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Yamareco

記録ID: 278013
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ハイキング
奥秩父

茅ヶ岳・金ヶ岳(撤退の巻・克服の巻・少女の巻)

2013年03月16日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:43
距離
9.7km
登り
1,136m
下り
1,121m

コースタイム

6:30深田公園駐車場-(女岩経由)-8:40茅ヶ岳-9:40観音峠分岐-10:00金ヶ岳10:20-10:35観音峠分岐-10:55撤退決断地点-11:05観音峠分岐-11:50茅ヶ岳(昼食)12:40-(尾根道経由)-14:10深田公園駐車場
天候 快晴
深田公園駐車場 -5℃ 無風
茅ヶ岳山頂 10℃ 弱風
金ヶ岳山頂 10℃ 弱風
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■深田公園駐車場
 20台くらい駐車可能。綺麗なトイレ有。ポストあり。
コース状況/
危険箇所等
■深田公園駐車場〜茅ヶ岳
 危険箇所はありません。女岩のコース、尾根道コースともに、完全に春山ですので、気軽に登れます。

■茅ヶ岳〜金ヶ岳 ※要注意
 北側の斜面(3箇所)くらいに氷の箇所があります。他の登山者は、脇のブッシュを上手くつかいながらツボ足でいっていました。私たちは、2箇所で軽アイゼンを装着しました。

■観音峠分岐〜観音峠(曲岳方面)※要注意
 写真でみた感じはそうでもないのですが、急斜面でかつ枯葉の下が凍土になっています。途中で撤退してきました。この時期に観音峠へ向かうのは、とても難しいです。
ストックがないと下れない同僚といっしょに、茅ヶ岳、金ヶ岳、曲岳、黒富士の4つのピークをめざします。でも、その同僚。登山口でストックを家においてきたことに気づく。とりあえず、私のが2本あったので、そのまま出発することにしました。登りは快調です。
2013年03月16日 08:13撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 8:13
ストックがないと下れない同僚といっしょに、茅ヶ岳、金ヶ岳、曲岳、黒富士の4つのピークをめざします。でも、その同僚。登山口でストックを家においてきたことに気づく。とりあえず、私のが2本あったので、そのまま出発することにしました。登りは快調です。
深田久弥先生の終焉地の碑です。奥には金峰山が見えます。
2013年03月16日 08:17撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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深田久弥先生の終焉地の碑です。奥には金峰山が見えます。
富士山が見えてきました。甲府盆地が霞んでいます。1500Mくらいからは、霞がとれて、いい天気です。景色を楽しめそうです。
2013年03月16日 08:28撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 8:28
富士山が見えてきました。甲府盆地が霞んでいます。1500Mくらいからは、霞がとれて、いい天気です。景色を楽しめそうです。
山頂につきました。数えると、21の日本100名山が確認できました。これは、甲斐駒(右)とアサヨ峰(左)
2013年03月16日 08:43撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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山頂につきました。数えると、21の日本100名山が確認できました。これは、甲斐駒(右)とアサヨ峰(左)
ちょっと薄いですが、北アルプスも見えます。
2013年03月16日 08:44撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ちょっと薄いですが、北アルプスも見えます。
瑞牆山。岩岩の山が見えます。
2013年03月16日 08:45撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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瑞牆山。岩岩の山が見えます。
金峰山。とんがった五丈岩が目印です。雪はずいぶんとなくなってきましたね。
2013年03月16日 08:45撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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金峰山。とんがった五丈岩が目印です。雪はずいぶんとなくなってきましたね。
八ケ岳。右から、横岳、赤岳、阿弥陀岳、権現岳。
2013年03月16日 08:46撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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八ケ岳。右から、横岳、赤岳、阿弥陀岳、権現岳。
浅間山(右奥)と四阿山と根子岳(左奥)も見えます。
2013年03月16日 08:49撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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浅間山(右奥)と四阿山と根子岳(左奥)も見えます。
これから向かう金ヶ岳です。南峰と北峰があります。奥は八ケ岳。
2013年03月16日 08:42撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 8:42
これから向かう金ヶ岳です。南峰と北峰があります。奥は八ケ岳。
金ヶ岳のあと向かう予定の、曲岳(左中央)と黒富士(右中央)です。いずれも山梨100名山です。
2013年03月16日 08:48撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 8:48
金ヶ岳のあと向かう予定の、曲岳(左中央)と黒富士(右中央)です。いずれも山梨100名山です。
茅ヶ岳を出発して、石洞につきました。
2013年03月16日 09:19撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 9:19
茅ヶ岳を出発して、石洞につきました。
いい青空です。金ヶ岳までは、アップダウンがたくさんあります。
2013年03月16日 09:25撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 9:25
いい青空です。金ヶ岳までは、アップダウンがたくさんあります。
振り返って、茅ヶ岳と富士山。絵になりますね。
2013年03月16日 09:34撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 9:34
振り返って、茅ヶ岳と富士山。絵になりますね。
茅ヶ岳から金ヶ岳の間には、凍結箇所が3か所ありました。私たちは軽アイゼンで対応しました。ツボ足のままで、脇をいっている登山者もいました。
2013年03月16日 09:51撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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茅ヶ岳から金ヶ岳の間には、凍結箇所が3か所ありました。私たちは軽アイゼンで対応しました。ツボ足のままで、脇をいっている登山者もいました。
金ヶ岳山頂(北峰)に到着です。茅ヶ岳ほど、たくさんの山をみることはできませんが、いい景色です。
2013年03月16日 10:04撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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金ヶ岳山頂(北峰)に到着です。茅ヶ岳ほど、たくさんの山をみることはできませんが、いい景色です。
右から悪沢岳、赤石岳、聖岳。
2013年03月16日 10:15撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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右から悪沢岳、赤石岳、聖岳。
金ヶ岳からみる富士山はこんな感じです。松を構図にいれることができます。
2013年03月16日 10:16撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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金ヶ岳からみる富士山はこんな感じです。松を構図にいれることができます。
金ヶ岳のいいところは甲斐駒と鳳凰三山をどこよりも近くでみれるところでしょうか。
2013年03月16日 10:16撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 10:16
金ヶ岳のいいところは甲斐駒と鳳凰三山をどこよりも近くでみれるところでしょうか。
金ヶ岳から引き返し、観音峠への分岐に来ました。これから曲岳と黒富士をめざします。
2013年03月16日 10:35撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 10:35
金ヶ岳から引き返し、観音峠への分岐に来ました。これから曲岳と黒富士をめざします。
写真ではわかりにくいのですが、枯葉の下がスケートリンクのように凍土になっています。何度もずり落ちました。
2013年03月16日 10:41撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 10:41
写真ではわかりにくいのですが、枯葉の下がスケートリンクのように凍土になっています。何度もずり落ちました。
表面の氷の箇所も増えてきました。この場所で、撤退を決意。急坂を再び、登り返します。
2013年03月16日 10:54撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 10:54
表面の氷の箇所も増えてきました。この場所で、撤退を決意。急坂を再び、登り返します。
ちなみに、観音峠への分岐には、このような看板があります。皆様、お気をつけください。
2013年03月16日 11:05撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 11:05
ちなみに、観音峠への分岐には、このような看板があります。皆様、お気をつけください。
敗北感に苛まれつつ、再び、石洞に帰ってきました。この門を再び逆からくぐることになろうとは・・・
2013年03月16日 11:28撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 11:28
敗北感に苛まれつつ、再び、石洞に帰ってきました。この門を再び逆からくぐることになろうとは・・・
本当は曲岳で昼食予定でしたが、茅ヶ岳山頂で食事にします。regさんお手製のトマトパスタ。おいしかったです。レシピは下の記録を!
2013年03月16日 12:04撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 12:04
本当は曲岳で昼食予定でしたが、茅ヶ岳山頂で食事にします。regさんお手製のトマトパスタ。おいしかったです。レシピは下の記録を!
尾根道経由でくだります。ストックを忘れてしまった同僚は、うまく降りれるでしょうか? む、む。なんかコツをつかんだみたいです。「下りが苦じゃない! 下りが苦じゃない」と叫んでいます。
2013年03月16日 13:31撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 13:31
尾根道経由でくだります。ストックを忘れてしまった同僚は、うまく降りれるでしょうか? む、む。なんかコツをつかんだみたいです。「下りが苦じゃない! 下りが苦じゃない」と叫んでいます。
「うわ〜〜〜。登山って楽しい!」。休憩時にそう叫んだ瞬間のショット。これまでは、楽しくなかったってこと? 完全に下りを克服したようです。
2013年03月16日 13:44撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 13:44
「うわ〜〜〜。登山って楽しい!」。休憩時にそう叫んだ瞬間のショット。これまでは、楽しくなかったってこと? 完全に下りを克服したようです。
さらに登山道を下りていくと、山中に響く鳴き声が。小学校2年生くらいの女の子が、ひとりで泣きながら山を下りて行っています。
2013年03月16日 13:53撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 13:53
さらに登山道を下りていくと、山中に響く鳴き声が。小学校2年生くらいの女の子が、ひとりで泣きながら山を下りて行っています。
泣きじゃくる少女に聞いてみると、両親とお兄ちゃん2人と弟に置いて行かれたとのこと。「おにいちゃんたち(←おじさんよりは好印象か!?)がいるから大丈夫だよ。きっと待っててくれるよ」といいながら、一緒に下っていきました。しばらく歩いていると、少女の家族と合流。よかったね。
2013年03月16日 13:55撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 13:55
泣きじゃくる少女に聞いてみると、両親とお兄ちゃん2人と弟に置いて行かれたとのこと。「おにいちゃんたち(←おじさんよりは好印象か!?)がいるから大丈夫だよ。きっと待っててくれるよ」といいながら、一緒に下っていきました。しばらく歩いていると、少女の家族と合流。よかったね。
駐車場に到着! 撤退の巻、克服の巻、少女の巻。いろいろあった茅ヶ岳と金ヶ岳でした!
2013年03月16日 14:12撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/16 14:12
駐車場に到着! 撤退の巻、克服の巻、少女の巻。いろいろあった茅ヶ岳と金ヶ岳でした!
撮影機器:

感想

■撤退の巻
 茅ヶ岳、金ヶ岳、曲岳、黒富士での周回登山を計画しました。春霞の時期ですが、1500Mクラスの山の上にくると、絶景の山々をみることができました。茅ヶ岳で、たくさんの日本100名山を堪能したあと、金ヶ岳へ。そして、曲岳、黒富士と攻略するために、観音峠をめざしました。
 しかし、ここで苦戦。枯葉の下にある凍土によって、何度もずり落ちました。低木をつかみ、軽アイゼンでしっかりグリップしなければ前にも後にも進めません。やむなく、撤退を決意。曲岳と黒富士はまたの機会ということになりました。

■克服の巻
 下りがめっぽう弱い同僚は、これまでダブルストックで下りをしのいできました。けれどこの日、あろうことかストックを家に忘れるという大きなミス。彼にとっては、遭難に近い状態でしたが、私が二つストックをもっていたので、そのまま出発しました。
 そして、茅ヶ岳からの尾根道経由の帰り。(彼なりの意地でしょう)ストックなしで挑戦した下りに、その瞬間は訪れました。
 「あれ? 下りが苦じゃない」。「つま先で下るんじゃなくて、かかとという感じでいいんだ!」(普通はべた足と表現するところなんでしょうが、彼なりの表現)と見事に「下り克服宣言」。休憩時には、「登山を初めて楽しいと思った!」と歓喜の一言(←これまで何回も一緒にいってるのに楽しくなかったんかい![ツッコミ])。
 まあ、よく考えれば、基本的に山登りは、前半が登りで、後半が下りですからね。彼にとって、後ろの半分がいつもブルーな時間だったのかもしれません。ストック忘れたことが、思わぬ収穫となったようです。撤退の巻を完全に挽回しましたね〜〜

■少女の巻
 山行も終盤にさしかかったとき、泣き叫ぶ声が森の中から聞こえます。猟犬かなにかかなと思っていると、小学校2年生くらいの一人の少女が泣きながら、とぼとぼと下っています。
 「どうしたの?」と聞いても、泣き叫びながら速足で下りていくばかり。怖いおじさんと思われたくないので、二人ともサングラスを外して、「おにいさんがいるから大丈夫だよ」(←本当はおじさんだけど、こっちの方が好印象と思い無理しました[笑])と話しかけてみる。「はぐれちゃったの?」と聞いてみると、泣きながらうなずく少女。「だれときたの? お父さん? お母さん?」と聞くと、「お父さんとお母さんと、大きい兄(ニイ)と小っちゃい兄(ニイ)と、弟」と自分を含め6人で来たことをはっきり答える。
 話ができて少し落ち着いた模様、泣き止んでくる。「大丈夫、きっと待っててくれるよ!」と励ましながら、下っていくと、ほどなくすると少女の家族が立ち止って待っているのを発見。小さい弟さんは、おんぶされていました。
 少女は、お母さんの胸に飛び込んで行きました。ぎゅっと抱きしめられたとき、また再び、大きな声で泣き出しました。ほほえましい瞬間でした。ご両親からお礼をいわれ、私たちは先に駐車場の方に向かいました。
 おんぶの子を含め6人家族で茅ヶ岳に来て、おそらくこの少女が下りでダダをこねたんでしょう。それで両親に「それなら、そこでダダをこねていなさい」か、あるいは「勝手にしなさい!」と言われたんだと思います(あくまで想像ですが)。少女は、まさか本当に自分を置いていかれるとはおもっていなかったのでしょう、途中でさみしくなり一人で泣きながら下りてきたんだと思います。他方で、家族も、残してきた少女が気になって下で待っていた。再会したときに、母親が少女を抱きしめるシーンは、そんな双方の想いが表れていた場面だったと思います。
 少女が再び家族と山を訪れてほしいと願うばかりです。今度は、どこかの山で笑顔の少女に出会いたいです。

トマトソースのパスタ

材料
トマト缶 1
たまねぎ 中1個
チューブにんにく 適当
とうがらし輪切り 適量
塩、こしょう、コンソメ適量

作り方(山では、ガスが2つあると楽です)
1 チューブにんにくから2,3cm絞り出したにんにくと、ととうがらしの輪切りをオリーブオイルで炒めます。炒めるというか、素揚げというか。そのうちとうがらしが焦げて、チューブにんにくがガム状になってくっつきはじめるので、そうなったら、全部取り出します。これで、辛いガーリックオイルのできあがりです。
2 たまねぎを適当に炒め、トマト缶をぶちこんでぐつぐつします。塩、こしょう、コンソメで味付けします。これで、トマトソースのできあがりです。粗熱をとったら、ジップロックのような袋に入れます。ここでできた量の3分の2くらいで、たっぷり2人分です。
3 パスタをゆでます。表示時間より1,2分短い感じです。ゆであがったら、オリーブオイルをからめてジップロックへ。
4 1,2,3を冷蔵庫で保管、次の日に山へ持ち込みます。
5 まずトマトソースを鍋にあけ、少量の水を加えてあたためます。
6 200ccくらいの水にコンソメを適量いれて、沸騰させます。沸騰したら、前日に仕込んだパスタを入れて、温め直します。
7 5,6を合体させます。

パスタは少し伸びる感じになりますが、十分美味しいです。少なくとも、レトルトのものよりはうまいです。山で乾麺からゆでると大変なので、前日にゆでてしまうところがポイントです。

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