記録ID: 2817444
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ハイキング
奥秩父
観音山 龍神山
2020年12月26日(土) [日帰り]
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体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 03:54
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 521m
- 下り
- 512m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
時計回りに周回です。 ハイキングコースではありませんが、道形などもあり歩きやすいです。危険箇所はありません。 下りはロードを歩いています。 |
その他周辺情報 | 赤谷温泉 小鹿荘 日帰り入浴600円 |
写真
少し進むと、道形から外れたところに石祠がありました。
左:56cm「文化十四天」(1817)願主名もありました。
右:78cm「昭和三十四年四月吉日」「下栗尾耕地中」とあります。
左:56cm「文化十四天」(1817)願主名もありました。
右:78cm「昭和三十四年四月吉日」「下栗尾耕地中」とあります。
龍神山
無銘石祠(龍神様)60cm
降雹被害碑130cm「明治四十五年五月」「七十八翁 鹿島之尹書」とあります。銘文を要約すると「明治四十四年六月十三日、天が黒雲を起こし、雷雨電光鳴り止まず、百匁(375g)内外の雹を降らせた。雹は十五分間降り続き、青山緑野は全て枯れてしまった。村民は困り果て、龍神を奉り、その神徳を以って後世の災害から救い賜らんと信者一同謹んで申し上げます。」とあります。
無銘石祠(龍神様)60cm
降雹被害碑130cm「明治四十五年五月」「七十八翁 鹿島之尹書」とあります。銘文を要約すると「明治四十四年六月十三日、天が黒雲を起こし、雷雨電光鳴り止まず、百匁(375g)内外の雹を降らせた。雹は十五分間降り続き、青山緑野は全て枯れてしまった。村民は困り果て、龍神を奉り、その神徳を以って後世の災害から救い賜らんと信者一同謹んで申し上げます。」とあります。
感想
重点的探索エリアとしている小鹿野町界隈ですが、本日は午後から用事があったので、ストックしておいたショートコースの探検へ。
観音山東尾根の末端ピークにある「降雹被害碑」の金石文から、おそらく名のある山に違いないと直感しました。下山後、運良く地元の方のお話を伺うことができ、龍神山という名前があることや金石文と同じ言い伝えがあることが判明しました(登録させていただきました)。
両神山の裾野である小鹿野町界隈は、山岳信仰の痕跡が色濃く残されており、毎回新たな発見があります。
今回も思いがけず、龍神信仰の痕跡を発見することができ、ショートコースながらも大満足の山行となりました。
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