記録ID: 2926965
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無雪期ピークハント/縦走
奥秩父
毘沙門山(ナイフリッジまで届かず撤退)
2021年02月14日(日) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 08:27
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,471m
- 下り
- 1,414m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
牛首峠から先の尾根筋、毘沙門山前後、長合沢の頭の先の岩場、鞍部南側斜面は危険でした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
グローブ
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
GPS
ファーストエイドキット
保険証
サングラス
タオル
8環
カラビナ
スリング
沢用ピッケル
6mロープ
|
---|
感想
長合沢の頭の先の岩場のナイフリッジを楽しむつもりで出かけたものの、途中の岩尾根の乗り換え点で撤退、残念ながらナイフリッジまで到達できませんでした。一つ手前の岩場はクレパスを越えてなんとか手足が届く距離でしたが、岩尾根乗り換え地点は足場が悪く、距離があったので越えられませんでした。いやはやmさん、よくここを乗り越えられましたねぇ。岩場を戻るのも大変で、あまりの凄さに撤退のショックもさほどなく、鞍部から南側の斜面を降ろうと試みるもこっちの斜面も傾斜が凄すぎて、トラバースも無理。もう半泣き状態😭でした。無理して周回する必要がなかったので、登り返して、反対(長沢)側に降りることにしました。
当初の予定では、桃木平から毘沙門山の稜線に上がって、東に進む計画でした。登りならなんとか稜線まで上がれたかもしれませんが、必死の思いでナイフリッジをクリアしたとして、岩尾根の乗り換えで絶望的な状態になってたかもしれません。考えただけでもゾッ😱とします。
最近、グループで厳しいところを歩かせてもらっていたので、勘違いして😅ちょっと調子に乗っていたようです。初めて歩くところは、十分な事前調査が必要ですね。大いに反省させられる山行でした。
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コメント
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mame302さん、おはようございます。
今回は茅ノ坂峠までは行かず、勇気ある撤退だったのですね。
まぁ、楽しみを少し先延ばししたということで・・・・。
帰りに時間が掛かるようだったら、遠慮なく電話いただければひとっ走りでお迎えに行きますので、次回のリベンジの際には、是非とも事前にお声がけ下さいませ。
送迎担当:bukozan
bukozanさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
大岩は何とか登ったものの、岩尾根の乗り換えは、勇気ある撤退というか、やっぱ、これは無理でしょ 、って感じでした。そもそも普通のハイカーが何も情報なしでここに来たとしたら、瞬殺でスルーして安全そうな尾根の北側を巻く(歩いていないので本当に安全かどうかわかりませんが・・・)ようなところでした。
ここをリベンジするような気になるかどうかわかりませんが、いずれにせよ、ここから茅ノ坂峠までは赤線を繋ぎたいと思っています
mame302さん、こんばんは。
観音山と毘沙門山へ登られるとお聞きし、どうやって周回するのかなと思っておりましたが、まさか牛首峠の尾根でしたか。
核心部の核心部…あそこは現時点で埼玉最恐と思っています。例の「鈍感力=ある程度の危険は危険と思わずにすませる能力」がないと通過は難しいのではないかと思います笑
桃木平の尾根は、ヤマレコでは過去に猛者が下っているようなので、密かに気になっているのですがやはり懸垂ですかね?毘沙門山は南面の毘沙門天探索を計画中なので、また相談させて下さい。
ともあれ、無事下山良かったです。お疲れ様でした!
mさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
>核心部の核心部…あそこは現時点で埼玉最恐と思っています。例の「鈍感力=ある程度の危険は危険と思わずにすませる能力」がないと通過は難しいのではないかと思います笑
充分な経験の伴った鈍感力ならばそう言えるかもしれませんね。
自分の場合は、あの場面・あの高さで先の岩場にほとんど飛び移るしか選択肢がなくなるのは、あそこで後ろから熊に襲われた時だけです
>桃木平の尾根は、ヤマレコでは過去に猛者が下っているようなので、密かに気になっているのですがやはり懸垂ですかね?
あそこまで急勾配だとは思っていなかったので6mロープしか持って行きませんでした。八日見の時の鬼トラバによく似たザレ場の急勾配でした。支点になる樹木の間隔が広いので30mロープがあれば2〜3回の懸垂 で安全地帯に降りられそうに見えました。
mameさん こんばんは
牛首峠の先に大岩を突破されたのですね!自分が下りることができずに撤退した岩だと思います。それに、長合沢の頭の先はとっても危険そうなので、自分も一人ではチャレンジしないようにします。いつかご一緒しましょう。大変、お疲れさまでした。
埼玉のchii
cさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
牛首峠の先の大岩は、突破と言うか、岩根を巻き上がっただけですけどね 。しかも、苦労して上がった先には高速道路のような巡視路があって、あ〜〜あ、って感じでした
長合沢の頭の先の岩場は、何も知らずに歩いていたら、そもそもそこを登ってみようかなど考えもしない所でした。とりあえず、尾根乗り換え地点までは何とか行けますし、一人より二人の方が心強いのは間違いありませんね
こんばんは。
趣味とは余りに釣り合わないリスクなので、撤退の判断は正解だと思います。無理しなくて本当に良かったです。
私がソッチにいた頃に注目して行っていたらと思うとゾッとしますよ。
撤退は初めてでしょうか?だとしたら、撤退の基準ができたという意味でも良かったです。
これからも、安全に楽しく!ですよね。
kinoeさん、おはようございます。
コメントありがとうございます。
基本はビビりなので、聖尾根の岩場やシアン沢から塩地平への取り付きなど、これまでにも何度か撤退していますが、それらと比べてもここは本当にアウトって感じでした。
大岩の登りからして手がかり足掛かりはあるもののほぼ垂直で登った後もルートがある訳でもなく、写真を撮る余裕が全くありませんでした。実際、写真45から撤退して長合沢の頭まで戻った写真48までの間に3枚しか写真がありません。この間、1時間近く辺りをウロウロしているんですけどね
自分は、montblanc55さんの記録の写真44(核心部1)で撤退しました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2746657.html
ここの岩尾根の乗り換えで三点支持が確保できるところが見つけられませんでした。摩擦の良く効く、しっかりした滑りにくい岩でしたが、それでも流石にエイヤっとクレパスを飛び越える気にはなりませんでした。
その後、この岩尾根の通過を諦めて、長合沢の頭との鞍部から桃木平方面に斜面を降りはじめましたが、ザレ場の急斜面で6mロープしか持ってきていなかったので途中で降下を断念し、登り返して遠回りだが安全な一般道を降りました。この日、2度目の撤退です。
そう言えば、観音山からの降りも計画では頂上から西の尾根を降るつもりでしたので、この日だけで3回も撤退(断念)したことになります
何れにしても、みんなの足跡があるからとか誰かが歩いたことがあると言うだけで自分も歩ける訳ではないと言うこと、初めての尾根はまず登ってみて自分が下れるかどうか判断すると言った基本的なことを改めて思い知らされた山行でした。
慣れとか慢心で油断していたのだと思います
どうもご心配おかけしました
これからも、安全に楽しく!です
mame302さん、こんにちは。コメントされている皆さんにもはじめまして、です。
当方の記録には拍手をいただいているのに、こちらは読み逃げばかりで心苦しく思っておりました。機会があればご挨拶できれば良いな、とグズグズしつつ日にちばかり経ってしまい。。
こんどはどこを歩こうか、両神山へつながる天武将尾根のもう1本北側はどうだ、と探索しているとやっぱりみなさんのところに 来てしまった次第です。
う〜ん難しそうですね。ナイフリッジの乗り換えがポイントのようですが、たしかにクライマーの領域みたいに思えます。「卦蕕魃曚┐襪海箸詫りません」って言われても。
https://minkara.carview.co.jp/userid/256635/blog/42192867/
高いところ&狭いところは苦手なので。どうしようか、二子山から両神山にしようか、などと悩んでおります。
.
ところで。コメントちゅうの「鈍感力=ある程度の危険は危険と思わずにすませる能力」って、過去に当方が記録で残したセリフなんですが。いえ、その程度なら誰でも言えるだろ、うぬぼれるんじゃない、ということでしたら伏してお詫びします
お〜お、montagna170さん、いつも楽しくレコを拝見させてもらってます。
コメント、ありがとうございました。
ヤマケイがメインのようですが、そちらの記録も見させてもらってますよ
探検隊のみなさんもmontagna170さんのことは良くご存知で辺見尾根のプチ遭難レコから一気通貫レコまで話題になっていました。鈍感力の件は確かにmontagna170さんのレコを見て頭の片隅にあったかもしれませんね。ただ、このワード自体は、私の記憶では10年以上前に流行ったワードでビジネス本も良く出ていましたので一般的なワードだと思ってます。
ナイフリッジですが、つい最近、enduro_fujiさんが詳細なレコをあげておられ、参考になりました。冷静に観察すれば、岩尾根の乗り換えポイントの弱点があるようです。
私の場合は、それが見つけられず、滑落のリスクを負ってまで無理する物でもないと撤退しましたが、登った岩場を戻るのも大変でした
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3074191.html
両神山までの一気通貫レコは、辺見尾根、梵天尾根に続き、シリーズ化されるのでしょうか 楽しみですが、あんまり無理はなさらないでください。
どうか、安全最優先でこの先もレコアップをお願いします
どこかの藪尾根でお会いできるのを楽しみにしております
mameさん、こんばんは。
それからmontagna170さん、はじめまして。
まずは無断引用ごめんなさい。ご指摘の通り、montagnaさんのセリフの引用でした。「鈍感力」便利なワードですが、ビジネスの世界では、社会的人間関係の煩わしさをいなす力なのですね。流石、博識のmameさんです。最近、仕事や子どもなどの事で頭を抱えることが増えてきてるので、ウイークデーで発揮したい今日この頃でした。
両神山が大好きな同好のmとして今後ともよろしくお願いします。
mame302さん、お返事ありがとうございます。
montblanc55にもコメントいただき、ありがたいことです。
やっぱりそうでしたか。一字一句違わなかったものですから(笑。いえいえ、引用していただきむしろ光栄です。
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バブルの最終盤に社会人になった世代なので、冬はもっぱらゲレンデスキーに通いました。斜度30度くらいの「上級者コース」を、仲間内でいちばん最後にやっと降りられるようになったんです(「お〜い●●くん、早く降りてこいよ〜」、黒い歴史のひとつ)。狭いところ高いところは本当に苦手でして。mame302さんのレコを共感をもって読ませていただきました。
そんなものですから両神山はじつは好きではなく(笑、苦手意識を克服するためのトレーニングの場です。よくよく足元を確かめながら安全登山に努めたいと考えています。
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