稜線に上がってから山頂まで、数カ所クラックが入っていた。登りの際は嫌でも目に付くので落ちることはないと思うが、下りで滑ってくると案外見えづらいので要注意。 ・登山者は多く、各々のルートで登り下りしている。 |
写真
感想
2年前の4月以来の再訪。前回は稜線の雪が少なかった記憶があるが、今回は約3週間早い分雪は豊富だった。だが今年は春の訪れが早く、雪解けが早いので、この山の雪山としての「賞味期限」も短いかもしれない。
登山者用の駐車場はまだ雪の下のため、国道沿いの駐車スペースにクルマを停めて準備した。外はマイナスの気温だったが、今シーズンはマイナス10℃以下を何度も経験したためか、あまり寒さを感じず。駐車場から数分で林道に入るが、昨夜の雪が融けずに残っていて、早速シール歩行に切り替えることができた。が、帰りはすっかり融けてアスファルトが見えていたため、この区間は板を担いで歩いた。除雪終了点からいきなりトラバース区間で緊張する。落ちても死にはしないが、雪が固いので少し難儀。
林道からヤカイ沢に入るが、この辺りは朝早い時間は日照がなく、サングラスをしていると暗いくらい。風がないので寒さは感じないが、休憩時などは多少寒さを感じる。雪は全般的に固くて、つぼ足でも歩けるくらいに全然潜らない。スキー板をザックにくくって、アイゼン歩行している登山者も見られた。林道に近いヤカイ沢は傾斜が緩いが、徐々に傾斜が急になり、雪が固いこともあるので、今シーズン初めてのクトーを使用した。スキー+シールだけではかなりおっかない斜面だったように思うが、クトーがあるとグリップ良く登ることができた。
稜線に上がると四方の山がよく見えるようになる。快晴の天気照り返しも強い。風はほとんど感じられないため、大変に暑く感じた。3月なのでまだ不要だろうと思い夏用の帽子はクルマに置いてきたが、それを少し後悔した。稜線に上がっても平標山の山頂はなかなか見えないが、右手の大斜面や仙ノ倉山方面などを見ながら標高を上げる。所々大きくクラックができていて、迂回しながらになるためまっすぐ進めない箇所も多い。山頂直下までは風は全くなかったが、山頂付近に近づくと突然の強風。山頂は眺めが良く、長居したい気持ちだったが、寒すぎるのでシールを剥いでそそくさと退散。下り始めるとあっと言う間に無風になり暑く感じるようになった。
山頂から直接ヤカイ沢方向にドロップするパーティも見られたが、こちらは単独だしそれだけの技量もないので、大人しく元来た道を戻る。クラックが所々口を開けているので一気には進めず。また、山頂付近の雪はかなり固くて、滑っていても音がガリガリと大変うるさい。ある程度高度が下がってくると雪質も適度なザラメに変わり滑りも快適になってきた。と思ったら、本来下ろうと思っていたヤカイ沢方面を過ぎてしまったことに気付く。地図とGPSを見て、このまま下っても林道に出られるだろうと踏んで、ハイクアップはせずにそのまま下る。稜線直下は急斜面なので飛ばさずに安全第一で下る。ある程度標高を下げると緩斜面が現れ、ツリーランなども楽しみながら林道に到達した。林道は細かなアップダウンがあるので、強い日差しの元、汗をかきながら駐車場まで滑ったり歩いたりしながら戻った。
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