記録ID: 280473
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雪山ハイキング
八ヶ岳・蓼科
編笠山・西岳(春と冬。気温差20℃の山行)
2013年03月23日(土) [日帰り]


- GPS
- 06:52
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,326m
- 下り
- 1,342m
コースタイム
9:55富士見高原ゴルフ場駐車場-10:15五叉路分岐-10:25盃流し-13:00編笠山山頂13:25-13:40青年小屋-14:40西岳山頂15:05-16:45不動清水-17:10富士見高原ゴルフ場駐車場
天候 | 曇り時々晴れ ■富士見高原ゴルフ場駐車場 10℃ 無風 ■編笠山山頂 -10℃ 強風 ■西岳山頂 0℃ 微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■駐車場〜編笠山 ※要注意 春から冬の山へと次々に変化していきます。盃流しを過ぎたあたりまでは、ぽかぽか陽気の春のピクニックです。標高1800Mくらいから残雪が見え始め、山腹の急登が始まる辺りからは、アイゼンなしでは登れなくなってきます。できれば、10本歯以上がいいとおもいます。標高2200Mくらいからは、今度は雪が多くなりますが、締まっているのでアイゼンであるけます。森林限界からは、岩だけとなり、アイゼンを外さなければいけなくなります。わかん、スノーシューは不要です。ピッケルはもっていきましたが、使用しませんでした。ストックで対応できます。リボンはたくさんありますので、迷うことはありません。 ■編笠山〜青年小屋 雪ですが、3シーズンよりも歩きやすい印象です。青年小屋直前の岩を飛び越えていく、「因幡の白ウサギ」がありません。そのため大幅に時間短縮できます。山頂からアイゼンを装着するといいでしょう。危険箇所はありません。 ■青年小屋〜西岳 この区間は、雪が多くなります。わかんやスノーシューが必要なほどではありませんが、私も2度ほど踏み抜きました。できるだけトレースに沿って歩行したほうがいいでしょう。リボンも少ないです。トレースは、正規の登山コースからずれた箇所にありましたが、問題なく西岳に行けます。 ■西岳〜駐車場 山頂から中腹までは、かなり雪が緩んでいて、春雪の状態です。下りはいいですが、登るのは苦戦するかもしれません。アイゼンで対応可能です。途中からは、雪氷がなくなり、春の登山道になります。 ■西か編笠か。どっちから攻略すべきか? 西岳と編笠山の双方を目指す場合、どちらから登るか迷うと思います。登山道の雪や氷の状態を考慮すれば、この時期は、今回のルート「編笠山→青年小屋→西岳」が正解だったように思います。ご参考まで。 |
写真
撮影機器:
感想
■寝坊から急きょ編笠へ
乗鞍を予定していたのですが、寝坊して出発がおくれたため、近場の編笠山か北横岳に急きょ行先を変更しました。中央道でみると、雲は標高2600M以上を漂い、ギリギリ編笠山が生きているではないですか。ふと奥に目をやると蓼科山、北横岳はガスっていました。これはもう「編笠山しかない!」とおもい、小淵沢ICを下りました。
スタートが遅いので、とにかく編笠山に登ってみて、西岳までいけるかどうか判断しようとおもいながら歩きました。ほぼ計画通りのタイムで登れたので、西岳を回って降りることができました。
■春から冬そして春
駐車場は10℃。登山道の最初はぽかぽか陽気のハイキングでしたが、徐々に高度が上がるにつれて、冬山になってきました。急登箇所からは、氷の坂道、そして2000Mを超えたあたりからは、雪が多くなってきました。森林限界からは岩場。編笠山山頂についたときには、マイナス10℃でしかも強風。下とは別世界でした。西岳までの登山道は、さらに雪が多くなりました。ところが、西岳からの下りの前半では、雪も緩み、春雪を滑り降りる感じに。西岳の下り後半は、再び春のハイキングとなしました。温度差20度の春と冬を楽しめた山行でした。
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先週の土曜日、西岳から編笠に行きました♪
どこかですれ違っていたと思います
モンベルの軽アイゼンですが、先々週末(編笠〜西岳)は逆コースで登りましたが、編笠の頂上で主人が”軽アイゼン、なくしたのですが、ありませんでしたか”と聞かれました。
おそらく、彼の軽アイゼンかと思います。
山レコ、見てるといいのですが・・・
無事に下山されたことと思います
確かにstefanieさんたちと、西岳から青年小屋の間の雪道ですれ違いましたね。一見して素敵なカップルで、しかも青年小屋から唯一であった登山者だったので良く覚えています。
14時頃で遅かったので、まさかとおもいつつ、私から「今から編笠ですか?」と話かけました。その時には、確かstefanieさんが「いいえ、青年小屋です!」と答えられたと記憶しています。
でも、ヤマレコ拝見しました。あの時間から結局「今から編笠」になってしまったんですね。お疲れ様でした。
アイゼンは先々週からあったんですね。編笠のあの氷の急坂を軽アイゼン一つでは降りれないと思い、山頂にいらした登山者に「アイゼン落としませんでしたか?」と声をかけて周りました。すると誰も該当者はいませんでした。その後、ずっと心配だったのでstefanieさんのコメントで少し救われました。ありがとうございました。
ちなみに、持ち主さんが再度捜索される場合は、森林限界に一番近い「がんばって」看板の横の岩に引っ掛けてあります。安いアイゼンだから、買った方が早いかな? でもかなり使いこんであったので、愛着あるかと思い、余計なこととはおもいつつ、わかる所においておきました。このコメントみてくれるといいけど。
思い出しました(^-^)V
赤いアウター(良い色ですね)でNorth Faceのザックを背負っていた方ですね?
トータル的に、とても素敵な姿でしたので、しっかり印象に残っていますd(^0^)b グッ!
お会いした時はまさか、まさか、その後編笠に登って日帰りで帰るとは考えもしませんでした
また、どこかの山域
すごい記憶力ですね。お恥ずかしながら赤いアウターの者です。
すれ違いざまにファッションもチェックされているかと思うと、気が抜けませんね(笑)。頑張ろっと!
山行記録を拝見していると、stefanieさんは八ヶ岳が多いですね。私もよく出かけますし、大好きです。山でお会いできるといいですね! その時は「今から編笠ですか?」とお聞きしますね(笑)
これからもご夫婦で素敵な山行をお楽しみください!
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