【越中一向一揆】井波〜牛岳【雄神の水資源】
- GPS
- 08:32
- 距離
- 28.5km
- 登り
- 1,401m
- 下り
- 1,377m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
・旧伊波駅の駅舎前でバスを下車。駅舎は立派だったけど人口密度を考えると鉄道経営は厳しかっただろうなと。賑わいがなく物寂しい場所から散策開始。
・木彫りの街として有名な伊波。メインストリートの八日町通りに木彫彫刻が何体も飾られている。個性的で世界遺産に選ばれてもおかしくないほどの魅力的な街なんだけど、観光客少なかった。外国人観光客には受けそうな街だから鉄道が存続していればなあと。
・越中一向一揆の拠点だった瑞泉寺へ。絵になるとても美しい寺院。北陸びいきだから一向一揆の史跡を観光すると胸が一杯になる。歴史の重みもあるしここも素晴らしい観光地でした。
・牛岳目指して歩く。途中、用水路がある所を通りかかる。ごく普通の用水路かもしれないけど見応え十分。大量の水が凄い勢いでザーザー流れる。落ちてくると言ってもいいほど豪快。雪解け水豊富な北陸ならでは。
・庄川沿いを歩いていると完成当時「東洋一のダム」だった小牧ダムが現れた。巨大ダムと云えば富山の象徴みたいなもの。一向一揆の史跡に続いて、豪快な雪解け水、そして巨大ダム。富山に来た甲斐あったなと、もう充分満足。
・赤い橋を渡ってショートカットして小牧側の登山口に取り付く。
・登り始めるとヒュッテなる小屋があった。ヒュッテの意味も用途もよく分からないけれど、もう放棄されているようだ。
・眺望の望めない登山道を進むと頂上に。グループ客がいたので邪魔しないよう炭酸ジュースを一気飲みしたら牛嶽大明神へすぐ移動。
・空気が霞んで眺望良くない。眼下に広がる山居村風景を楽しみにしていたけど残念な結果に。
・道が何本も通ってる二本杉駐車場に降りてきた。ここで帰り道を間違えそうになる。最初に選んだルートを進んでいたら最終バスに間に合わなかったかもしれない。一旦引き返して再確認して正解だった。
・滝を横目に進むと立派な展望台があった。登ってみるが相変わらずの霞み空。
・牛岳から離れて庄川沿いの道に戻ってきた。小さな集落を通りかかると記念碑が。「日露戦役記念碑」と記してある。集落の規模と比べるとかなり大きな記念碑でよく目立つ。百年ぐらい前は人口の多い栄えていた村だったのだろうか。
・閑乗寺公園に繋がる道を歩いていたら医王山がドーンと大きく現れる。一目ですぐに判別。金沢の反対側から見ても秀麗な形だなあと。何だか心が癒やされる山容。金沢人になってまだ一年しか経ってないけど、これが愛郷心というものか…。
・最終のバスが来るまで井波をブラブラ散策。鉄道が廃線になった地域特有の衰え感が微小だった。富山県は石川県と比較して貧富の格差が小さいと感じる。石川県にはある原発が、正力松太郎の出身地なのに富山県にはない理由の一つが分かったような気がする。最大の理由は水力発電立県だからでしょうけど、経済の強さも一因なんだろうな。
満足度:★★★★
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