猪の鼻ケ岳⇔砥山 〜久々の地味ハイキング〜 [滋賀県 日野町]
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- GPS
- 02:32
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 506m
- 下り
- 490m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険はないが案内標識は皆無で、林道が無数に入り組んでいるために非常に迷いやすい。 手軽なハイキングとしてはオススメ出来ない。 |
写真
感想
12月に入り、毎年ながらこの時期は仕事が多忙な時期で身体がクタクタだ。
いつも通り5時半に起きようとするも、目覚めたのは8時半という。
こんな時間から登れる山はあるのかと思ってたけど、こういう時に県内にやり残している山を取っておいてあるのだ。
その一つが猪の鼻ケ岳だ。
分県ガイドを見る限り地味なイメージは隠せないが、山と高原地図だと稜線が伸びていて歩けるみたいなので行けるところまでは行こうと思い目的地へ行く。
近江ヒルズというゴルフ場の裏の日野ダリア園に繋いでいる県道に車を停めて出発する。
脇に入るといきなり二俣に別れており、右に行くも貯水池の橋で行き止まり。
なので二俣を左に行けば道は続いて行くも、枝分かれが判断を鈍らせスムーズに歩けない。
なぜこんなに迷うかというのは、道標が全くと言っていいほど皆無だからだ。
庭園みたいな明るいところを過ぎた辺りで下山してきたとぼしきお爺さんに会って話をしてみたところ、相当迷うとの事だったし最後まで正規の道を見つける事は出来なかったらしい。
林道はとにかく枝分かれが多く道標もない為に、とりあえず上へ上へと進むルートで歩いていくと、突如重機が通せんぼしていた。
重機をやり過ごし先に進むも完全に行き止まりだったので、いよいよ詰んだ。
仕方なく重機から引き返して50mくらい進んだ所に一本のロープがぶら下がっていた。
その上を見ると赤テープがあったのでこれが正規の道なのだ。ってか分かるかこんなもの!
たった3mほどの林道からの崖だが、ロープ伝いでも意外と手強いもので、登りきったらようやくマトモな登山道にありつく事ができた。
山頂までは僅かな距離だが樹林帯の密度が濃く、登山道をとっても猪の鼻ケ岳の山頂をとっても地味としか言いようがないものだった。
当然展望も無い訳なので、この山が分県ガイド本に載られている事が不思議でならなかった。
気を取り直してこの先の縦走を試みる事にして、下山路とは別にテープが綴られている尾根を歩くも、ここから先は基本的にバリエーションルートなので気を付けたい。
ただ、藪が無いので比較的歩きやすい。
少し正面の展望が開けると三角錐の目立つピークが見えたが、調べてみると砥山という山らしく、時間も遅いので砥山までは行こうと目標を立てて進むと林道に出た。
ここからは林道で楽が出来るが、そこまで長く続くものではなく右に逸れて尾根を登っていくとグイグイ登るようになる。
一度平坦になっては今度は砥山直下を登りきり登頂した。
砥山山頂も樹林に囲まれてはいるが、猪の鼻ケ岳の鬱蒼としたものでは無く、比較的明るめな山頂だったので気持ち良さは比較にならなかった。
小休止を経て下山するも、再び暗い猪の鼻ケ岳に戻る事はしたくないので林道を歩ききる作戦でいく。
猪の鼻ケ岳のバリエーションルートと別れ真っ直ぐ行くと、非常に明るい遊歩道みたくなって、なんと景色も見れる箇所もあるくらいだ。
比較的長い林道歩きだが、今までの道では非常に気持ちよかった。
そしてこの林道を真っ直ぐ歩ききれば、何処にも曲がらずに車の元に辿り着くからビックリだ。
中々踏み入れなかった猪の鼻ケ岳だが、地味なイメージ通りではあったが登山道に難あり過ぎるので、これではあまり人が入らないんではないかと思うところだが、ここはネットの力が発揮するのだろう。
このレポートも参考にしてくれる人がいてくれたら幸いです。
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