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Yamareco

記録ID: 2777224
全員に公開
ハイキング
関東

不動滝ー猩々岩ー釜沢越ー表縦走路ー男体山ー弘法堂

2020年11月29日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:39
距離
17.3km
登り
1,166m
下り
1,156m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:01
休憩
0:38
合計
7:39
7:00
57
7:57
8:02
21
8:23
8:24
35
8:59
8:59
34
9:33
9:46
12
9:58
9:58
70
11:08
11:12
19
11:31
11:46
86
13:21
13:21
24
13:45
13:45
9
13:54
13:54
45
14:39
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
恒例により西金駅に駐車して歩きました。
コース状況/
危険箇所等
不動滝からの登はんは滑りやすくてホールドも見つけにくく危険です。鎖やロープを使って丁寧に登ります。

取り付きは不動滝落ち口付近にあります。標識がしっかりしているので見落としの心配はないと思いますが、取り付きからの急登はやや不明瞭なやぶ道ですので丁寧に登ります。

というわけで、取り付きから釜沢越えまでは登山者が激減します。踏み痕は割りと明瞭ですがまぎれも多いので、テープをしっかりと探します。

草付きの登はんが多く、案外いやらしいのですが、難しい箇所は鎖や固定ロープがあるので、それらを使いながら慎重に登ります。鎖やロープなしで難しく感じるところはルートでない可能性が高いです。

釜沢越えからの表縦走路は登山者が増えてきます。しかし男体山に比べるとずっと少ないです。踏み痕がかなり明瞭ですが、紛れも少なくありません。地図やGPSを頼りにしっかりルートファインディングします。低山でも北アルプスでも同じですが、踏み跡、ペンキマーク、道ができているところは上手に弱点を突いている所で、そこを外れると極端に難度が上がるものです。

鷹取岩から入道岩(展望箇所)には岩場があります。ステップが切ってありますがぬれて滑りやすかったりとかなり悪いです。鎖を使って慎重に移動します。

健脚コースは登りに使うことが基本ですが、下りで使う場合は鎖やロープを使ってホールドを確保しつつ慎重に降ります。

健脚コース下部の杉林の下りも紛れが多いので用心します。また全体にいえますが、道が侵食されて傾斜気味なので、落ち葉が覆っているこの時期は足を置いた場所が空洞だったり崖だったりすることも頭に入れながら慎重に進みます。
奥久慈岩稜にご挨拶。温暖前線通過中?
奥久慈岩稜にご挨拶。温暖前線通過中?
霜が降りている。
霜が降りている。
とうみ、現役。
こういう建物に町のネズミはなごまされる。
こういう建物に町のネズミはなごまされる。
湯沢源流の雄姿。
湯沢源流の雄姿。
いのししのわな。
いのししのわな。
ここからまず不動滝を目指す。
ここからまず不動滝を目指す。
今日は残念な不動滝。しかしあなたの本気は存じております。
今日は残念な不動滝。しかしあなたの本気は存じております。
滝を高巻いて行く。
滝を高巻いて行く。
直進すれば湯沢源流方面だが、、。
直進すれば湯沢源流方面だが、、。
今日はこの標識から初めて急登する。
1
今日はこの標識から初めて急登する。
急登ゆえ、あっという間に高度が出てくる。滑落注意。
急登ゆえ、あっという間に高度が出てくる。滑落注意。
展望点が現れた。向かいには篭岩。
展望点が現れた。向かいには篭岩。
こういうところはそそられる。
こういうところはそそられる。
さらに高度を上げていく。
さらに高度を上げていく。
おっかない岩の先に懸垂下降の支点とおぼしき鉄杭がある。
おっかない岩の先に懸垂下降の支点とおぼしき鉄杭がある。
篭岩展望台方面。
篭岩展望台方面。
コナラの蛍光色の紅葉。
コナラの蛍光色の紅葉。
猩々岩というのだそうだ。
猩々岩というのだそうだ。
篭岩展望台方面なのだが、眺望は今回いまひとつだった。
篭岩展望台方面なのだが、眺望は今回いまひとつだった。
奥久慈の山々。肉眼だと手前の幹は気にならないので、結構景色を楽しめた。
奥久慈の山々。肉眼だと手前の幹は気にならないので、結構景色を楽しめた。
さて、踏み跡をたどろう。
さて、踏み跡をたどろう。
急な下りがあり、緊張した。
急な下りがあり、緊張した。
おいしそうな岩壁。
おいしそうな岩壁。
そこを目指して、まっさかさまに下っていく。
そこを目指して、まっさかさまに下っていく。
おいしそうな岩壁から猩々岩を振り返る。
おいしそうな岩壁から猩々岩を振り返る。
岩塔の先端へ進む。
岩塔の先端へ進む。
岩塔からの景色。
岩塔からの景色。
つつじヶ丘駐車場が見える。
つつじヶ丘駐車場が見える。
ややくもりがち。
ややくもりがち。
縦走を続けよう。
縦走を続けよう。
斬られたような岩。
斬られたような岩。
その岩の上に乗れる。
その岩の上に乗れる。
そして次の眺望点を目指す。
そして次の眺望点を目指す。
奥久慈の山が果てしなく続く。すっきりする景色だ。
奥久慈の山が果てしなく続く。すっきりする景色だ。
いつも気になる謎のツインピーク。
いつも気になる謎のツインピーク。
眺望点を振り返る。
眺望点を振り返る。
イロハモミジの紅葉は見下ろすと地味だ。
イロハモミジの紅葉は見下ろすと地味だ。
開けた稜線を歩く。
開けた稜線を歩く。
眺望点。ところで今回の縦走は後続パーティーがいらして、岩稜のハイキングに何度となく歓声をあげていらした。同感同感。
眺望点。ところで今回の縦走は後続パーティーがいらして、岩稜のハイキングに何度となく歓声をあげていらした。同感同感。
まだまだ歩くと思っていたが、このコルは、、
まだまだ歩くと思っていたが、このコルは、、
釜沢越だった。
イロハモミジの紅葉は今が盛り。
イロハモミジの紅葉は今が盛り。
なんとなくピークは踏みたくなる。
なんとなくピークは踏みたくなる。
標石発見。三角点とは異なる。
標石発見。三角点とは異なる。
ゼブラの標識。なんと書いてあるのか?
ゼブラの標識。なんと書いてあるのか?
男体山が見えてくると元気が沸くな。
男体山が見えてくると元気が沸くな。
鷹取岩だろうか?
鷹取岩だろうか?
恐ろしげな岩をクライムダウンさせられた。実はこれは道間違えで、安全な巻き道がある。ここでデジタルカメラを拾った。自分のと同タイプの上位機種だ。
恐ろしげな岩をクライムダウンさせられた。実はこれは道間違えで、安全な巻き道がある。ここでデジタルカメラを拾った。自分のと同タイプの上位機種だ。
よく見えない標識がある。
よく見えない標識がある。
こうした景色が何度も続いて楽しい。
こうした景色が何度も続いて楽しい。
鷹取岩から入道岩を望む。
1
鷹取岩から入道岩を望む。
入道岩越しに男体山を望む。
入道岩越しに男体山を望む。
入道岩をアップ。
入道岩をアップ。
岩の殿堂、そして盟主男体山。
岩の殿堂、そして盟主男体山。
はるかと奥に那須を臨む。
はるかと奥に那須を臨む。
鷹取岩から荒々しい岩場を通過して、
鷹取岩から荒々しい岩場を通過して、
入道岩の眺望点から岩塔を望む。かっこういい。
入道岩の眺望点から岩塔を望む。かっこういい。
高塚山のツインピークは美しい。
1
高塚山のツインピークは美しい。
眺望点から鷹取岩を望む。
眺望点から鷹取岩を望む。
フジイ越。
フジイ越先には崩落あり、通行注意の標識があった。
フジイ越先には崩落あり、通行注意の標識があった。
ここから男体山の眺望点が続く。
ここから男体山の眺望点が続く。
興奮する。
裏縦走路を篭岩さんからやるとここへ出てくる。
裏縦走路を篭岩さんからやるとここへ出てくる。
小草越は通行止めになっている。
小草越は通行止めになっている。
小草越を過ぎたあたりから紅葉がよくなってきた。
小草越を過ぎたあたりから紅葉がよくなってきた。
葉を落とした木立の下のぽかぽかハイキング。
葉を落とした木立の下のぽかぽかハイキング。
もみじの谷。
見上げて。
櫛が峰右峰(ふもとから見て)
櫛が峰右峰(ふもとから見て)
奥久慈岩稜を望む。
奥久慈岩稜を望む。
櫛が峰左峰(ふもとからみて)へ進む。
櫛が峰左峰(ふもとからみて)へ進む。
かなり危険な岩場を詰める。
かなり危険な岩場を詰める。
男体山が眼前に迫る。いい場所を見つけたという感じだ。
男体山が眼前に迫る。いい場所を見つけたという感じだ。
頂上稜線が美しい。
頂上稜線が美しい。
一般コースの谷を見下ろす。
一般コースの谷を見下ろす。
那須方面を遠望する。
那須方面を遠望する。
もみじの谷を楽しみつつもうひと歩き。
もみじの谷を楽しみつつもうひと歩き。
大岩をまいて、もうすぐ大円地越だ。
大岩をまいて、もうすぐ大円地越だ。
大円地越でけやきを見上げるのが大好きだ。このとき気温は11度。暖かい。
大円地越でけやきを見上げるのが大好きだ。このとき気温は11度。暖かい。
大円地越からケヤキの斜面を一気に高さを稼ぐ。
大円地越からケヤキの斜面を一気に高さを稼ぐ。
楽しい頂上稜線に乗る。
楽しい頂上稜線に乗る。
感慨深いブナの木ルンゼ(筆者勝手に命名)。
1
感慨深いブナの木ルンゼ(筆者勝手に命名)。
ここから眺望点がいくつか現れる。
ここから眺望点がいくつか現れる。
祠にやってきた。
祠にやってきた。
祠裏から櫛が峰を望む。
祠裏から櫛が峰を望む。
鎖場を降りて展望台岩までたどり着いた。
鎖場を降りて展望台岩までたどり着いた。
座禅岩(筆者勝手に命名)から続くやせ尾根。
座禅岩(筆者勝手に命名)から続くやせ尾根。
奥久慈岩稜。
座禅岩のふもとにある座禅小僧(筆者勝手に命名)。
座禅岩のふもとにある座禅小僧(筆者勝手に命名)。
展望台岩から最後の鎖場を過ぎると。今回の縦走のクライマックスであるところの、紅葉スポットに入る。
展望台岩から最後の鎖場を過ぎると。今回の縦走のクライマックスであるところの、紅葉スポットに入る。
鎖場の終わり(登る時は始まり)から谷を見下ろすとだんだん脈が上がってくる。
鎖場の終わり(登る時は始まり)から谷を見下ろすとだんだん脈が上がってくる。
筆者が一番好きなのはこの季節のこのスポット。赤、黄、緑、青空が、ちょっとベタ塗りなくらいに強烈だ。
筆者が一番好きなのはこの季節のこのスポット。赤、黄、緑、青空が、ちょっとベタ塗りなくらいに強烈だ。
横アングルで。
足が止まる。でも止まってもいい。
足が止まる。でも止まってもいい。
この緑のトンネル(落葉する前)を抜ければ登山は終わる。
この緑のトンネル(落葉する前)を抜ければ登山は終わる。
櫛が峰を見上げる。
櫛が峰を見上げる。
男体山に無事を感謝した。
男体山に無事を感謝した。
弘法堂裏から奥久慈男体山を望んだ。
1
弘法堂裏から奥久慈男体山を望んだ。
釜沢越方面。
奥久慈岩稜。
鬘岩から男体山までの岩屏風。
鬘岩から男体山までの岩屏風。
ここはいつまでも見つめてしまう。
ここはいつまでも見つめてしまう。
手袋を落としたことに気づき、大円地山荘近くまで戻って、ガードレール越しに掛けてくださっていたのを発見した。ありがとうございます。
手袋を落としたことに気づき、大円地山荘近くまで戻って、ガードレール越しに掛けてくださっていたのを発見した。ありがとうございます。
西金駅近くの林道で、駅から徒歩で帰宅する地元の方とすれ違った。お疲れ様です。
西金駅近くの林道で、駅から徒歩で帰宅する地元の方とすれ違った。お疲れ様です。
いつ見てもいい景色だ。
いつ見てもいい景色だ。
下山後、拾ったカメラを大子警察署まで届けた。面倒なことをしたなと思ったが、届出が出ていたようでカメラは持ち主に戻った。
下山後、拾ったカメラを大子警察署まで届けた。面倒なことをしたなと思ったが、届出が出ていたようでカメラは持ち主に戻った。

装備

備考 雨具、ヘッドランプ、ファーストエイド、タオル、手袋(ゴム引き軍手、商品名タフレッド)、スマホ(GPS+地図)、モバイルバッテリ、水、行動食

感想

不動滝を高巻いたところに「男体山」という標識の出ている急登を発見し、気になっていた。

取り付きからざれて滑りやすい急登だったが、北冨田から見える格好いい湯沢源流の岩稜を縦走することのできるすがすがしいコースだった。何箇所かある岩塔の上に乗れるところが気持ちよかった。

鷹取岩の手前、道間違えで急斜面をクライムダウンしたところでデジカメを拾った。さてどうしたものか。ヤマレコの掲示板に出すか?いろいろ考えた挙句、もっとも原則的に対応するということで交番に届けるにした。

ところが交番などこの辺にはなく、結局大子警察署まで車を走らせることになってしまった。西金から大子市街まではちょっとした距離だ。

どこで拾いましたかとたずねられてやや難儀したが、自分のGPSの軌跡を呼び出して何とか対応することができた。そのときはまだ旧式のスマホだったので反応も遅かったのだ。

幸いにも鷹取岩あたりでデジカメをなくしたという届出が出ていたようだ。後日警察より持ち主に届いたという連絡を頂戴した。面倒でも警察まで運んでよかった。

もうひとつよかったこと、夕方大子から常陸大宮方面へ118号を走らせている途中、、普段とは違う西日を受けて聳立する迫力の男体山と長福山を眺めることができたことだ。運転しながらでは満喫するわけにも行かない。今度はここを徒歩で歩きたいという強い思いに駆られながら、ハンドルを操った。

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