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記録ID: 281636
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ハイキング
奥秩父

作場平橋〜白沢峠〜倉掛山 往復

2013年03月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:20
距離
21.7km
登り
1,150m
下り
1,148m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

作場平橋(9:10)−一休坂分岐(9:35)−ヤブ沢(9:45〜50)−ヤブ沢峠(10:15〜20)−鳥小屋分岐点(10:50〜55)−白沢峠(12:10)−倉掛山(12:45〜13:35)−白沢峠(14:10)−鳥小屋分岐点(15:05〜15)−ヤブ沢峠(15:35)−ヤブ沢(16:00)−一休坂分岐(16:10)−作場平橋(16:25)−
天候 曇り ガス
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央道勝沼ICから塩山フルーツライン〜国道411号経由で登山口の一之瀬高原の作場平橋へ
コース状況/
危険箇所等
特に危険な場所はない
ヤブ沢峠から倉掛山の間は道標は少ないが、登山道は明瞭で迷うような場所はない。
出だしから幻想的な雰囲気
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出だしから幻想的な雰囲気
苔のオブジェ
一休坂分岐
左手に道を取りヤブ沢峠へ
一休坂分岐
左手に道を取りヤブ沢峠へ
何度か沢を渡る
ヤブ沢
東京都水道局の巡視路と交差
ヤブ沢
東京都水道局の巡視路と交差
雪が現れる
ヤブ沢峠
鳥小屋分岐点までは軽四も走れる林道
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鳥小屋分岐点までは軽四も走れる林道
鹿の仕業か?
鳥小屋分岐点
倉掛山は右の道を進む
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鳥小屋分岐点
倉掛山は右の道を進む
分岐点の標識
途中にはかなり年代物のトラック
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途中にはかなり年代物のトラック
途中ガスが切れ石保戸山方面が見える
途中ガスが切れ石保戸山方面が見える
こけた道標
有名なトラック
荷台からブナの幹が伸びている。
トラックの形状からして昭和20〜30年代??
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有名なトラック
荷台からブナの幹が伸びている。
トラックの形状からして昭和20〜30年代??
朽ちても存在感ありあり
老兵死なず!!
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朽ちても存在感ありあり
老兵死なず!!
稜線の破線ルートはガレ場の縁を進む
ガスでよく見えないけど、下は一気に切れ落ちている
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稜線の破線ルートはガレ場の縁を進む
ガスでよく見えないけど、下は一気に切れ落ちている
破線ルートはずっとヤブ漕ぎ
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破線ルートはずっとヤブ漕ぎ
倉掛山へは防火帯の急登が続く
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倉掛山へは防火帯の急登が続く
せっかく登っても下り
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せっかく登っても下り
またまた急登
倉掛山三角点
壊れかけた山頂標識
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壊れかけた山頂標識
柳沢峠方面はガスの中
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柳沢峠方面はガスの中
笠取林道から倉掛山への取り付きポイント
笠取林道から倉掛山への取り付きポイント
登山口に戻るとすでに皆さん下山したようで
登山口に戻るとすでに皆さん下山したようで
我が家のBMWが一人寂しく待っていた
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我が家のBMWが一人寂しく待っていた

感想

3月30日土曜日の山梨県は晴れ時々曇りの予報。
ということで大月から百蔵山〜扇山〜権現山の郡内三山を巡る登山を計画。
ロングコースとなるのでスタート地点の大月駅を早く発つため午前2時に起床、3時に出立して中央道へ。
ところが小仏トンネルを超えたあたりから霧雨となり談合坂SAでも雨はやむ気配はない。
談合坂で7時まで粘ってみるものの状況に変化なし。
改めて携帯で天気予報を確認すると、郡内よりも甲府盆地の方が天気はいいようなので郡内三山の登山はあきらめ勝沼へ向かう。
笹子トンネルを抜けると曇天ではあるが、雨が降る様子はない。
さてどこに登るか迷ったものの、今回は山と高原地図の『高尾・陣馬』しか持参しておらず、土地勘のある一之瀬高原へ向かうことに。

塩山フルーツラインから国道411号で柳沢峠を越えて一之瀬高原の作場平橋へ。登山口には車が6台駐車中。ガスはかかっているが雨は降っていない。
これから水干まで向かうというご夫婦とお話しした後、笠取ではなく白沢峠から倉掛山に向かうことに。
去年1月に柳沢峠から倉掛山までは歩いているので、ここから倉掛山まで歩けば一之瀬と柳沢峠の線がつながることになる。

カラマツとヒノキの樹林帯を進み、一休坂で笠取小屋への道を分ける。
沢を何度か渡り緩やかな登りを進むとヤブ沢峠。
ここまでは東京都水道局が多摩川源流の道として整備しており歩きやすい。
ヤブ沢峠はT字路になっており左折する。
この道は一ノ瀬高橋からの奥山作業道につながっており、林業作業などの軽トラックが利用しているようで轍が残っている。

ヤブ沢峠から30分ほどで鳥小屋分岐点。
道は二手に分かれるが、左手は奥山作業道へと続き、右手が白沢峠から倉掛山への道。
こちらもかつては林道として使われていたようだが、いまは車両通行止めとなっている。
道は稜線の東側斜面を巻くように緩やかに下り続ける。
斉木峠の先で放置された年代物のトラックの残骸が残っている。
ガスのため展望が利かず変りばえのない風景の中、分岐点から1時間ほどで白沢峠に到着。
峠は防火帯のため切り開かれ広場のようになっている。
広場の中心には有名なトラックの残骸。
トラックの形状から戦後間もなくから少なくとも昭和30年代に放置されたものと思われ、トラックの荷台部分から伸びたブナの幹が時間の経過を物語っている。

峠からすぐに巻き道と稜線上の道に分かれるが、ここは稜線上の道へ。
山と高原地図では破線になっているルートだ。
スズタケの中をヤブ漕ぎしながら急登するが、右側はガレており足元から一気に切れ落ちている。
峠から標高100メートルほど登ったところで防火帯に出る。
巻き道を進んでもここに出られるようで、ヤブ漕ぎの分だけ余計な労力を使ってしまった。
防火帯の道は解放感はあるが直登が続くのでこれはこれできつい。
鹿の糞がそこここに散らばっており、まるで若草山の様相だ。
さすがに息があがりそうになったところでようやく倉掛山頂に到着。
1年2か月ぶりの倉掛山だがガスのため視界は利かず、時折北側の雲間から広瀬湖が望める程度。

山頂で1時間弱休憩、食事をとった後は往路を戻る。
帰りは破線ルートは避け巻き道へと下る。
バイクの轟音が響くが笠取林道をモトクロスで走行するアホの6人組。
よく見るといい年こいたおっさんばかり。
水源地域は2輪禁止で彼らもそれを承知で走っているようだ。
いい大人が恥ずかしい。崖から落ちてしまえ!!

時間とともに、ガスが濃くなり自然とピッチは速まる。
白沢峠からヤブ沢峠は復路は登り返しになるが、往路よりも早く歩いてしまった。ヤブ沢峠でついに霧雨が降り始めるが、樹林帯の中なので雨具をつけるほどでもない。
それでも登山口まで半分駆けるように戻った。

下山後は国道411号で柳沢峠を下り国道20号で予約してあった御坂のホテルに向かう。
翌日も天候が許せば登山するつもりだったが予報が悪いので中止。
早々に自宅に戻り、黄砂などで汚れていたBMWをきれいに洗車した。

今回は急きょ予定を変更しての山歩きだったけど、往復で20キロ以上歩くことができたし、終始ガスに包まれ幻想的な雰囲気を味わうことができたのはそれはそれで満足だった。
これで柳沢峠と一之瀬高原がつながり、線を結ぶという面でも意味のある山行になった。

3月は土日祝日すべて山に行けば11回の山行が可能だったが、最後の2週が土曜日だけとなり9回で終わってしまった。
4月も土日祝日はすべて登りたいが、次の週末の予報は雨??
何とか月間二桁回数登山をやってみたいのだがどうなることやら。

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コメント

match1128さんはじめまして!
M6カッコイイですね〜

自分も山に似つかわしくない相棒を無理やりダートに連れ出しています。
いつもひとり寂しく長時間待たせているのでかわいそうなのですが・・・。

下山後相棒を見るとなごみますよね

次回の山行も楽しみにしてます
2013/4/1 22:02
souldoctorさん、コメントありがとうございます
今回も落石と段差で数回ガリガリやっちゃいましたが行けるところまでクーペで行こうと思っています。
2013/4/2 12:12
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