エクスカリバーを求めて(稲村ヶ岳)
- GPS
- 06:40
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,309m
- 下り
- 1,304m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
多少の積雪があります。軽アイゼンは必須ではありませんが、あった方が安心かと感じました。 |
写真
感想
じゅんあいさんから、「バリゴヤの頭と大日の宝剣に行きませんか」と声をかけて頂いたのですが、バリゴヤは一般には稲村山頂から往復6時間とか書かれており、もう少し短縮できるかも知れないとは言え、日の短い時期にチャレンジするのは危険ではないかと思い(先日のシャリバテタイムアウト事件がまだ尾を引いています)、今回は宝剣探しだけという緩いプランでご納得頂きました。大阪府の非常事態宣言のため、メンバーは3人になりました。
0630に天川村役場にて集合し、車の台数を減らして母公堂駐車場へ(800円)。先着車は4台だったか? スタート時点では結構肌寒かったですが、20分ほど登ってレイヤリング調節。法力峠を過ぎて登っていくと、そろそろ大日山が見えてきました。今日は早朝の気温も低かったため、霧氷が見られるのではないかと期待していたのですが、どうも風が弱かったためか、霧氷を見ることはできませんでした。足元は、山上辻が近づいてくると次第に霜、そして雪が目立つようになります。ただ、滑りやすいほどではありません。私は山上辻でチェーンスパイクを履きましたが、おふたりはノーアイゼンで最後まで歩き通されました。もちろん、山上辻から大日のコルの間、山上辻からレンゲ辻の間などには若干凍結している箇所があり、注意は欠かせません。
山上辻を過ぎると、陽光が気持ちよく差し込みます。大日のコルからはまず宝剣を探しましょうと歩を進めましたが、「この辺だろう」という場所はわかったものの、ネットに書いてあった黄色いテープが見当たらなかったので、ひとまず山頂へ。この時刻でも一片の雲もなく、大峰の諸峰をパノラマで楽しむことができました。その後、もう一度宝剣探しへ。結局、さっき怪しいと思ったところが正解で、ここから尾根の方向に入っていくと、途中からは「登山道」と呼んでも問題ないくらいのはっきりした道が。これを辿ると、念願の宝剣が待っていました。ただ、開けた方に向いているのは裏で、表面は狭い側です。なお、私はベストルートより南から入ってしまったので、「帰りのルート」を参考にして下さい。
今日最大の目標をクリアし、帰途につきますが、山上辻からはレンゲ辻に回りました(じゅんあいさんのリクエスト)。最初は尾根の南側を通るので雪はありませんが、途中から北側に回り込むと、結構雪が増えました。私はスパイクを山上辻で脱いでいたので、この辺は一歩一歩注意して歩きました。
レンゲ辻からは、10月に続いてレンゲ谷を下ります。最初は急斜面で、途中から谷筋になるのですが、前回よりまともな道が歩けたような気がします。私も確固な自信はありませんが、なるべく北側(山上ヶ岳側)を歩いた方がいいかも知れません(もちろん、テープや石積みにも注意)。林道終点からは舗装林道を長々歩き、ごろごろ水を汲んで帰路に。バリゴヤの頭は5-6月にチャレンジしたいと心に誓いました。
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