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Yamareco

記録ID: 2817444
全員に公開
ハイキング
奥秩父

観音山 龍神山

2020年12月26日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:54
距離
7.7km
登り
521m
下り
512m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:23
休憩
0:32
合計
3:55
6:39
37
スタート地点
7:16
7:31
75
8:46
8:59
41
9:40
9:44
50
10:34
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
小鹿野町公民館三田川分館に駐めさせていただきました。
コース状況/
危険箇所等
時計回りに周回です。

ハイキングコースではありませんが、道形などもあり歩きやすいです。危険箇所はありません。
下りはロードを歩いています。
その他周辺情報 赤谷温泉 小鹿荘
日帰り入浴600円
小鹿野町公民館三田川分館 栗尾生活改善センター
夜明けと共にスタートです。気温−4℃寒いです。
2020年12月26日 06:40撮影 by  iPhone 12, Apple
4
12/26 6:40
小鹿野町公民館三田川分館 栗尾生活改善センター
夜明けと共にスタートです。気温−4℃寒いです。
八坂神社
中央の石祠には天保三年創建、昭和十四年再建とあます。台石には栗尾耕地中とありました。
2020年12月26日 06:42撮影 by  iPhone 12, Apple
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12/26 6:42
八坂神社
中央の石祠には天保三年創建、昭和十四年再建とあます。台石には栗尾耕地中とありました。
栗尾集落の鎮守
2020年12月26日 06:47撮影 by  iPhone 12, Apple
5
12/26 6:47
栗尾集落の鎮守
左:王子稲荷神社
右:秩父神社
とあります。
2020年12月26日 06:48撮影 by  iPhone 12, Apple
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12/26 6:48
左:王子稲荷神社
右:秩父神社
とあります。
神社右手にある石祠
舗装された歩道を進みます。
2020年12月26日 06:50撮影 by  iPhone 12, Apple
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12/26 6:50
神社右手にある石祠
舗装された歩道を進みます。
途中には柵で囲われた広場がありました。
おそらく北面にある乗馬関連の広場です。
2020年12月26日 06:53撮影 by  iPhone 12, Apple
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12/26 6:53
途中には柵で囲われた広場がありました。
おそらく北面にある乗馬関連の広場です。
石祠が二基あります。
お狐様があるので、先程の二社の奥之院でしょう。おそらく現役です。
左:無銘65cm
右:無銘62cm
2020年12月26日 06:55撮影 by  iPhone 12, Apple
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12/26 6:55
石祠が二基あります。
お狐様があるので、先程の二社の奥之院でしょう。おそらく現役です。
左:無銘65cm
右:無銘62cm
看板とあずま屋
六つの看板には「小鹿野町農協」と一字ずつありました。下山後麓から確認できました。
2020年12月26日 06:58撮影 by  iPhone 12, Apple
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12/26 6:58
看板とあずま屋
六つの看板には「小鹿野町農協」と一字ずつありました。下山後麓から確認できました。
掘割状の道形
ここまで舗装路でした。
2020年12月26日 06:59撮影 by  iPhone 12, Apple
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12/26 6:59
掘割状の道形
ここまで舗装路でした。
少し進むと、道形から外れたところに石祠がありました。
左:56cm「文化十四天」(1817)願主名もありました。
右:78cm「昭和三十四年四月吉日」「下栗尾耕地中」とあります。
2020年12月26日 07:01撮影 by  iPhone 12, Apple
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12/26 7:01
少し進むと、道形から外れたところに石祠がありました。
左:56cm「文化十四天」(1817)願主名もありました。
右:78cm「昭和三十四年四月吉日」「下栗尾耕地中」とあります。
石祠と道形の先には怪しい平場がありました。
2020年12月26日 07:06撮影 by  iPhone 12, Apple
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12/26 7:06
石祠と道形の先には怪しい平場がありました。
龍神山
無銘石祠(龍神様)60cm
降雹被害碑130cm「明治四十五年五月」「七十八翁 鹿島之尹書」とあります。銘文を要約すると「明治四十四年六月十三日、天が黒雲を起こし、雷雨電光鳴り止まず、百匁(375g)内外の雹を降らせた。雹は十五分間降り続き、青山緑野は全て枯れてしまった。村民は困り果て、龍神を奉り、その神徳を以って後世の災害から救い賜らんと信者一同謹んで申し上げます。」とあります。
2020年12月26日 07:15撮影 by  iPhone 12, Apple
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12/26 7:15
龍神山
無銘石祠(龍神様)60cm
降雹被害碑130cm「明治四十五年五月」「七十八翁 鹿島之尹書」とあります。銘文を要約すると「明治四十四年六月十三日、天が黒雲を起こし、雷雨電光鳴り止まず、百匁(375g)内外の雹を降らせた。雹は十五分間降り続き、青山緑野は全て枯れてしまった。村民は困り果て、龍神を奉り、その神徳を以って後世の災害から救い賜らんと信者一同謹んで申し上げます。」とあります。
龍神山からは樹林越しに両神山(右端)や麓の集落が見えました。
2020年12月26日 07:30撮影 by  iPhone 12, Apple
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12/26 7:30
龍神山からは樹林越しに両神山(右端)や麓の集落が見えました。
・475
こちらの方が標高が高いです。龍神山西峰とでもいえるかも。
2020年12月26日 07:35撮影 by  iPhone 12, Apple
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12/26 7:35
・475
こちらの方が標高が高いです。龍神山西峰とでもいえるかも。
一旦林道を跨ぎます。
2020年12月26日 07:49撮影 by  iPhone 12, Apple
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12/26 7:49
一旦林道を跨ぎます。
熊倉山 秩父御岳山 四阿屋山
2020年12月26日 07:52撮影 by  iPhone 12, Apple
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12/26 7:52
熊倉山 秩父御岳山 四阿屋山
沢山の冬桜が咲いている広場があり、廃車もありました。
2020年12月26日 07:56撮影 by  iPhone 12, Apple
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12/26 7:56
沢山の冬桜が咲いている広場があり、廃車もありました。
・611
ここまでは植林内に掘割状の道形があり、落ち葉ラッセルになっておりました。
2020年12月26日 08:15撮影 by  iPhone 12, Apple
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12/26 8:15
・611
ここまでは植林内に掘割状の道形があり、落ち葉ラッセルになっておりました。
木段の遊歩道を無視して未踏の尾根を歩こうとしたら、トラバース道に進入してしまいました。
ここは右下の崖に半身乗り出すような、落ち葉ザレのトラバース道でした。
2020年12月26日 08:35撮影 by  iPhone 12, Apple
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12/26 8:35
木段の遊歩道を無視して未踏の尾根を歩こうとしたら、トラバース道に進入してしまいました。
ここは右下の崖に半身乗り出すような、落ち葉ザレのトラバース道でした。
観音山 山頂
三角点と山名板のある山頂です。
2020年12月26日 08:46撮影 by  iPhone 12, Apple
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12/26 8:46
観音山 山頂
三角点と山名板のある山頂です。
両神山 毘沙門山 二子山
2020年12月26日 08:48撮影 by  iPhone 12, Apple
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12/26 8:48
両神山 毘沙門山 二子山
和名倉山
2020年12月26日 08:49撮影 by  iPhone 12, Apple
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12/26 8:49
和名倉山
仁王尊採石場跡
観音院にある、黒澤三重郎の仁王像です。
2020年12月26日 09:01撮影 by  iPhone 12, Apple
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12/26 9:01
仁王尊採石場跡
観音院にある、黒澤三重郎の仁王像です。
西秩父桃湖
かなり気になっている御高金山の尾根をじっくりと観察しました。
2020年12月26日 09:10撮影 by  iPhone 12, Apple
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12/26 9:10
西秩父桃湖
かなり気になっている御高金山の尾根をじっくりと観察しました。
廃小屋
2020年12月26日 09:14撮影 by  iPhone 12, Apple
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12/26 9:14
廃小屋
彩の国まごごろ国体 山岳縦走コース(少年男女)と書かれた看板
奥には1m越えの台石のような石がありました。
2020年12月26日 09:16撮影 by  iPhone 12, Apple
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12/26 9:16
彩の国まごごろ国体 山岳縦走コース(少年男女)と書かれた看板
奥には1m越えの台石のような石がありました。
落葉松峠付近の石祠57cm
「弘化三年午十一月吉日」(1846)嶌崎氏の造立です。
屋根材は5m程下にひっくり返っていたので、抱え上げ復旧しました。
2020年12月26日 09:36撮影 by  iPhone 12, Apple
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12/26 9:36
落葉松峠付近の石祠57cm
「弘化三年午十一月吉日」(1846)嶌崎氏の造立です。
屋根材は5m程下にひっくり返っていたので、抱え上げ復旧しました。
落葉松峠
稜線を通して東進したいところですが、後の戦略を考えてロードを下ります。
2020年12月26日 09:40撮影 by  iPhone 12, Apple
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12/26 9:40
落葉松峠
稜線を通して東進したいところですが、後の戦略を考えてロードを下ります。
落葉松峠の林道は荒れていました。
2020年12月26日 09:41撮影 by  iPhone 12, Apple
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12/26 9:41
落葉松峠の林道は荒れていました。
産廃?不法投棄?の広場がありました。
2020年12月26日 09:44撮影 by  iPhone 12, Apple
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12/26 9:44
産廃?不法投棄?の広場がありました。
この辺りの林道は舗装路ですが、藪が凄いです。
2020年12月26日 09:46撮影 by  iPhone 12, Apple
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12/26 9:46
この辺りの林道は舗装路ですが、藪が凄いです。
ロードは復旧作業中の区間もありましたが、徒歩なので通してくれました。
2020年12月26日 10:05撮影 by  iPhone 12, Apple
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12/26 10:05
ロードは復旧作業中の区間もありましたが、徒歩なので通してくれました。
庚申塔60cm
「申三月吉日」「左やまミち」などとあります。
2020年12月26日 10:12撮影 by  iPhone 12, Apple
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12/26 10:12
庚申塔60cm
「申三月吉日」「左やまミち」などとあります。
観音様50cm
日待月待灯籠160cm
2020年12月26日 10:14撮影 by  iPhone 12, Apple
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12/26 10:14
観音様50cm
日待月待灯籠160cm
栗尾集落 路傍の石仏群
こちらは栗尾集落内にあったとされる光全寺という廃寺に由来する石造物ということが判りました。
2020年12月26日 10:29撮影 by  iPhone 12, Apple
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12/26 10:29
栗尾集落 路傍の石仏群
こちらは栗尾集落内にあったとされる光全寺という廃寺に由来する石造物ということが判りました。
龍神山と栗尾集落
2020年12月26日 10:30撮影 by  iPhone 12, Apple
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12/26 10:30
龍神山と栗尾集落
得大勢至尊82cm
「昭和八年酉四月二十三日」盒胸瓩侶立です。
付近のセレモニーホールで地元の方のお話を伺うことができました。ゴールです。
2020年12月26日 10:32撮影 by  iPhone 12, Apple
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12/26 10:32
得大勢至尊82cm
「昭和八年酉四月二十三日」盒胸瓩侶立です。
付近のセレモニーホールで地元の方のお話を伺うことができました。ゴールです。
赤谷温泉 小鹿荘
日帰り入浴600円 11:00〜15:00
オススメ☆
2020年12月26日 11:09撮影 by  iPhone 12, Apple
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12/26 11:09
赤谷温泉 小鹿荘
日帰り入浴600円 11:00〜15:00
オススメ☆

感想

重点的探索エリアとしている小鹿野町界隈ですが、本日は午後から用事があったので、ストックしておいたショートコースの探検へ。

観音山東尾根の末端ピークにある「降雹被害碑」の金石文から、おそらく名のある山に違いないと直感しました。下山後、運良く地元の方のお話を伺うことができ、龍神山という名前があることや金石文と同じ言い伝えがあることが判明しました(登録させていただきました)。

両神山の裾野である小鹿野町界隈は、山岳信仰の痕跡が色濃く残されており、毎回新たな発見があります。

今回も思いがけず、龍神信仰の痕跡を発見することができ、ショートコースながらも大満足の山行となりました。

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