ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 280539
全員に公開
講習/トレーニング
八ヶ岳・蓼科

阿弥陀岳 北稜

2013年03月25日(月) [日帰り]
 - 拍手
mount-fine その他2人
GPS
--:--
距離
12.9km
登り
1,152m
下り
1,148m

コースタイム

4:22 美濃戸(赤岳山荘駐車場)
6:19 赤岳鉱泉
7:09 行者小屋/7:55 出発
8:50 北稜JP
9:13 第一岩峰取付
12:28 阿弥陀岳山頂
14:31 行者小屋
15:22 赤岳鉱泉
16:32 美濃戸(赤岳山荘駐車場)
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
※ルート図の、行者小屋〜阿弥陀岳山頂〜行者小屋の区間は不正確です。
夜明け前に美濃戸をスタート。
夜明け前に美濃戸をスタート。
なだらかで整備された北沢を行く。
なだらかで整備された北沢を行く。
赤岳鉱泉のアイスキャンディー。
1
赤岳鉱泉のアイスキャンディー。
赤岳鉱泉前を通過する。
赤岳鉱泉前を通過する。
横岳西面。予想以上に雪が少ない。
1
横岳西面。予想以上に雪が少ない。
行者小屋のテント場。平日のためか閑散としている。
行者小屋のテント場。平日のためか閑散としている。
目指す阿弥陀岳(北稜は左側の岩峰)。
目指す阿弥陀岳(北稜は左側の岩峰)。
行者小屋前で登攀準備。リーダーのザックをデポし、荷物をアタックザック1つにまとめる。
行者小屋前で登攀準備。リーダーのザックをデポし、荷物をアタックザック1つにまとめる。
赤岳の雪もだいぶなくなっているようだ。
赤岳の雪もだいぶなくなっているようだ。
中岳沢を詰めていく。先日の下見ではこのへんから右側の樹林帯に入っていったはずだが、今回はさらに上まで登ってしまった。
中岳沢を詰めていく。先日の下見ではこのへんから右側の樹林帯に入っていったはずだが、今回はさらに上まで登ってしまった。
ジャンクションピーク付近から見た赤岳、中岳。
ジャンクションピーク付近から見た赤岳、中岳。
西には長大な北アルプスが連なる。
西には長大な北アルプスが連なる。
硫黄岳、横岳。硫黄岳もあんなに雪が少ないとは。
硫黄岳、横岳。硫黄岳もあんなに雪が少ないとは。
岩峰へ向かうリーダー。
岩峰へ向かうリーダー。
第一岩峰取付。正面からではなく、少し左に回ったところから登攀する。
1
第一岩峰取付。正面からではなく、少し左に回ったところから登攀する。
ロープを伸ばすリーダー。ここで後続のパーティーに先に行ってもらうため、長時間待つことになった。
1
ロープを伸ばすリーダー。ここで後続のパーティーに先に行ってもらうため、長時間待つことになった。
潅木で確保するリーダー(ちょっと雪庇に近づきすぎ?)とI塾長。ナイフリッジの手前から撮影。
2
潅木で確保するリーダー(ちょっと雪庇に近づきすぎ?)とI塾長。ナイフリッジの手前から撮影。
ナイフリッジを振り返る。地面が露出していて、高度感もなくあっさり通過。
3
ナイフリッジを振り返る。地面が露出していて、高度感もなくあっさり通過。
北西稜。北稜よりはるかに難しそう。
北西稜。北稜よりはるかに難しそう。
阿弥陀岳山頂に到着。妙に嬉しそうな私と冷静なリーダー。
4
阿弥陀岳山頂に到着。妙に嬉しそうな私と冷静なリーダー。
硫黄岳、横岳。
権現岳、編笠岳。
権現岳、編笠岳。
時折、雲の切れ間から南アルプスが姿を見せる。
時折、雲の切れ間から南アルプスが姿を見せる。
中岳のコルへ下る。急な雪壁は一部が氷化していてアイゼンやアックスが刺さりにくく、先日の下見より3倍は長く感じた。
中岳のコルへ下る。急な雪壁は一部が氷化していてアイゼンやアックスが刺さりにくく、先日の下見より3倍は長く感じた。
中岳のコルで、簡易的な方法の雪崩講習。
中岳のコルで、簡易的な方法の雪崩講習。
この後、上からバンバンと叩くと雪の柱が水平に真っ二つ! しかし正直、素人には雪崩の判断は難しいと思った。
この後、上からバンバンと叩くと雪の柱が水平に真っ二つ! しかし正直、素人には雪崩の判断は難しいと思った。
中岳沢を下る。途中の雪面にはクラックが。
中岳沢を下る。途中の雪面にはクラックが。
行者小屋に戻ってきた。
1
行者小屋に戻ってきた。
再び赤岳鉱泉を経て北沢へ。
1
再び赤岳鉱泉を経て北沢へ。
美濃戸山荘もひっそり。間もなく美濃戸の駐車場に無事帰着。
美濃戸山荘もひっそり。間もなく美濃戸の駐車場に無事帰着。

感想

■ いつもクライミングの講習でお世話になっているI塾の、アルパインリード講習に参加した。といっても自分はまだリードの受講条件を満たしていないので、リードはすべてTZさん。

■ 思えば、TZさんが公募していた講習に申し込んだのは昨年12月。それ以来、荷物について相談したり、北稜の巻き道で下見をしたり、トレーニングで北アルプスへ・・・のはずが荒天予報で転進して日向山でハイキングしたり(笑)、とにかく長い間北稜のことが頭にあった。

■ ようやく迎えた本番。八ヶ岳山荘の仮眠室で前泊し、I塾長の車で美濃戸まで移動してからスタート。今回はTZさんと私が主体的に行動して、I塾長は適宜アドバイスをしていただくという黒子役。

■ この時季にしては暖かく風も穏やかで、かなりの好条件に恵まれた。長時間ビレイしていてもさほど寒さを感じなかったが、もしこれがもっと気温が低くて風雪にさらされたらはるかに大変だっただろうなあ・・・と想像はできた。足の指など凍傷になっていたに違いない。

 やっぱり自然が相手のアルパイン・クライミングは非常に厳しそうだ。スポーツというより命がけの行為だ。その世界にどこまで踏み込めるのか・踏み込みたいのか今はよくわからないが、厳しいからこそ挑戦しがいもある。まずは山も岩も、もっとスキルアップしなければ。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1880人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら