最高の雨山と、危険な高城山、滑る燈明ヶ岳、そして犬鳴温泉

2020年12月14日(月) [日帰り]

• GPS: 07:52
• 距離: 13.8km
• 登り: 1,195m
• 下り: 1,123m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:30
• 休憩: 1:13
• 合計: 7:43

距離 13.8km 登り 1,205m 下り 1,135m

8:27 スタート地点
9:05 9:28 雨山
9:53 小屋谷分岐（雨山）
11:06 11:07 松尾山
12:05 12:28 高城山
13:17 13:32 行者の滝
14:16 経塚権現山
14:31 14:38 燈明ヶ岳
14:46 14:50 経塚権現山
15:25 行者の滝
16:10 犬鳴山バス停

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

日根野駅から土丸バス停南海ウイングバス南部でへ10分ほど
犬鳴温泉バス停から熊取駅まで30分弱

コース状況／危険箇所等

雨山〜熊取斎場は、整備が行き届いて歩きやすい道です。
熊取斎場〜高城山は、登り口がわかりにくいのと、草木で道を見失いやすく注意が必要です。
高城山〜七宝滝寺は、道が大荒れで危険です。
大量の倒木をくぐったり超える必要があり、特に地面が緩んでいるときや風が強い時は通らない方が賢明です。
また最後の砂防ダム周辺では降りる道がわかりにくいので、GPSが必須です。
七宝滝寺〜燈明ヶ岳は、とにかく急な坂が続くので、枯れ葉が多い季節の下りはゆっくり慎重に歩く必要があります。
また途中の分岐は東側を歩くと道が不明瞭で迷う危険があるので、経塚権現山がある西側を歩くのが良いと思います。

その他周辺情報

トイレは土丸バス停近くの公園、七宝滝寺、犬鳴山バス停にあります。
犬鳴山バス停は、日帰り入浴可能な温泉が何カ所かありました。
自販機は、土丸バス停と犬鳴山バス停にあります。
七宝滝寺周辺にはカフェやビアガーデンがありました。

写真

12/14 8:19

土丸バス停からスタートします
目の前のコンクリート道を右に進みます

12/14 8:20

12/14 8:20

12/14 8:21

12/14 8:21

すぐに登山道の看板登場

12/14 8:24

ちょっと進むと公園にトイレがあります

12/14 8:30

広い道を歩きますが、

12/14 8:32

今日は岩稜地帯を歩きたいので、すぐに左の道へ曲がります

12/14 8:35

ここから尾根に上るまで坂道が続きます

12/14 8:41

地面が石つぶてだらけになってきました

12/14 8:42

ちょっと登っただけで、景色が開けてきます

12/14 8:43

いい感じの岩稜歩き

12/14 8:44

見晴らしよし

12/14 8:44

12月中旬になりましたが、緑とオレンジのコントラストが残っています

12/14 8:50

12/14 8:52

12/14 8:53

海の向こうに関西空港が見えました

12/14 8:54

周りの木が低いので、ルンルン気分

12/14 8:56

登って30分も経たずに、この眺めがずっと続く

12/14 8:58

境界？に到着

12/14 8:58

成合からの登山道と合流しました

12/14 8:58

こっちの登山道も眺めがよさそう

12/14 9:00

ここだけちょっと怖かった
なるべく右端を歩きます

12/14 9:03

気が付くと樹林帯

12/14 9:06

12/14 9:07

ぽつんと田園が浮かび上がるのがいいですね

12/14 9:09

井戸跡とありますが、めくってみるとちゃんと水がありました

12/14 9:12

雨山山頂へ到着

12/14 9:12

12/14 9:23

12/14 9:23

立派な休憩小屋完備

12/14 9:24

関空の向こうは淡路島かな

12/14 9:27

12/14 9:28

コースを周回すると行ける展望台
今日は行かないけど、子連れならありかなー

12/14 9:31

下りも眺めがいい

12/14 9:44

これから歩く道が白くわかります

12/14 9:51

こんな楽しい道久しぶりだ

12/14 9:52

一応分岐も頂上らしい

12/14 9:53

永楽池に降りていきます

12/14 9:55

12/14 9:58

さっきよりも展望台が近づいてきた

12/14 10:03

おぉ、まだまだ赤いぞ

12/14 10:05

ぐいぐい降りていきます

12/14 10:17

階段が終わると、東ハイキングコースに変わります

12/14 10:19

ちょっとだけ車道を歩くみたい

12/14 10:24

ここでハイキングコースとはお別れ、斎場に向かって車道を歩きます

12/14 10:26

高城山へのとっかかりがわかりにくい
ここのコンクリートと土の境目をよじ登ります
最初、斎場を通り抜けるのかと思って、焦りました

12/14 10:27

見下ろすとこんな感じ

12/14 10:28

登ってしまえば、いい感じの山道に変わります
そう、最初だけは…

12/14 10:40

ずっと登り坂基調

12/14 10:50

えーっと、道はどこかな…
こうなるとコンパスと地面の隙間を見比べることになります
でも、かきわければ歩きにくいことはありません
この後に比べれば…

12/14 11:05

ときどきこの看板が現れるので、安心します

12/14 11:07

途中のピークに名前が付いていました
松尾山

12/14 11:16

うーん、やな場所の倒木だなぁ

12/14 11:28

やな倒木だなぁ
道はどこ
尾根が大き目だったので、左から巻いていきました

12/14 11:38

やなとうぼ・・・

12/14 11:45

倒木をよけながら歩くと、急に広いコンクリート道に出てきます

12/14 11:49

でも、油断はできません

12/14 11:52

この辺は、枝がペチペチ顔に当たって痛い

12/14 11:54

もう倒れ方に悪意しか感じない
でも、超えれないことは無い感じ

12/14 11:55

時々、今までが嘘のように歩きやすくなる

12/14 11:56

倒木とともに、高城山分岐に到着
このまま直進します

12/14 12:03

12/14 12:07

12/14 12:08

なんとか高城山へ到着
超えた倒木は10数か所

12/14 12:08

とりあえずこの山頂広場でランチタイム

12/14 12:25

護摩行でもするんかしら

12/14 12:25

12/14 12:34

さっきの分岐に戻り、七宝滝寺へ降りていきます
ちなみにここは倒木で通せんぼされてますが、すぐ右に抜け道がありました

12/14 12:36

のっけからこんな感じです

12/14 12:51

渡渉箇所もちょろっとあります

12/14 12:59

12/14 12:59

邪魔な木を切った跡がありますが、数が多すぎて断念した様子
またいだりくぐったり

12/14 13:02

ここは横に大きくよけたかなぁ

12/14 13:02

その先に、右にも左にも避けられない倒木
これを見たときは引き返そうかなぁと思いました
近づくと、ギリギリ左に通れるスペース
危ないので、何も触らず一気に抜ける

12/14 13:03

まだまだ続く

12/14 13:08

あ、終わったと思った瞬間
この先は崖です
砂防ダムの右側をよく見ると、ふみ跡があるので、そこを登ると登山道に復帰できます
たぶん、道が崩壊する前はこんな砂防ダムの中を歩く必要はなかったんでしょうが

12/14 13:10

最後の難関
荷物を放り投げて、乗り越えたかな

12/14 13:11

もう、通行止めでいいと思う

12/14 13:11

ハイキングとは言えないコースでした

12/14 13:13

ここで近畿自然歩道と合流

12/14 13:14

コンクリートの階段を降りていきます

12/14 13:16

普段はコンクリートの階段は好きじゃないですが、今日だけは歩きやすさに感動

12/14 13:21

階段を降りると不動明王がお出迎えしてくれました

12/14 13:27

霊験あらたかな滝です

12/14 13:35

燈明ヶ岳はどっから登るんかと探してたら、さっきの不動明王のすぐ右奥に登山口を発見

12/14 13:36

結構急な坂が続きます
序盤はトラロープが張り巡らされていました

12/14 13:53

こっちからも山頂へいけますが、なんかダメそうなので直進

12/14 14:06

途中の分岐で登りは東、帰りは西を選ぶことにしました

12/14 14:10

東コースは急な物の、なんとかピークへ到着

12/14 14:17

12/14 14:17

経塚権現山へ到着

12/14 14:30

さらに下って登ってを2回ほどすると、燈明ヶ岳へ到着しました

12/14 14:31

割と広めの山頂です
この先をいけばお寺に戻らずバス停に降りれるようですが、万一道が荒れてて引き返す羽目になったら、ヘッドライトでさっきの急な道を降りることになるので、一旦お寺へ戻ることにします
12月はあっという間に暗くなりますもんね

12/14 14:32

天狗岳魔王尊
魔王だけど、三等身でなんだかかわいい

12/14 14:44

そして帰りは経塚権現山をショートカットする西コースへ

12/14 14:52

こっちは道が荒れていて、急な斜度に対応するのが大変でした
しかも木を避けたりすると、アッという間に方角がわからなくなって、あらぬ方向に向かいそうになります
方角の修正をしようと思っても、急な斜面がそれを遮ります
急がば回れで、経塚権現山を通ったほうが安全です

12/14 15:14

下界が近づくと斜度が急になって、落ち葉がツルツル滑るので、ときどきトラロープをつかんでしまうんですが、固定するピンが抜けて飛んできそうで怖い

12/14 15:21

割とヘロヘロになってお寺に戻りました

12/14 15:26

ケガなく降りれて、ありがとうございました
（倒木に脛をぶつけて飛びあがったけど…）

12/14 15:34

ここからバス停までの道のりは見どころ一杯

12/14 15:36

ほほう、これが犬鳴山の由来ですか
まんが日本昔ばなしに出てきてもおかしくない

12/14 15:36

12/14 15:38

滝行の場所

12/14 15:41

12/14 15:48

総門をくぐります

12/14 15:53

12/14 15:55

12/14 16:00

12/14 16:12

温泉街を抜けると立派なバス停がありました

12/14 16:12

日帰り温泉も充実

撮影機器：

Canon PowerShot S120 Canon

感想

Pentium

欲張って大阪50山から、3つ登ることにしました。
雨山はアッという間に視界が開けてご褒美コースが続き、山頂も整備されていてまた来たいと思う山です
一方、高城山は歩く人が少ないのか、倒木が多いことに加えて登山道が不明瞭なところも多く、距離と斜度以上に、疲れる山でした
燈明ヶ岳は眺望も無いのと急な登りが続く山で、修験道の山と呼ぶにふさわしいと思います