初冬の北武蔵・関東百名山日帰りツアー（城峯山：西門平より鐘掛城〜城峯神社プチ周回）

2020年12月26日(土) [日帰り]

• GPS: 03:58
• 距離: 7.9km
• 登り: 716m
• 下り: 714m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:02
• 休憩: 1:25
• 合計: 4:27

7:24 西門平・関東ふれあいの道登山口
7:37 7:37 林道登山口
7:43 7:43 林道出合��
7:55 7:56 林道出合��
8:03 8:09 尾根鞍部
8:20 8:21 送電鉄塔上部・展望ベンチ
8:46 8:52 鐘掛城
9:05 9:06 石間峠
9:19 9:38 城峯山
9:51 9:53 天狗岩
9:57 10:31 城峯神社の鳥居
10:33 10:34 城峰山キャンプ場
10:48 10:53 石間峠
11:06 11:06 鐘掛城巻き道出口
11:16 11:25 鉄塔上ベンチ
11:34 11:34 林道出合��
11:40 11:40 林道出合��
11:51 西門平登山口

天候

終日快晴微風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

関越道・花園ICより皆野寄居有料道路経て西門平へ（路肩に車5-6台分の駐車スペースあり)、アクセス路の県道は途中狭隘区間あり、対向車注意

コース状況／危険箇所等

・コース中、要所に案内標識あり、特段の危険・不明瞭箇所ナシ（西門平から鐘掛城までの区間は途中林道を数ヶ所横断；関東ふれあいの道の指導標多数）
・鐘掛城〜城峯山鞍部の石間峠に東屋・トイレ・駐車スペース、神社手前の城峯キャンプ場に広い駐車場あり（城峯神社のトイレは冬季閉鎖中…）

その他周辺情報

・西門平より車で10分弱、「秩父八景」の一つ・秩父華厳ノ滝あり（無料駐車場あり、往復10分弱でお手軽観光可：日光の本家・華厳ノ滝のミニチュア版の雰囲気…）
・西門平より車で約15分、県道37号沿いに日帰り温泉「満願の湯」あり（大人1,000円、露天風呂・食堂、休憩・仮眠スペースあり、土産品コーナーも充実）

写真

12/26 7:19

本日のターゲットは、北武蔵の関東百・城峰山。西門平バス停の少し先、関東ふれあいの路の登山口標識あり。路肩の広いところに駐車し、冬の朝陽浴び出発！

12/26 7:22

登山口手前に、「門平の虫送り」の案内板あり。

12/26 7:28

麓の神社に安全登山のお詣りしていきます。

12/26 7:34

林道門平線、舗装道はここまで。

12/26 7:35

この区間、林道が崩壊。歩行者は問題なく通れます。

12/26 7:37

ここから、沢沿いの登山道へ入ります。

12/26 7:39

少し心細い木橋を渡ります。

12/26 7:43

一旦林道をクロス、再び山道へ。

12/26 7:50

お馴染みの関東ふれあいの路・棒磁石標識登場。

12/26 7:55

再び林道を横切り、この案内標識に沿って左の山道へ。結構上の方まで車道が伸びてますね。

12/26 8:03

尾根道の鞍部に出ました。クマ除けの鈴鳴らした後、ここで一休み。

12/26 8:19

送電鉄塔の上部、展望スポットあり。関東平野の雲上に浮かぶのは筑波山〜加波山地でしょうか。

12/26 8:35

鐘掛城手前の胸突き八丁。標高約900mですが、無風で程よい体感温度。

12/26 8:42

巻き道分岐通過。息が上がってきて、左のトラバース道が強烈に魅力的ですが、往路は鐘掛城方面へ…。

12/26 8:45

戦国時代の城跡・鐘掛城到着。何とか2ピッチで辿り着きました。本日最初の顕著なピークですが、展望はほとんどナシ…

12/26 8:50

ここは、武田軍の秩父侵攻の要衝だった由。風早峠方面の下山路あり。

12/26 8:53

鉄塔の建つ城峯山が見えてきました。結構ガッツリ下ります…〈汗〉

12/26 8:54

こりゃ帰りは巻き道ですな…

12/26 8:56

またまた巻き道出現。行きは右の尾根通しコースへ。

12/26 9:00

頑張って尾根を登ると、それなりのご褒美あり。馴染みの東西・御荷鉾山が樹間にドーン！

12/26 9:05

石間峠通過。駐車場、東屋・トイレあり。ここまで車で上がれば、ラクラク城峯山に登れますね…

12/26 9:18

城峯山頂着！超立派な電波塔の途中まで上れます。

12/26 9:21

まずは山頂標識で自撮り。

12/26 9:26

展望台に上がると、文字通り360°の大パノラマ！まずはこのところお馴染みの東西御荷鉾山、その後ろに真っ白な浅間。左には赤久縄山。

12/26 9:28

こちらは三峰からの雲取、甲武信岳方面。手前には堂々の両神山、右に御座山、その後方に雪雲を被った八ヶ岳。

12/26 9:31

こちらも、このところお馴染みの笠山から伊豆ヶ岳、大持・武甲山に至る奥武蔵の山々。

12/26 9:32

東に目を転ずると、10月に登った子持山が堂々の山容。赤城は何とか見えてますが、谷川や日光方面は雪雲襲来中…

12/26 9:36

冬枯れの尾根の眼下、城峯神社の立派な社殿が見えます。

12/26 9:43

城峯神社への下降路は、落ち葉フカフカの歩きやすいルートです。その先は少し急坂…

12/26 9:47

神社のすぐ上に、切り立った「天狗岩」あり。ザック下ろして登ってみましょう。

12/26 9:51

天狗岩登頂。心なしか、両神山が少し近づいた感じです…

12/26 9:53

城峯山頂からは少し見えにくかった榛名連山が、樹間からよく見えます。

12/26 9:57

城峯神社に参拝。平将門伝説の残る、由緒あるお社です。

12/26 9:59

苔生した狛犬クンも、何やら風格あります。初冬の陽射しが暖かい、神社境内のベンチでお楽しみ・弁当昼食タイム。

12/26 10:33

お腹も満たされ、秩父の山々の展望も堪能。帰路は立派な杉並木の参道を緩やかに下ります。

12/26 10:36

キャンプ場の広い駐車場あり、山頂直下のここまで車で入れます！

12/26 10:39

林道を少し進むと、南尾根下降点通過。入口は道標完備ですが、こちらを歩くハイカーは、鐘掛城コースや表尾根コースよりは少なめ…？

12/26 10:41

ここで林道城峯線に合流。左へ緩やかに登ると、程なく石間峠です。

12/26 10:48

石間峠帰着。疲れた脚に堪える車道歩きはここで終わり。東屋で少々休憩の後、帰路につきます。

12/26 10:58

帰路は迷うことなく右の巻き道へGo！

12/26 11:03

鐘掛城直下の分岐通過。左の登路は見上げただけでお腹いっぱい、ここも迷わず右の巻き道へ…

12/26 11:16

復路は快調に鉄塔上のベンチ帰着。筑波山もまだ頑張ってしっかり見えてます。身体も温まってきたので、クールダウン兼ね、ここでフルーツ缶休憩。

12/26 11:50

昼前に登山口帰着。古い庚申塔に無事下山の御礼。

12/26 12:11

下山後のプチ観光、秩父華厳ノ滝へ。観光客もチラホラ、マスク着け慎重に…。

12/26 12:13

落差・規模はさほどでもないものの、日光の本家に似た荘厳な佇まいです。

12/26 12:15

他に人もいないので、観光客っぽく自撮り…。

12/26 12:18

ここは秩父八景の一つ、全国の名瀑10位（地味な滝が多いような…詳細不明…）にも選ばれた由。

12/26 12:34

旅の終わりは定番の日帰り入浴、秩父温泉・満願の湯へ。ここでも入口で検温の上、マスク着用・手指消毒で感染防止に万全期します…

12/26 14:54

秩父からの帰路、国道299号ドライブの途中、芦ヶ久保のうどん茶屋に立ち寄り。手打ちうどんに炭火で焼いた鶏肉の付いた「きこりうどん」に舌鼓。

撮影機器：

arrows Be F-04K docomo FCNT

装備

備考

（消費水分量）ガッツギア１本、ポリタン水約400cc.［※昼食湯沸かし用］

感想

さとなお

今年の年末は職場の推奨もあり長めの休暇を取得するも、首都圏の感染者数急増で緊迫感高まる中、毎年恒例の家族揃っての帰省やスキーツアーも見送りの上、かねてより計画していた泊まりがけGoTo房総・名山ハシゴツアーをやむなくキャンセルする羽目に。関東平野は連日冬晴れが続き、山歩き自粛ストレスの鬱積に耐えかねて、急遽北武蔵の地味めの関東百・城峯山への日帰りツアーを企画・決行します。
　コース概況は写真キャプション記載の通りです。全体として歩きやすいお手軽なハイキングコースながら、城峯山頂名物の電波塔展望台からの大パノラマ、戦国時代の武田の古城跡、平将門伝説・秘話の残る伝統の城峯神社とそれなりに見所の多いエリアで、半日ツアーにしては十分楽しめました。結局、この日山中で出会ったハイカーは、トレランの方や城峯神社の参拝者など総計4名のみ（スライド時はマスク着用、ないし距離を取り背中向け待避)、帰路に立ち寄った日帰り温泉「満願の湯」もガラガラで、冬枯れ期も豊かな大自然の中、幸いこのエリアの人類由来のウイルス密度は相当に低そうでありました。
　これにて山歩きの虫もどうにか収まり、年内は自宅巣ごもりと大掃除で年越しとなりそうです。ヤマレコユーザーの皆様も、どうぞ穏やかで良いお年をお迎え下さい。来年こそは、どうかコロナを気にせず、心おきなく家族旅行や親しい仲間との山登り、観光の楽しめる年となりますように…！